蒼閃の軌跡   作:衝動エンジョイ勢

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紺碧の欲望/蒼の邂逅
自由行動日


 

───五月二十二日 会議室

 

 

「今回は緊急で集まってもらって済まないが、そうも言ってられなくなってしまってな…サラくん」

 

「はい。今回集まっていただいたのは特別実習の実習先に関することです」

 

「まぁ、その事だろうとは思っていたよ」

 

 理事の中の一人であるルーファス・アルバレアが呆れ気味に言葉を漏らす。

 

「前回の実習ではうちの者たちが迷惑をかけたようだからね。それに今回はもう少し別の事情もあるようだが」

 

「…ふむ、なんの事か思い当たるものがありませんがね」

 

 ルーファスは、同様に理事を務めているカール・レーグニッツを嘲笑うように眺める。カールは少し居心地を悪そうにしている。

 

「その、今回本当はルーファスさんだけで良かったんですけど…カールさんには親御さんとして呼ばせてもらったんです」

 

「…私の息子が、何か」

 

「前回の実習、私の班分けが露骨だったのもありますが…マキアス…さ、く、う…マキアスの貴族嫌いは想定を大きく超えていました。二回目の実習では、貴族の両面を覗くことが出来るバリアハートに彼を送ることで少しでもマシになればと思ったんです…でもケルディックのことがあったので」

 

「そこで私だ。バリアハートに招くことが難しいなら他の都市に行けばいい。そこで、貴族というものを知れる都市を紹介させてもらっていた。今回私がいるのは決まった実習地に決定したという通知を行う伝書鳩係というわけだよ」

 

 ケルディックにおけるⅦ組の功績と鉄道憲兵隊の介入は酷くヘルムート卿の機嫌を損ねた。ルーファスによれば次はどんな強硬手段を取ってくるか分からないためバリアハートはやめた方が良い、とのこと。

 

「その結果、オルディスとレグラムの許可を貰えました。レグラムに関しては実習で必ず向かおうと思っていたのでちょうど良かったと思いました。だけど…こと貴族を知るという面でオルディスはバリアハートに並び、その特異さはバリアハートに勝ります。ここで相談したいことがあるんです。───────カールさん、貴方が実習先を決めてください。父親である貴方がマキアスの自制心をどれだけ信じれているのか、それでどちらに行くのかを判断したいと思います」

 

「………………それは」

 

「とても酷いことをしているのは分かってます。でも…先程言った通り、彼の貴族嫌いは異常です。同級生であると同時に四大名門の一角であるユーシスに、前回の実習では殴り掛かる直前まで言っています」

 

「わしからも頼むよ。入学時は彼の成績の先入観か理性的な子かと思っていたが…校内を巡っていると定期的に貴族の生徒といがみ合っているところを見かけるからな。しかし、私たちはまだ彼と一ヶ月しか過ごしていないからな。ここは一番の理解者である親に任せたいのだ」

 

 内心では、サラもヴァンダイクもレグラムに即決したいのだ。彼のあの癇癪とも言えるアレは間違いなく本性、共に過ごした時間が長かろうが短かろうが評価は変わることは無い。それでも彼のアレを抑えるのは今しかない。

 

「このまま放置すれば、彼はあの問題を抱えたままになります。解決するのは今じゃない、まだ先じゃないと先送りにし続ければもはや解決することは叶わないと思います。だからカールさん、貴方の判断が必要なんです」

 

「…分かりました。では─────────」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「っはぁ〜〜〜〜………………」

 

 こんなの私のやることじゃない。だけど私がしなくちゃならない仕事なんだ。

 これでちゃんと実習先が決まった。そこへの通知はルーファスさんがしてくれるけど…班分けの再考をしないと…それに今日決めた方に送る班の依頼はまだ決められないから、あちら側から依頼候補が送られてくるのを待つことしか出来ない。緊急の仕事増えちゃった…。

 …やっぱり私にこの仕事は向いてないのかな。去年の半分は武術指導しかしてなかったし、トワ達は優秀だったからあの子たちが勝手に頑張ってくれた。今の子達も決して優秀じゃない訳じゃない。能力は当時のトワ達と大差ないのに…去年、たった四人まとめただけで調子乗っちゃってたのかな。

 だ、駄目だ。私はⅦ組の担任。私が皆の前に立つ。私が皆の見本でなきゃならない。見本らしくいられなくても決して弱いところは見せちゃ駄目。頑張らないと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─────────五月二十三日 自由行動日

 

 

 

 もう既にリィンに依頼は渡してある。中身を確認していた時、この量を怪我が治ったばかりのものにやらせるのか…?と信じられないような顔でこちらを見ていたがこんな小さな町で済む依頼を任せたのだ。しかも街道には出ない。たかが六件、頑張ってこなして欲しい。アイツの手際なら旧校舎の探索の予定時間である二時半までには終わる見立てだから文句を言うんじゃない。

