この素晴らしい平行世界に祝福を!   作:ジャントラード

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しっかりと次の話を投稿できました
これも僕の小説を楽しみにしてくださっている読者の皆様のおかげです!ありがとうございます

では本編をどうぞ


このリッチーと交遊を!part6

俺はこの平行世界に来る前に前の世界のエリス様からとあるチート能力を貰った。それは、どんな職業のスキルでも覚えることができる代わりに効果は本職よりも劣ってしまう冒険者のデメリットをなくすことができる能力

 

俺はこの能力を貰ったこと自体はとてと嬉しい、だけれども!今日のキャベツ刈りでとある事件が発生したのだ

それは、スキルが使えない。

 

魔力切れとかそういうのではない本当に何故か使えなくなったのだ……気のせいだったのかな?そんな風に悩んでいると

 

「あっ!いた、カズマ君」

 

クリスが俺の所へとやって来た

 

「どうしたクリス」

 

「今朝の話の続きだよ」

 

「今朝の話?」

 

「君が私のことをエリス様って言ってたこと」

 

「あぁそれですか、それならちょっとお礼をしただけですよエリス様、おっと違ったクリス」

 

「ねぇ!また言ったそれに口調も変わってたし……………もしかして、いやそんなわけ……」

 

「どうしたんだ?ちょっとからかって見ただけだよ」

 

「もしかして本当にクリスはエリス様なのか?」

 

「そ、そんなわけないじゃん!とにかく勘違いしそうなことはこれからは言わないでね」

 

「わかりましたよ」

 

「また口調!」

 

クリスはそう言って帰って行った

いずれは知っているってことを言うけどそれはもうちょっと先でいいかな

 

前と同じならそろそろベルディアが来る頃だよな、あいつなら前と同じようにやれば勝てるんじゃないか

それに上手くやれば借金をつくる事にもならないんじゃないか?

 

ーーーー翌日ーーーー

「なんですってぇ?!」

 

「どうして私が捕まえたやつだけキャベツじゃなくてレタスが混じってるのよ!」

 

「そうは言われましても……」

 

「うぅ、カズマさん今回のクエストでどのくらい稼いだのかしら?」

 

「途中で調子が悪くなってたいして捕まえてないよ」

 

「ちょっとなんでよ!それじゃあ酒場のツケどうすればいいのよ?今回の報酬がすごいことになると思ってもうだいぶ飲んでつけが溜まっちゃったんですけど!」

 

こいつは本当に変わらねぇ

 

「自分で作ったツケなんだからクエストでもなんでもして返せよ」  

 

「わかったわよ」

 

そう言ってアクアは掲示板を見始めた

 

「カズマ、アクアだけじゃ不安なので見てきて上げてください」

 

「仕方ないな」

 

「ちょっとどうして高難易度クエストばっかなのよ!」

 

「すいません、現在魔王軍幹部のベルディアが大群を引き連れてアクセルの街へと向かっておりまして、王都の腕利き冒険者が追い払ってくれるまではクエストが…」

 

「なによ!はた迷惑なやつね、アンデットか悪魔だったら見てなさいよ」

 

「ないものは仕方ないだろ、そうだな…これなんてどうだ?」

 

俺がとったのはゾンビメーカーの討伐

そうウィズと初めて会ったクエストだ

 

「ゾンビメーカー、いいわねアークプリーストの私にうってつけじゃない!」

 

「よしっ決まりだな」

 

こうして俺達は墓場へと向かった

 

「なかなか出てこないわね。今日はもう出ないんじゃないんじゃないの?」

 

「そういういのがフラグって言うんだぞ」

 

「何言ってんのよカズマそんなことあるわけが」

 

その瞬間アクアが何かを感じ取ったのか急に黙り込んだ

 

「近くにいるわ!それも低級アンデットじゃなくて、それはもう上級のリッチーやヴァンパイアクラスよ」

 

「ア、アクア!そんな大物すぐに殺されてしまいますよ!」

 

「そうだぞアクア!速く戻ってこい!」

 

めぐみんとダクネスの言葉には耳も貸さずに気配のする方へとアクアは突っ走っていった

 

「喰らいなさい!『ターンアンデット!』」

 

「え!ひぃやぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

 

「リッチーね!リッチーなんてこの世から消え失せなさい!」

 

「やめたれアクア」

 

「痛!何すんのよ!今このリッチーを消し去るところなの邪魔しないで!」

 

「いきなり消し去ろうとするなよ、大丈夫か?」

 

「え、えぇなんとか。助けて頂きありがとうございます」

 

「いきなりうちのプリーストが襲いかかってしまって悪かったな、俺は冒険者のカズマだ」

 

「いえ、私はこの街で魔道具店を営んでいるウィズと申します。冒険者をやっているのでしたら今度是非ともうちに来てください!」

 

「あぁ今度行かせてもらうよ、その時なんだが何かスキルを教えてくれないか?今アクアが言っていたけどリッチーなんだろ?だったらリッチーしか使えない技とか」

 

「お安い御用です!命を救ってもらったのでいくらでも教えてあげます!他にも私は魔法の腕はたつのでそちらも是非」

 

「今はポイントがほぼないから無理だけど溜まったら魔法の方も頼むよ」

 

「わかりました。」

 

「ねぇカズマ!何リッチーなんかとしゃべってるのよ!リッチーってのはね動く死体なのよ」

 

「ひどい、私一様は心は今も人間なのに…」

 

「アクアあんまりウィズのことを悪く言うなよ」

 

「なにカズマ!あんたリッチーの味方するの?」

 

「もういいだろ、ほらウィズを倒すわけにも行かないし今回のクエストは失敗だな」

 

「ちょっと待ってよ何勝手に決めてんのよ、リッチーが目の前にいるんだから見逃すんわけないでしょ」

 

「ひぃぃぃ!」

 

「こらアクア!ウィズにも事情が何かあるんだよ」

 

そういってウィズにここで何をしているのか何でこんなことをしているのか話してもらった

 

「だそうだ、こんな善良なリッチーをお前は消すのか?そもそもこういう仕事はお前がやるべきことだろ、お前仮にも女神だろ」

 

「仮じゃなくて本当に女神ですよ!」

 

「女神?リッチーである私を軽々と消してしまうほどの力を持っているし本当に……?」

 

「そうよ!私はアクア、そうアクシズ教従達が崇める水の女神アクアよ!」

 

「ひぃぃ!」

 

「アクシズ教の女神だからってそんなに怯えなくていいぞ、ウィズには危害を加えさせないようにするから」

 

「あ、ありがとうございます」

 

「とにかく今後はここの仕事はお前がやるってことでいいな」

 

「……わかったわよ」

 

「すいません、私のせいでクエストが失敗になっちゃっただけじゃなくて、アクア様に仕事を増やさせてしまい」

 

「気にすんなって、じゃあな」

 

そう言って墓場を俺達はあとにした

 

「それにしてもリッチーに遭遇したのによく生きていましたね駆け出し冒険者のカズマとアクアじゃ瞬殺されてもおかしくないのに」

 

「そうだな、それにアクアの魔法がかなり効いているようにも見えたし、いったいどうして?」

 

「それはね二人とも私が本物の水の女神アクアだからなのよ!」

 

「「っていう夢を見たんだね」」

 

「なんでよ〜〜〜!!!」

 

 




クリスはちょっと疑いだしてますね、そしてそれをからかうカズマさん、カズエリ好きとしてはたまりません

ウィズも出てきましたね相変わらずアクアはアンデットに容赦がないw

さて次回は迷惑な魔王軍の幹部に一発きついの食らわせてやりましょう!
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