東方命燃録   作:文章力皆無マン

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ごきげんよう!
そろそろ話を動かしたいとは思っております!


第3話

夢を見ていた。

上下左右も何も無い空間を漂っている。そこには何も無くて、それでも少しだけ、温かさがあったと思う。

 

______________________________

 

ゆっくりと瞼を開いた。室内の照明が酷く眩しい。

なんだか右足が重い。なんとか体を起こして見ると、そこにはよく見知った姿があった。こちらとしては寝ていたので時間の経過は分からないが、どうしてか随分久しぶりの再会のように思えた。

 

「いけない!寝ちゃってたわ」

 

唐突に目を覚ました輝夜と目が合う。

その瞬間、堰を切ったように目から涙が溢れ出た。涙を流しながらただいま、と言おうとするがうまく話すことができない。涙を流しながら口をパクパクと動かす俺を見て、輝夜は涙を流しながらも微笑んでいた。

輝夜は俺を無言で抱きしめるとついにはわんわんと声を上げて泣き出し、それにつられて俺の涙も一層勢いを増した。

 

それから数分後、病室から大声が聞こえ、何事かと永琳先生と数人の医者達が部屋に駆けつけた。水分を補給してから簡単な検査をし、病室で永琳先生から話を聞くこととなった。

 

「まず一言言わせてもらうわ。おかえりなさい。」

 

「はい、ただいま戻りました。」

 

「本当に、無事とは言えなくても生きて戻ってきてくれて嬉しいわ。なんせあなた、3ヶ月も意識が戻らなかったのよ。」

 

「そんな…3ヶ月も寝ていたなんて…」

 

「おまけに体もボロボロの傷だらけ。輝夜様が心配するのも頷けるわ。あの娘はあなたを心配して学校にも行かずに看病していたのよ。あとでお礼を言うことね。」

輝夜、やっぱり心配してくれていたんだな…

 

「わかりました。それと、あの妖怪との戦闘について説明していただきたいのですがよろしいでしょうか?」

 

「私も今丁度そのことについて話そうと思っていたところよ。まずはあの妖怪について説明することがあるわ。」

「あの妖怪はここ一帯でも特に危険指定されていた個体で、妖怪には珍しい知性があったわ。それこそ、防衛隊員の一個小隊を半壊させる程には。そして、あなたはそれを倒した。分かるわね?」

 

「はい。それよりも、奴と戦っている途中に体が燃えるように熱くなってからかつてないほど力を発揮することができたのですが、それはどういったことでしょうか?」

 

「貴方はその時無意識に能力を使ったのよ。あの時、あなたの体の中では爆発的に霊力が増加していたようね。貴方はもともとの霊力はあまり大きなものではなかったはず。尤も、戦闘力は綿月様のおかげもあって相当なものではあったのだけど。」

「そしてこれが本題。その膨大な霊力はどこから来たのか、ね。あの時、貴方は体が燃えるように熱かったと言ったわね?それは本当に体が燃えていたからなのよ。正確に言うと、あなたの生命力、即ち命が燃焼し霊力が爆発的に増加したのよ。さしずめ、命を燃やす程度の能力と言ったところね。」

「この考察結果が得られるまでに2ヶ月の期間を要したわ。そして、それでわかったことが1つあるわ。それは貴方の能力には行使するにあたって絶対的な限界点があるということよ。私たち人間の寿命は長いとはいえ、必然的に限りがあるわけね。それを燃焼させるとなれば絶対に寿命が減るという事ね。」

 

「命を燃やす…か。今回の能力行使で短縮された俺の寿命ってどれくらいなんでしょえか?」

 

「予測も混じっているけど、大方3年弱は短縮されたわ。平均年齢的に考えれば多大な影響では無いかもしれないけど、この能力については未だわかっていないことの方が多いわ」

「だから、あなたの家族の方々と話し合って、ある取り決めをすることにしたわ。」

 

「と言うと?」

 

「能力の使用禁止よ。」




中途半端なところで終わってしまいました!
今回はえーりん先生の能力説明が大半を占める形になりましたね〜
それはそうとして、姫様が可愛すぎる!!!!!
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