[それでは、模擬戦モードを実施します。二人とも、準備はいいわね?]
[いいわよ!]
「俺はいつでも。」
[ルールは
ミサトさんの号令と共に、バーチャル空間での戦闘が始まる。まずは兵装ビル等各種防衛機能の確認。…これは問題なし。次は武装確認。初期はパレットライフルと固定兵装のナイフ。付近にはガトリングと……え、デュアルソー??何でこんなおっかない武装が…。
まだ互いに位置を確認はできない。この時間あたりなら、互いに武装を決定して仕掛けようとするはず。なら-
「炙りだしてやる。」
高い場所にライフルを乱射する。仮に相手がスナイパーの場合、これだけで牽制になる。こっちの位置は割られるが、そっちの方が都合がいい。
「足音がしたな。音波検知、敵の位置を確認…こっちに向かってくるな。」
なら十中八九近接を仕掛けるだろうな。ライフルを捨て、付近のハンドガンを手に取りナイフも同時に構える。
[いたわね!覚悟なさい!!]
うっわ、ライフル撃ちながらこっちに真っ直ぐ突っ込んでくる。怖すぎるなアイツ。ハンドガンで牽制しながら、少しずつ誘導していく。目標はワイヤービルとガトリングが近くにあるポイント。何度か真正面に対面するけど、必ず逃げる場所を確保している。もうそろそろポイントだな。
3、2、1…今!!!
「兵装ビル起動!」
俺は後ろに大きく跳び、近くのビルに手を引っ掛けて急ブレーキ、手を着いたポイントを軸に回転し身を隠す。無数の軽い発射音と共に、惣流の怒鳴り声が聞こえる。
[Scheisse !! ちょっと、何よこれ!!!!]
予想通り、弐号機はワイヤーに取りつかれたようだ。ガトリングを急ぎ受領し、弐号機の背面上部…すなわちプラグ挿入部付近に銃口を突きつけ、
[嘘!?]
トリガーを引いた。
[勝者、影嶋エイジ!]
大人げなくガッツポーズしてしまった。んでもこれはBO5、まだ油断はできない。
[ちょっとミサト、予備の奴ズルいわよ!何でアイツだけトラップを使えるのよ!?]
[あら、言ったでしょ?彼が指揮をしてるって。]
[ダメよ!!フェアじゃないのは認めないわ!!!]
「俺の小手先の仕掛けに引っかかるんじゃあ文句も言えないだろ?不測の事態ってのはいつもあり得る話だ。」
[い、言ってくれちゃって!!!いいわよ別に!今度こそ真正面から叩き潰してあげるわ!!!]
み、耳に響く高音だ…。おっかね…。
その後の戦闘は、
2回戦:俺が待避をしようとした瞬間に頭を捕まれ、肩部ニードルガンをねじ込まれて敗北。
3回戦:飛び付いてきたところに地面からシールドを生やし、体勢を崩してプラグ挿入部をハンドガンでぶち抜いて勝利。
4回戦:上手く袋小路に誘い込まれ、ガトリングの斉射を喰らって敗北。
という結果になった。今のところイーブン、次で決着がつく。
-惣流・アスカ・ラングレー-
現在は膠着している。互いに一回目の遭遇戦を終え、慎重になってる。
予備の奴、また性懲りもなくまたトラップ頼りねぇ。2回は初見殺しにいいようにされたけど、あたしだって奴のパターンは読めてきた。今は2-2、最後はいいようにはさせないわよ!!
仕掛ける!!大きく跳躍し、ソニックグレイブを空中から突き下ろす。予備の奴は地面のシールドで体勢を崩そうとしてきてるけど、今回は悪手だったわね!!突き出てきたそれに手をつき、腕をバネにして更に上空へ。予備はハンドガンとナイフで応戦してくるけど、それすらも回避して物陰へ。ここは確か、えっぐい武器が…あったあった。
さっきの奴の位置がここなら、ここへの最短移動ルートは、ビルを数本挟んでの回り道ね。ふっふっふ、これなら奴も避けれないはずよ。
あたしはデュアルソーを起動させ、ビルの中を突っ切りながら予備に突っ込む。
「でりゃああああああああ!!!!!」
[な!?Shit!!!]
