マギアレコード 偽書e/s memorys   作:ジャックノルテ

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第11話 だから私は改めて言います

第11話 だから私は改めて言います

□25 神浜市の隣町 常安寺近辺 マギウスに対する裁判と同じ時期

 

 

 

 その日も改革派Eは学校からの帰り道を当たり前に歩いていた。

 制服姿の彼女は自身の個性を周囲に見せない様に振舞っているのは確かだった。

 

改革派E「!」

 

 驚き足を止めた視線の先には私服姿の七部セナ=ナナツメがこちらに向かって歩いて来ていた。

 

七部セナ「・・・・・・・」

 

改革派E(なんで黄羽根が?もうマギウスの翼は解散状態だって噂があるけど・・・・・。私に用がある訳じゃないよね)

 

 だが七部セナは真っすぐに改革派Eの前に歩いて来た。

 

七部セナ「元黒羽根の改革派だな」

 

改革派E(どうして!? そうだ!あの時、顔を見られていた・・・・・)

 

 彩月の策略で裏切りが露呈した際に改革派Eは七部セナの攻撃を受けて素顔を晒してしまっていた。

 

改革派E「どうして・・・・・・」

 

七部セナ「お前に用があるから探した。マギウスには羽根の素性を纏めたファイルがあるからな」

 

改革派E「私に用があるん・・・ですか?」

 

七部セナ「そうだ。改革派のメンバーを探したがお前しか見つからなかった。話を聞かせろ」

 

改革派E「じゃあそこの路地裏で」

 

 改革派Eに促されて七部セナは路地裏に向かった。

 

七部セナ「改革派のメンバーは何処にいる?」

 

改革派E「何処にもいません」

 

七部セナ「どういう事だ?」

 

改革派E「全て菖蒲彩月さんに殺されました」

 

七部セナ「殺した?」

 

改革派E「不意打ち。正面切っての戦闘。奇襲に闇討ち。出来る事を全て行って殺害しました」

 

七部セナ「そうか。ならお前は何故それを知っている?お前も共犯か?」

 

改革派E「共犯ではありません。彩月さんは私の事は見逃すと。私は昔馴染みだからだそうです」

 

七部セナ「昔馴染み?」

 

改革派E「彩月さんと私は小学一年生の時に同じ劇団に所属して舞台で演技していました」

 

七部セナ「・・・・・・・」

 

改革派E「後から聞いたんですが、その劇団は近年立ち上げられた新規の劇団で私と彩月さんは子役として参加しました」

 

七部セナ「・・・・・・・」

 

改革派E「その劇団で初の舞台を上演する事になって私と彩月さんも参加する事になりました。彩月さんは同級生をいじめる生徒役で。私は同級生の一人を演じました」

 

七部セナ「・・・・・・・」

 

改革派E「その劇団は立ち上げられたばかりと言うのもあってかなり慌ただしくて所属する人の人間関係も決して良いとは言えませんでした」

 

七部セナ「・・・・・・・」

 

改革派E「監督は演出の人を良く怒鳴っていて、ベテランの役者さんが若い主役の人の演技を嘲笑して、大道具と衣装での言い合いが耐えなくてかなりギスギスしてました。でも流石に私や彩月さんと言った子役の演技に悪影響が無い様に配慮はしてくれていました。でもそれが良く無かったのもかも知れません」

 

七部セナ「・・・・・・・」

 

改革派E「恐らく彩月さんにとってその子役に悪影響を与えない様に保護する様にしてしまったから周囲を観察させやすくしてしまったんだと思います」

 

七部セナ「・・・・・・・」

 

改革派E「舞台の上演が近付いて来た時に関係者をお客に見立てて本番の様な状況で舞台を一度通しで上演する事になったんですけど・・・・・・」

 

七部セナ「・・・・・・・」

 

