ミッドガード広報局 ~異世界配信系Vtuber、頑張ります~ 作:恋塚 灰羅
#ミルファlive #ミルらじ!
【ミルらじ!】女神ミルファはラジオがしたい!その4【ゲスト:ミッドガード広報局】
チャンネル登録者数 2514人
待機ー
待機なのじゃ
待機
お
始まった?
「――これで天界の雑務はおしまいっと。うん、これならミルらじに間に合いそうですね」
始まったー
おおー?
え?
「聞きたい質問はまとめましたし、後はお招きするだけですね。召喚魔法を起動して――あら?」
事故?
気づいていない?
え?
ん?
魔法陣!
大きいな
「気のせいかもしれませんし,もう一回。召喚魔法,はつど……え?」
何も起こらない
え?
ぽんこつ女神
これはぽんこつ
「これは……術式がうまく起動していない? 何が起こっているのでしょうか。……なるほど、リリシアさんに干渉する部分の魔法式が作動していないみたいですね」
なるほど、茶番か
ぽんこつだ
茶番ね。なるほど完全に理解した
「こうなってしまっては仕方ありません。ラジオでは初めての試みですけれど、あちらの世界に出向くことに致しましょう」
え?
そマ?
え?
なんと?
リリシアちゃんだ
一人?
「~♪ ~♪ うん、これで精霊の水薬完成! ……それにしても、ミルファさん遅いなぁ。何かあったのかな?」
おうた
お歌
見れば見るほど某アトリエなんだよなあ
「あれ? 見たことない手紙が――『召喚魔法の不備によりリリシアさんをこちらにお呼び出来なくなってしまいました。そこでもし宜しければ、そちらにお邪魔しても大丈夫でしょうか?』」
一方その頃だ
リリシアちゃんサイドか
「……あっ。そういえばそうだった……、伝え忘れちゃってたね。
『――? ――♪』
不穏なあっ
あっ
シルフィ?
新キャラ?
綺麗な声!
姿が見えないんだが
「これで大丈夫のはずだけれど……、せっかくだからミルファさんにはそのままこっちに来てもらおうかな。そうと決まれば歓迎の準備しなくちゃね!」
なるほど
これは楽しみ
期待
映った
始まった!
こんミルー!
「はい、みなさんこんにちはー。本日も始まりました、女神ミルファはラジオがしたい! 略してミルらじ! メインパーソナリティーは私、女神系バーチャルyoutuberのミルファです。そして!」
「異世界のみなさん、こんにちはー! ミッドガード広報局のリリシアです。よろしくお願いします」
「よろしくお願いします。今日はいつもの天界ではなく、なんと、リリシアさんの
こんにちはー!
ほんとだ、お邪魔してる
二人並んでいるのすごいなこれ
「サプライズですよサプライズ! リリシアさんのアトリエが見られるのも、今のところ、こことミッドガード広報局だけ!」
召喚魔法失敗しただけやろ
ぽんこつ女神
ぽんこつさんだ
「そういうわけでリリシアさんをお迎えして――ぽんこつじゃないですよー! リリシアさんからも何か言ってくださいっ! 私はぽんこつじゃないんですー!」
「あはは……、まあ失敗の原因はたぶんこっちだからね。ミルファさんはぽんこつって決まったわけじゃないんじゃないかなあ?」
それでもぽんこつ
ぽんこつ女神様
さっきの声って誰?
シルフィって?
「さて、リリシアさんをお迎えしてのミルらじですけど。いろいろと聞きたいことがありまして――そう、そうですよ。コメントにもありますけど、先ほどの映像にあったシルフィって何ですか? 私、聞いていないんですけれど!」
「ごめんね、すっかり忘れちゃってた。んー、口で説明するより見せた方が早いかな。
なになに
え?
え
風!?
「風、でしょうか? それにシルフ……、名前から推測するに風に関わる精霊です?」
「わ、わ! すごい、その通り。さすが女神様!」
「ふふ、それほどでもありませんよ。するとつまり、ミッドガードには精霊さんがいらっしゃるんですね。或いは風以外にも?」
「うん。土、水、風、火。四元素それぞれに精霊様がいて、世界中に偏在しているんだよ」
「精霊もいらっしゃる世界となると、私たちが想像するようなファンタジー世界みたいな感じでしょうか。ちょうどミッドガードについてもいっぱい質問が来ていますので、質問に答えながらいきましょう」
「はーい」
おー!
いろいろと知りたいのう
これ大丈夫なん?