予備はハンドガンを撃つけど、その全てがデュアルソーの刃に吸い込まれる。二枚の刃は零号機の身体を貫き、戦闘終了。
[勝者、惣流・アスカ・ラングレー!2-3により、アスカの勝利!]
「おっほっほ!!やっぱりあたしが最強ね!!このエリート様には勝てないのよ!わかったわね?予備パイロット!」
[ふゥ~、流石にプロを怒らせたら勝てねぇなこりゃ…。]
ちっ、聞こえてないようね。それにしてもアイツ、人の殺し方を知ってる武器の使い方だった。血管を切るナイフの動きなんて、オタクとか素人程度じゃ絶対に再現できないわ。
「…アンタ、ハンドガンとナイフ、素人の動かし方じゃなかったわね。経験者なの?」
[いンや、ちっとここで対人訓練やっただけ。さっきは煽って悪かった。]
「何よ、やけに素直じゃない。ま、私がナンバーワンってことには変わらないけどね。」
[実際、惣流が一番動かすのは上手いな…。こりゃ誰も文句言えねぇわ。]
「そうよ、もっとあたしを褒め称えなさい!!」
あ~スッキリした!これで私の存在価値がまた高まってしまったわね!これで、こいつにパイロットの座を奪われることはほぼ無くなったわ。私の場所を、勝ち取れた…!
…でも、アイツもただ乗ってるだけのパイロットじゃないってのがわかった。少しだけ評価してやってもいいかもね。
-影嶋エイジ-
次の日の学校。昨日の模擬戦のせいで、全然疲労が抜けない。あんな真面目に対人したの久しぶり過ぎて、キャパオーバーした…。レイよりも遅く起きたの初めてかもしれねぇな、こりゃもっと体力つけないとダメか。
「エイジ君、平気?」
「ちっとばかし調子悪いけど、少し寝れば大丈夫だろ…。」
「そう…。」
「心配してくれるのは嬉しいけど、俺も家事やらないとだからね。あんま休んでられないってのも-」
「それなら、私が……」
「何だってぇええええええええええええ!?!?!?!?」
「あの女がエヴァのパイロットやと~!?知っとったのかエイジ!?」
「うっせーなァ。まさか、俺もあの時初めて知ったよ。しかもあいつ、滅茶苦茶強い。扱いに困る。」
話をしてると扉が開く音と同時に、トウジがまた悲鳴をあげる。おいおい、今度は何だ…
「え゛。」
「あら、あなたたち3人とも同じクラスだったの?(サイテー!)」
小声だったが、しっかり最後まで聞こえた。ジーザス…。
「あ~ら、あんたらも一緒のクラスなの。朝からイチャついちゃって、やだやだ。」
「勝手なことを……」
とりあえず中指立てて抗議した。
「惣流・アスカ・ラングレーです。よろしくお願いします。」
相変わらず二面性がやべぇな。クラス中がざわめく。まあ、内容は若干数名以外の男子の歓声だ。そら、うわべだけ見たら美人だから人気は出るだろな。内面知ったらここの男子泣くぜ?
