今回は雑というか…ゲーム配信のつもりです
閑話「ゲーム配信です」
◯
(とある家庭のひと時)
「…そういえばさ~パパ」
「…ん?どうしたの、今宵」
今日は休日。仕事も無ければ出かける予定もないため、二人でゆっくりと居間で寛いでいたところである。
娘はというと…ソファーに寝そべり、スマホで誰かの配信を見ているようだった。
声を掛けられてたので、娘の方に視線を向ける。目線があった後、娘はスマホの画面を見せて言った。
「パパってさ、ゲーム配信とかしないの?」
「…ゲーム配信ってあれかな?ホラーゲームとか?」
「そうそう、パパの配信見たけどさー…会話デッキ構築しかしてないの?飽きてこない?」
「う”っ…確かに言われてみるとそうかも」
娘にそういわれ、少しドキッとしてしまう…他のVの配信を見ていても、箱おばや無人島人狼、わんたまなど、いろいろなゲームの配信をしているのが多いだろう。
ゲーム以外だとしても、お歌配信やお絵かき配信など、自身の能力を生かした配信が多い。
「でしょー?、いつまでも同じようなデッキを作るー…じゃなくて、別の事すれば、人も増えると思うよ?」
「…うーん、なるほどね…でも何をしようかな…」
「家にあるじゃん、アタシスが」
「ああ…あれね」
娘から提案されたことについて考えてみる。この際、新しいことに挑戦してみるのも一つの手だろう。
「…わかった、じゃあ、今度の配信でやってみるね」
「うんうん!頑張ってだよ!私は陰で応援しとくからー!」
「はいはい…」
ここまで期待されたやらないわけにはいかないだろう。
後で配信の枠を作るのと、告知をしておくことにしよう…
●
『はーい!皆さんこんティアー!、マネッティア・ブルースターです!』
何時もの配信とは違うと聞いて
おっ、ゲームするんか!?
『ええそうですよ、今回はいつもと違ってゲーム配信です』
今回はゲーム配信をすると告知したが、リスナーの反応は悪くはないようだ…
『さて、告知でもしましたが…今回するゲームは「大健闘アタックシスターズ」です!』
このゲームは長いシリーズ物でもある…幅広い層が遊び、知名度があり、そしてなおかつ私も遊んだことのあるゲームとすれば、これ以外になかったのである
よーし、おじさん暴れちゃうぞー
参加します
『はーい、分かりました。それでは部屋を立てますので、少し待ってくださいね…』
リスナーの意気込みや、参加します、などといったコメントに安心する…
部屋を立て、IDとパスワードを画面上に記入し、入室者を待つ。
今回私が使うのはデンチュウである。人気もそれなりにあるため、ある程度コンボ動画などを見て練習はしたのだ。
『さてさて…誰が来ますかねっと…おっ?』
入室者のアイコンが出てきたようだ…とりあえず一人目である
『初、一番乗りですね…よろしくお願いします。えっと…?使用キャラはプディンですね…』
どれほどの実力かによるけどね
上級者のプディンは怖いぞー…
この方がどれだけの実力を持っているのかは分からないのだが、全力でやっていくことにしよう。
『では、記念すべき第一試合、よろしくお願いします』
スタートボタンを押し、ゲームをスタートさせる…
えっと…小ジャンからの空N始動って…あれぇ…?この人強くなぁい?
安易なダッシュ攻撃はガードから確反される…隙あらばキャリーされる…
暴れもきっちり後隙を刈られる…
『待って…待って!!!この人強くないですかぁ!?』
スマッシュ上手いなぁ
私があまり上手くないということもあるけど、此処まで一方的なのってあります?
復帰は…上Bからの台座内側って…
『あ"あ"あ"っ!復帰ルート読まれた!、まずいまずいまずいぃぃ!』
そこスマッシュ置いてくるのぉ!?
どうしようどうしよう…全然%溜まっていないのにもう1ストック無いんだけど!