改革派E「途中まではちゃんと進んでいたんですけど、彩月さんがいじめの演技をする時に・・・・・。アドリブで監督が演出の人を怒鳴るのを真似て、ベテランの役者さんが主役の人を嘲笑する仕草を真似て見せて、ワザとらしく衣装や大道具の人の言い合いを真似て演技し始めたんです」

 

七部セナ「・・・・・・・」

 

改革派E「みんな見ている内に心当たりがある人は顔を引きつらせました。何とか舞台は終える事が出来たんですけど・・・・・・。関係者の人は彩月さんの演技を絶賛したんですけど、関係者の人が帰った後でみんなが言い争いを始めてしまって・・・・・。それが原因で劇団は解散してしまいました。私も彩月さんの演技を見て自信が無くなって演技の方はもう・・・・・。ただ彩月さんは私の事を覚えていてだから見逃してくれたそうです。二度と神浜市に来なければ危害は加えないと」

 

七部セナ「そうか・・・・」

 

改革派E「もし他の改革派の事を訪ねる人が来たら彩月さんがやった事を話せば良いと言われていました」

 

七部セナ「お前の事情は分かった」

 

改革派E「だから私は改めて言います。神浜で何が起ころうとこれ以上は関わる気がありません」

 

 怯えた表情をしながら改革派Eっは七部セナに向かってそう宣言した。

 

七部セナ「分かった。もう用は無い」

 

改革派E「・・・・・・・・」

 

 

□26 風見野市内 風見野中学周辺 マギウス裁判と同じ時期

 

 

 七部セナは私服姿で風見野中学の近辺にいた。

 

七部セナ(彩月の事を探るなら同じ中学の生徒を当たる方が速い・・・・・)

 

 帰宅する生徒を吟味する七部セナ。

 

七部セナ(前に彩月の制服に付けられた学年証と同じクラスは・・・・・。アイツか)

 

 たまたま近くを通りかかった男子生徒を見つけると直ぐに近付き追い越し前から向き合う。

 

七部セナ「お前。菖蒲彩月と同じクラスだな」

 

男子生徒「・・・・・。何だよ。アンタ」

 

七部セナ「菖蒲彩月について知っている事を全て教えろ」

 

男子生徒「!! 話す事なんかねえよ」

 

七部セナ「暴力を振るった方が速いか?」

 

男子生徒「何なんだよ!?アンタ!?」

 

 後ずさりして男子生徒は走り去ってしまう。

 

七部セナ(無駄な事を)

 

 追おうと走り出そうとする七部セナ。

 

??「待つさ」

 

 七部セナの少し離れた路地から女子生徒が話しかけて来た。

 その女子生徒の学年証は彩月と同じ物だった。

 

??「彩月の事ならあてが話してやるさ」

 

七部セナ「何者だ?」

 

??「石菖香乃木。彩月の友達さ」

 

七部セナ(クラスメートなら問題は無いな)

 

七部セナ「分かった。菖蒲彩月に関して話を聞かせろ」

 

石菖香乃木「話はそこの公園でいいさ」

 

 風見野中学の近くにある公園に移動する二人。

 

七部セナ「何故、小生の話に応じた?」

 

石菖香乃木「彩月の話を聞きたい人間が珍しいからさ。あんな事があったのにさ」

 

七部セナ「あんな事?」

 

石菖香乃木「それを知りたかったんじゃないんさ?」

 

七部セナ「・・・・・・・。菖蒲彩月に関する事なら聞こう」

 

石菖香乃木「その前にあてと彩月とは友人やけど今は会ってないさ。彩月が学校に来ないからさ」

 

七部セナ「いつから来ていない?」

 

石菖香乃木「もう2,3カ月は来てないさ」

 

七部セナ(!? アイツ・・・・・。改革派と揉めた後に学校へ行ってないだと)

 

石菖香乃木「どうしたさ?」

 

七部セナ「続けてくれ」

 

石菖香乃木「彩月が学校に来なくなったのは単純にあんな事件を起こしたからさ」

 