「後もう一人転校生がいます。入ってきなさい。」
根府川さん、一緒にやってやれよ…。次に入ってきた子は、髪の色が…何て言えばいいんだ、トパーズって表現をすればいいんかな。そんな感じの黄色がかった色で、レイと同じ赤い目をしている。中性的な顔をしている子だ、シンジ君に顔の感じが似てる、彼も中性的だし。
にしても、最近の男子でセーラーたぁ珍しい。ん?首とか手首に包帯してる。…リスカか?いや、まさかね…。
「渚カヲルです、よろしく。」
女子からの黄色い声。一度に二人も転校生、か…。片や乱暴だけど実力派のパイロット、片や謎の包帯美少年……なんか、不思議な組み合わせだ。
-碇シンジ-
学校の昼休み。僕は相変わらず一人で昼食をしている。いつもエイジ君と綾波の二人から「一緒にどう?」って誘われるけど、あの二人の中に混じるのはなんだか気が引ける。二人の邪魔をしちゃいそうでさ。
「碇シンジ君。一緒に昼食、しない?」
「え?あ、渚君。いい、よ?」
「ありがとう。」
渚君はそう言うとすぐ、隣の席に座ってくる。なんだか、渚君って不思議な人だ。妙に接近してくるけど、不思議と嫌な感じがしない。むしろ、エイジ君より接しやすいような…
「あ、その卵焼き美味しそう。いただき。」
「あ、渚君!?」
「…美味しい。ねえ、このお弁当誰が作ってるの?君?」
「え?あ、うん。いつもはエイジ君が作ってるんだけどさ、今日はたまたま僕が―」
「へぇ。料理、上手なんだね。羨ましいよ。」
「そ、そうなのかな…。」
「そうだよ。僕も、君のお弁当食べてみたいくらいだよ。」
「あ、ありがとう渚君…。」
「"カヲル"でいいよ、シンジ君。」
彼の笑顔は、とても魅力的だった。男の僕でも、惚れてしまいそうな―
-影嶋エイジ-
学校が終わり、今日もNERV本部へ登庁する。その途中の通路。
「はあ…眠…。」
「ねえ、セカンドのこと、どう思うの?」
「へ、惣流の?どしたんだ藪から棒に。」
「いつも、絡んでるから。」
「ああ…アレはただイヤミ言ってるだけだよ。ただただ一方的にギャーギャー言われるのも癪だし。」
「そう。」
「そういえばさ、話全く変わるし今更なんだけど、セカンドインパクトって何?南極で何かあったってのはわかるんだけど、んな都合よく隕石が落ちるもんかな?」
「セカンドインパクトは、南極の使徒が起こしたものよ。」
「使徒?俺らが戦ってる奴らの親玉って感じ?」
「………。」
これ以上の詮索はやめよう。目の前では惣流とシンジが話をしている。てか通路のど真ん中で突っ立ってんじゃねぇ。
「悪いけど、そこ通してくれる?」
「悪ぃなレイ。失礼、二人とも。」
「ちょっと、待ちなさいよファースト!」
レイは惣流の方を向く。
「何か用?」
「あなた、碇指令のお気に入りなんですってねぇ。大した実績もないくせにどうしてかしらァ?」
「そんなことを聞いてどうするの?行きましょ、エイジ君。」
「おう。ったく、そんなモンじゃねぇのにさ…」
惣流はレイの肩をつかみ、引き留める。
「待ちなさい!ひいきにされてっからって舐めんじゃないわよ!」
「やめろ。」
レイをつかまえている惣流の手首を掴み、それを引き剥がす。
「何なのアンタ!?カノジョの前だからカッコいいとこ見せようっての!?だいたい、こんなお人形さんのどこg-」
「表層だけ見てレイをわかった気になってんじゃねぇ。それにレイは人形じゃない。」
「なんですって!?ちょ、痛いじゃない!」
「お前、レイの何かを知ろうとしたかよ。勝手なことばかり言いやがって…!」
完全にブーメランだ。俺も惣流のことを最初から嫌って理解しようとはしちゃいない。
惣流は俺の手を無理矢理振り払い、捨て台詞を吐く。
「ミサトといい、あんたたちといい…やってらんないわ!サイテー!!」
惣流は走り去ってしまった。苦い顔をしているのが自分でもよくわかる。
「僕ら、あの子とうまくやっていけるのかな…。」
「これは経験則だけど、互いをわかれば今よりかはマシになるよ。」
「そんな上手くいくかな…。」
「んなワケないじゃん。俺とレイだってそうだった。」
「え?」
「そうね。」
唐突に警告音が鳴り響く。使徒か。
「行こう。」
「うん。」
「ええ。」
アークに搭乗してまず連絡を取るのは、必ず葛城一尉とだ。
どんなに私生活に問題があっても、一尉の作戦立案能力は本当に優秀だからなァ。
「現在の迎撃システムの復旧率はどんなもんです?」
[今送ったとおりよ。復旧率26%、ほとんど使い物にならないわ。したがって、今回の作戦が上陸直前の目標を水際で迎え撃ち、一気に叩く!]