「もちろん答えにくかったり答えたくないものはノーコメントで大丈夫ですよ。リリシアさんの動画ネタでしたら、その時のお楽しみということで。それでは一通目、ミルらじネーム、ヤクマルさんから。『ミルファ様、リリシアさん、こんミルー! 私は活字が好きで休みの日になるといつも図書館へ足を運んでしまいます。お二方は休みの日にいつもこんなことしちゃう、みたいなことはありませんか?』ということで。どうなんです? 本とか読まれます?」
「錬金術のアイデア出しでそれなりに読むよー。んー、あー、でもそれくらいかな。素材図鑑とレシピ本くらいしか読まないかも」
「私もあまり活字は読まないですね……。勉強のために本を読むことくらいはありますけど、小説の類になりますと、それはもう、全然です」
「小説? そっか、そうだよね。ミッドガードには娯楽本が少ないからそういうのすっかり忘れてた」
知りたい
確かに気になる
本かあ
読むん?
あんま読まないん?
ん?
「あら、そうなんです?」
「吟遊詩人さんにお願いすれば事足りるし、わざわざ羊皮紙に書くには大変だからね。それに皆が読めるわけじゃないから」
「んぅー? ……あ、そういうことですか。確かに文字読める人が少ないとあれですものね」
「少ないって言うほど少ないわけじゃないけど、王都でも四人に一人は読めないんじゃないかな? しっかりした本を読める人はもっと少ないはずだよ、たぶん」
吟遊詩人?
ほんと中世ファンタジー感
かわいい
かわいい
識字率……
女神さまのんー,可愛い
「なるほどなるほど」
「それで休みの日、かぁ。うーん、錬金術するか
魔物狩り?
なんぞ?
物騒そうなワード
「あら、魔物狩……? 魔物狩というとシャルロットさんの就いているお仕事、でしたよね?」
「うん、そうだよ。私だって、シャルちゃんほどじゃないけれど、それなりに動けるもん。現にこの前の……あっ」
「?」
?
あっ
不穏なあっ
「ふふっ、これは内緒なんですー。いつかどこかで見せられるかもだから、その時を楽しみにしててね」
「何とも気になる言い方ですね。さてさて、次の質問行っちゃいましょう。ミルらじネーム
女神さまは?
女神様は?
あれ?
「『――どんな感じの世界――』」
「ミルファさん、ミルファさん」
「あら? どうされました?」
「みんなが答えてないよって。ミルファさんは休日どんな感じで過ごしてるの?」
「あっ、あらら……、これはうっかりしてしまいましたね」
ナイス
gj
うっかり女神
ぽんこつうっかり女神
うっかりぽんこつ女神
ぽん女神
「んー、基本ぐうたらと……あ、いえ、おしゃれなカフェにいったり読書したりですね、はい! 知的な女神ライフ過ごしてますよ!」
「カフェ? あ、そうそう、地球?のことについても聞いてみたかったんだよね。カフェってどんな感じなの?」
ぐうたら?
これは
これは
おい
草
「どんな感じと言われましても、中々表現が――。んー、ゆったりしたシックな感じで、コーヒーとか紅茶とか嗜める、ちょっとお洒落な庶民向け? みたいな感じですね」
「あれ? カフェ、だよね? お貴族様向けとかじゃなくて?」
「皇族御用達みたいな高級なところもあると思いますけれど、こちらは基本庶民向けですね。ミッドガードにはあんまり無いんです?」
嘘松
ぐうたら女神様
あれ?
リリシアちゃん?
「うん、あんまり。そっかあ、カフェかぁ。うーん……」
「あら、あらら?」
「うん、よし! 今度地球に行くことになったら絶対にカフェに行くことにする! ミルファさんおすすめの場所ってあるの?」
「おすすめ、おすすめですか。そうですね、せっかくだから一緒にご案内したり、なんて――」
「え、いいの?」
「――言ってみたり、リリシアさん?」
貴族?
ん?
え!?
リリシアちゃん地球来れるの?
朗報,リリシアちゃん地球行き
軽いな
うぇ?
悲報,女神様出会い厨
「うん?」
「あれ、え、えっと? 冗談のつもりだったんですけど、大丈夫なんです?」
「大丈夫だよー。だってこうして会って話してるし、ミルファさん優しいし」
「会って――まあ、はいそうですけど……」
リリシアちゃん!?
え?
朗報、オフ会決定
「それじゃあ決まりってことで! えっとカフェに行ったり本読んだり、だよね? ……あれ、本?」
「なんだか急な展開ですね……、んぅ? そ、そうですよ、本とか」
「本、あんまり読まないって言ってなかったっけ?」
あ
気づかれたか
草
君のような勘のいいガキは
「それは、えっと、あはは……。はい、見栄を張りました……」
「ミルファさん?」
「そうです、うっかりでぽんこつでぐうたらな女神様ですよーだ! 休みの日はごろごろぐうたらしてますよー! もうっ、次の質問行きますよっ!」
草
ぽんこつ
ぐうたら
ぽんぐう女神様
・
・
・
この場を借りましてお礼とご報告をさせていただきます。拙作への誤字報告ありがとうございます。とても助かります。
なお、掲示板部分、或いは配信・動画部分では意図的に誤字で表現しているところがございます。報告したのに直っていないという場合は、意図してやっているものと思ってくださいませ。