【any%】がっこうぐらし隠しルートRTA 【キャラ視点マシマシ】   作:わさべ。

3 / 8
兄貴達、感想ありがとナス!!

そのおかげで筆がノリにのってパパパっと仕上がりました。


8000文字超えたのも全て兄貴達のおかげです!!本当にありがとナス!!



(自分でも、こんなにも書けるとは思っていなかったので初投稿です)








2日目

好感度イベが起こらなくてレベルがまだあがっていないRTA、はっじまーるよー!!

 

早朝に探索して、物資を持って戻ってきた所からのスタートです(下着姿)

 

「っ、蓮保さんっ!!どこに行ってたんですかっ!?それにその格好!!」

 

おっと、めぐねえのお出迎えですね。愛妻みたいですね!!助かる!!…でも顔色が悪いですね…そら(朝起きて突然いなくなってたら)そう(なる)よ。……センセンシャル……(謝罪)

 

次勝手に行動したらシュバルゴ!!(意訳)と言われてしまいました。まぁ考えてやるよ!!(強気)

 

皆も目覚めている様なのでご飯にしましょう。ほら、見ろよ見ろよ!!(戦利品)

 

…皆いい反応してますね!!よかったよかった!!…くるみちゃんは相変わらずですが。うーん…辛いですね……

 

ん?…めぐねえの表情も固いですね…ほら、ご飯食べて元気だすんだよ!!(分配)

 

屋上にある蛇口からお水を拝借してガスコンロと小鍋でお湯を沸かしましょう。ガスボンベの予備も卒業まで余裕があるので、積極的に使っていきましょう。文明の利器は素晴らしい!!

 

朝ごはんがあるだけで、SAN値がもりもり回復していきます。いつもより、皆の回復量が多いような気がします。やったぜ。

 

多分、朝ごはん抜きを覚悟していたからだったするのでしょうか。そこまでAIが設定されていたのなら流石としか言いようがないです。やりますねぇ!!ついでに手に入れたデジカメで写真を取っておきましょう。ほらほら、わらってわらって☆(外道うさぎ)

 

…うーん。やっぱりまだこの事実を受け止めれてないですね…心做しか皆の表情が暗いですね…しょうがないね。

 

あっ、そうだ(唐突)

 

屋上の作物を確認していませんでしたね、これによっては今後の食料確保が変わってきます。

 

…えーと、とうもろこしとキャベツですね。うん、美味しい!!

 

とうもろこしは甘みがあるので擬似的な甘味として使えますね。更にメインの食料として申し分ないです。乾燥させて、粉にして練ればトルティーヤ。乾燥させる方法については天日干しか食品乾燥機を使用します。天日干しについては今回のRTAで使えません。…だって乾燥し終わるまでに2週間から3週間かかりますからね……あくしろよ(せっかち)

 

小麦粉と油があればちょっとしたおやつとして使えるかき揚げに。袋に入れて持ち運び安いので、遠足の時とかに作るのも良いでしょう!!調理器具が満足にない場合でも、焼きとうもろこしに出来るので、作物の中ではさつまいもの次ぐらいの大当たりですね!!

 

じゃがいもも良いのですが、やっぱり甘味として使用できないのがまず味ですね。腹持ちはとても良いので当たりの部類ではあるんですけどね。

 

キャベツに関しては…まぁ、そう、よくわからなかったです。

 

と、言ってもキャベツは野菜の中では有能な部類です。生で食べれるだけでもうま味ですね。食料に余裕がある時のキャベツは食料のかさましになりますし、純粋に彩が取れて見栄えが良くなります。これらもSAN値の回復に繋がるので、作物リセマラをやっている兄貴達は参考にしてみてください。キャベツの有無で結構変わります。

 

でもなんで収穫された状態で生えてくるんでしょうか…?不思議ですねー(無職)

 