七部セナ「どんな事件だ」

 

石菖香乃木「彩月が原因で教師と生徒が傷付いたのさ」

 

 

 石菖香乃木が七部セナに語ったのは以下の様な事だった。

 彩月と石菖香乃木のクラスには仲のいい男子生徒、FとG(仮名)がいた。

 FとGは仲が良く毎日つるんでいる様子を周囲に見せていた。

 その二人と仲の悪いHと言う生徒がいて切っ掛けがあれば常に言い争いをしていたが、最終的に二人がかりで責め立てるFとGにHは悔し気な様子を見せていた。

 暫くして最初の事件が起きた。

 Hが階段から落ちて意識不明の大怪我をしたのだった。

 落ちた瞬間に近くにいた生徒はおらず状況的にもただの事故だと思われた。

 だが暫くするとクラス内で妙な噂が流れ始めた。

 

 

 Hが階段から落ちたのはFとGが付き落としたと言う内容だった。

 

 

 初めは誰も信じなかったが突然、担任が放課後にFとGを個別に呼び出している姿が目撃されて信憑性が高まってしまった。

 

石菖香乃木「誰が言ったのか知らないのかHが落ちた時に近くを走るFとGを見たと言う話も上がったのさ。そうした話が徐々に広がっていったのさ」

 

七部セナ「・・・・・・・」

 

石菖香乃木「それにクラスの担任は人の選り好みが激しい人だからさ。担任はGの事を気に入っていたからこれを機会にFと切り離そうと目論んだのさ」

 

 それから担任はあからさまにFを犯人と見なす発言を繰り返す様になっていた。

 FとGはそれでも互いを気にかけていた。

 

石菖香乃木「でも決定的な事が起こったんさ。あても後から聞いたんだけどさ」

 

 ある日の昼休みにFが廊下を歩いていると空き教室から担任とGの声が聞こえて来た。

 

担任「いいか。こんな噂が出た以上はもう助かるのは一人だけだ」

 

G「でも・・・・・。俺は」

 

担任「俺はお前を買っているんだ!これからは自分の事だけを考えろ!俺がお前を助けてやる!」

 

G「分かりました。先生の言う通りにします」

 

F(アイツ・・・・・・)

 

 それを聞いたFは思わずその場から離れた姿を多くの生徒が目撃していた。

 Fはその日は教室に戻る事は無かった。

 次の日の朝に遅刻ギリギリの時間にFは教室に姿を現した。

 既に教室ではホームルームが始まり担任もいた。

 

F「おはようございます」

 

担任「何だ!こんなギリギリで来るなんてな。見た所、随分と急いだようだがやっぱり走りに自信があるんじゃないのか?」

 

F「何が言いたいんですか?」

 

担任「その足ならHを落とした後に逃げるのも簡単じゃ無いのか?」

 

F「俺がやったって言うんですか?」

 

担任「そうだ!お前がHを落とした事をGに押し付けようとしている事も知っているんだよ!」

 

F「何言って」

 

 その時、FがGの事を見るとGは驚いた様子を見せていた。

 

G「待って下さい!先生!それは」

 

担任「G!ここで庇ったらお前も犯人にされるぞ!F!お前もいい加減に罪を認めろ!Gに罪を着せようとして恥ずかしく無いのか!?」

 

F「俺は・・・・・・」

 

 昨日の会話もあってFにはGが庇おうとした事が担任と共謀している様に思えたのかも知れなかった。実際の所、GがFを庇おうとした事に一部の生徒から好感があったのは確かだった。

 

F「お前だけ助かろうとしやがって!」

 

G「F!?」

 

F「とぼけんなよ!担任の言う通りに俺をはめようとしてんだろ!」

 

G「それは」

 

F「ふざけんな!」

 

 Fは制服のポケットから出した金属製のボールペンを握り締めてGに向かって走り出すと喉に向かって突き刺した!

