ISの世界に来た名無しがペロちゃんと命名されてから頑張る話   作:いつのせキノン

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遅くなりました。番外編です。リハビリ用に書いたので短いですがどうぞ。タイトル通り酷くどうでもいい話、本編にかすりもしないので見る必要性がそんなにない。雰囲気を楽しんでいただければ幸い。

近況とか諸々についてはあとがきで。


番外編
特に実のない日常のお話


 

 のっけからどうも、ペロちゃんです。

 

「喉乾いたでござる」

 

 喉の渇きを覚えてふらふら~っと基地のキッチン……これ駄洒落認定されるんだろうか。

 まぁともかく、喉が渇いたからキッチンに来た。今日は束さんのお料理当番日。最近ようやくレシピ通りに作ることを覚えてくれたので俺のお付きも必要なくなった。因みに今はカレーを作ってるところだ。

 

「んー、スポドリあったっけなぁ」

 

 炊事場横、黒い冷蔵庫の一番上をオープン。飲み物飲み物……。

 

「スポドリがないやん」

「ん? あれ、もう切らしてたっけ」

 

 束さんが手を止めてやって来た。もうあとは煮込んでルーを投入するだけみたい。うんうん、カレーが作れるようになれば、あとの料理は大抵どうにかできるからね、いい進歩だ。

 

 ってそうじゃない。

 

「ぬーん。麦茶もまだ作ってるとこだし、こりゃ買い出しかな」

「くーちゃんの苺ミルクあるよ?」

「いやぁ、濃いのは渇いた喉にゃキツイんでっせ」

「そう?」

「そう」

 

 乳製品系のはちょっと喉に引っかかる感じあってなぁ。俺的にはスポドリとかのサラッと飲める系がいい。

 しかし今はないので仕方なし。水道水でも飲もう。食器棚からコップを拝借しまして~っと。

 

「そういえばペロちゃんって毎度スポドリとかしか飲まないよねぇ」

「ん? んー……確かに、言われてみればそうだ」

 

 基本的に、500mlのスポーツドリンク系統を色々と買い漁ってストック、って感じだ。

 

「グリーン○カラ、○クエリアス、ポ○リ……よく飽きないね?」

「まー種類多いからね、ちょっとした味の違いだよ。たまにレモン味のやつ間に挟んだりしてね」

 

 個人的にレモン味のやつは好きだ。たまに箱買いもする。

 

 コップ二杯ほど水を飲んでると、束さんは不思議そうな顔で俺を見てた。

 

「思い返してみるとさ、ペロちゃんが炭酸ジュース飲んでたりするとこ全然見ないんだよね。お酒は結構一緒に飲んでるからわかるんだけど」

「そうさねぇ……もう半年くらいはご無沙汰かも」

「別に嫌いって訳じゃないんでしょ?」

「そりゃもちろん。ただまぁ勧んで飲むってのは中々ないねぇ。基本的にスーパー行って、安いやつ買おうってなると大抵スポドリに落ち着く。ほら、あの業務スーパーで取り扱ってるやつ1本50円しないし」

「意外とケチ臭いよね」

「中途半端な貧乏性なんだろ、きっと。消費物にはあまり金かけたくない性質(たち)でね」

 

 でも、こう、形として残る物には金をつぎ込みたくなるタイプだ。本とか、電子機器とか。まぁ妥協して最低限の機能の奴とかにするんだけど。あれ、やっぱりただの貧乏性か……?

 

「少しは贅沢してもいいんだよ? 別に50円が100円になっても大して変わらないし」

「束さん、たかが50円、されど50円。100円なんて倍だぞ?」

「ペロちゃん、それもうただの貧乏性だよ。中途半端とかないよ」

「いいよ貧乏性で、老後のために貯めるんだ」

「ペロちゃんまだハタチなんだから老後とか早いよ……」

「おじさん臭いって?」

「言ってない」

 

 知ってる。

 まぁ、下手に若造に見られるよか、少し歳食ってる方が個人的にはいい。

 

 と、他愛もない話をしてたらくーちゃんがやってきた。

 

「あ、今日はカレーですか?」

「そーだべ、束さんの修行だ」

「カレーなら安心して食べれますね」

「くーちゃんいつから精神的に抉るジョーク覚えたの……?」

「大体お兄様の所為です」

「そこで俺に全部責任擦り付けるのね」

 

 悲しい……束さんのデコピン痛い……。

 

「そういやくーちゃんはどったのさ」

「はい、ちょっと何か飲み物が欲しいなと思いまして」

 

 なるほど、苺ミルクか。

 

「はい、苺ミルクですけど」

「くーちゃんは苺ミルク好きだよね」

「そうですかね? まぁでも、乳製品系は結構好きです。バナナオレとか、飲むヨーグルトも」

「ほほぅ。炭酸系はあんま飲まないんか」

「はい。ピリピリするのはちょっと苦手です」

 

