幻想郷で死に戻る俺は   作:せかいちっ!

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百九十二話 平和な〜pea days.

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「大変だったんですね……」

 

 

「なんなら今の状況も大変なんですが」

 

 

早苗さん……来てくれたのは有難いんですが……

 

 

「どうしました?」

 

 

「……ここに来ます?」

 

 

「ここって?」

 

 

「博麗神社に来て……大丈夫なんですか?」

 

 

この前も霊夢さんに気付かず話していたせいで魔理沙さんが恐ろしい事になっていたが、その本人が来たらもっとヤバいのでは?

 

 

「大丈夫ですよ?」

 

 

「……後ろで霊夢さんが見ている気がするんですが」

 

 

確認していないが、圧を感じる。多分いる。

 

 

「え?大丈夫ですって霊夢さん優しいんですよ!」

 

 

「???」

 

 

何を言っているんだ早苗さんは?この前初めて逢った時も散々な目に遭ったばかりだろうに。

 

 

「あの後色々ありましてね……弟子入りしました!!」

 

 

「弟子入り!?」

 

 

「何よ、何かおかしいの?」

 

 

「いや、霊夢さん……その……」

 

 

やっぱり後ろに居たようでいて、速攻で声を掛けられた。

 

 

「あっ霊夢さん」

 

 

「……で、早苗は何の用よ?」

 

 

「え?ダメですか!?」

 

 

「何の用かって聞いてるんだけど」

 

 

「小野寺君に会いに来たんですが……心配でしたし」

 

 

「結構な頻度で誰か来るわね……」

 

 

「有難い限りです」

 

 

「でも誰もお賽銭入れないのよね」

 

 

「ははは……」

 

 

「で、早苗お賽銭は?」

 

 

「ちょっと今日持ち合わせが……」

 

 

「早苗???」

 

 

「すみません霊夢さん!諏訪子様がお賽銭持たせてくれなかったので」

 

 

「全くあの神は……」

 

 

「ちょっと諏訪子様の悪口を言わないでください!!」

 

 

「……ごっごめんなさい」

 

 

早苗さんの圧に屈する。

霊夢さんが押され気味な所は初めて見るかもしれないな。

 

 

「仲が良いのは分かりました……」

 

 

「そうですね。私も分かり合えて良かったと思います」

 

 

「本当に……一体何が……」

 

 

「魔界での騒動が終わり次第。私が土下座して霊夢さんに弟子入りしました」

 

 

「……成程」

 

 

いつのまにそんな事になってたんだ……

と言うか霊夢さんの場合それくらいなら断りそうだが。

 

 

「正直うざったらしかったんだけど」

 

 

まあ、霊夢さんはそうだと思ったが……

 

 

「褒めちぎりました」

 

 

「ん?何か言った?」

 

 

「いえ何も」

 

 

肝心な理由は霊夢さんに聞こえないように俺にだけボソッと言われた。

霊夢さんおだてに弱いのか?

 

 

「だから私が一番弟子です!」

 

 

「ああもう……また客が遠のきそうで困ったものだわ」

 

 

そう言いつつも見てない間に結構教えてそうだ……がめつくても根は良い人なのとプライドが許してなさそうな……

 

 

「そうよ早苗、今貴女以上に問題があったわ」

 

 

「どうしました霊夢さん?」

 

 

「命蓮寺はどうなったの?」

 

 

「命蓮寺?」

 

 

初めて聞いたが、そんな人……では無さそうだな場所は何処にあるんだ?

 

 

「聖さんの所ですよ」

 

 

「ああ命蓮寺と言うのですか」

 

 

この前魔理沙さんは言ってなかったし初めて聞いたな。

無事に馴染めているなら良かった……扇動して反旗を翻さなければいいけど。

 

 

「元から居た一輪さんが話を広めていたのもあり、人里で話題の中心になっています」

 

 

「いつか見に行きたいですが……」

 

 

今は許されていないので後でだな。

彼女達がなにやってるとかはまあ気になるんだけどさ。

 

 

「神奈子様達もまた来いと行っているので行く所ばかりですね」

 

 

「え?守矢神社にも呼ばれているんですか?」

 

 

「そうですねえ。神奈子様達も話したい事があれば妖怪の山の河童も話したい事があると」

 

 

「河童……にとりさんかな?」

 

 

にとりさん、非想天則を完成していたし乗ってみたいんだよな。

今動けないと言うのにその時に限ってやりたい事だらけになる。

 

 

「小野寺君忙しそうな顔していますね」

 

 

「……今の時間が終わって異変が起きる前に色々とやりたい事ありますからねえ」

 

 

「私は恐らく同行できませんが、いい旅になるように祈るばかりです」

 

 

「何から出来るか分かりませんがね……」

 

 

他にも確か寄りたい場所が……有った気がするが……

 

 

「ああそうだ早苗さん」

 

 

「どうしました?」

 

 

「地底ってどうなりました?」

 

 

正直一番大事な事なのに忘れかけていた、何故だろうか?“忘れるわけなんて無いのに”。

 

 

「地底ですか?」

 

 

「はい、一部の人達が行った筈ですが……」

 

 

「えっと地底……」

 

 

「早苗さん……?」

 

 

「っとああ!思い出しました」

 

 

「忘れてたんですか……?」

 

 

自分も忘れていたとは言えそうそう忘れる事で無い気もするんだよな……

何かが起きている気もするが……憶測だけだし今はなんとも言えないな。

 

 

「えっと……結局どうなったんです?」

 

 

「確か星さんと村紗さんですね……確か帰って来てません」

 

 

「え?」

 

 

「見てないですね……聖さんはもう少し時間がかかるだろうとの話でしたが……」

 

 

「心配はありますが……」

 

 

地底に潜れるわけ無いしな、自分で何も出来ないの分かってるし待つしか無い。

 

 

「ただ……それ程時間かかるものだったっけかな?」

 

 

「……これは秘密の話なんですけど」

 

 

「早苗さん?」

 

 

「神奈子様が地底で何かをする気なのでその時についでに地底を見て来ますよ」

 

 

「有難うございます」

 

 

地底で何をする気なのか分からないのは怖いが、早苗さんも居るしよっぽどの事はないだろう……

 

 

「地底に行くとしても誰か誘わないとだしな」

 

 

「なんで地底がそんな気になるのよ」

 

 

「いや、知り合いが……」

 

 

「なんで地底に知り合いが居るのよ……信じられないんだけど」

 

 

「そう言われるのは悲しいですが……」

 

 

「まあ、そこに文句言うのは仕方ないけど。地底にはそう易々と行けると思わない事ね」

 

 

「そうですね」

 

 

霊夢さんも非協力的だろうし流石に行けるとは思えないが、それでも地底にはもう一度寄る必要はあるだろうなと思ってる。

何より……忘れていた事が気掛かりだから。

 

 

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to be continued

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