ここ、どこだろう?
さっきまで私は、真っ白な世界にいたよね?
もしかして、ほんとうに戻れたのかも!
えっと、ここは、奉仕部の部室かな?
そうだ!
ヒッキーが、、、ヒッキーが目の前にいる!!
「?どうした、由比ヶ浜。俺になんかようか?」
「あら、見られてるなんて自意識過剰じゃないかしら?由比ヶ浜さん、安心して。今警察に通h」
「ひっきーー!!!!!!」
あたしは、ヒッキーに抱きついた。
「生きてる、、、。ヒッキーが生きてる、、、!」
突然、奉仕部で泣き出した由比ヶ浜を見て慌てる二人。
いつも、笑い。
部室の中の空気をほのぼのしたものにしていた彼女が周りを気にせずに大泣きしたのだ。
慌てもするだろう。
「ひ、比企谷くん?!由比ヶ浜さんから離れなさい??」
「い、いや、まて。これは俺悪くないだろ?!」
もはや、何をいっているのかわからない二人。
「比企谷君が何かしたのでしょう!?」
「なにもしてねえよ!」
「なら、何で由比ヶ浜さんが泣いてるのよ!」
「俺が知りてえよ!」
「ゆ、由比ヶ浜さん?ほら、猫さんよ?」
「まて、雪ノ下!それで泣き止むのはお前だけだ!」
「じ、じゃあ、パンさんの限定ストラップよ!」
「だから、それはお前の好きなものだろ!」
「じゃあ、比企谷君が何とかしなさいよ!」
そんな会話を二人がしている間、話の中心にいる由比ヶ浜はというと。
「えへへ、、、ひっきー、、、いき、、、てる」
ぐっすりと眠っていた。
そんなことも知らず二人は由比ヶ浜を泣き止ます方法を考え、口論していた。
ノックの音が聞こえ、ドアが開き。
招かれざる客が、、、
「やぁ、失礼」
「「うるさい!」」
「しました 」
帰っていった。
「むにゃむにゃ、ん?ヒッキー!?」
「ひゃい!!」
「気持ち悪い声を出さないでくれるかしら?気持ち悪いわ」
「二回もいうなよ、、」
私は、また戻ってこれたんだ、、、!!
また、また、戻ってこれた。
前は間違えちゃった。
間違えたせいで、ヒッキーがいなくなっちゃった。
だから、私はもう間違えない!
この幸せを絶対に手放さない!
「ヒッキー!!」
「ど、どうした?」
ゆきのんのことも大切。
うん、それは本当だよ。
でも、でもね?
ヒッキーは私がもらっちゃうね?
「私は、ヒッキーが大好きです」
そういって私は、ヒッキー、、、
んーん、八幡にキスをした。
「ん、ん?!ん???!?!」
「ひ、ひひひひひ、比企谷くん!?!?! 」
奉仕部の中に二人の声が響く。
いや、校舎全体に響いたのかもしれない。
そして、また。
招かれざる客がやって
ガラッ
「よぉ、お前らどうし、、、、」
ピシャン
「はぁ、結婚したい、、、、」
こなかった。
「その、なんだ。俺は、こういうことがわからない。お前のことは信用している。でも、怖いんだ。また、なくなったら。また一人になったら。きっと俺は、耐えられない。もしかしたら、馬鹿みたいに自殺を考えるかもしれない。そんなのが俺だ。だから、だ。」
「でも、そんなの関係ない。もう二度と手放さないって決めた!だから、八幡!私と付き合ってくれませんか?」
「幸せにできるなんて言えねえぞ」
「八幡といられるだけで幸せだから大丈夫!」
「俺なんかといても、楽しくねえぞ?」
「まあ、八幡だもんね」
「ほら、な?だからやめ、」
「でも、そんな八幡を好きになったの。それじゃあダメ?」
「はぁ、俺の敗けだ。こんな俺でよかったら付き合ってくれ。」
こうして、二人は付き合うことになった。
だけど、1つ忘れてないだろうか。
ここは、学校で。
今いるこの場所は、奉仕部だということを。
奉仕部にいるのは、二人だけではないということを。
そう、彼女のことを忘れていないだろうか。
「、、、私、空気だわ、、、」
そのときの彼女の目は彼よりも腐っていたという。
「「あ!!」」
「ふふふふふふふふふふふ」
「やばい!逃げるぞ!!」
「うん!八幡!」
「ってか、ヒッキー呼びはどうしたんだよ!」
「だめ?」
「いや、ダメじゃねえけどよ、、、とにかく逃げるぞ!」
ガラッ
そして、もう1つ忘れてないだろうか。
独神の存在を、、、。
そう、彼氏ができない彼女は、廊下で人知れず
「「「平塚せんせー!!!!!!」」」
力尽きていた。
彼女の手元には、血文字で
『リア充爆発しろ』
そうかかれていたという。
前は、ダメだった。
ダメだったけど、二回目ができた。
本来はあり得なかった世界。
絶対に手に入らなかったもの。
後悔して手に入ったもの。
もう二度と離さない。
願うなら、ずっとこの幸せが続き増すように、、、。
由比ヶ浜もねぇ、良いやつだと思うんだけどねぇ。
僕はあんま好きじゃないんだよね。
もっと早く謝りなさいな?
まぁ、でも、嫌いじゃない、、、
むしろ好きなんだけどね!
では、 矛盾が生じる姫兎でしたー!