エターナルメモリを受け継ぐ者 改   作:tatuo

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幻想、銃撃手

「押すな!押すな!メモリは山ほどあんだ!けど一人一個までだ!」

 

スカイツリーの入口付近では大勢の男性たちがメモリ欲しさに押し寄せており、二人の男がそれに対応していた。

 

「原田!お前も手伝え!」

 

ギャング風の男は槍を持った長髪の男にそう言うもの。

 

「…対応する相手が変わるぞ。」

 

「?」

 

すると、バイクと車のエンジン音が聞こえてきて、前を見ると5台のバイクに1台の車が走って、バイクと車は少し離れた所に止まった。

 

「加頭はどこに居るんだ?」

 

バイクと車から降りてきたのは夏己たちにハートだった。剛は男たちに加頭の居場所を聞いた。

 

「ツリーの一番上に居る。だが、行くには俺たちを倒してからだ!」

 

『ユニコーン!』

 

『ケルベロス!』

 

男たちはユニコーン、ケルベロスになり、槍と爪を向けた。

 

「地獄の番犬ならぬスカイツリーの番犬か。」

 

「奴らの相手は俺たちがする。お前たちは先に行け。」

 

剛とチェイスが2体の相手をすると言って前に出た。

 

「剛さん、チェイスさん。分かりました!」

 

2体の相手を二人に任せて、夏己たちはスカイツリーに向かった。

 

「じゃあ始めようか。」

 

二人はマッハドライバーを着けた。

 

『シグナルバイク!』

 

「「変身ッ!」」

 

二人はマッハ、チェイサーに変身して戦い始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「!?」

 

ケルベロスたちの相手を剛たちに任せてスカイツリー内部に入った夏己たちだが、突如、炎が襲いかかってきた。

 

「君が相手か。」

 

炎の中から藤堂が現れて、藤堂はメモリを首に挿した。

 

『フェニクッス!』

 

藤堂はフェニクッスに変身し、大剣を構えた。

 

「彼が相手は俺がする。先に行くんだ。」

 

ハートが前に出て、フェニクッスの相手は自分がすると言った。

 

「気をつけろ。あのガキ、生身でもメモリの力を使えた。ドーパントの力はかなり進化してるはずだ。」

 

「気をつけてください。ハートさん。」

 

克己はハートに忠告し、弾は心配そうな表情だったがハートを信じて先に進んだ。

 

「…行くぞ。クリム!」

 

「ああ!」

 

『スタート!ユア・エンジン!』

 

「変身!」

 

『ファイヤー!オールエンジン!』

 

ハートは仮面ライダーハートに変身し、クラッチランスを構えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「着いたわね!」

 

それから数時間後、箒たちもスカイツリーに着いたが、周りには誰もいなかった。

 

「ここからどうします…!?」

 

セシリアが言おうとしたら足元の地面に何かが当たった。

 

「やっぱり待ち伏せしてたのね…。」

 

箒たちの前にビースト、アームズ、アノマロカリス、マスカレイドの軍団が現れた。

 

「専用機のガキどもか!てめえらにも懸賞金がかかってんだよ!」

 

ビーストは突進してきて箒たちは避けようとするが。

 

「箒さん!?」

 

「私に構うな!!行け!!」

 

箒が捕まり、ビーストはそのまま走っていった。

 

「殺れッ!」

 

アノマロカリスがマスカレイドに指示を出すと、マスカレイドたちは襲いかかってきた。

 

「!!」

 

だが、ラウラがすぐに前に出て、ブレードを展開した。

 

「ここは私が引き受ける!!早く行け!!」

 

「みんな、行くわよ!!」

 

楯無の言葉に従って鈴たちは前に進もうとするも。

 

「誰が行かせるかよッ!」

 

アームズが妨害し、簪に向かって機関銃を撃った。

 

「簪ちゃん!」

 

楯無は簪を守りながら簪を連れて走り始めた。

 

「逃すかよッ!」

 

アームズは機関銃を乱射しながら二人を追いかけた。

 

「どうするのよ!?みんなバラバラに!」

 

「ごちゃごちゃうるせえッ!」

 

アノマロカリスは残った鈴とセシリアの足元に弾丸として撃てる歯を撃った。

 

「キャアァァァッーーーー!!」

 

弾丸によって二人は地面に転がってしまう。

 

「なんだよ、専用機持ちって言ってもISが使えなきゃただのガキじゃねえか。俺はこんなのに今まで頭を下げてたのかよ…虫唾が走るなッ!」

 

「…あんたの言う通りよ…ISが使えない私たちはただのガキよ!!でもISが使えないって分かっててあたしたちはここにいるのよ!!」

 

「そうですわ…もうあんな想いはしたくない…誰も死なせたくないのです…」

 

鈴とセシリアはアイズに嵌められ、助けた男性たちを殺してしまい、そして、鈴に至っては人の温もりが無くなる感覚を今でもハッキリ覚えていた。

 

「殺した罪は消せない…。だからあたしたちはその罪を背負って生きる覚悟はあるのよッ!あたしたちがここに来たのもその罪と向き合うためよ!!」

 

「じゃあ地獄で反省してろよッ!!」

 

アノマロカリスは再び弾丸を放った。

 

「!?」

 

だが、その弾丸は空から降ってきた二つの球体が弾き、球体は鈴とセシリアの元に来た。

 

「何、これ…?」

 

すると球体は形になった。

 

「これって!?」

 

「メモリですか!?」

 

球体はメモリになり、メモリは二人の手に着いた。

 

「…行くわよ…セシリアッ!!」

 

「はい!」

 

『ルナ!』

 

『トリガー!』

 

鈴はルナメモリ。セシリアはトリガーメモリを起動させた。メモリを起動させたことで二人の周りに風が吹き、甲龍、ブルー・ティアーズが展開された。

 

「本当に展開出来た…。」

 

「ISが使えるからってなんなんだよ!!」

 

アノマロカリスは弾丸を放つも。

 

「!!」

 

セシリアがスターライト・markⅡから光弾を撃ち、光弾は弾丸を破壊してアノマロカリスにダメージを与えた。

 

「!?」

 

アノマロカリスはそれに怯んで後退りしてしまう。

 

「ならあたしも!」

 

鈴は接近武器である双天月牙を展開し、振ると鞭のようにしなり、アノマロカリスを攻撃した。

 

「嘘!?鞭みたいになったし!」

 

「これがガイアメモリの力…。」

 

「それにかなり強化されてない?」

 

メモリの力によってISは相当な強化をしており、二人はそれを実感していた。

 

「クソ!!何でだ!?何でISに!?」

 

アノマロカリスはISからダメージを受けたことに腹を立てていた。

 

「悪いけど、前に進むためにもあんたを倒すから!!」

 

『ルナ・マキシマムドライブ!』

 

『トリガー・マキシマムドライブ!』

 

二人はそれぞれの武器のマキシマムスロットにメモリを装填させて、鈴は金色の輪を作ってそれをアノマロカリスに放ち、セシリアは銃口から一撃必殺の光弾を撃った。

 

「ああ…クソが…」

 

アノマロカリスは爆発し、その場所には男が倒れていたが男は悔しさと怒りが篭った顔のまま塵となって消滅した。

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