 

「で、やっぱりいるんですね」

 

「あはは…」

 

 念の為と思って覗いて見たが案の定生徒会室は開いており、トワ先輩が作業をしていた。どうせいるだろうと思い、鍵も持たずに自分が処理する予定の依頼を取りに来た。山になった依頼を分類。緊急性の高いものを何件か回収する。今日対処が必要そうなのは…四件、二つが街道関連だから丁度いいか。

 

「それから、先輩にはこれをお願いします」

 

「え?これって依頼だよね。私もやっていいの!?」

 

「まぁ、思えばずっと書類と向き合ってるのも気が滅入っちゃいますから。緊急性の低いものを選んでおいたので気分に転換にどうぞ」

 

「うん!」

 

 仕事増やされたのにこの喜びようである。リィンも見習え。生徒会室を出て活動を開始する。

 回収した依頼は東オスティア街道の手配魔獣討伐依頼、教会からの薬草収集、ブティックからのストレガー社からの新作のお試しと感想、キルシェに入ってるお客さんの落し物探しか。

いつもなら手配魔獣の依頼は受理のハンコを押したあと教官たちに返却することで、教官たち対処してくれるらしいんだが…今回は眼のお試しと行こう。使い物にならなければリィンと約束した旧校舎を抜けなければならないからな。右腕にまだ気を遣わなきゃならない以上本気で戦う時のメインは眼だ。慣らさないとな。

 ブティックに寄って新作の靴を受け取る。靴というか…ブーツ?足首あたりを軽く覆ってるデザインなのに動きづらくないのはさすがストレガーと言ったところだ。

 キルシェで旅人から話を聞き、教会にも寄る。落し物は娘さんからのキーホルダー。…家族がいるのに旅をしていることに引っかかりはしたものの俺はただ依頼をこなすだけだ。教会には手伝いに来ていたロジーヌから話を聞いた。東トリスタ街道に群生しているものらしいが、最近魔獣たちの様子がおかしかったせいで取りに行くことができなかったようだ。

 先にトリスタ中を巡って探してみたものの、キーホルダーは見当たらなかった。まだ時間はあるが、見当たらなかった場合見つからなかったという趣旨を伝えるのも対応する者の義務だ。落し物探しという簡単な依頼でもあまり先輩には任せたくないものの筆頭だな。

 

 

「…おぉー」

 

 これは…うーん…。

 今俺は手配魔獣の討伐に来ていた。本体が強いタイプではなくひたすらに取り巻きが鬱陶しいタイプだったので、複数の線を見るのにちょうど良かったのはそうなのだけど…パキンパキンと魔獣たちが割れていく。見えている点をナイフで貫くだけで死んでくれるので倒すのは簡単なんだ、簡単なんだけど…!

 

「なんだこれは!稼ぎが無え!セピスじゃねえ!こんなの石だ石!もっとまともなもんは落としてくれねえのか!?」

 

 この点を貫いて殺すというのは根本的に魔獣を崩壊させてしまっているようで…核が崩壊した際に発生するセピスが砕けてしまっているのだ。ARCUSのスロットの加工やクオーツの精製に使うセピスは量があればなんとかなるが…問題はセピス塊の方だ。セピス塊は大きさで取引の価格が変動する。なぜなら大きい物ならそれだけ強力な魔獣を倒したことの証明となるからだ。それなのに砕けて小さくなってしまっては…ひたすらに切ない。

 楽っちゃ楽だけど、点で殺すのは控えよう。使うことそのものが難しいというのとは別の理由で使おうと思っていた眼の使用頻度減ることとなった。

 

 

 東トリスタ街道に出て薬草の群生地体まで来た。道中、あまりにも雑な殺し方で襲いかかってくる魔獣を排除したが、確かに凶暴化が進んでいた。これは教会だけでなく学院側にも報告する必要がありそうだ。

 

「ん?これは…」

 

 キーホルダーだ。キルシェにいる依頼主の言う特徴と一致している。どうしてこんな街道の端っこ、しかも草むらの影に…薬草を取りに来なければ見つからなかったぞ?

 

 

─────────さようなら、あなた。こんなちっぽけな女なんて忘れて前を向いて生きるのよ。あと、娘を放っといたら許さないから。死んでも恨むわよ

 

 

ジジジジイイイイイ!!

