朝学校にいってから、いつものメンバーで楽しいおしゃべりをしてた。
楽しい?うん、楽しいおしゃべり。
でも、姫菜の様子が少しだけおかしかったの。
目が真っ赤に腫れて何だか大泣きしたみたいになってた。
あと、隼人君の顔もなんか少し暗い気がする。
ってか、優美子とえーっと戸部っちの他のあの二人以外暗くない??
なんでだろ?
まぁ、そういう日もあるよね!
そういえば、ヒッキー遅いなぁ
んー、また寝坊かな?
あ、小町ちゃんに連絡してみよーっと!
えぇっと、電話はー、中学校には持っていけなかったよね?
んー、あっ!
何かあれば、連絡してもらえばいいんだ!
じゃあ、メールでっと
内容は簡単に、
『ヒッキーに何かあった?』
でいっか!
よし、送信してっと!
ガラララ
あ、先生が来た!
あれ?今日は平塚先生だ。
なんかあったのかな??
「みんなに、悲しいお知らせがある。昨日、比企谷が、、、自殺した、、、」
平塚は、一つ一つ噛み締めるように言葉を吐き出した。
クラスの中は、比企谷?誰?となっていたが。
数人は違った。
「八幡が、、、死んだ?先生、そんな嘘は」
そう話したのは、他の誰でもない戸塚彩加だった。
「嘘なんかじゃないんだ、、、今日の朝、、、誰にも見つからないような、、、日陰で発見されたんだ、、、」
ピロン
その言葉のあとで教室に携帯のメールの音が二つ鳴った。
一つのメールの内容は、
『ごめんな、お前は悪くないさ。まあ、その、友達でいてくれてありがとな』
という、戸塚に向けた八幡のメッセージだった。
しかし、八幡が送ったメールはこの一通だけ。
受信した戸塚は、泣き崩れていたが。
メールの音は残りひとつ。
それは、先程、小町へと送ったメールの返信の音であった。
『兄は、昨日、死にました。』
簡潔に、しかし、何をする気力もない様子が伝わってくる返信であった。
嘘だよね、ヒッキー?
「あ、あははは、冗談きついよ?ねぇ、みんな?」
「嘘なんかじゃないよ、だって私が見つけたんだから、ヒキタニ、、、ううん、比企谷君の死体を」
「姫菜?何いってるの?ねぇ、嘘だよね!?」
「嘘じゃない、俺も確認したが、あれは、比企谷だった、、」
「うそ、うそだよ、、、昨日だって笑って、、、みんなで!笑ってたもん!」
由比ヶ浜の頭に浮かぶのは昨日の放課後の比企谷の様子だった。
いつものように、変な笑いかたをしている彼を二人でいじって三人で笑って、、、。
「は、はは、ははははははは、俺たちがあいつを殺したんだ。」
「で、でも、あいつが悪いんだよな!海老名さんに告白なんかするから!」
隣からそんな声が聞こえてきた。
声の出所は、大和と大岡だった。
「なんで、そんなことしたんだべ!」
「お前だって、精一杯の告白を無駄にされたんだ!」
「あ、そっか、お前も殺したかったんだな?」
「わるいわるい、気づけなくてよ」
「ヒキタニ君は、そんな人じゃない。最初は少し恨んださ。でも、俺の告白を失敗させないでくれと言う願いと」
「私の告白を阻止して欲しいという願いを叶えてくれたの」
「そんな彼を俺たちは、恨めない。感謝してたよ。あのあと二人で謝罪しにいったんだ。なぁ、海老名さん」
「うん、そしたら、気にすんな、俺が勝手にやったことだって笑ってさ、、、私たちがすべて悪かったのに」
「うそだろ?」
「じゃあ、俺たちがしたことって、、、」
「そんなこと、そんなことどうでもいい!!!ヒッキーは、死んでない!!死んでなんかない!!!!ゆきのんなら、わかってくれるよね!」
そういって、由比ヶ浜は、走り出した。
その後ろに、もう一人の姿。
彼の名前は、葉山隼人。
二人でかけて、ついたJ組。
そこにあったのは、
「いや、、、いやー!!!!!!!」
と叫び倒れる彼女の姿だった。
その姿を見て、彼が死んだことを薄々感じてしまい彼女の頬を一筋の涙が垂れた。
そして、そのあと彼女は走ってどこかに行ってしまった。
その後の彼女の姿を見たものは誰もいない。
カユ、、、ウマ、、、。
社会人は大変だねぇ、、、。
では、では、姫兎、、でした!