2013年4月10日
日本皇国関東州八王子市郊外魔法大学付属第一高校午前6時半
孝一は朝早くから学校に登校していた。そして、校内にある人気の無い場所で魔人態になっていたのだ。そして、木の切株の所にウルトラゼットライザーを置いて刀を近くまで近づけてある呪文を呟いたのだ。
「星の瞬く狭間の闇よ、暗黒のパワーを我にもたらせ!光から闇へ、闇から光へ!」
と言い終えて刀を上空に突きつけて、そこから、空間が歪み謎の光が三つ程出て来てゼットライザーに空いていた穴に装着されてゼットライザーが輝き出してゼットライザーに似た物が出て来たのだ。それは、ダークゼットライザーだ。それを手にした孝一は魔人態から元の姿に戻ったのだ。
それから、孝一は学校の近くにあったカフェでモーニングを頼み朝食を取ったのだ。そして、二時間後。学校に生徒達が登校し始めたのだ。孝一は料金を払って、店を出たのだ。
孝一は学校の校門付近まで行くと何か騒がしかったのだ。すると、孝一は見覚えのある赤髪の男子生徒を見つけたのだ。それは、孝一の弟の一人である紅音だった。孝一は紅音に近づき話しかけたのだ。
「おい、紅音。何の騒ぎだこれは?」
と孝一は紅音に聞いたのだ。すると、孝一に気付いた紅音が答えたのだ。
「あ!兄貴。ああ、原因はあそこの三人だよ。」
と紅音は指を指したのだ。そして、孝一は紅音の指を指した方を見るとそこに見覚えのある女子生徒が二人と見覚えの無い男子生徒が言い争っていたのだ。二人の女子生徒は達也の許嫁であり真由美同様、達也の許嫁でもあり、七草真由美の妹の泉美と香澄だ。二人は今年から第一高校に入学したのだ。そして、紅音によれば、男子生徒の方は今年の七宝琢磨で、師補十八家の一つ七宝家の出身だ。如何やら三人はちょっとした事で言い争いになって居るらしいと紅音が教えたのだ。すると、孝一が言ったのだ。
「誰も止めないのか?後、夏は何処だ?」
と言うが紅音が言ったのだ。
「止めれるなら、とっくの当の前に止めてるよ。ああ、夏ならそろそろ来るはずだ。」
と答えたのだ。そう言った瞬間に夏が来たのだ。
「二人共如何した?」
と夏が笑顔を見せながら言ったのだ。そして、騒ぎを見た瞬間ある程度、事の次第を理解して孝一に聞いたのだ。
「兄貴。あれ如何する?」
と夏が孝一に話を振ったのだ。すると、孝一が言ったのだ。
「言わなくても分かってるだろ?止める。」
と言い孝一が動き出して二人はやれやれと言いながら孝一の後に続いたのだ。
「大体、其方が先に謝ればいいだけの話だろ?何で僕たちが謝らなきゃいけないんだよ!」
と香澄が言ったのだ。そして、七宝が言い返したのだ。
「何故、お前達に俺が謝るんだ。お前らの方が謝ればいいだけの話だろ。」
と琢磨が言いお互いがCADに手を伸ばした瞬間、三人の男子生徒が割って入ったのだ。周囲の生徒がざわついたのだ。簡単だ。三人の内の二人は知らない者は居ないと言っても過言でも無い、七武海の雷帝の孝一と竜拳の夏なのだからだ。いきなりの事に三人は彼等を見たのだ。すると、孝一が、三人に言ったのだ。
「お前ら、ちょっと風紀委員会にその面を貸せ。そうすれば厳罰にはしないからよ。な?」
と孝一が睨みながら言うが紅音が口を開いたのだ。
「兄貴がそれを言うと別の意味に聞こえるけど?」