「初号機と弐号機での近接戦闘…。フォーメーションもクソもないと思いますけどねぇ、今の訓練状況じゃ。」
[そこはあなたの腕にかかってるわ。]
「責任重大、か。ミサイル車とかは大丈夫ですか?」
[ええ、計10両が向かっているわ。お好きなように使ってちょうだい。]
「それなら、使徒迎撃予定ポイントを中心に半径1km範囲に等間隔に車を配備してください。タイミングはこちらが指示します。時間が惜しいから通信終わり!
シンジ、惣流、聞こえるか?」
[大丈夫!]
[“アスカ”でいいわよ、バ影嶋!]
「相変わらずひっでぇなぁ。まあ、それでもお言葉に甘えさせていただく。
まず両機体共、地上に出たら電源ケーブルを接続。その後はアスカを前衛、シンジを後衛に戦闘開始。アスカは敵との近接戦をしつつ背後をとり、コアを無防備にさせる。その状態でシンジはパレットライフルの射撃若しくはナイフでコアを攻撃、敵を撃破する。近接に関してはアスカの方が上手いから現場判断は任せる。初期クロッシングは弐号機だ。」
[了解。]
[あら、思ったより真面目な作戦ね。それに、私に華を持たせようっての?]
「アスカは昨日の模擬戦で近接戦闘のセンスがめっちゃあったから信頼してるだけだよ。別に他意はない。」
[あっそ。聞かなきゃよかった。]
「そう不機嫌になるなよ。あと10秒で地上だ。ケーブルを両機がつなぎ、武器を装備した瞬間作戦開始。」
[わかったわ。お手並み拝見ね。]
[了解。]
[七光り、聞きなさい?ほんとはあたし一人で十分なのよ。くれぐれも足引っ張るなよボ ケ ナ ス。]
[何なんだよほんと…]
「弐号機とクロッシングしてるの忘れたか?秘密回線を使うくらいならさっさと武器持ってくれ。」
[はいはい、わかってますよ~。]
軽口は言っているものの、緊張が伝わってくる。俺も画面と地形図を確認しながら行動予想をする。とにかく、安全且つ確実にだ。
初号機、弐号機共に武装を構え、配置につく。
「作戦開始。初号機、海面にライフルを撃ってあぶり出せ。ポイントは送る。」
[了解。]
初号機が指定ポイントに射撃する。すると、海面から突然水柱が上がり、敵が浮上してきた。
「弐号機。」
[わかってる!]
「背後をとってくれればどんな動きしてくれても構わない。初号機にクロッシング変更。」
弐号機が大きく跳躍した瞬間、初号機の視点に切り替わる。コアが…二つある!?
「初号機前進!ライフルとナイフ同時装備!アスカ、コアの位置を転送するから裏から貫け!シンジは下側のコアをナイフで刺せ!」
[了解!]
[わかってるわよ、あたしに命令しないで!!]
弐号機には上側のコアの位置だけを送る。初号機はライフルを捨て両手でナイフを持ち、下側のコアを貫く。どうだ…?
いや、敵はまだ動いている。死んじゃいない!
「まさか!」
[効いてないのォ!?]
[そんな!!]
「全機退避!ミサイル部隊攻撃開始!」
弐号機、初号機はその場から退避する。その数秒後、大量のミサイルが使徒に着弾する。これは足止めだ。
「弐号機、武装の状態を報告!初号機、パレットライフル受領!」
[これはまだ使えるわよ!]
