エリセ(FGO)のツンデレが大好きです。
特に店番ボイスで萌えました。
勿論、全てのボイスが大好きです。
「さあ、今日は
「バッチリだよ、兄様!」
「僕も、万全!」
僕達は大きな空間を宇宙と名付けた。命名したのは琥珀だけどね。彼女は料理も上手いし、センスも良いし、本当に黒兎は幸せ者だね。
緊張もしていないようだし、大丈夫そうだ。昨日のボクの嫌な予感は気のせいだったようだ。
僕達は家を出て、少し離れた丘に向かった。
ボク達は丘の頂上に着いた。そこにはボクの創った祭壇があり、いかにもという雰囲気を醸し出していた。........雰囲気って大事かなと思ったもので。
「ここでするの?」
「そうだよ。話した通り、この空間の傍に宇宙を創る。準備は良いかい?」
「大丈夫だよ、兄さん」
「じゃあ、始めるよ」
腰に携えた刀を抜く。刀身に指をなぞらせ、ボクの神力を刀に纏わせる。それに合わせ、琥珀と黒兎はボクの刀に神力を送り始める。
ここまでは順調だ。あとは、ボクの能力を発動させて、宇宙を創造していく。
しかし、そう上手く事は運ばなかった。
「二人共頑張れっ、あと少しだ」
「う、ん....」
「兄さんっ! ボクは大丈夫だけど、琥珀が.....!」
「分かってる! 琥珀はもう休んで。黒兎、君の神力をボクに回せ! 琥珀の居ない分は君が補うんだ!」
「分かった!」
琥珀の神力が底を尽き始めた。元々、琥珀は神力などの神としての能力は黒兎と比べればそこまで高くない。それを計算していたのだが、予定より琥珀の離脱が早すぎる。
仕方ない。ボクと黒兎の二人の神力で創造を開始する。
────ダメだ。このままじゃ
「っ! 不味い! 黒兎、すぐに神力を送るのをやめろ!」
「え? なんで....今いいと「いいから!」っ!」
珍しく強気な口調のボクに驚いたのか黒兎の手が止まってしまう。しかし、このままでは二人は消滅してしまう。
そこで、ボクは仕方ないと割り切り、黒兎からの神力のパスを無理矢理断ち切る。無理矢理したことでボクの神力が少しは減ったが、こんなもの二人が消えるよりずっとマシだ。
(早く....早くしないと二人の能力が暴走する!)
「......ッ」
「っ! 兄さん....これ....!」
「分かったなら琥珀を連れて家に戻って!」
「わ、分かった!」
こんな時のために家の周りに結界を引いておいた。ボクの神力をふんだんに使っているので、恐らく壊れはしないだろう。
しかし、問題は解決していない。二人の『理を生み出す能力』はかなり強力な能力だ。その能力が暴走しかけたことで、創造に一つのがんみたいなものが生まれた。それを取り除かないと琥珀と黒兎は能力の暴走の反動で消滅してしまう。
「クソッ!.....このままじゃ....っ! こうなったら、あれをやる!」
これはボクが修行中に分かったものだ。ボクの体には幾つかの枷がある。それを外すことによってボクの全ての能力が底上げされる。
しかし、この枷を外すには何らかの条件をクリアしなければならない。条件をクリアせずに外すと後に何らかの反動が来てしまう。
ボクはまだ第一ゲートの条件をクリアしていないが、あの二人の命と賭けたら────
「────反動なんて気にしていられるか! 第一ゲート開門!!」
──マスターの開門要請を受信しました。
──......第一ゲートの開門条件を満たしていません。未来の神力と引き換えに限定開門します。
──制限時間は三分です。それまでに片付けてください。マスター。
頭の中に声が聞こえてきた。機会じみた声だが、どこか自我を持っているような声だった。だが、その声の言った通り時間がない。
なら、やることは一つ! 黒兎と琥珀を助ける!
「うぉぉおおおおおお!!」
体に力が漲る。今までの比ではない程の神力が間欠泉のように湧き上がってくる。
そのまま、宇宙の中へ入ってがんの前に立つ。
(今ある神力を全て注ぎ込め! 全力でこのがんを消滅させるんだ!)
刀に神力を纏わせる。刀の許容量を超えた神力を注いだせいか罅が入るが、そんなことを気にしていられる状況じゃない。
がんの周りに結界を創造し、万が一に備える。結界の中に入り、がんに右手に握った刀を深々と突き刺す。
「こ、のぉぉおおおおおお!」
バキバキ、バキバキ
刀の罅が増える。最早、なぜ折れていないのか不思議なぐらいだ。それでも、ボクは刀を深々と突き刺す。なけなしの神力で刀の補強をするが追いつかない。
「もってくれよ.....!!」
あと少し、あと少しなんだ。あと少しで......っ! 来た!