 炭酸苦手なのかぁ。炭酸……しばらく飲んでないなぁ。久々に買ってみるか。

 

「束さんは好きなのとか苦手なのはあるん?」

「そーだねぇ……特に嫌いなのは無いかなぁ。果物系ジュースはよく飲むねぇ、桃とか」

「甘いの好きですよね」

「そう言えばカクテル好きだもんな、束さん。日本酒とか飲まねぇし」

「それはペロちゃんもでしょ? あまりキツい奴は苦手なんだよ。ワインとかはイケるんだけど」

「ワインかぁ、アレ意外と俺にはキツいんだよなぁ」

 

 多分、匂いの方がダメなんだと思う。

 

「お二人はお酒をよく飲まれますけど、お好きなのですか?」

 

 くーちゃんがお酒に興味あるらしい。

 

「束さんは飲むの好きだよ」

「俺は好きって程じゃないけど、何だかんだで飲めるからちょくちょく束さんに付き合ってる感じだな」

 

 気付いたら世界中の色んな酒を飲んでた。大体束さんが倉庫で眠ってるのを引っ張って来るんだ。

 

「お酒は結構苦いと思うんですが……」

「ビール舐めた時、くーちゃんすごい顔してたもんね」

「予想以上に苦かったんです……」

「まぁアレがクセになるんさ。ビールしかり、チューハイしかり、リキュールしかり」

「体質的に結構飲まないとだけど、ふわふわした気分になれるのも良いね。研究が行き詰まった時は力が抜けるし」

「あー、たまに部屋の端っこに酒瓶やら缶やらが散乱してたのはそのお陰か……」

「すごいアルコールの匂いしますもんね……」

「たまには自棄酒したくなるんだよぅっ」

「女性の尊厳を守る程度に抑えた方が、とは思いますが」

「未成年のくーちゃんに言われるとぐぅの音も出ない」

「自覚はあるのね」

「次からはちゃんと片付けるから……」

「そのままだとあれだよな、よくある独身OLの片付かない部屋を思い出す」

「やめてー束さんのだらしなさ暴露は心に来る」

 

 次に期待したいものである。

 

「っと、そうだ、買い出しだ。二人とも何か要望とかあるか? スーパーまで行くけど」

「そーだね、明日の朝ごはんの分とかいるかもね。あと束さんに飲み物」

「いつもの果汁100%でいいよな。味は?」

「んー、ミックス!!」

「オーケー、牛乳と一緒に買ってこよう。くーちゃんは苺ミルク?」

「あ、今回はコーヒー牛乳でお願いします」

「ほいほいコーヒー牛乳ね。じゃあ後は適当にパンを見繕っておこうか。あ、それとも作る?」

「粉も切らしてた気がするから、今回は買ってきてもらおっかな。適当に薄力粉とか強力粉もお願い」

「明日の昼の分はどうするよ?」

「カレー多めに作ったし大丈夫でしょ。それとも何か食べたい?」

「俺は特に。くーちゃんはリクエストあるか?」

「私も大丈夫です」

「じゃあいいね。無くなりそうだったら適当に余り物もあるからそれでいいし」

「何かあったっけか。一応適当にカップ麺とか買っとくわ」

 

 味は何がいいかなぁ。最近はラーメン食ってないし、何でもいっか。久々にラーメン外食もしたい。

 

「束さん豚骨がいーなー」

「私は塩で」

 

 塩と豚骨ねー。じゃあ俺は間をとって焼きそば買おう。何の間をとったのかは知らん。追加で醤油とか味噌も買っておこう。ラーメンは後日のお楽しみにとっておく。

 

「そんじゃあカレー出来上がる頃には帰ってくるわ。飯が炊けんのは30分後くらいだろ?」

「そんくらいだねー」

「オッケー。じゃ、行ってくる」

「いってらー」

「行ってらっしゃいませ、お兄様」

 

 

 

 

 

 




とても忙しい。

7月以来です、お待たせして申し訳ない。

3000文字ないですが、取り敢えず番外編でした。
長らくペロちゃん達を書くのから離れていてどう書けばいいのやらと詰まり、何となく頭に浮かんだ話を書き連ねました。普段はこんな感じで喋るだろうなってのをイメージしてます。雰囲気が掴めれば万々歳。
実は前々から書きたかった番外編とは全く違う内容で2日くらいでさらっと書きました。本当だったらペロちゃんTSさせたらどうなるんだろってやつ書きたかった。途中で力尽きた……。

近況。
正直なところ、年度末まで余裕ないんじゃないかって思ってます。大体研究が上手くいかないのが悪い、ようは私の要領が悪い。如何ともしがたい……。
本編更新はよっぽどの奇跡でもない限り厳しいです。本当に申し訳ない。こんな作品でも2600人くらいの方がお気に入り入れてくれてるらしいので、書きたいのは山々、時間と予定はそれを許さず。どうにかしたいものです。

次回更新予定、未定。年末に1話くらい更新したいけど……。

ありがとうございました。
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