 

G「ッア!?」

 

 悲鳴にならない悲鳴を上げてGは喉から血を流してその場に倒れる。

 

担任「F!遂に本性を現したな!やっぱりお前が付き落としの犯人だ!俺に送られた匿名の告発文の通りだな!」

 

 担任には抑え切れない醜い笑みが浮かび上がっていた。

 

担任「大人しくしろ!もう逃げ場は無い!」

 

F「ウワアアアアアアアアア!」

 

 ボールペンを滅茶苦茶に振り回すFから生徒たちは距離を取る。

 

担任「俺が取り押さえてやる!」

 

 担任が果敢にFに向かおうとした時に担任は何かに急に躓く。

 

担任「なっ!?」

 

F「!?」

 

 担任はそのままの勢いでFに覆い被さる形で倒れてしまった。

 皮肉にも倒れた担任の肘が勢いをそのままに頭に当たったFは気絶してしまった。

 教室内は大騒ぎとなりGはそのまま病院に運ばれFと担任は別室へ連れて行かれて学校は臨時休校となってしまった。

 

 

石菖香乃木「そして問題を引き起こしたFとGはそのまま転校させられてこの問題は終わったとさ」

 

七部セナ「この話の何処に彩月が絡んでいる?」

 

石菖香乃木「それはここからさ。それから暫くして学校は再開したけどFを取り押さえた事で英雄扱いさ。そんな時に意識不明だったHが意識を取り戻してまた学校に来たんさ」

 

 

 朝のホームルームで担任は上機嫌にHが再び登校して来た事を喜んでいた。

 

担任「H。大丈夫だったか!?」

 

H「はい・・・・・。心配を掛けました」

 

担任「もう心配する事はないぞ。お前を突き落としたFとGはこの学校にはいない!」

 

 担任はFとGが転校した事で両方を犯人扱いすると言う変わり身の速さを見せていた。

 

H「何の事ですか?」

 

担任「何の事ってFとGがお前を突き落とした事だ」

 

H「えっ?僕が落ちたのは単に足を滑らせただけですよ?」

 

 真顔で答えるHの表情に嘘は無かった。

 

担任「そんな筈は無い!現にFが暴れてGに怪我をさせたんだ!それにお前が落ちた階段の近辺でFとHが逃げるのを目撃されているんだぞ!」

 

H「いえ。僕が落ちたのは単なる事故ですよ」

 

 Hに表情には困惑が大きくなっている。

 

担任「いいや!FとGがお前を突き落としたんだ!お前は何か勘違いしているんだ!」

 

H「何を言って・・・・・。そりゃ嫌いな奴がいなくなって良かったですけど」

 

担任「もうFとGはお前を突き落とした犯人なんだ。そして俺のお陰でクラスに平和が戻ったんだ。全員、俺に感謝していれば良いんだ!」

 

 有無を言わさない担任の様子に生徒達は何も言えない様子だった。

 その中で彩月は唯一、興味が無さそう余所見をしていたが、笑みを浮かべると口を開いた。

 

彩月「はっ。何を言うとるんやろな」

 

 ハッキリと分かる声でそう告げたのは菖蒲彩月だった。

 

彩月「単なる事故を馬鹿みたいに盛り上げて・・・・・。担任の先生は英雄気取りで笑えるなあ」

 

 挑発する様子を隠す事無く彩月は座っていた椅子から立ち上がる。

 

担任=先生「何だ。菖蒲。何が言いたいんだ!?」

 

 

彩月「だってウチが全部仕組んだんやから」

 

 

 言いながら右手でピースをする彩月の人差し指には魔力を帯びた指輪が輝いている。

暫くの静寂の後にまず声を発したのは担任だった。

 

担任「はっ?」

 

彩月「楽しかったで。先生やクラスの連中がウチの策略通りに滑稽に動き回るさまわ」

 

担任「何を言っているんだ?」

 

彩月「先生。そもそもFとGがHの落ちた場所から逃げたと言うのはウチが付いた嘘やで」

 