さて、皆も一通り食べ終わった様なので、今後の事について話しましょう。とは言ってもやる事は探索とバリケード設置ぐらいですね。…たかえちゃんに関しては、見つけられたら救出します。ゆきちゃんごめんね……(心の痛み)

 

ですが、こんな状況プラス好感度低めの状態で百舌鳥ちゃんの意見が通るわけありません。はぁーつっかえ!!めぐねえも勿論心配して、許可を出してくれることは無いでしょう。

 

ちなみにここで説得出来なかったら本来ならリセです。力に自信があるニキならちからずくで突破も出来ますが、好感度は死にます()

 

なお、今回は何がなんでも走りきります(固い意思)

 

 

 

 

「…いいえ、私も行きます。貴方を放ってはおけません」

 

 

 

 

めぐねえ is God.

 

 

 

 

何故かめぐねえが同行してくれました。…これも覚醒しているお陰ですかね……?正直、無理だと思っていました(歓喜)

 

……もしかしたらそのうち、通常ルートが更新されそうですね。覚醒めぐねえがいればもしかしたら、好感度調整しなくても良いかもしれないですね……めちゃあつ!!

 

…他の皆は反応してくれませんね。くるみちゃんやだ怖い…やめてください…(殺気)

 

さてチャートでは、めぐねえとくるみちゃんを引き連れて安全確保をすると書かれていますが、勿論こんな状況なのでくるみちゃんには頼れません。

 

1人は見張り、2人はバリケードの建造です。見張りが居るか居ないかでかなり難易度が変わります。万が一の時に

対応がしやすいです。

 

バリケードを設置する時に1人で設置をすると必ずと言っていいほど音が出てしまいます。音が出ると、当然かれらがやってきます。だからくるみちゃんが必要だったんですね!!(ヤケクソ)

 

ですが今回は百舌鳥ちゃんとめぐねえの2人なのでここでオリチャー発動!!倍速で流しながら説明していきます!!

 

まず、全力で索敵をします。バリケードの周辺にかれらが居たら確実に襲ってくるので周辺にいた場合はちゃんと始末しましょう(1敗)居たぞっ!!おらっ!!孕めおらっ!!(1キル)

 

次に安全が確保できたら、全力でバリケードを設置します。運良くビニール紐を拾えているので強度も確保できますが、まずは建造しましょう。強度の確保はその後で。

 

近くをかれらが通りそうになったら、手持ちのボールペンを投げてかれらを誘導しましょう。

 

よしよし、いいかんじ

 

な ん で 等 速 に す る 必 要 が あ る ん で す か !?

 

 

バリケードを設置しようとしている目の前の階段から

 

やってるー?^^と言わんばかりのかれらが登場。へっ、何だよ!!驚かせやがって!!ぺっ!!

 

これだけなら問題ないでしょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

痛い、また頭痛だ。昨日よりは痛みは少ない。少し、慣れたからだろうか。

 

 

 

また、声が聞こえる。今度ははっきりとした声だった。

 

 

 

「サンプル04への投薬を開始する」

 

 

 

その声と同時に再びナニカが注がれていく。

 

 

 

 

その瞬間、全身に激痛が走った。経験のした事の無い痛み。グチャグチャに潰された、引きちぎられた、ズタズタに切り裂かれた。

 

 

 

 

どの言葉でも当てはめれない程の痛みだった。

 

 

 

体がドロドロと溶け始めて、意識がグルグルと回る。得体の知れない感覚が収まることを知らない。

 

 

 

 

気持ち悪くて痛くて、気持ち悪くて痛くて、気持ち悪い、痛い、気持ち悪い、痛い、気持ち悪い、痛い、気持ち悪い痛い気持ち悪い痛い気持ち悪い痛い気持ち悪い痛い気持ち悪い痛い気持ち悪い痛い気持ち悪い痛い気持ち悪い痛い気持ち悪い痛い気持ち悪い痛い気持ち悪い痛い気持ち悪い痛い気持ち悪い痛い気持ち悪い痛い気持ち悪い痛い気持ち悪い痛い気持ち悪い痛い気持ち悪い痛い気持ち悪い痛い気持ち悪い痛い気持ち悪い痛い気持ち悪い痛い気持ち悪い痛い気持ち悪い痛い気持ち悪い痛い気持ち悪いっ痛いっ気持ち悪いっ痛いっ――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、何?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フ ラ ッ シ ュ バ ッ ク や め ろ !!(迫真)

 

 

 

ああああああああもうやだああああああああああ!!!!!!

