異変の黒幕であるレミリアを倒し、魔理沙の元へと向かう明久と霊夢
そして、地下で戦う魔理沙とフランドール
壁へと追い込まれ、炎剣を構えられた魔理沙は絶対絶命な状態へと陥っていた---
魔理沙side
フランドールは私に向かって炎剣を振り下ろす
…こんな時こそ冷静に…慌てすぎたらそのまま斬られるだけだと思い、私は思考を落ち着かせる(そのせいでこんな状況になっているのだが)
明久が言っていた。いったん頭を落ち着かせると、見えなかったものが見えてくることもあると…
そして私は気づく。今追い込まれている壁は入り口の扉がある面だと
こうなったら、危ない賭けだろうがやるしかない!
「まだまだ遊びは終わらせないぜ、フランドール!恋符『ノンディレクショナルレーザー』」
私はパチュリーの通常弾幕を思い浮かべながらさっき作ったスペルカードを宣言する
私を中心に複数の魔法陣を出し、外側に向かってレーザーを射出する
「っ!まだそんな手を!」
フランドールはほぼゼロ距離で放った私の攻撃を回避していたけど、今回の狙いは
「さぁフランドール、ついてこい!ここよりも広い場所で遊ぼう!」
私は箒に跨り、さっきの攻撃で開けた壁の穴から部屋の外に出て、さっき降りてきた階段を昇る
「待てっ!」
私を追いかけるように、フランドールもついてくる
さて、広い場所でとは言ったが、どこに行こうか。さっきの書斎は…珍しい本がたくさんあったから暴れるには物足り合いな…
とりあえず、逃げながら決めるか
後ろに気を付けながら逃げること数分、私はエントランスのような場所に出た
よし、ここなら思う存分戦えそうだ
「あ、魔理沙!」
そう思っていると、フランドールとは別の方向から私を呼ぶ声が聞こえた
「お、明久じゃないか!それに霊夢も。異変の黒幕は見つけたのか?」
そこには、明久と霊夢がいた
「うん。なんとかね」
そうか、それはよかった
「追いついた、私と遊びましょう、魔理沙!って…そこのお兄さん達は…誰?」
明久と話していると、後ろには追い付いたフランドールがいた。結構早かったな
「僕は吉井明久」
「…博麗霊夢。あんた、レミリアとかいうやつの知り合い?」
明久と霊夢はフランドールに名前を答える。そして、霊夢は知らないやつの名前も口にした
レミリアって誰だ?
「私はフランドール。レミリアは私のお姉様よ」
霊夢の質問にフランドールは肯定する。フランドールには姉がいたのか
「っと、明久と霊夢は適当に休んでてくれ。私はコイツと遊んでるんだ」
「私は構わないわ、そこの二人が一緒でも。お姉様を倒したのなら、歯ごたえがありそうだし」
人間も舐められてるなぁ
まぁいいか
「よし、行くぞ明久!霊夢!」
「えっ、どっ、どういうことかわからないけどわかった!」
「ハァ…まったく…吸血鬼ってこんなのが多いのかしら…」
フランドールから言い出したことだ、卑怯なんて言わせないぜ
こうして、私とフランドールの弾幕ごっこは三対一となった
魔理沙side out
明久side
魔理沙と合流した僕と霊夢は、突然弾幕ごっこに巻き込まれた
相手はフランドール、レミリアの妹らしい
「三対一なら、このスペルカードよね!禁忌『フォーオブアカインド』!」
フランドールはいきなりスペルカードを宣言する
すると、フランドールが四人に増える
…本当に何でもありだなぁ…まさか分身するなんて…
「ほんっと、こいつらなんでもありね…面倒くさいし、サクッと終わらせるわよ!霊符『夢想封印 散』!」
そう言いながら、霊夢は色とりどりの光弾を四人のフランドールに向けて放つ
「相手が増えたんだ、私も全方位に攻撃するぜ!魔空『アステロイドベルト』」
霊夢に続くように魔理沙もスペルを宣言する
アステロイドベルトはパチュリーさんとの戦いで使っていたミルキーウェイの上位に当たるスペルカードだ
魔理沙が上位スペルを使うということは、既に強敵と認めているということになる(だからと言って普段から手加減をしているというわけでもない)
だったら僕の場合、最初から飛ばさないと危ないかも…
「国符『三種の神器 鏡』!」
僕も続いてスペルカードを宣言する。これも慧音さんに教えてもらったものだ
三種の神器の鏡と言えば、八咫鏡のことで、三種の神器の中でも特に強い力を持っているものだ
僕は四方へと小型の弾幕と飛ばす
「二人も結構やるね!だったら!」
「「禁弾『カタディオプトリック』!!」」
「「禁弾『過去を刻む時計』!!」」
四人のフランドールは笑いながら、スペルカードを二種類宣言した
二つのスペルカードは弾幕がちりばめられ、床や天井、壁に当たると反射してくる
もう二つは十字のレーザー弾が回転しながら移動する
同じスペルカードが二つずつ…かなり移動しにくい…
「ったく、避け辛いなぁ、まずはフランドールを減らすのが先だな!霊夢、守りは任せた!明久、一気に消し飛ばすぞ!恋心『ダブルスパーク』!」
「わかってる!境界『二重弾幕結界』!」
「わかった!恋符『マスタースパーク』!」
僕と魔理沙で合計三つのマスタースパークを、霊夢は防御も併せた二重の結界と大量の弾幕を繰り出す
「「「っ!」」」
部屋が(三対四の構図にしては)狭いのもあるのか、分身のフランドールはあっけなく消滅した
「へぇ…これでもダメなんだ。だったら…禁忌『恋の迷路』!」
自分の複数のスペルカードを破られたフランドールは、笑いながら新しいスペルカードを宣言する
この戦いの終了まで、あと少し…
誤字脱字ありましたら、報告お願いします
雑な終わり方ですみません…