もしも、ぷよぷよ!!にアイツらが出ていたら   作:アヤ・ノア

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ヒーローの癖にやけに影が薄いほほうどり。
そんな彼にも、光を当てるのが私です。


もしも「ほほうどり」が出ていたら

~第1話 VSナスグレイブ~

ぷよ勝負前:

ほほうどり「ほっほほーぅ! 久々にここに来たから、気分がいいっス!

      さーて、この調子で今日もヒーロー修行に行くっスかね?」

???「ん? テンションが高い声が聞こえるんだなぁす」

ほほうどり「ん? その声はまさか怪人っスか?」

ナスグレイブ「誰が怪人だなぁす!

       オレには『ナスグレイブ』っていうちゃんとした名前があるんだなぁす!

       おまえこそ、一体誰だなぁす?」

ほほうどり「ふっふっふ……聞いて驚くなっスよ。

      オレっちは、このプリンプタウンを守る正義のヒーロー、ほほうどりっス!」

 

ほほうどりが決めポーズを取る。

 

ナスグレイブ「……どこがだなぁす」

ほほうどり「なっ! 騒がないっスか!?」

ナスグレイブ「騒ぐわけないんだなぁす。

       おまえがヒーローの癖に全然活躍してないと思うからだなぁす」

ほほうどり「な、な~~~~に~~~~~! よくもオレっちを馬鹿にしたっスね!

      ぷよ勝負でコテンパンにしてやるっス!!」

 

ナスグレイブ勝利:

ナスグレイブ「おまえはヒーローっていうよりも、オレみたいになればいいんだなぁす」

 

ほほうどり勝利:

ほほうどり「どうだ! 参ったか! っス!」

 

ぷよ勝負後:

ナスグレイブ「ばたんきゅ~……」

ほほうどり「オレっちを馬鹿にしたから、アンタはこうなったっスよ?」

ナスグレイブ「そ、そんな事はない、と、思うんだ、なぁす……」

ほほうどり「まぁ、これもヒーロー修行のために通る道っスからね。

      この調子でどんどん進んでいくっス!」

ナスグレイブ「……五月蠅いんだなぁす……」

 

~第2話 VSアルル~

ぷよ勝負前:

ほほうどり「さぁて、次は誰が相手っスかね?」

アルル「あっ!」

ほほうどり「ん? 何か困ってるっスか?」

アルル「ううん、ボクは何も困ってないよ」

ほほうどり「そっか……なら、いいっスが」

アルル「あっ、そういえばキミ、初めて出会うね。キミの名前は何だっけ?」

ほほうどり「オレっちはほほうどり! 正義のヒーローっス!」

 

ほほうどり、決めポーズを取る。

 

アルル「あはははは、何となくありがち~なポーズだよね。笑っちゃうよ」

ほほうどり「お嬢ちゃん、それはどういう意味っスか?」

アルル「? 何でもないよ?」

ほほうどり「ほほぅ……んじゃ、オレっちの魅力を分かってくれたっスね?」

アルル「全然」

ほほうどり「何ぃっ!? アンタまでオレっちを馬鹿にしたっスか!?」

アルル「馬鹿にしたつもりはないってば。ていうか、ボクまでってどういう事?」

ほほうどり「オレっちが正義のヒーローである事を、今からぷよ勝負で証明してやるっス!」

アルル「いきなりぷよ勝負を吹っ掛けられるなんてやだー!!」

 

アルル勝利:

アルル「まったく、正当防衛くらいはさせてよね!」

 

ほほうどり勝利:

ほほうどり「この街には、オレっちを馬鹿にする奴しかいないっスか……?」

 

ぷよ勝負後:

アルル「はぁ、はぁ、はぁ……なんでいきなりぷよ勝負を吹っ掛けるの?」

ほほうどり「オレっちを馬鹿にしたっスから」

アルル「だからと言って、いきなりぷよ勝負をするなんて全然ヒーローらしくないよ!」

(ガーン、とほほうどりが固まる)

ほほうどり「か、母さん……どうして……」

アルル「あ~あ、今日は何もいい事がなかった。帰ったらカレーを食べよっと」

(すたすたとアルルは去っていく)