 

ライダー助けて!!やめてやめてよ叩かないでよ!!!!ヴォエ!!!!!!!!(嘔吐)

 

百舌鳥ちゃんの冒険はここで終わってしまった!!!!

 

 

 

 

 

 

 

―――気が付くと、めぐねえが倒れていて。

 

 

 

―――私はくるみちゃんに押し倒されていて。

 

 

 

「ッ…お前ッ!!めぐねえに何をしようとしたッ!!」

 

 

 

―――喉元にシャベルを突き付けられていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

ど う し て こ う な っ た ?

 

はぁ〜……あ ほ く さ。

 

じゃあ殺意って言うのは……抱きますねぇ!!抱きます抱きます!!(明確な殺意)

 

やはりフラッシュバックは絶対悪、はっきりわかんだね(修羅)

 

あーもうめちゃくちゃだよ…怒りが腹の中でぐるぐるしていてもう気が狂う!!クソが!!(悪態糞土方)

 

 

はぁ(ため息)

 

 

もうダメだ。コレで助かったら全裸で環状線を1周している途中で脱糞

 

 

「ダメッ!!」

 

 

しません。(手のひらドリル)助かる(ドラゴン杉田)

 

本当にめぐねえ様様です。……でも、なんで助けられたのでしょうか。あと、さっきいたかれらさんは何処へ…?自分、疑問いいっすか?

 

文章を読む限り、フラッシュバック中にめぐねえを攻撃したみたいなんですけど(他人事)

 

通常、味方に故意に攻撃をすると好感度が地に落ちます。…当たり前だよなぁ?弁解や謝罪をしないまま皆と合流すると、袋叩きにされて見るも無残な姿となります。ちなみにこの場合のエンディングは、皆仲良くヘリ脱出でハッピーエンドです。なんで…?なんでプレイヤーにはハッピーエンドを見せてくれないの…?(血涙)

 

ですが、めぐねえの行動を見る限りこれ、好感度下がっていませんね……代わりにくるみちゃんからめぐねえへの好感度が下がっていそうですね。それはそれでキツイのでやめて(切実)

 

とりあえず、めぐねえに感謝を。くるみちゃんには謝罪をして今はバリケードを優先します。

 

さっきの騒ぎを聞きつけて、きっとかれらがやってくることでしょう。ここからはスピード勝負です。

 

ボールペンをばら撒きつつ、迅速に設置します。……よし、八割完成です。やっぱり3人居るだけで作業の進み具合が早いです。今は緊急事態なので最後にもう一度ボールペンを投げて1度撤退しましょう。屋上でなくとも、職員室で大丈夫です。

 

ここでもう一度探索をしましょう。くるみちゃんも仕方なく着いてきてくれているので分担して、手分けして探します。百舌鳥ちゃんはマニュアルがあると思われる所で探索します。誰かにマニュアルが見つかったら連鎖的にSAN値直葬されますからね……見る時は必ず1人で!!