あばばばばば…ああっ!横B暴発した…
『い"やぁ…これは本当にダメですね…幸先悪すぎませんか?』
復帰焦って横B暴発って何なんでしょうね…ホント
さすプディ
可愛い
『はい、切り替えて次の方に行きましょう…』
本当に何なのだろうか…最初はカッコよく勝って勢いを付けたかったのに…
『…気にしても仕方がないですね、次の方は…ルシナですね』
さっきのプリンは一度忘れよう、うん…その方が安心できる
『では、第二試合、よろしくお願いします!』
それではやっていこう…今日の配信はそれが目的なのだから…
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『あばばばばばばば…ガード割れるガード割れるぅぅぅ!!ダメダメダメ!、じゃんけんはヤダ!、じゃんけんはヤダ…』
魔王様には圧倒的なパワーとじゃんけんに翻弄され…
『埋め込みジャッジはヤダ…上投げジャッジもヤダ…埋めないで…埋めないで…!』
ミスターには埋められたり、投げジャッジをされ…
『…ハンマーはヤダ…そんな大技降るな!大きいのを降るな!大きいのはダメだってぇ!!』
星の騎士には翻弄されて…
『よしよし…ダメージがいい感じに溜まってきましたね…よし、上投げ雷ッいっただきぃ!!やったやったった!!勝った!勝ちましたよ!』
時々ではあるがこちらが勝ち、その勝利に喜び…
『あ"あ"あ"あ"眠るがくる…眠るがくるぅ…やだやだやだ…眠るはヤダ…眠るはヤダ…!キャリーしないでぇぇぇぇ!!!』
登録者数が少ないがゆえに、最初に入ってきたプディンと再戦することになり、お手玉するがごとく逝かされてしまい…
『これで逝って!!!…逝かない…なんで…もう一発?…これで逝か、逝かないぃぃ、逝かないの何でぇ???…これで逝って!!三発目っ!よしっ逝った逝った!!!』
対戦でうまい人と戦い一喜一憂し…
『あばばばば…あ"っ…もう…逝かされた…思いっきり逝かされた…もう…』
その後に普通にリスナーもてあそばれる対戦ばかり…
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『はぁ…はぁ…今日はここまでにしましょうか…』
流石に二時間もガチガチに対戦すると疲れてくる。今日はここまでにしておこう…試合途中はコメントも何ひとつ読むことどころか、見ることも出来なかったしね…
『皆さん今回の配信に来ていただきありがとうございます…はい、今回の配信で私はトラウマが凄まじく増えてしまいました…』
こんなに強い人ばかり来る配信…アタシス配信はこんな人たちしか来ないのだろうか…そうだとしたら今後やったとしてもまたボコボコにされるのだろうか…
今回は助かる配信でしたね…
『はぁーい…そうですね、私があまりうまくないからか、皆さんにボコボコにされるだけの配信でしたね…』
勝率はどうだろうか…多分3割切ってそうな気がする…
…聞いてて恥ずかしくなってきた…
センシティブはパパでしたね
これが妻子持ちのパパって本当ですか?
助かるから毎週アタシス配信しよ?
あれ?ここのコメントは何を言っているのだろうか…
『どこがですか?唯々騒いでいただけの配信だったと思うんですけど…』
これはエロッティア
エッチだからこれはサキュッティアですね間違いない…
散々な言われようである、何でこんなにセンシティブ扱いされているのだろうか
『あー…手がかじかむからエアコン切っていたんですけど、べたべたしてきましたね…そろそろ配信を切ろうかと思います』
さっさと終わらせてシャワーでも浴びようか…
『それでは皆さん、今回のゲーム配信にお付き合いくださりありがとうございました…今度はいつするのなかは何ひとつ考えていませんが…いつかまた、こういう機会があればやりたいですね。それでは皆さんお疲れ様でした…ばいばーい』
今度の配信も待ってるからね…
◯
「ふぅ…」
配信を終え、シャワーを浴びる。ゲームに夢中になってしまったのもあるが、エアコンを切っていたせいか全身が汗だくになってた。こうやって遊ぶのは凄く楽しいのだが、熱中するととても疲れてしまう…
身体を拭き、シャワー室から出て着替える。確か冷蔵庫に買っておいたジュースがあるから、それを飲むとしようか…
そう思いながら台所へ向かうと、娘がこちらを見ている…なぜだかジトっとしており責められているような気がする。
「今宵…さん?、どうしたのでしょうか…あの…そのような表情を私にむけて…」
「…今回の配信、見たの」
「ああ、うん…ありがとう…あまり面白くなかった?」
「いやっ…そっちじゃないんだが?…はっきり言うと…その…」
少し言葉を選んでいるように感じる、何かまずい事でもしてしまったのだろうか…
「…えっちだった…」
「…はっ??エッチ…なんで??」
「自分どんな声しているのか知らなかったの…?声だけだと完全にエッチしているようにしか聞こえなかった…」
「…ちょっとまって…ねぇ!…それ本当!?」
「…うん」
「…あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ…」
娘の言葉を聞き、完全に崩れ落ちる…かんっぜんに失敗した…
この後、エゴサしてみたのだが、スケベだの、サキュバスクイーンといった印象が根付いてしまうことになってしまった…
これ元ネタ配信あるってマ?