 

 

「!?」

 

 突然空気中が歪む。さっきまで対処してきた魔獣や手配魔獣とも違う空気を醸し出す化け物が現れた。辺りに霧や靄が立つ。パステルグリーンの皮膚、突き刺さるように生える黄色い結晶。本能で理解した。こいつはこれまで相手してきたものと全く違うのだと。

 使うことへの躊躇いはもうない。速やかに眼鏡をしまって敵を正面に見据えて驚愕する。

 

「シッ!!」

 

 ナイフを滑らせてやっぱり、と確信を得る。こいつにとって死は縁遠いものなんだ。点が見えず、線が細い。なぞれなくは無いものの線は身体の端にしか走っていない。落とした所で奴の動きに支障は無いだろう。

 

 

 

────────────パパ、ママは…?どこに行ったの…?

 

──────娘が私を覗き込んでくる。もう十四にもなるんだ。分からないなんてことは無いだろう。だけど、私に何が出来るだろう。できることはただ一つ

 

──────────ライカ、ママはね───────

 

 

 

「ッ!!」

 

 

 攻撃が苛烈になる。声に気を取られた俺はその攻撃を凌ぐのに手一杯にってしまう。咄嗟に防御するのに右腕を使ってしまったが、意外と痛くない。これならこの後の旧校舎探索は問題なく使えるかな、そんなことを浮かばせては消す。だってこいつマジで飛ばしてくる氷が、本当に、マジで痛い!刺さってんだぞ!

 

 

 

───────────ママは、…っ…死んだんだ

 

 

────────嘘を言わないで。ママは死んでない。絶対に目を覚ますんだから!

 

─────そうだ。娘はそうしてアストライアに行った。私は、逃げるように旅に出たんだ。だけど向き合わないと。あぁ、あのキーホルダー、壊れてないといいなぁ

 

 

 

GYuaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!

 

「─────見えた」

 

 突然浮かび上がった点を刺し穿つ。あの化け物は消え去り草むらに残ったのは彼のキーホルダーと─────────蒼い花だった。

 

 

「ゴプッ………」

 

 何故か血を吐き出してしまう。あの蒼い花だ。あの匂いに刺激され頭が痛み出す。…痛みが落ち着き、蒼い花を収集する。キーホルダーを、彼の決意の証を握りしめて町へ戻った。

 ブティック、教会に行って報告を終える。最後にキルシェへ。

 

「こちらが探していたキーホルダーですか?」

 

「─────────あぁ。本当に、本当に…ありがとう…!」

 

「いえ─────娘さんに、何か伝えられるといいですね」

 

「…どこでそれを、いや、そうだな。絶対に伝えるとも」

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ…、親って大変なんですね」

 

「ん?そうだね。私たちには分からない苦痛があるんだと思う。だから私たちは私たちで頑張るんだよ」

 

 俺が思い浮かべてるのはそうじゃないんだけどね。依頼主は憑き物が取れたように宿を出ていき、帝都行きの列車に乗った。俺はそれを見送ったあと、探索の時刻になるまで生徒会室で先輩の手伝いをしていた。

 彼の反応を見るにあの時聞いた声は、彼に由来するものだったんだろう。奥さんの死、娘さんの拒絶。旅というよりは傷心を癒すための外出だったようだけど、街道には出ていないという。あれは…、キーホルダーに宿った想いがあの花が咲く場所に辿り着かせたのだろうか。流れ着いたキーホルダーの想いに触発したあの花はなんだったのだろうか。後で教官に聞いてみるか。

 それにブティックであの新作を貰えたのは収穫だったな、めちゃくちゃ動きやすかったし好意に甘えておこう。

 

「それじゃ、行ってきます」

 

「行ってらっしゃい。気をつけてね」

 

 トワ先輩と声を掛け合い俺は部屋を出た。

 

 旧校舎の探索は大体二時間ほどで終了した。先の実習で共に戦った者たちにガイウスが加わっただけで、苦労は全くしなかった。内部の構造が変わっていることにも驚いたが、俺としてはオリエンテーリングの時よりも薄くなっている線に気がいった。さっきの化け物もそうだったが、あまりそう易々と死の概念を弄らないで頂きたい。ヤツは彼の意志に依るものだったから意志の綻びによって存在の完全性が薄れた、と言えばまだ分かるけど…じゃあこの建物はなんだという話だ、全く。

 

 

「で、今回も腕を焼いたわけだけどどうにかならんのか?」

 

「ごめんなさい…」

 

 今回の階層の敵にトドメを刺したリィンはまたも自分の刃で腕を焼いた。いくら強力な攻撃でもその後使い物にならないのならお話にならないというものだ。

 

「あの焔は自分のものだから害はないと思ってたんだけどなぁ…」

 

「俺もそう思ってたんだけどなぁ」

 

「私としては、あの技使う度に気分が悪くなる臭いするからもう使わないで欲しいんだけどね」

 