 

百舌鳥ちゃんは未だに下着姿なので誰かの忘れ物の体操服を拝借しましょう。ずっとこの格好だとBANされる可能性がありますからね!!(震え声)

 

狙うものは変わらず食料です。調味料もあれば貰っていきましょう。

 

一通り集め終わるまで、倍速します。

 

…朝に回収出来なかったラジオとかも欲しいところですね。SAN値を回復出来るものは積極的に確保していきたいです。けーちゃんに関してですが、出来るだけ救難信号は聞かない様にしていきたいですね。

 

助けに行っても良いのですが、純粋に死亡率が跳ね上がります。…百舌鳥ちゃんで初めて攻略した時は、見捨てていました。

 

ざっくり言うと、遠出はしたくないですね。学校であれば安置等作りやすくて比較的マシなのですが、駅とかショッピングモールなんかはかれらも多いですし不意打ちを警戒しなければいけません。しかも運ゲーによって死に至る可能性が八割ぐらいあります。

 

ええ、ご存知の通りフラッシュバックですね。運ゲーが加速する……

 

しかしショッピングモールには確定で出向く事になるでしょう。ですのでそこまでには好感度を高めておきたいのですが……ダメっぽいですね……

 

さっきのやり取りでくるみちゃんは覚醒をしてくれていそうです。…ただ、覚醒のトリガーがなんだったのかがわかりません。…裏で勝手に覚醒してくれたのならうま味ですが、さっきのやり取りで覚醒したなら話は別です。

 

その場合だと八割方、蓮保 百舌鳥ちゃんから皆を守る。という覚醒の仕方になります。つまりどういう事かというと

 

 

 

百舌鳥ちゃん「ゆきちゃん、りーさん、おまんこぉ〜^!!」(気さくな挨拶)

 

ゆきちゃん「なんだお前」(おまんこぉ〜^)

 

りーさん「何だこのおっさん!?」(驚愕)

 

くるみちゃん「ファッ!?なんてことを……悔い改めて」(ブチ切れ)

 

百舌鳥「ファッ!?ウーン……ダメみたいですね」(絶望)

 

 

 

と、この様に自分からNPCに関わる事が難しくなります。くるみちゃんが優秀なボディガードになる訳ですね!!(遠い目)コレで、皆の生存がほぼ確定しました。

 

百舌鳥ちゃんを除いてね!!!!!!やめたくなりますよ〜…

 

皆の好感度も一切あげられなくなりました。やめたらこのRTA!?

 

…おっとラジオを見つけましたね(切り替え)とりあえず、目的は達成したのでめぐねえとくるみちゃんに帰ることを伝えましょう。それとついでにシャワー室も使えたという事を伝えましょう。

 

バリケードを設置したお陰で職員室付近までなら警戒をする必要がなくなりました。やったぜ。その事を皆に伝えてきましょう。

 

おーいゆきちゃん!!りーさ

 

 

「ゆき、りーさん。バリケードを張り終わったから一応校内に入ってもいいぞ。…でもバリケード付近には近付かない様にな」

 

 

 

あっ…皆を守る覚醒ですか。ふーん(察し)

 

コレで確定ですね。うーんこの…

 

 

めぐねえにはデジカメを渡しておきましょう。百舌鳥ちゃんが持っていても、もう使える場面はありません。正しくは使おうとしても、くるみちゃんに遮られるからです。なのでめぐねえに渡しておきましょう。今回のメイン戦力なので、SAN値は出来るだけ高くしておきたい、というのもありますね。

 

皆が嬉しそうにしている間に百舌鳥ちゃんは校内清掃です。バレないように校内に入りましょう。ゆきちゃんとりーさんに清掃はさせられないので校内に入ってくる前に片付けてしまいましょう。

 

今回はかれらの湧きが甘かったので掃除もすぐに終わりそうです。パパパっとやって、終わり!!

 

…所でレベルさんはどこ…?ここ…?未だに1つもあがらないやん!?どうしてくれるの!?親方に電話させてもらうね!!