と言うが孝一が紅音の後頭部を殴ったのだ。紅音が痛ってと言いつつ彼等に対峙したのだ。そして、三人は大人しく孝一の後についていたのだ。そして、紅音が色々言ってその場を解散させたのだ。その後、あの三人は孝一の御説教と雷を喰らい、解放されたのだ。その日、昼休みに再従兄弟姉妹の亜弥子と文弥が昼食を取る孝一の元に来たのだ。そして、文弥が孝一に聞いたのだ。
「孝一兄さん。隣の席、宜しいでしょうか?」
と言うが孝一が言ったのだ。
「おい、文弥。その呼び方はやめろ。色々、誤解を招く発言だ。」
と孝一が文弥に注意をして亜弥子が口を開いたのだ。
「あら、いつもその様な態度なんですか?」
と亜弥子が言ったのだが、孝一は否定したのだ。その後、孝一は午後の授業受ける為に教室に戻ったのだ。
その後、七宝琢磨が再び騒ぎを起こしたのだ。其れを聞いた孝一は再び彼を説教する為に彼の元に行く事にしたのだが、達也が来て七宝琢磨と十三束鋼が決闘が行われる事になったのだ。孝一は達也に自分と共に立ち合いをする様に言われたので立ち合いをする事にしたのだ。それから数日後、その週の土曜日に七宝琢磨と十三束鋼の模擬戦が行われる事になったのだ。達也の合図と共に模擬戦が始まったのだ。その模擬戦の最中、鋼が接触型の術式解体を行ったのだ。模擬戦は最終的には鋼の勝利が決まったのだ。孝一は模擬戦が終わったのを確認するとその場を立ち去ろうとするとはがね自分に話しかけてきたのだ。
「ちょっと、待ってくれ!」
と鋼に呼び止められた孝一は鋼の方を向いたのだ。
「何だ?」
と孝一が鋼に言ったのだ。すると、彼がとんでもない事を口にしたのだ。
「去年の九校戦以来、僕は君と戦ってみたかんだ。僕と戦ってくれる?」
と鋼が言うと孝一は少し考えたのだ。此処で鋼と模擬戦を行えば自分の強さを見せつける事になる。その為、孝一は了承したのだ。
「ああ、良いぞ。その代わり、少し本気を出させて貰うからな?」
と孝一が鋼に述べて鋼はそれを了承して、二人は模擬戦を行う事になったのだ。
練習室内で対峙する、孝一と鋼。鋼は自分用のCADを持っていた。孝一の方は右腰に三本の刀を挿した状態で左手首にはブレスレット状のCADを装着していたのだ。そして、達也が合図を出して模擬戦が始まったのだ。孝一は刀の一本を抜刀して斬撃を飛ばしたのだ。
「一刀流、三十六煩悩鳳!」
と孝一は言ったが鋼はそれを紙一重に躱したのだ。そして、鋼が魔法を発動したが孝一は術式解体を行い発動を防いだのだ。そして、一進一退の戦いが進んだのだが、結果模擬戦の結果は孝一の勝利に決まったのだ。すると、孝一が琢磨に話しかけたのだ。
「おい、七宝。」
と孝一に話しかけらた琢磨は孝一の方を向いたのだ。
「何でしょうか?」と琢磨が返した。
「お前は少し頭が固すぎる。少しは思考を柔軟に持った方が良い。」
と孝一が琢磨に言ったのだが彼が孝一に言い返したのだ。
「貴方にだけは言われたく無いですよ!数字付きでも無い貴方にね!」
と琢磨が言ったのだが、孝一はその発言に反応して琢磨を蹴り飛ばして、刀を首元に突きつけたのだ。
「お前の方こそ、何様のつもりだ?平民の分際でデカい口を叩くな。」
と孝一が琢磨の首に刀を突き刺そうとすると達也が止めに入ったのだ。
「孝一、そこまでだ。七宝、お前のその発言は問題だ。取り消すなら今の内だぞ。」
と達也に言われた琢磨はすぐに撤回したが、孝一は少なからず腹を立てて家に帰ったのだ。しかし、その帰宅の途中で達也の諫言をして来たので孝一は怒りの矛を収めたのだ。