ほほうどり「……ヒーローって事を……証明したい、っス……」

 

~第3話 VSウィッチ~

ぷよ勝負前:

ほほうどり「何としてでも、オレっちがヒーローである事をみんなに伝えたいっス……」

???「おいっす!」

ウィッチ「あら、ちょうどいいところに派手な色の鳥がいましたわ」

ほほうどり「そ、それはどういう意味っスか?」

ウィッチ「わたくし、魔法薬を作っておりますの。

     その材料を集めるためにあちこちを回っているんですのよ」

ほほうどり「そ、そうっスか?」

ウィッチ「そんなわけで、材料を探そうと思うんですけど……」

 

ウィッチ、不敵な笑みを浮かべる。

 

ほほうどり「ま、まさか……!」

ウィッチ「貴方の尾羽を、魔法薬の材料にさせていただきます?」

ほほうどり「ぜ、絶対にダメっス!」

ウィッチ「逃がしませんわよ!」

ほほうどり「ええい! ぷよ勝負をして、こいつを黙らせてやるっス!!」

 

ウィッチ勝利:

ウィッチ「さあ、貴方の尾羽を分けなさい!」

 

ほほうどり勝利:

ほほうどり「負けるわけにはいかなかったっス!」

 

ぷよ勝負後:

ほほうどり「こ、この尾羽は、絶対に、渡さない、っス……」

ウィッチ「必死ですわね。そんなに材料を渡したくないんですの?」

ほほうどり「そうっスよ! これはオレっちにとって大事な部分っスから!」

ウィッチ「それはわたくしにとってもという意味でもありますけどねぇ~」

ほほうどり「オレっちとアンタじゃ意味が違うっス! それじゃあ退散っス!!」

 

ほほうどり、逃げる。

 

ウィッチ「……まったく、素直ではありませんのね」

 

~第4話 VSラフィーナ~

ぷよ勝負前:

ほほうどり「まったく、どいつもこいつもオレっちの魅力を分かってくれないっスね」

???「あら」

ラフィーナ「久々に……いえ、初めてですの? あなたと出会うのは……」

ほほうどり「オ、オレっちの事を忘れたっスか!?」

ラフィーナ「ええ」

ほほうどり「な、何だってぇ!?

      ヒーローたるこのオレっちを忘れるとは失礼にもほどがあるっス!」

ラフィーナ「全然失礼ではありませんわよ?

      事実、誰かさんもず~~~っと魔導学校を休んでるから忘れてしまいましたのよ?」

ほほうどり「オレっちはその誰かさんよりも物凄く魅力的っスよ!

      それなのに……それなのに……それなのにぃぃぃぃぃ!!」

ラフィーナ「駄目ですわこいつ……。早く何とかしなければ……」

ほほうどり「ぷよで勝負っス~~~~~!!」

 

ラフィーナ勝利:

ラフィーナ「このままずっと忘れられてほしかったですわ」

 

ほほうどり勝利:

ほほうどり「これで、オレっちの魅力が分かったっスね?」

 

ぷよ勝負後:

ラフィーナ「まったく、あなた鳥の癖に生意気ですわよ!」

ほほうどり「鳥じゃなくてヒーローっス!」

ラフィーナ「全然そうは見えませんでしたわ!」

ほほうどり「見えなくてもヒーローはヒーローっス!」

ラフィーナ「五月蠅いですわね! そんなあいつみたいな鳥がヒーローとは思えませんわよ!」

ほほうどり「もう知らないっス!! アンタには一生オレっちの事が分からないっスよ!!」

 

ほほうどり、プンスカしながら去っていく。

 

ラフィーナ「……こんな迷惑鳥、私、嫌いですわ」

 

~第5話 VSまぐろ~

ぷよ勝負前:

ほほうどり「あー、ちょっと苛々したから、気分転換に歌でも歌うっス。

      街ーの谷間に潜む影ー、ホッホーゥ♪ ぷよぷよ消ーしてる光る羽ー、ホッホーゥ♪

      悪ーの野望に気付く時ー、メガーネキーラリとやってくる!