 アリサが人の肉が焼ける不快な匂いに、本当に気分を悪そうにしている。

 初めてあれを見るガイウスはかなり驚いていた。俺たちは前回の実習で慣れていたけど、ガイウスにはその異常性を理解してもらうためにも技の説明をした。とても概念的な話であまりアリサとエリオットはピンと来ていなかったようだが、何となく理解したガイウスが一言。

 

「自分の本質というのは普通の人は簡単に受け入れられるものなのだろうか?そう易々と引っ張り出して、もし俺がこれまで目を逸らしていた自分の凶暴性を目の前に突きつけられたりしたら、どうなってしまうか分からない。人には、自分を受容するための時間というのが必要だと思うのだが」

 

「おぉ…」

 

「その通り過ぎて何も言えんな」

 

「そうか…俺はこの焔を使役することだけを考えていた。この焔がどんなものかも考えていなかった…ありがとう!ガイウス!前に進むヒントが貰えた気がするよ!」

 

 リィンは一人で興奮しているが俺はうーん…と唸ってばかりだ。そんなものだろうか、リィンが覗いたものは自分のそのものだと言うのに。しかし、あの夜見せられたあの力はリィンが拒絶してきたもの。もしそれが牙をむいているというのなら、分からん話ではないか…。

 

 旧校舎で解散し夕方の五時半。今日はもうなんの用事もない、このまま学生寮に戻る。扉を開ければ寝息が聞こえて、そっと戸を閉じれば共有スペースのソファに横たわるサラ教官が居た。いつもする酒の匂いは今はあまりしない。テーブルの上にはぐちゃぐちゃと濃い書き込みがされ、僅かに俺たちの名前が読み取れる紙と、どこかは分からないけど、街の資料。

部屋が近いのがラッキーだったな、部屋から毛布を取り出しそっとかける。コーヒーを入れて反対側のソファに腰を下ろして休憩する。いつも頑張ってくれているんだ、休んでもらわないとな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─────────────────────────

 

 

 

 

 

「ねぇパパ、私上手くやれてるかな?こんな私でも、皆にできてることってあるのかな?」

 

「やれているとも。私の娘はできる子だからな」

 

───────────できてるさ、サラ教官は立派な教官だよ

 

え?

 

 

 

プルルルルルルルル…プルル ピッ

 

 

「…ん………」

 

おう、どうした?探索の打ち上げのつもりがどんどん人が着いてきてⅦ組ほぼ全員で食事?キルシェで?邪魔になってないのか?…そう、店主さんが貸切に…わかった、教官も連れて全員で食おうや

 

 そこにいるのは…ジェイル?

 

「ん?起きたか?教官。リィン達がキルシェで食事に行ってるみたいだ。教官も連れて来いって言ってたからな。ほら行くぞ!」

 

「ちょ、ちょっと待ってってば!」

 

 急いで毛布を部屋に置いてキルシェに向かった。Ⅶ組が始まってからずっと皆と一緒に食べてたけど、今日は特に美味しかった気がする。

 珍しくお酒もほぼ飲まずに眠りについた。昼寝がよく寝れたから昼と同じ毛布を羽織って寝た。でも朝になって気づいたけど、私確か毛布してなかった気がするんだけど…一体誰の…。そ、それより、私の扉に引っ掛けてあった袋に入ってた蒼い花、ジェイルも余計なものを持ってきてくれるわね…後で学院と教会に相談しとかないと。はぁ…面倒事って減らないのね…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




もう出来上がり次第あげることにしました。中途半端な時間に上がることが増えると思います、ご了承ください。
今作でのリィンくんの改変点を下に記して今回は終わりとなります。読了ありがとうございました。

扱いきれないデメリット強めの技っていいよね…

リィン・シュバルツァー

Sクラフト
 紫焔ノ太刀:範囲直線L、威力SS。紫の焔を刀に纏わせて切り抜ける戦技。使用後、自身に全HPの50%のダメージと戦闘終了まで封技。治療するまで終了しない炎症状態異常。

 焔ノ太刀:使用不可能

クラフト
 無責任な信頼:CPを消費せずに本人らの意思で発動する。ジェイル・アーライトが同パーティに存在する時、強制的にリンクを接続しお互いに全75%のダメージ。CPを200追加し、リィンにSTR100%の上昇、ジェイルにSPD100%の上昇バフを付与する。3ターン経過後1ターンの行動不可能状態になる。

現在だいたい6000字半ばになるようにしていますが皆さんはどれくらいが好みですか?

  • もうちょい少なめ(3000~5000)
  • 今くらい(5000~7000)
  • もうちょい多め(7000~9000)
  • 一章三話ペースで進めろ(9000~)
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