エターナルメモリを受け継ぐ者 改   作:tatuo

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この話は加頭sideの話が中心です。


魔の力

「結局ドーパントたちの足取りは掴めなかったか。」

 

I S学園に居る夏己と弾だが、今学園は夏休みで生徒たちは実家に帰ったりと、学園は少し静かだった。

 

「そういや弾、傷がもう完治するとかどんだけ回復が早いんだよ?」

 

テラードラゴンにやられた弾の傷は完全に完治していたのだった。

 

「医者もビックリする程の回復だとさ。それでこれからどうする?克己さんも海外出張でしばらくはいないんだろ?」

 

「ああ、ならアリーナで特訓をするか?」

 

「だな!」

 

二人はユートピアたちに少しでも対抗するためにアリーナで特訓する事を決めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何だよ!社長は海外出張で1か月は居ませんって!これじゃいつ会えるんだよ!」

 

「だが、大道克己はI S学園に関わっている。そこも見ておけば問題ないだろ。」

 

NEVERに行った剛とチェイスだが、克己には会えず剛は嘆いていたが、チェイスは冷静に考えていた。

 

「じゃあ見張っててもらうか。」

 

剛はシグナルバイクにNEVERとI S学園を見張らせるため、シグナルバイクはNEVERとI S学園に向かった。

 

「俺たちはドーパントを捜すぞ。それに001も見つけなくてはいけない。」

 

「ああ、あいつの能力は厄介だ。面倒な事が起きる前に破壊しないとな。」

 

剛とチェイスはドーパントを捜すのと一緒に001も見つけなくてはいけなかった。001が持つ能力、記憶操作が厄介なために。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いいからさっさと出せよ!」

 

どこかの路地裏で男子中学生が女子生徒に絡まれていた。

 

「いや、もう持ってないです…」

 

「はあ?あたしたちに逆らうの?逆らえばどうなるか分かってるわよね!」

 

「私たちは来年I S学園に入学が決まってるの!入学祝いを早く出せよッ!」

 

三人の女子生徒たちは男子生徒に無茶苦茶な理由でカツアゲしていた。

 

「本当にもうないんです…」

 

「いいからさっさと出せよ!」

 

一人の女子生徒が胸ぐらを掴んだ。

 

「なら、俺たちが入学祝いを出してやろうか?」

 

「はあ…!?」

 

女子生徒たちは聞こえてきた声の方を見ると、そこにはユニコーン、ケルベロスが居た。

 

「きゃあぁぁぁーーー!!」

 

女子生徒たちはユニコーン、ケルベロスを見て悲鳴を上げてしまう。

 

「遠慮するな。受け取れッ!」

 

ユニコーンは槍を投げると、一人の女子生徒の心臓に命中し、女子生徒はその勢いで壁まで飛び貼り付けにされた。

 

「俺も出すぜ!」

 

ケルベロスは火炎弾を撃ち、また女子生徒に当たり、女子生徒は黒こげになった。

 

「あ…ああ…」

 

残った女子生徒は声も出なかった。そして、ユニコーンとケルベロスは男子生徒の元に来た。

 

「俺たちは君を救いに来た。君にこれを渡すために。」

 

ユニコーンはガイアメモリを男子生徒に差し出した。

 

「これって…」

 

「これでお前も進化出来る。もうこんなゴミどもにペコペコする必要はない。さあ受け取れッ!」

 

「……。」

 

男子生徒はガイアメモリを手に取ると、ガイアメモリは強く輝き出した。

 

「フェニックス!」

 

男子生徒は首にガイアメモリを挿し、男子生徒はフェニックス・ドーパントに変身した。

 

「何ですか…これ…?凄い力が…!」

 

フェニックスの体からとてつもない炎が放たれ、フェニックスはその力に驚いていた。

 

「デビュー戦だ。そのガキを灰にしな!」

 

ケルベロスは腰を抜かして見ている女子生徒を見ながら言った。フェニックスは女子生徒に近づいた。

 

「いや…やめて…」

 

女子生徒は泣きながら命乞いをしたが、フェニックスは聞く耳を持たなかった。

 

「立場が逆転する気分はどうだ?お前もさっきまでは俺たちの立場だったんだ。もう後悔も懺悔も手遅れだからな。」

 

ユニコーンは今更何をやっても手遅れだと言い、そしてフェニックスは女子生徒に掌を翳した。

 

「消えろ…」

 

フェニックスの掌から炎が放たれ、女子生徒は一瞬にして灰になった。

 

「見事だ。今日から君も俺たちの仲間だ。これからよろしく頼むな。」

 

「はい。」

 

フェニックスはユニコーンの言葉に返事をし、三体のドーパントはそこから消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユニコーンたちは加頭の元に戻っていた。

 

「やはりメモリと適合しましたか。」

 

加頭はフェニックス・ドーパントを見ながら言っていた。

 

「それで次は?」

 

ユニコーンたちはドーパント化を解き、人の姿に戻って聞いた。

 

「これまで通りです。ただすぐにI S学園に行ってもらうかもしれません。」

 

加頭はユニコーンたちに次の仕事でI S学園に行ってもらうと伝えた。

 

「I S学園。確かにそこを襲撃すれば大騒ぎになる。それでいつ頃に?」

 

「今は夏休み中で生徒たちはあまり居ません。明けに行ってください。原田さん。後、土方さんも一緒に。」

 

「今居るメンバーで殴り込みですか。腕がなります。」

 

「これは宣戦布告ですから。そして邪魔なんですよ。理想郷を作る上であの学園は。」

 

加頭にとってI S学園は理想郷を作る上で邪魔な存在らしく潰す考えだったが。

 

「やめたまえ。I S学園を潰されたら流石の私でもキツイ。精々壊滅寸前にしてくれ。」

 

真影がストップをかけ、壊滅寸前にしてくれと伝えてきた。

 

「そういえば加頭さんは来ないのですか?」

 

「私は近藤さんと一緒に世界中の新型I Sにもう一つやる事があるのです。まあ材料集めですかね。」

 

加頭は自分にはやる事があると言って夏休み明けのI S学園襲撃には行かないと原田たちに伝えた。

 

「そうですか。では俺たちは飯でも食いに行きます。ガイアメモリを渡す仕事があるならすぐに連絡してください。」

 

原田たちは部屋から出て食事に出た。

 

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