担任「!?」

 

彩月「それを噂として広めたのもウチやで。いやー。大変やったで。偽のネット掲示板の画像を借りたスマホでクラス全員に送りつけて、クラス全員や担任の所に捏造写真や手紙を大量に送り付けたのも手間やったで」

 

担任「まさかあの告発の手紙は!?」

 

クラスメート「私に送られた画像は」

 

クラスメート「前に聞いた噂話って」

 

クラスメート「廊下で聞いた先生とGの会話って」

 

彩月「そうやなあ。ウチが録音した先生とGの会話。それにウチの声真似を追加した音声をタイミング見計らって流してあげたなあ。効果抜群やろ。クラスの殆どは先生とGが共謀してると信じとったようやしなあ」

 

 嫌に丁寧に自慢げに手口をはしゃぐように喋る彩月。

 

彩月「本当にFは可哀想やなあ。Gは先生の話に乗らんかったのになあ。乗ると言えば先生の足を引っ掛けてFに乗せてあげたのもウチやで。先生はGがお気に入りだったけど転校と言う形で切り捨てたんやろ?お笑いやな。ハハハハハハハ!」

 

 笑顔で担任をあざ笑う彩月に担任の顔が真っ赤に染まって行く。

 

担任「菖蒲!貴様あ!」

 

 雄叫びの様に叫ぶと同時に担任は彩月の顔面を殴りつけた。

 何度も何度も笑みを浮かべる彩月の顔面を殴りつける!

 それでも彩月の笑みは消えない。

 クラス内で大きな悲鳴がこだましてやがて担任は他の教員に取り押さえられ彩月から離される。

 

教務主任「何をしてるんですか!?生徒に暴行をするなんて!?」

 

担任「うるさい!アイツを殴らせろ!」

 

教務主任「あなたは教師でしょうに!?」

 

担任「気に入らないヤツは生徒じゃねえ!!」

 

教務主任「教師の言う事ですか!?」

 

 教務主任達に取り押さえられながら担任は叫び続ける。

 それを見ながら彩月の瞳は冷めていた。

 

彩月「・・・・・。つまらん教師や」

 

担任「貴様!!」

 

 顔面傷らだらけの彩月が小さく呟いた言葉に更に怒りを示す担任。

 

彩月「やられっぱなしは性に合わないんや!」

 

 駆け出し彩月は右手の人差し指と中指を突き出して担任の顔面に向ける!

 目潰しの動きに怒りで真っ赤に染まっていた担任の顔が恐怖で歪む。

 だが彩月の指は担任の顔面寸前での所で止まった。

 

担任「っ~~~~~~~~~~~~~~~」

 

 声にならない悲鳴を上げて腰から崩れ落ちる担任。

 

彩月「アホか。殴る訳無いやろ。手が汚れてまうわ」

 

 笑みを浮かべながら語る彩月の顔は殴られていた筈なのに傷が和らいだ様に見える。

 

彩月(思わず魔力使って回復してもうたな。まあええか)

 

彩月「馬鹿らしいから帰らせて貰うで」

 

教務主任「君!待ちたまえ!」

 

 教務主任の言葉を無視して彩月はそのまま教室から出て行った。

 

 

 

石菖香乃木「それが彩月の行った事さ。それから彩月は学校には来てないさ。あんな事をした彩月はクラスにとってタブーとなったのさ」

 

七部セナ「それは何時の事だ?」

 

石菖香乃木「確か3カ月位前だったさ」

 

七部セナ(確か彩月に魔法を与えた後・・・・・・・。アイツは裏でそんな事をしていたのか・・・・・・・)

 

七部セナ「そうか。聞きたい事は聞いた」

 

 そう言って七部セナは風見野中学の方向へ歩いて行く。

 

七部セナ(これで風見野での調査は終わった。次は見滝原を経由して別の場所へ)

 

 七部セナの足はバス停へと向かっていた。

 

 

 

 

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