[わかった!]
「弐号機了解!初号機は後衛を続行!」
さて、敵はどう出てくる…?煙が晴れると、そこには敵が「2体」いた。
「あんのインチキやろ~!!コア二つってそういうことかよ!」
…ん?いや待て、俺はさっき二個ともコアを壊したよな?じゃあ何で敵は生きてるんだ!?
通信じゃない独り言だったけど、二人にも動揺が広がっている。
[何あのインチキ~!]
[ど、どうなってんだ!?]
「落ち着け!常に2on1を意識しろ!弐号機、攻撃する個体の指定は任せる、初号機は必ず隙をつかれないように動け!アスカの動きに合わせて行動を決める!」
[わかってるわよ!やってみなさい!]
[わかった!]
「ミサイル発射準備!爆撃範囲を指定するからそこに照準、以降命令あるまで待機!
初号機!弐号機の位置に合わせて初号機を動かす、しっかりついてこい!」
[やってみる!]
弐号機は敵の片方をコアごと切り裂くが、瞬く間に再生される。今度は斬撃に合わせてライフル射撃を加えるが、これも尚再生され、全く歯が立たない。各個撃破は許してくれないようだ。
…完璧に同時にコアを破壊しなければならないのなら、この戦闘方法は無意味だ。なら、やることは一つしかない。
「弐号機、初号機、撤退だ!ミサイル発射!!」
[はァ!?私はそんなん認めないわよ!]
[アスカ、爆撃に巻き込まれる!]
初号機、弐号機が後退すると、さっきより広範囲にミサイルが着弾し、使徒の動きを止める。
「葛城一尉、NN爆雷投下を要請してください!」
[ちょ、エイジ君、本気なの!?]
「各個撃破させてくれないこのままじゃあ、足止めすらできませんよ!」
[…わかったわ。作戦中止!撤退よ。]
[ミサトまで!!]
「アスカ!このままじゃあ使徒は倒せない!今は我慢してくれ!」
[く…くそぉーっ!!]
シャワーを浴び、着替え終えた後、持ち込んだラップトップでさっきの戦闘記録を確認する。
やはり、「コアを2個とも破壊した後に」敵は動き始め、分離した。
そして、その後コア一つの敵に攻撃しても、すぐ再生されてしまい、各個撃破をさせてくれなかった。やはり、2つのコアを同時に破壊するしかないのだろうか。だが、コンマ1秒もズレずに攻撃をする方法を思い付かない。どうすればいいんだろうか…。
「指令から呼ばれたの、聞こえなかったの?」
「ふうっ!?なんだ、葛城一尉か。どーせ老人の小言ですよ?行く価値がありませんね。そんなことより、今回の敗北原因と対策を考える方がよっぽど有意義な時間ですよ。」
.
「それでも規則だから、来てちょうだい。」
「どうも、お二方。」
「エイジ君、あのねぇ…。」
「まあ座りたまえ。」
「いえ、どうせしょうもない内容なんで結構ですよ、副指令。」
俺らは撤退後の映像を見せられる。新型NN爆雷攻撃により、表面を少しだけ焼いたものの撃破には当然至らない。敵の足止めは成功したが、その間に対策を見つけなければならない。てか、これを見せつけられる理由がわからねぇんだが?時間の無駄は勘弁してくれ。
「アークのパイロット。」
「はい、何でしょうか指令。」
「何故撤退させた。」
「敵は2個のコアを有しています。これは片方のみを撃破するだけではすぐ再生されてしまい、殲滅は永遠にできません。これは推測ですが、コア2個を全く同時に撃破する必要があると思われます。」
「そのための対策はできているのか?」
「そいつは…まだです。」
「そうか。次は無いぞ。」
「わかっています、指令。」
上の役職の人間たちはさっさと部屋から出てしまう。こいつら面倒だなァマジで。