 

…やっぱり好感度イベがないと経験値稼げないですね……かれらを倒して経験値を稼ぐにしても数十体単位で狩らないといけません。ソロ狩りをするにしてもフラッシュバックがなぁ……

 

と、絶望を見せつけられた所で今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 

■□▪▫■□▫▪■□▪▫■□▫▪■□▪▫■□▫▪

 

 

「めぐねえ。…私、ここにじっとしてたくないから探索してくるね……………ほら、気まずいから」

 

困ったようにそう笑った。昨日の事だろう。目の前で殺めて、詰められて。

 

……1人にしてしまったら、帰ってこない。追い詰められた表情だった。

 

…なぜ、昨日、私は蓮保さんのケアをしてあげられなかったのだろう。

 

「行くのは危険です!!朝はたまたま上手くいっただけかもしれないんですよ!?」

 

「…大丈夫だって。ほら、先生は皆と一緒にいてあげてよ。昨日の今日だし…ね?」

 

そう言って、校内に入っていった。

 

…やっぱり、苦しそうだ。私を突き放して、蓮保さんはこの場から逃れようとしている。

 

…今、1番隣に居なければいけないのは蓮保さんの方なのに。蓮保さんだって、不安なはず。

 

 

「…いいえ、私も行きます。貴方を放ってはおけません」

 

 

私には、生徒を守る使命がある。蓮保さんの日常を取り戻す為にも、私が頑張らなきゃ。

 

 

「めぐねえ、待ってくれ」

 

 

私が校内に入ろうとすると、恵飛須沢さんが声をかけてきた。

 

青くした表情で、弱々しい声で話し始めた。

 

「めぐねえ、アイツは危険だ。アイツに関わるのはやめてくれっ……めぐねえが居なくなったらあたしは、あたし達は、どうすれば良いんだ……?」

 

恵飛須沢さんに腕を抱きしめられる。不安の表れだ。この状況で頼れるのは、私だけ。私が守らないといけない。……でも――――――

 

 

「めぐねえは、怖くはないのか…?」

 

 

くるみさんの頭を撫でて、私は言う。

 

 

「…怖くはありませんよ。だって、大切な教え子ですから」

 

 

皆に必ず帰ってきますと伝えて、私は校内に入った。

 

 

 

「…めぐねえ、なんで来たの?皆を放っておいていいの……?」

 

「今は蓮保さんの方が大事です。なんでも1人で抱え込まないでください」

 

少し赤くなっていた目元を見つめると、それに気がついたのか恥ずかしそうに隠してから目元をこすった。

 

「…バレた」

 

むすっとした表情で私を見つめてくる。

 

「だって私、先生ですよ?」

 

「…めぐねえはせんせーっぽくないよ」

 

「また、そんな事言うんですか?そんな事を言うお口は……こうです!!」

 

蓮保さんのほっぺをくいーっと引っ張る。もちもちとしたほっぺで、みずみずしさを感じる。

 

「いふぁい、いふぁいよめふへえ」

 

っと、こんなことをしている場合ではありませんね。この続きはまた、余裕が出来たらにしましょう。

 

「蓮保さん。私に出来ることはありますか…?これからの事を考えると安全確保とかした方が良いと思うんですけど」

 

「…んー……じゃあ、安全確保かな。私1人じゃ出来ないから、お願いしてもいい…?」

 

やる事は決まった。それなら早く終わらせて皆の所に帰ろう。

 

 

 

 

 

「めぐねえ、こっち持って」

 

職員室側のバリケードは張り終えた。後は階段側にバリケードを張れば終わりだ。

 

机を運び終えた時、視界の隅にふと何かがよぎった。

 

「っ…」

 

かれらだ。階段を登ってこようとしていた。

 

「蓮保さん、1度戻りましょう。……蓮保さん?」

 

「…っはぁっ、はぁっ、はぁっ………」

 

蓮保さんの様子がおかしい。頭を抱えながら、息を切らしている。

 

「どうしたんですか?頭が痛いんですか…?」

 

蓮保さんに声をかけた瞬間だった。

 

 

「あああああああああああああああっ!!!!!!!!!!」

 

「ッ!?蓮保さん…?」

 

頭を抱える力が強くなって、掻きむしるような動作をした。ギチギチと歯ぎしりの音も聞こえてくる。

 

