僕とテストと幻想郷-幻想郷での話-   作:あんこ入りチョコ

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紅魔館に住む魔女

明久side

 

 

赤い舘に入った僕達が最初に辿り着いたのは、大きな書斎だった

 

「凄い本の量…」

 

「本当だな、これだったら一冊くらい盗んでもバレないんじゃないか?」

 

いや、盗んじゃダメだからね?

 

「二人とも気をつけて!誰かいる…」

 

書斎の大きさに漠然としていた僕と魔理沙に、霊夢が声をかける

…どうやら気が抜けてたみたいだ

 

 

「どうやらネズミが三匹迷い込んだみたいね…そこに居るのはわかってるわ。出てきなさい」

 

 

そして、どこからか僕達に向かって声をかけられる

どうやら既にバレていたみたいだ

 

「霊夢、どうする?」

 

「…行くしかないようね…人数もバレてるってことは、不意討ちも通用しにくいでしょうし…」

 

僕達は話し合って、声がした方へと出ていく

 

「その見た目…一人は博麗の巫女ね。あとの二人は…知らないわ」

 

そうやって言ってくるのは、紫色の髪に、全体的に紫色の服装の女性だった

 

「その言い方だと知ってるようね。私は博麗霊夢。異変解決の専門家よ!さぁ、観念して黒幕を出しなさい!」

 

霊夢はそのまま相手に向かってそうやって宣言する

ある意味悪役みたいだ

 

「…レミィに会わせるわけにはいかないわ。貴女達はここで倒す!」

 

そう言いながら、相手の女性は魔導書を取り出した

 

「そういえば、自己紹介がまだだったわね。そんなものは必要ないでしょうけど…

私はパチュリー・ノーレッジ。ここ、紅魔館に住む魔法使いよ」

 

そうやってパチュリーさんは自己紹介をする

…意外と律儀なのだろうか?それとも天然なのかな?

 

「霊夢はさっき自己紹介したから、今度は私達だな!私の名前は霧雨魔理沙。普通の魔法使いだぜ!そしてこっちが吉井明久。私の弟子だ!」

 

「吉井明久です!」

 

そうして魔理沙も自己紹介をしながらスペルカードを取り出す

 

「…貴女達はどうでもいいわ。魔法を使う人間ごときが、本物の魔法使いに勝てるなんて思わないことね!火符『アグニシャイン』!」

 

「それはどうかな?人間だって進化してるんだぜ!見せてやる、これが人間の力の結晶だ!行くぞ明久!魔符『ミルキーウェイ』!」

 

「悪いですけど、こっちも異変解決がかかってるので…一気に決めさせてもらいます!魔符『スターダストレヴァリエ』!」

 

パチュリーさんがスペルカードを宣言し、魔理沙の合図と同時に、僕と魔理沙もスペルカードを宣言する

 

パチュリーさんからはあまり規則性のない動きの炎の弾幕が、僕と魔理沙からは星状のカラフルな弾幕が派手に、そして規則性をもって飛び出る

 

だけど、忘れてはいけない。これだけのやり取りをしていたけど、僕達の味方はもう一人いる

僕達の攻撃は、その味方を少し隠すというのも含んでいる

 

「悪いけど、こっちは三人いるの。さっさと通してもらうわよ!霊符『夢想封印』!」

 

パチュリーさんの背後に回り込んだ霊夢が、スペルカードを宣言して色とりどりの光弾を撃ち込む

 

「そんなことだろうと思ったわ。水&木符『ウォーターエルフ』!」

 

パチュリーさんはそれを呼んでいたようで、焦らずに新たな全方位スペルを宣言し、僕たち三人のスペルカードを相殺し始める

ぐっ…かなり自信があったみたいだけど、本当に強い…

 

「おっと、明久、このくらいで焦るなよ?焦らず、冷静にだ。そして、弾幕はパワーだぜ!さっきの攻撃が防げても、この攻撃は防げるかな?恋符『マスタースパーク』!!」

 

魔理沙は僕に声をかけて、帽子にしまっていたミニ八卦炉を取り出してパチュリーさんに向けて構える

そして、魔理沙の十八番であるスペルカードを宣言する

 

「っ!なんて…威力…私の魔法が押されてる…!?きゃぁっ!」

 

パチュリーさんは魔理沙の攻撃を避けるのではなく相殺しようとして被弾してしまう。そのまま落下して、気絶した

 

「よしっ!私達の勝利だぜ!」

 

魔理沙は僕の方を向いてピースサインを作る

 

「さっさと次に向かいましょう。ここは薄暗くて埃っぽいから移動したいわ」

 

霊夢はマイペースに次へ行こうと促す

 

「そうだね、先を急ごう!」

 

そうして僕達三人は先に進んだ

 

またしばらく歩くことしばらくして、階段を見つけた

 

「うーん…地下に行く階段と上に行く階段かぁ…どうする?」

 

「私は上に行くわ。黒幕はたぶん上にいるでしょう」

 

「お、霊夢の勘か?だったら上だろうな。だが私はあえて地下に向かうぜ。ここからは別行動だな。ここに入る前に決めたから、明久は霊夢と行動してくれ」

 

霊夢の言葉を聞いて、魔理沙は僕にそう言ってきた

 

「わかったよ。お互い無事でまた会おう!」

 

「おう!」

 

魔理沙はそう言うと地下に向かって行った

 

「じゃあ、私達は上に向かいましょう」

 

「うん、わかった」

 

僕と霊夢は上に向かう階段を歩いていく

 

 

ここで別れて行動したことで、運命は大きく変わるのだった…




誤字脱字ありましたら、報告お願いします

相変わらずの駄文ですみません…


それと、『プロローグ』で慧音が明久にスペルカードを渡してましたが、アレはお守り的感覚で渡してます。実際に渡したからと言ってスペルカードが使えるのではなく、明久は再現可能なので使えます(そのスペルカードは今後使う予定です)
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