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××年夏、紅霧異変が起きる。
主犯はレミリア・スカーレット紅魔館の主人である吸血鬼である。
彼女は館の仲間達と共に異変を起こしたが……そこには共犯である蓮司の姿は無かった。
なら何処かと言うと……
「問題は……無さそうかな」
再び野へと戻っていた。
「何回か試してちゃんと起きてるし……無事に行けたか」
レミリアの共犯者となった後、皆で集まって異変の計画を立てた。
そのまま無事進行したが問題があった。
今後死んだらどうなるのかと。
「ただ、予想外だったのも結構あったが……結果的にはマシか」
死にたくなんざないが、仕方ない時は割り切るしかない。
今までの事が台無しになる方が不味いと。
そう思い、全て詰めて実行され、その内容を確認した後……自殺した。
「……そのまま、また行って」
話は纏まっている以上手早く話すしか無いと。
毎回やらなきゃいけない以上は、安易に死ににくいかもなと考え、異変の内容含めてどう説得をと考えて居たのだが……
「レミリアさんは……」
その計画は既に出来ていると言われた。
むしろ部外者が急になんだと……
「流石に不気味だったけど……」
流石に意味が分からな過ぎてまた死んで見るしか無いと検証はした。そのために余計に死ぬ事になったが、仕方ないだろう。
その結果は……自分が居ない状態で異変が遂行されている。
「紫さんの仕業だろうとは思うが」
流石にそれしか浮かばない。それ以外こんな事態を起こせると思わない。
記憶の無い筈が一部の記憶だけ保持しているなどと……
「結果的にはむしろ悪くない……か」
仕業と言うよりはむしろお陰か。
自分が異変に関われないのは問題かもしれないが……そうこうしてる場合でも無いか。
早くしなければならないのだから……
「時間に余裕が出来はしたが……」
次の異変だろうか?少なくとも一つでどうにでもなるとは思わないし……
それには問題があるのだが……
「……どうすんだこれ」
何をどうすればいいのか分からない。
人里や萃香さんとかの場所しか知らないし……
「……探すしかないのか」
途方も無いがそれしかない、協力者……いや共犯者を増やすしか無い。
「……間に合わなくなったら遅いんだ」
遅いんだと繰り返し歩き始める。
しかし、そう簡単に見つかる物では無い。
そもそも……妖怪達と遭遇しなかった……
「不味いな……」
直に紅霧異変が起きる、それまでに何も起こせなかった……
無駄な時間ばかりが……時間は無いのに。
「……結局異変は起きるのに、繋がらないか」
「異変ですか?」
「っ……!?」
慌てて身構える。独り言が聞かれていた。
しかもよりにもよって不味い部分を。
「いや、なんでも」
「すみません。気になってしまったので聞いてしまいましたが」
ふと話しかけて来た相手を見る。
白い髪の女の子だ、しかし普通の人とは違う。
「うん?一体どうされました……とこれですか」
少女も視線に気付いたのかその刀を見る。
今までの人達は刀なんざ持ってる人達なんて居なかったしこの子が特別だよな……それともこの子が危険人物とかあるか?
「ああすみません。怪しい者ではないのです」
「……」
「あ……怪しく無いですよ?」
「……すみませんが、帯刀していていきなり異変と言う言葉に首突っ込んでくる人を怪しく無いと言われましても」
「うぐ……そう言われると否定出来る場面は全く浮かばないのですが違うんですって」
「そうですか……」
信用はし辛いのは事実だ。不審者としか見えないし……
ただ現状、他に比べてキーになりそうな物を持っている気がする。
「それにですね。貴方の言った事が気になるのは事実では?異変と言われる以上は」
「確かに……それも事実ですね」
「この前起きたばかりですよ?なのに起きるみたいな言い方をされれば」
「ばかり……?」
ちょっと待て、過去に異変が起きた話は聞いて居たがばかりなのか?
「ああそう言えば、魔界での異変は一般人には関係無かったですもんね。数ヶ月前の出来事ですが」
「数ヶ月前……」
そんなに頻繁に起きて居たのか?
だったら本当に異変は一つ二つじゃ足りなくて。
「しかしそれならそれで違和感がありますね」
「何がです?」
「異変の事に詳しく無いのになんで異変について知っているのかと。この前の異変の話では無さそうですし……」
「ああ……確かに」
「何故納得しているのかは知りませんが……」
確かにおかしい事だらけだな……もしかして今結構不味い状況?
「流石に放置出来そうに無いですね、変な動きをすれば刀を抜かざるを得ません」
……命懸けがやっと終わったと思ったんですが、また命懸けなんですね。
「では、話を聞かせてもらいます」
「……分かりました」
このままでも仕方無いし話して損は無いだろう、どうせこのままでも死にそうだし。
この子は普通では無さそうだから……次の異変に繋がることを祈ろう。
「異変についてですが……少し場所を変えましょうか」
流石にこれ以上他の人に聞かれると不味いし……
彼女も納得してくれて場所を移動し話し始めた。
次の異変を急ぐ為にも……
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to be continued