      進めピ・ン・クのほほうどぉり~♪」

???「おおっと」

まぐろ「それはアニメソングかい?」

ほほうどり「あっ、これはオレっちのテーマソングっス。聞いてくれたっスか?」

まぐろ「うん★ なかなかいい歌だったよ★」

ほほうどり「おぉー! オレっち、褒められてチョー嬉しいっスー!」

まぐろ「ははは★ ボクも、ヒーロー物は好きなのさ★」

ほほうどり「お互い気が合うっスね!」

まぐろ「そうだね★」

ほほうどり「それじゃあ、その印にアンタと……」

まぐろ「ぷよ勝負★ だね★」

 

まぐろ勝利:

まぐろ「この勝負、どうやらボクが勝ったみたいだね★」

 

ほほうどり勝利:

ほほうどり「この勝負、オレっちの勝利っス!」

 

ぷよ勝負後:

ほほうどり「あ~、楽しかったっス! こんなぷよ勝負はチョー久々っス!」

まぐろ「いや、初めてじゃないかな?」

ほほうどり「オレっち、アンタのおかげで元気になれたっス!」

まぐろ「それはよかったね★」

ほほうどり「それじゃあ、さよならっス! また会える日を楽しみにしてるっス!」

まぐろ「バイバイ★」

 

まぐろ、去っていく。

 

ほほうどり「……あっ、名前を聞き忘れたっス。サインも忘れちゃったっス……」

 

~第6話 VSシェゾ~

ぷよ勝負前:

ほほうどり「さぁ~って、元気になったっスから、この調子でどんどん進んでいくっス!」

???「む?」

シェゾ「誰だ、お前は?」

ほほうどり「オレっちは、この街を守る正義のヒーロー、ほほうどりっス!」

シェゾ「そうか。なら俺は悪の怪人という事か」

ほほうどり「そういう事っス! アンタの相手は、このオレっちっス!

      さあ、悪の怪人よ! この正義の羽の前に散るっスよ!」

シェゾ「断る」

ほほうどり「な、何故っスか!?」

シェゾ「お前、はっきり言ってうざいんだよ。

    声はでかいし態度もでかい……だから、お前はハブられたんだよ」

ほほうどり「ピヨーッ! せっかく元気になったのに、またオレっちを馬鹿にしたっスか!?」

シェゾ「だから、それを人のせいにするなよ」

ほほうどり「もう許さないっス!

      ハブられた恨みを、ぷよ勝負で晴らしてやるっス~~~~!!」

 

シェゾ勝利:

シェゾ「闇の剣の前に散った……な」

 

ほほうどり勝利:

ほほうどり「どうだ! オレっちの勝ちっス!」

 

ぷよ勝負後:

ほほうどり「オレっち、カッコE!」

シェゾ「まったく、勝ったからっていちいちポーズを取るんじゃねぇよ。

    それだからお前はハブられたんだ」

ほほうどり「負けた癖に偉そうな口を叩くなっス!」

シェゾ「……まぁいい、ここは通してやろう。

    言っておくが、このままの調子ではいつか痛い目に遭うからな」

ほほうどり「……? どういう事っスか?」

 

~第7話 VSレムレス~

ぷよ勝負前:

ほほうどり「よ~し! やる気がどんどん出てきたっスよ!」

???「あっ」

レムレス「こ、こんなところに人がいたんだね」

ほほうどり「一体どうしたっス? なんか、困った様子っスね」

レムレス「実は僕、この先にいる変な人に変なものを飲まされちゃって……」

ほほうどり「ほほぅ……ならヒーローたるこの……」

レムレス「あっ、だからと言って僕をボコボコにしちゃダメだよ」

ほほうどり「ほ、ほほぅ……」

レムレス「……でも、君に先に進める資格はあるのかな?」

ほほうどり「当然っスよ?」

レムレス「じゃあ、僕とぷよ勝負をして、勝ったらここを通してあげるよ」

ほほうどり「な、なんかありがちな展開っスが……まぁ、全力で相手をするっスよ!」

レムレス「望むところだ!!」

 