──マスター、頼まれた物が創造出来ました。
──しかし、未来の神力を使い創造したのでここ一万年程はあなたの神力はほぼゼロの等しいです。その間、何も出来ないですがよろしいのですか? あなたの願いは創造することですが。
「そんなこと分かってる! でも.....家族が消える方がもっと嫌だ! そのためならボクの自由なんてどうなったっていい!」
ボクは聞こえてくる声に叫ぶ。この声の正体が何かは知らないが、ボクに危害を加えるような存在ではないのは確かだ。
ボクのことをマスターと言っている点、ボクの要望に答えている点を踏まえると、この声はボクの能力の一部なのかもしれない。
もしボクの能力なんだったら、ボクの願いのためにその力を振るえ!
──.....マスターの覚悟は伝わりました。いいでしょう。私、不肖ながらマスターのために頑張ろうと思います。その代わり、一つお願いがあります
ボクが叶えられるものなら一つと言わず幾らでもいいよ!
──.....この件が終わりましたら、私に......────
いいよ、それぐらいならボクでも出来そうだ。
──ありがとうございます。それではマスター、いきますよ?
その声がボクの頭に響いた後、ボクが握っている刀が光り始めた。その輝きはボクの神力の色と同じで青白い。しかし、この光にはかなりの神力が含まれている。
「これなら.....行けるっ!」
ボクは左手を横に突き出し、神力を送る。すると、左手の先に黒い空間が現れた。
これが声に頼んで創造してもらった物だ。ボクの神力が0.1でもある限り外界からの干渉も受けないし、消滅もしない空間。ここにがんを入れる。
「入、れぇ!」
ボクはがんを空間に投げ入れる。がんは空間に吸い込まれていくが、ただでは入らないと言わんばかりに神力を溜め始めた。この神力が解放されたら超大規模の爆発を引き起こすだろう。
「不味いっ! すぐに結界を.....っ」
そうだった。今のボクの中には結界を張るような神力は残されていなかった。
そして、ボクは体を襲う衝撃を感じながら意識を途絶えさせた。
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黒兎視点
兄さんが眠ってから五百年が経った。その間、兄さんは一切目を覚まさない。兄さんがこんなことになったのは僕達のせいだ。二度とこんなことを起こしてはいけない。兄さんに僕達の尻拭いをさせる訳にはいかないんだ。
それから、僕と琥珀は今まで以上に神力の訓練に打ち込んだ。
「みんな、ご飯出来たよ。イザナギとイザナミは持って行ってくれる?」
「分かった」
「やったー! ハンバーグだ!」
「今日も美味しそうだね」
この子達はイザナギとイザナミ。僕達ご修行している最中、急に現れた
イザナギは寡黙な男神で、イザナミは昔の琥珀のように天真爛漫な女神だ。昔というのは、琥珀の性格が変わってしまったからだ。あの日を境に明るく元気な琥珀はどこかへ行き、クールビューティの大人な女性になった。僕はこっち琥珀も大好きだ。
しかし、あの琥珀をもう一度見てみたいと思うことは仕方ないと思う。
「さあみんな、頂こうか。いただき「ん〜、このご飯は見たことないね。新作かい? いい出来栄えじゃないか、琥珀」....ま.......す」
「兄....様?」
「そうだよ。琥珀の兄様の蒼輝だよ」
「「......」」
「ん? どうしたんだい? 急に黙りこくっちゃって」
「兄さ〜〜〜〜ん!!」
「兄様〜〜〜〜!!」
「わっ」
兄さん....兄さん兄さん兄さん! 兄さんが......兄さんが......やっと起きたんだ......!
「.......ウッ....グスッ」
「泣いてるのかい? 琥珀」
「泣いて.....ない」
「黒兎も。二人が見てるんだから」
「これは....」
そうだった。イザナギもイザナミも見ているんだった...。早く涙を拭かないと.....。
「あの....父様、この方は?」
「ああ、この人は僕達の兄さんだ」
「どうも、ボクは蒼輝。イザナギとイザナミだっけ、よろしくね」
「お父さんのお兄さんなら.....叔父さんだっ! よろしくっ蒼輝叔父さん!」
「ぐふっ!」
「兄さん!?」
兄さんは急に吐血して倒れてしまった。まさか、また長い眠りについてしまうのだろうか.......。そんなの嫌だ! 折角兄さんともう一度話せたんだ....まだごめんなさいも言えていないし、ありがとうも言えてない.....! 嫌だ、嫌だよ兄さん!
「....目覚めてすぐに.....叔父さん呼びはキツい」 ガクッ
「あ...」
「兄さん(兄様)ーーーーーーーーーーーーーー!!!」
書く時間がない.....
学校と塾が〜〜〜!
なので、アンケートを取ろうと思います。
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どっちがいいですかね?
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