「死神。頼みがある。」
克己は自分の寝室で死神と交信していた。
「はい。何でしょうか?」
「この五反田弾って奴と適合するメモリを用意してくれ。T2でな。後ドライバーも。」
克己は弾の写真を出し、弾に適合するメモリを用意してくれと死神に頼んでいた。
「彼に適合するメモリですね。分かりました。明日までに用意します。」
「頼むな。」
克己は死神との交信を切り、就寝した。
朝、克己は目を覚ますと、テーブルにアタッシュケースと細長いケースが置かれており、克己はケースを開けた。
「ここまで用意するとは。気前がいいな。」
アタッシュケースケースの中にはT2アクセルメモリ、アクセルドライバー、エンジンメモリ、トライアルメモリ、強化アダプターが入っており、細長いケースにはエンジンブレードが入っていた。
「後は五反田弾の答えだけだな。」
克己は五反田弾の返事を待つ事にした。
前日の夜、弾は部屋で考えていた。
「俺は、どうしたいんだ?」
弾は夏己が織斑一夏だった時の事を知っていた。どんなに頑張っても周りは認めていなかった事、そして、ドイツで誘拐され死んでしまった事にひどくショックを受けていたが、生きていた事を知り嬉しかった。それと同時にもう辛い目にはあってほしくない。
「俺は…!」
弾は拳を握りしめて決意を決めた。
「答えを出したみたいだな。」
昼頃、弾は克己たちのマンションに居た。
「はい。俺は夏己と一緒に戦います。」
弾は決意を言い、克己はフッと笑みを見せた。
「なら受け取れ。これがお前の力だ。」
克己はアクセルメモリ、ドライバーを出した。
「これが俺の。」
「そうだ。おい夏己、ちょっと来い。」
「何、兄さん?」
「今日から弾もトレーニングルームに連れて行く。」
「え…何でメモリとドライバーが!?」
夏己はテーブルに置かれてるアクセルメモリとドライバーを見て驚きを見せた。
「弾の覚悟は本物だ。それに仲間は一人でも多い方がいいだろ?」
「でも、何で弾を!?」
「夏己。俺はもう覚悟を決めてるんだ。それにお前が大道夏己として生きている事を受け入れた。だから、今度はお前が俺の覚悟を受け入れる番だ。」
「…そう言われたら何も言い返せないな。分かった。弾の覚悟を受け入れるよ。」
「そうこなくちゃ!」
「よし、早速行くぞ。」
克己たちはトレーニングルームに向かった。
「弾、変身してみろ。」
「はい。」
トレーニングルームに入った克己は弾に変身しろと言い、弾はアクセルドライバーを着けた。
「確か、このボタンを。」
弾はアクセルメモリの起動ボタンを押した。
「アクセル!」
「変身!」
弾はメモリをアクセルドライバーに挿入させ、右手側のパワースロットルをひねった。
「アクセル!」
弾は変身した。赤いボディに青い複眼で頭部に大きなAの文字のような角がある仮面ライダー、仮面ライダーアクセルに。
「これが仮面ライダーか。物凄い力が溢れてくるな。」
「こいつがアクセル専用の武器、エンジンブレードだ。」
克己はアクセル専用の武器、エンジンブレードをアクセルに渡した。
「ここでの特訓は実戦式だ。夏己のエターナルと戦ってもらう。」
「夏己。よろしくな。」
「ああ、けど手加減はしないからな!」
夏己もエターナルに変身し、エッジを構えた。
「こっちだってそのつもりだッ!」
エターナルとアクセル走り出し、エッジとブレードをぶつけあった。