レムレス勝利:

レムレス「まだまだ君は修行が足りないね」

 

ほほうどり勝利:

ほほうどり「どうだ! 勝ったっスよ!」

 

ぷよ勝負後:

ほほうどり「どうだ~! オレっちの勝ちっス~!」

レムレス「よく頑張ったね。……ふふふ」

ほほうどり「何がおかしいっス?」

レムレス「実は僕、変なものを飲んだんだけど、実のところ体に異常はなかったんだよね」

ほほうどり「だから、全力で戦えたっスか……」

レムレス「そんな僕に勝てたなんて、君、凄いじゃないか。お世辞じゃなくて、本当に」

ほほうどり「えっ、そうっスか?」

レムレス「だって、他の人には……おっと! ここから先は何も言わないでおこう。

     それじゃあ、またね!」

 

レムレス、去っていく。

 

ほほうどり「……いよいよこの先に、ラスボスがいるっスか。く~! 楽しみっス~~~!!」

 

~第8話 VSゴゴット~

ぷよ勝負前:

ほほうどり「さあ、覚悟するっスよ! ラスボス!」

???「ヨ~~~」

ゴゴット「ボクがラスボスって事でいいかナ?」

ほほうどり「ア、アンタがラスボスっスか……?」

ゴゴット「キミがそう思うならそれでいいヨ」

ほほうどり「言っておくっスが、さっきの男に変なものを飲ませたのはアンタっスね?」

ゴゴット「そうだけド、それがどうかしたネ?」

ほほうどり「ありがとうっス! これでアンタとマジで戦う事ができるっス!

      なんて言ったって、オレっちは正義のヒーローっスから!」

ゴゴット「正義のヒーロー……そうネ……そうネ?」

ほほうどり「??」

ゴゴット「ならば、ボクも悪の大魔王として、マジでキミと相手をするネ!!」

ほほうどり「よ~っし! レッツ?」

ゴゴット「ぷよ勝負ネ~~!!」

 

ゴゴット勝利:

ゴゴット「悪の大魔王が勝っちゃったネ!」

 

ほほうどり勝利:

ほほうどり「正義は必ず勝つっスよ!」

 

ぷよ勝負後:

ほほうどり「オレっち、カッコE!」

 

ほほうどり、ポーズを取る。

 

ゴゴット「ム、ムネン……」

 

突然、拍手が巻き起こる。

 

ほほうどり「い、一体何が起こったっスか?」

アミティ「パチパチパチパチ~!」

アルル「いい劇だったよ!」

ほほうどり「げ、劇……?」

りんご「実は、貴方が今まで進んできた道は、私達が観戦していた舞台の上だったんです」

ほほうどり「どういう事っスか?」

アルル「ボク、サタンに頼み込んだんだよ。

    キミがあまりにも可哀想すぎるから、この舞台を用意して、ってね」

ほほうどり「え……じゃあ、オレっちの活躍は……」

アミティ「よかったじゃない! ラスボスをやっつける事ができて!」

ほほうどり「……」

りんご「あれ……なんか、顔が変……」

ほほうどり「……よくも、よくもオレっちを、騙してくれたっスね……」

りんご「わ、私達は何も騙していません! それはサタンという人に言うべきです!」

ほほうどり「許さないっスよ~~~~~!!」

アミティ「うわ~、ほほうどりが怒っちゃった!」

アルル「大丈夫、アミティ。ボクと一緒に……」

ほほうどり「ホホウ・ダイナミ……」

アミティ&アルル「ばっよえ~ん!!」

ほほうどり「ピョヒ~~~~~~!!」

 

ほほうどり、吹っ飛ばされて星になる。

 

りんご「あ~あ、星になっちゃったみたいだね」

アミティ「というわけで、ほほうどりが主役の劇は」

アルル「これにて閉幕!」




綺麗に終わる? そうはいきません。
何故なら、これがぷよ!!クウォリティですから。

ちなみに、ゴゴットの一人称は私が勝手に決めたものですので、ご注意ください。
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