サクラ大戦〜華撃団の新しい副隊長〜   作:ツムユウ

8 / 9
少しずつ、少しずつ慌てずにさくらは堕とします。 
大事なメインヒロインですし。

アニメとゲームのどっちでやって行こうかな………
どっちも面白いからなあ





さくら舞う帝都,第二幕

〜sideさくら〜

 

言い表せないような浮遊感を感じ、閉じていた目をゆっくりと開ける。  するとそこには自分が生まれ育った仙台の地が広がっていた。

 

さくら「ここは……、でもなんで?」

今まで自分の部屋にいたはずなのに、これは夢?  でも音もしっかりと聞こえるし、香りもするから夢じゃないのかしら。

でも久しぶりに見るけどやっぱり変わらないなぁ。 今頃どうしているのかな?お母様とお祖母様はお元気かしら? あとゴン爺は変わっていないと思うけど。

 

そのままさくらは真宮寺家へと続く道を一歩ずつ歩いて向かっていたが向かい側から来る2人の人物を目にし、思わず固まってしまった。

それは幼い頃の自分と、降魔戦争で犠牲となって亡くなった真宮寺一馬、その人であった。

 

さくら「あれは…お父様と私? それじゃあこれは、私の記憶……?でもいったい何でこんな……。」

 

幼い自分と大好きだった父の姿を見て困惑していたがそれも束の間、父と自分が遠くへ行っていたのを確認し後を追う。

 

後を追うと緑が広がる草原に2人の姿があった。

 

一馬「さくらよ、近い日に私は大きな戦いが控えている。それはとても長くなるか短くなるか分からない。 だがその間に私はここを留守にしてしまう、私が戻るまでここを守っていられるか?」

 

幼さくら「はい!真宮寺家の一族として必ずお守りしております!ですから父上はご安心してください!」

 

一馬「ははっさすが私の娘だ、お前の父でいれる事が誇らしいよ。」どこか悲しそうな顔をしながら幼いさくらの頭を優しく撫でる

 

幼さくら「さくらもお父様の娘であれて嬉しいです!」

 

一馬「ああさくらよ、少し先に家へと戻っていてくれないか?少し用ができたんだ。」

 

幼さくら「分かりました!お父様もすぐに帰ってきてくださいね!」

 

一馬「ああわかってるよ、すぐに戻る」

そのままさくらが無事に家の方向へ向かって行ったことを確認すると、一馬は少しの殺気を流しながら静かに、かつとても重い声を出しながら周りを見渡す。

 

一馬「さて先程からこちらをしつこく見ていたがどこの誰だ、姿を現せ。それでも出てこないならこちらにも手があるぞ。」

 

そう一馬が言ったことにより、さくらは一馬の前へと姿を見せた。

 

一馬「お前は……さくら…なのか? いやしかし気の質は同じだが、なぜ大きくなっている。」

 

さくら「突然ながら申し訳ありません。 しかし私にもなぜこのような事になっているのか分からないのです。ただ分かることはこの世界が私の夢の中だということです。」

 

一馬「さくらの夢とな、なぜこのようになったか自分でわかっているのか?」

 

さくら「……………私は自分の剣がわからなくなってきてしまい、無意識にお父様へと助言を求めていたのかもしれません。さくらは本当にこれで良いのかと……。」

 

一馬「そうか…、さくらよ。その悩みに私は答えられん」

 

さくら「ッなぜですか、お父様ほどでしたらお分かりに!「いいから話を最後まで聞きなさい」…失礼しました。」 

 

一馬「さくらのその悩みは私でも経験したことがある、そしてそれを乗り越えて私はここまで剣の道を極めた。だがその悩みは異なるかもしれん、しかしそれでも自分でやらなければならない。」

 

さくら「お父様も、経験した道……。 さくらは本当にできるでしょうか、道を踏み外すかもしれません……。」

 

一馬「いいや、きっとできる。私の大事な娘だからな。」

 

さくら「お父、様……。  さくらは、きっと、きっと!成し遂げてみせます、そしてお父様が誇れるようになってみせます!」涙を流しながら一馬に向けて誓いを叫ぶ。

 

一馬「はははっ、嬉しいことを言ってくれるなぁ。 それとお前達を置いて逝ってしまってすまなかった、だがお前達の事は必ず見守っている。いつまでもな。」

するとさくらの体が薄くなり始め、消えてしまいそうになる。 

夢の終わりが近づいて来たのだ。

 

さくらを力強く抱き締めながら一馬は最後の別れを言う。

一馬「荒鷹は真宮寺家の一族にしか扱えない、決して道を踏み外すことなく行けば帝都を、お前の大切な友達を守れるだろう。 

  挫けるな、怯えるな、心に光を持ち続けろ。」   

  「────さらばだ、我が愛娘よ────」

 

さくら「必ずっ、必ずっ成し遂げて見せます!それまで待っていてくださいっ、お父様!」

 

 

 

さくらの体が消え、草原に一人残っている真宮寺一馬は風が吹いているなか、どこまでも青く広がる空を見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さくら──大きくなったなぁ」

 

 

頬には一筋の線ができていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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遅れました。
今回はちょっとキツくやりすぎたかもしれません。



過去編を軽くやりました。
一馬さん出しましたけど話し方あってるか心配。

間違っててもどうか気にせずにお願いします。








続きます。
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