時に、全ては知らない方が良いという事もある。
『真名消失』
【真名】ルーナ・デ・ハウトデザート
彼女は自らの父親を知らない。
【ステータス向上】
耐久 C
↓
耐久 B
ベルシラックと同等の技量を獲得。
ブリテン内では上位。円卓内だと中位。
【WEAPON】
ベルシラックの騎士剣
詳細
緑の騎士になる前にサー・ベルシラックが使用していた騎士剣。ブリテン島に存在する、特に変哲のない雑多な剣の一振り。
ただし、使い込まれた影響によってか刀身部分は錆び付いており、刃の鋭さも掠れている。
もはや、御守りの域でしかない錆び切った剣。
しかしそれでも、彼女はほぼ常にこの剣を腰に装備している。
死者に誓いを立てた、騎士としてのサー・ベルシラックを世界でただ一人だけ知っているが故に。
そしてサー・ベルシラックの生涯に意味はあったと証明する為に。
『保有スキル解放……………』
■■■■■■ ■
詳細
消え去るモノと消え去って縺?¥遲医?繝「繝弱↓逕滓カッ繧偵°縺代??逡ェ逶ョ縺ョ謨ー蟄励☆繧画ュェ繧√k縺ォ縺セ縺ァ驕斐@縺溘? ■■■■■……………
【『■■■■■■■■を確認』】
【破滅回避起動準備完了】
『…………生命延長妨害行為拒否』
【『カウンターガーディアン停止』】
「卑王の権能を以って"宵闇の星 A"を強制起動」
「"宵闇の星 A"と連携を開始。"魔女の寵愛 A"との連携を一時的に遮断」
「■■強奪完了。■■変換完了」
【破滅回避起動開始】
『生命延長支援開始』
「卑王の権能を以って"宵闇の星 A"を強制停止」
「"宵闇の星 A"との連携を遮断」
「"宵闇の星 A"からの接続をキャンセル…………シャットアウト完了」
【破滅回避起動待機】
『生命延長承認待機』
【『カウンターガーディアン沈黙』】
「卑王の権能を以って、星の抑止力の承認を許可」
「星の抑止力の権能を以って、人類の抑止力へのカウンター権利を対象に投影」
「投影、開始……投影完了。権利封印……封印完了。■■封印完了」
「対象から■■の承認まで待機……………………承認と同時に、全封印を解除。独立行動停止。全権能及び発動権、■■■■■の■■を対象者に移行」
『■■と同時に人類の抑止力へのカウンターを発動』
『■■まで待機』
【……■■と同時に星の抑止力へのカウンターを発動】
【■■まで待機】
「対象からの承認まで待機中……………対象からの承認が拒否された場合、全権利を凍結」
「対象からの承認まで待機中……………現在対象の魔術回路を通して、対象者の"魔力放出 A"及び"魔術 D-"及び"投影魔術 D"の補佐を実行中」
「対象からの承認まで待機中……………現在竜の炉心は補佐状態を維持中。ブリテン島への接続は現在保留」
「人類の抑止力からの介入回避の為、保有スキル解放の情報を擬装」
『承認』
『現在解放権利なし』
『保有スキル解放』
聖者の数字 EX
詳細
その血筋と共に継承されていたかもしれない、太陽の祝福。
ただし彼女の場合、このスキルを生まれながら保有出来る権利を持つだけで、このスキルが起動する事はない。
また、彼女自身がこのスキルを保有出来る権利を持っている事を知る事はない。
太陽からは程遠い名を冠しているが故に。
しかし彼女は3の数字の代わりに、聖者からは程遠い4の数字を獲得している。
それが起動するのはいつか。訪れるかどうかも分からないその時まで、4番目の数字は彼女の中で眠り続ける。
ただし、その4番目の数字は誰もが持ち得る普遍的なモノだ。むしろその数字を保有していない者は、何かが狂っているか、何処かが壊れているだろう。
それでも彼女は特別だった。
ただ彼女は、その数字によって狂わず、また壊れなかったというだけで。
〈統括局ゲーティア、観測を完了〉
〈溶鉱炉ナベリウス、対象への介入に意義はないと判断〉
〈情報室フラウロス、対象の早急な殺害を提唱〉
〈観測所フォルネウス、対象の継続的な観測を提案〉
〈管制塔バルバトス、対象の運命力変動を予測するべきであると警告〉
〈兵装舎ハルファス、対象の最大出力が魔神柱数体に及ぶ事を把握〉
〈覗覚星アモン、重大なエラー。警告。警告。対象の存在を原因とし、論理崩壊及び活動停止に繋がる事を可能性として予知。対象への接触をトリガーとし、人理装填に不可逆な干渉を受ける事を予測。対象を通して星の抑止力が特異点内部でも起動する可能性を否認できず。重大な警告。対象への介入・観測・干渉の即時停止を要求。繰り返す。対象への介入・観測・干渉の即時停止を要求〉
〈生命院サブナック、対象の行動原理が無価値である為、脅威ではないと推測〉
〈廃棄孔アンドロマリウス、対象の本質的欠落を把握。対象への警戒は無駄であると断定〉
〈総評。起爆因子の依代を加味しても、"卑王の権能 EX"を持つ対象の時空を特異点化するのは割に合わず〉
〈人理焼却式ゲーティア、A.D.1273 ■■■■■■ ■■■■■ A+++ まで待機〉
Q ……え、どういう事?
A 前話の余韻を壊したくないが故の苦肉の策です。つまり、ちゃんと最新話まで追っている人の為に、前話を読んでから敢えて空白期間を開けたが故の話です。後々読んで、前話とこの話を連続で読んだ人は………まぁうん、ごめんなさい。まずは前話の余韻に浸りきってからこの話の解読と考察に取り掛かりましょう……
余談ですが、本作は生前→zero→stay night→第六特異点を予定しています。
生前編が一番長いです。ほぼオリジナル展開で原作というモノがないので。生前編は五分の四くらいは終わったかな……