第93話、第94話、第95話は決戦の日当日を前編、中編、後編の3つ繋げて行います。
そのあと、第96話は今回に繋がる暁依たちの視点なのでまた柊は主役から外れます。
第97話は調整用の短編、第98話は一般的に
第99話は短めの長編小説
第100話は長めになります。
おっと、前書きが長くなりましたね。それでは登場人物のあと本編へ!
今回の登場人物
月島柊
月島胡桃
妹9名
月島暁依
立川絢梨
立川絢香
白雪凪沙
以上15名
俺は絢梨が剣を作っているのを待ってる間、かりなと胡桃のところに行った。早いと今日治るかもしれないし。俺はまず胡桃の部屋に向かった。
「胡桃、大丈夫か」
「柊くん…ちょっと来てぇ」
俺が胡桃に近付くと、胡桃は俺をギュッと抱いた。
「あ、いいな。これで、死んでもいいかも…」
「っ!死んじゃだめだ!」
「ん?冗談だよ」
俺は胡桃が言った言葉に大きく反応した。
「そうだよな…」
俺は部屋から出ると、あることに気付いた。
「死ぬ」という言葉に敏感になっている。これじゃあ、かりなのところに行ってもこうなるに決まってる。俺は1階に降りて、椅子に座った。
「柊くん、気付いたんだけど」
なぎが俺に寄ってきた。何に気付いたんだ?
「敏感になってない?死ぬって言葉に」
合ってた。俺はなぎを抱いた。
「なぎ、頼むから、しばらくこのままで…」
「いいよ。なんか柊くんのお母さんみたい」
なぎは俺の頭を撫でている。そんなことまですると、本当のお母さんみたいだな。
「辛いよね。」
背中を優しくポンポンと叩いた。保育園とかでよくあるやつだ。これ、昔から眠くなるんだよなぁ。
【白雪凪沙視点】
私が柊くんの背中をポンポンと叩いていると、柊くんは私の肩に頭を乗せて寝てしまった。子どもみたい。私は自分の部屋に連れ帰ろうとした。誘拐みたいだけど、いいよね。
「柊くん、どうしたの」
絢梨ちゃんが絢梨ちゃんの部屋から出てきた。
「寝ちゃったから、連れてこうかなって」
「ちょっと貸して」
私が起こさないように柊くんを持って、絢梨ちゃんに渡した。
「私、剣も渡さないとだから寝かせとくね」
「うん。ありがとう」
絢梨ちゃんは柊くんを抱き抱えて絢梨ちゃんの部屋に連れていった。絢梨ちゃんだったら柊くんを寝かせられそう。安心して渡せた。
【立川絢梨視点】
私は柊くんをベットに寝かせると、私は剣を作り始めた。最後の1本だった。
1本が作り終わると、私は寝ている柊くんの上に乗っかった。柊くんは仰向けで寝たまま私は顔を近付けた。
「柊くん…かっこいい…」
私は柊くんの口を触った。気持ちいい感触だった。
その時、ドアを開けて、絢香ちゃんが入ってきた。
「絢梨!やめなさい」
「はーい…柊くん起こしていい?」
絢香ちゃんは首を縦に振った。私は柊くんを揺さぶった。柊くんは少しして起き上がった。
「あぁ…おはよう。」
「朝じゃないよ。もう10時」
私は剣立てにあった剣12本を柊くんに見せた。
「10本は妹さんたちの。あと1本は柊くんの」
「ん?俺のはもうあるぞ」
違う。私の気持ちがこもった剣を2本作ったのだ。
「気持ちを混めた剣。2本あるから使って。あと」
私は柊くんの肩に拳を当てて言った。
「絶対に勝ってきて」
柊くんは私の拳を掴んで言った。
「勝つよ。胡桃とかりなを救うんだから」
「勝って、祝わせてよ」
横にいた絢香ちゃんも勝つように言った。柊くんは少し笑った。
「盛大に祝おう。みんなで」
「絶対ね」
私は柊くんを部屋の外に出した。もうそろそろ柊くんは戦場に向かうのだから。最後くらい、見送りたい。私は隣の凪沙ちゃんも呼んで、玄関に行った。胡桃ちゃん、かりなちゃんは呼ばなかった。柊くんが行きづらいと思って。
「頑張って。」
「あぁ。パーティーの準備しとけよ」
「うん!」
柊くんは玄関のドアを開けて外に出ていく。歩いて深谷駅まで行くんだ。
「じゃあ、行ってらっしゃい!」
みんなで手を振った。柊くんは右手を挙げた。あれが柊くんの返事だったんだろう。
柊くんは角を曲がり、見えなくなった。帰ってくると、私は信じている。
「絶対、帰ってくる」
「うん。絶対。」
みんなも信じていた様だった。
私たちは胡桃ちゃんとかりなちゃんの様子を見ることになった。多分あと1日で体調が急変するから。
【月島柊視点】
俺はみんなに送られて家を出ていった。深谷駅からは10:42発湘南新宿ライン特別快速小田原行き。これで暁依たちが待っている、大宮に向かう。
(気持ちを背負って、勝たないとな)
電車は時刻通りに深谷駅を出発した。途中、籠原、熊谷、鴻巣、北本、桶川、上尾、大宮に停車する。所要時間は約45分。普通列車より8分早く着く。
途中熊谷には10:56
鴻巣11:07
上尾11:19
大宮には11:26に到着した。6番線に着いた電車から俺は降りた。改札口で10人が待っていて、暁依が手を挙げていた。俺は改札を出て、暁依の方に向かった。
「気合はあるな」
「もちろん!」
彩夏が言った。
「家族を救うんだからな。」
そういえば、彩夏がいるんだったら彩はどうしてるんだ?
「彩はどうしてるんだ」
「春菜に任せた。行こうぜ、柊」
俺は改札から歩き出した。作戦会議で廃ビルに集まるのだ。まずは、どうするかを考える。
どうだったでしょうね?少しいつもより長い1902文字でした。次回は1600かもしれませんが、お楽しみに!
多分製作過程を書いてるのは俺ぐらいかな?
製作過程
《font:315》8:53開始
9:06~9:20休憩
10:10午前中投稿に決定
10:42暫定終了
10:45第1回一部改良
10:53前書き、後書き、題名決定
10:54、11:20投稿に決定
10:55投稿予約小説に追加
予定
11:00第92話製作開始
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