「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いッ!!!!!!!!!!」

 

瞳孔が目まぐるしく動き回って、滝のように汗が流れ落ちて、張り裂けそうな金切り声をあげた。経験し得ないような苦しみ方で、咄嗟に動けなかった。

 

その声で気付いたかれらが蓮保さんに襲いかかろうとしていた。

 

「ッ蓮保さんッ!!!!」

 

痛みでのたうちまわっているはずの蓮保さんがかれらをハサミで滅多刺しにした。火事場の馬鹿力なのか、私を助けてくれた時よりもぐちゃぐちゃになっていた。

 

その光景に、思わず腰を抜かしてしまって。

 

「気持ち悪い、痛い、やめて、気持ち悪い、痛い、いや、いや、苦しい、あ、あああああああああああああああ!!!!!!!!!!」

 

私に襲いかかる蓮保さんを防ぐ事が出来なかった。

 

 

■□▪▫■□▫▪■□▪▫■□▫▪■□▪▫■□▫▪

 

 

―――あああああああああああああああっ!!!!!!!!!!

 

「…!?今の声、あの人の声…」

 

「っ、ど、どうしよう。もしかしたら、やられちゃった…?」

 

 

悲鳴が校内から聞こえてきた。…もしかしたら、めぐねえが危ないかもしれない。

 

「ゆき、りーさん。私が様子を見てくる」

 

「っだ、ダメだよっ、行かないでよっ!!」

 

「大丈夫だって。めぐねえは連れて帰ってきてやるから」

 

でも、と言いたそうな表情のゆきを撫でて、屋上置いてあったシャベルを手に取る。

 

「…帰ってきてね」

 

りーさんはあたしの背中を押してくれた。…失うのが怖いはずなのにな。

 

「わかってる」

 

その返答で、りーさんは強く頷いた。

 

「…ありがと」

 

 

あたしは決めた。皆が笑っていられる様に、楽しんで暮らせる様にあたしがしていくんだ。

 

 

…あたしが、皆守らなきゃ。こんなにも頼りにされてるんだ。

 

 

 

 

階段を駆け下りる。降りるにつれて段々と血の匂いが強くなってくるのを感じる。

 

アイツの叫び声も近くなってきた。物音も激しい。

 

「めぐねえっ無事―――」

 

その光景を見た瞬間。あたしはアイツを蹴り飛ばしていた。

 

 

 

 

「ッ…お前ッ!!めぐねえに何をしようとしたッ!!」

 

 

 

 

 

 

アイツは、めぐねえを刺し殺そうとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

■□▪▫■□▫▪■□▪▫■□▫▪■□▪▫■□▫▪

 

 

「っ……」

 

 

1度屋上に戻ったあと、頭を冷やす為にまた校内に戻ってきていた。

 

そこら中に倒されているかれらの処理をしながらさっきの痛みを思い出してしまった。

 

 

「っ……!!」

 

 

私じゃない誰かの記憶。それなのに感じる感覚や痛み。現実に起こった痛みなのか、それともただの幻覚なのか。

 

 

とにかく、怖い。これから先もしかしたら、あの痛みが襲ってくると考えると。

 

 

でも、頼れる人はいない。だって、――――――

 

 

 

……この事を誰かに話せたらどれだけ楽だろうか。

 

仮に話したとして、何になるのだろう。ただの足でまといにしかならない。

 

皆ともう、話しづらくなってしまった。…だから逃げてきて、掃除しているのだけど。

 

 

 

 

…いっその事、くるみちゃんに殺して貰おうか。

 

 

 

 

なんだか、面白くて仕方がない。笑いが止まらない。

 

「へへ、ふふふふふ。あはははははは!!!!!!」

 

笑っているのに、涙が止まらない。だって、それは。

 

 

 

全て、私が原因なんだから。私が居なかったら皆もきっとシアワセ…?

 

 

 

 










続き書けるかな…?(完全燃焼)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。