魔法剣士と異世界の姉妹   作:ニック

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再会は突然に

あれから三週間が経過したある日のこと

 

「パパお代わり!!」

「……よう食うなリン」

「うん!!」

 

元気に頷く少女。

ミオは俺の手下と名乗るアカシという少年というやつと飯を食べている

魔人族とかあまり関係ないのかスラムの人間はリンとミオに好感を得ていた

というよりもスラムではあまり信仰は薄いのか俺すら受け付けてくれることが多く時に飯を一緒に食べているのがきっかけで

 

「……なんでこんな大集団になったんだ?」

 

今俺たちの周りには100人規模の組織になっている。俺がリーダーってことではないがそれでも俺抜きにしろ統率が取れている集団が出来上がっていた

もぐもぐと頬張るリンに俺は小さく笑う

まぁ二人は幸せそうだからいいけど

結局詳しい話を聞けると思っていたが、子どもの体ミオ自身夜早くには眠たくなるそうで昼間のリンがいない時くらいしか話すことはない

……正直リンは俺にべったりだからあまり話す機会はないが、それでも、色々と気になることは聞いている

それもあの世界での最後。中村恵里として最後に想い

それが本当ならば……もしそれが起こったのならば

俺も救いたい

歴史が変わるかもしれない。でもそれがなんであれその歴史を二度と繰り返さないように

 

とそんな時だった

 

「て、敵襲!?」

「は?」

 

全員が不意を突かれたのか俺含め急に剣を構える

 

「どういうことだ?気配感知には引っかかってないが」

「いえ。襲撃してきたのはと小さい金髪の子どもの女性で」

「伏せろ!!」

 

俺も急激に魔力の濃度が変わったのが感じ俺は生半可ではない氷の最上級零谷を放つと大きな壁ができそこに炎がぶつかる

 

「……チッ。馬鹿げているな。ミオ、リン動くなよ。魔法師タイプだから接近戦で沈めてくる」

「う、うん。気をつけて」

「パパ〜頑張れ」

 

気が抜ける言葉だが俺にとっては力がでる一言

流石に油断できる人物ではなさそうなので一撃で落とすか

瞬時に身体強化Ⅳを発動し俺は急速に加速していき目的の少女らしき女性を捉える

 

「へ?」

 

小さく呟く女性、それに容赦なく蹴りを入れると漫画みたいに勢いよく飛んでいき壁を3枚ほど破壊していく

 

「がはッ」

「……へぇ〜まだ生きているのか……つーか身なり的に教会じゃなさそうだな?つーか飯の最中なんだよ。何スラム街に入っているんだ」

「……ミュウは?」

「は?」

「……ミュウちゃんをどこやった?」

 

ミュウ?誰だそいつ

 

「知るか俺らは人攫いのバカげている奴らとは違うんだよ。人違いだ」

「……」

「つーかここはスラム街だぞ?ロクに表にもでないのにな。外の都合なんてわかるはずねぇだろ?」

「で、でもここには亜人族の子供が」

「パパ!!終わったですか?」

 

するとミオがてけてけと歩いてきて俺に抱きついてくる

何が起こったのか分からないが襲ってきた犯人は困惑している

 

「えっ?魔人族?」

「……おいおいリン近づくなって言ったよな?」

「リン!!」

「お姉ちゃん!?」

「もうダメって言ったわね?父さん終わったの?」

 

俺は小さくため息を吐く

最近髪を伸ばすと息込んでいるミオは少し遅れてやってきたからだ

お前も出てきているんじゃねーか

 

「俺が負けると思うか?」

「全然?だから私もこっちに来たわけだし」

「……」

 

するとキョトンとしている女性。

ただここに目的の人物も、その情報が偽であったことも違うことは後に聞いた話でそう思ったらしい

 

「……一応俺の娘がいるくらいだが」

「……ん。ごめんなさい。人違いでした」

 

と回れ右して帰ろうとした女性の肩を掴む

 

「なぁ。流石に勝手に襲ってきて何も罰がないで帰るっていうわけないよな?……一応リンとミオ。そいつ見ておいてくれ。ちょっと出かけてくるから」

「……えっ?」

「ちょっと俺たちの方に誘導した奴と話してくるから……敵を教えろ」

 

俺は殺気を出しながら金髪の少女が少しだけ震えたように見える。ミオとリン、仲間たちを潰そうとしたんだ

その報いは受けてもらうために俺は少し肩を鳴らした

 

 

「お、おい。死神だ!!」

「……っ!くそ。なんで死神がこんなところに」

 

俺の剣技に全てなぎ倒されていく全ての人に俺は全員殲滅していく

 

「……ば、化け物!求めるは」

「おせぇよ」

 

瞬時に加速すると俺は身体強化で腹部を蹴り飛ばす。すごい勢いで飛んでいく壁が壊れ物凄い勢いで飛んでいき壁が吹き飛ばしていくとその先には

 

「何だ?ユエか?ってえっ?」

「ん?っては?」

 

俺は少しだけ驚いてしまう

白髪眼帯黒コートの人物。身長も髪型も変わっている

 

「……ハジメ?」

「タクミか?」

 

ただ俺には何となく分かった。その人物が俺の親友であると

そして俺は凄く泣きかけそうな気持ちを堪える

 

「……話は後。お前はまずミュウって子を助けるんだろ?ここら辺は請け負うから思う存分暴れてこい。俺もミオとリンがさらわれそうになったせいでブチ切れているんだ」

「色々聞きたいことがってか誰から聞いた?」

「お前のところの金髪少女が俺らのスラムに突撃してきたんだよ。問答無用で魔法ブッパしやがって」

「即ち利用されたってことか?」

「生憎俺も賞金首なんでな。それも教会から追われている立場だしな」

「先生から聞いた時は驚いたけど……本当だったんだな」

 

俺は小さく苦笑してしまう。

あんまり黒歴史だからあまり言われたくないのだが

 

「お前は俺のことを評価しすぎなんだよ。元々俺は空っぽなんだから。それよりもお前は救いたい奴がいるんだろ?とっとと助けてこい話はそこからだ」

「あぁ。それじゃあここは任せる。ヘマするんじゃねーぞ?」

「分かっているってというか終わった」

「……えっ?」

 

話している最中も魔力を反応を消すとすると心臓付近から氷の刃が飛び出す

オリジナル魔法氷棘を放っていた。

一撃必殺のこの魔法はかなり有能である

 

「お前」

「言っとくけど俺は化け物だからな。誰にも負けやしないさ……例えお前であってもな」

「頼もしい限りだ」

 

俺は軽く指を差しハジメに早く行けと告げる

さてと俺は支部をそのまま潰すとするかと俺は敵の支部へと向かうのであった

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