雷帝の英雄譚   作:Rain one

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ウルトラマンの説明がありますがM78星雲のウルトラマンで一部ですので悪しからず。



そして、次回は過去編をやらせて頂きます。本当は過去編は幕間にするつもりでしたが本編投稿として扱います。


師族会議編full story

2014年1月5日 PM8:06 日本皇国関東州八王子市市内某所

 

 

この日、全国にある魔法大学付属高校は三学期の始業である。そして、孝一は今学校に登校して居る途中だ。しかし、その横には白い尻尾が五本ある顔が海豚で体が馬の動物が彼と一緒に歩いて居たのだ。

 

 

「悪いな、穆王。無理を言って。」

 

 

「いえ、私の方は大丈夫ですよ。ですが、私で良かったのですか?」

 

 

「どう言う事だ?」

 

 

「私じゃなくても、又旅や磯舞に犀犬そして牛鬼の方が良かったはずですが?」

 

 

「守鶴と孫と重明は喧しいからダメだし。又旅と九喇嘛は別の意味で騒ぎになるし。磯舞は性格的に問題あり。犀犬はのんびり過ぎるからダメだ。牛鬼は性格は問題無いが姿が問題だ。」

 

 

「まあ、確かにそうですね。」

 

 

孝一と穆王は第一高校の所まで歩くが同じく第一高校の生徒達が孝一と穆王に視線を集めて居たのだ。ちなみ姉の咲と弟の紅音と夏は先に学校に登校して居た。しかし、本人達は気にせずに第一高校に登校したのだ。すると校門の前に何時ものメンバーが居たのだ。

 

 

「おはようございます、孝一さん。」

 

 

「よ!おはよう!」

 

 

「おはようございます。」

 

 

「ああ、おはよう。何でお前らは此処に居るんだ?」

 

 

雫とほのかそしてレオが挨拶をすると孝一も挨拶をして尋ねたのだ。孝一の質問に幹比古が答えたのだ。

 

 

「うん。君に聞きたい事があるんだ。この間、犬塚公爵家から発表で尾獣に関する事だから教えて欲しいんだ。」

 

 

「あ〜そうだな。それに関しては昼休みにして良いか?」

 

 

「ああ、分かったよ。じゃあ、昼休みにしようか。」

 

 

幹比古がそう答えると孝一がそう返して何時ものメンバー全員が自分達のクラスの教室に向かったのだ。そして、孝一達は授業を受けたのだ。時間が経ち昼休みになり孝一達はいつも通りに食堂で昼食を取る事にしたのだ。穆王は孝一の近くでキャベツの千切りと焼いた小魚を食べている。そして、昼食を取り始めたのだ。すると、鋼が孝一に質問したのだ。

 

 

「ねえ、孝一。尾獣ってのはどう言う存在なのかな?」

 

 

「ああ、尾獣は一尾を除き複数の尻尾を持った神獣又は魔獣だ。そして数としては一尾、二尾、三尾、四尾、五尾、六尾、七尾、八尾、九尾の合計九体いるんだ。」

 

 

「へえ〜そうなんだ。結構可愛い気がする!」

 

 

「ああ、それなんだが良い奴らなんだが見た目はちょっとあれな奴等が居るからな。」

 

 

鋼の質問に孝一が答えるとエイミィが反応すると孝一がそう返したのだ。すると、穆王が食事を終えたのか話の輪に入って来たのだ。

 

 

「そうですね。我々の姿は人によっては驚く方が殆どでしょうね。」

 

 

「そうだな。しかし、見た目は少し変わって居るな。」

 

 

「そうだが見た目イコール性格とは限らないないからな。こいつみたいに見た目はこれだが性格は良いからな。」

 

 

「そうなんだね。」

 

 

穆王が会話に入り達也がそう答えると孝一が達也に追従する形で答えて幹比古が頷きながら答えたのだ。すると、穆王が更に追加である事を言ったのだ。

 

 

「私達、尾獣は基本的には貴方達、人間には対立するつもりも無いですし非常に友好的に接するのが鉄則ですからね。まあ、一部を除けばの話ですがね。」

 

 

「えっと、一部って事はダメだったり嫌いな人間が居るって事ですよね?」

 

 

「ええ、居るには居ますよ。この学校の生徒で。」

 

 

穆王の発言を聞いてほのかが聞いて来たので穆王が答えたのだ。すると、雫が穆王に誰なのかを聞こうとしたのだ。

 

 

「一体、誰なの?」

 

 

「ええ、森崎駿という人間ですね。あれは、私達はどうも好きにはなれませんね。」

 

 

「あ〜、彼か。でも何で彼の事が嫌い何ですか?」

 

 

「彼の性格と態度に思考が私達としてもどうも好きにはなれませんね。」

 

 

雫の質問に穆王がそう答える。その後、彼等は昼休みが終わりそれぞれの教室に戻ったのだ。そして、午後の授業のチャイムが鳴ったのだ。一方、穆王は昼食を食べた影響か昼寝をし始めたのだ。しかし、孝一は穆王に気にせずに授業を受けて居たのだ。簡単な話だ。尾獣は元々マイペースな部分が多いの為である。そして、午後の授業が全て終わり孝一は姉の咲と弟の紅音と夏そして穆王と一緒に帰ろうとするとすると達也が孝一の所にやって来たのだ。

 

 

「どうした、達也。俺に何か用か?」

 

 

「ああ、来月に師族会議があるのは知って居るな?」

 

 

「まあな。俺には関係無いがな。」

 

 

「実は、師族会議の方からお前に出席の要請があってな。俺がお前の案内をする事になった。」

 

 

孝一は自分の所にやって来た達也に尋ねると彼がそう答えたのだ。それを聞いた孝一は達也に聞いたのだ。

 

 

「まさかとは思うがこないだ四葉家に行った時に七武海会議であがった反乱の件か?その為だけに俺を呼び出したのか?」

 

 

「ああ、そうだ。何がなんでもお前には出て貰うし反乱の件を説明をして貰わなければならないからな。それと、その際に数字付きの師補十八家及び百家とその支流そして全ての魔法師が参加する会議が行われるからなそちらにも出て貰うからな。」

 

 

「そうかよ。それなら断る理由も無いからな。顔は出させて貰うからな。」

 

 

孝一の答えを聞いた達也はその場を去って行き孝一はそれを確認すると穆王を連れて学校の校門に向かったのだ。孝一はリーナとエリカそして花音及び奏並びに姉の咲、弟の紅音と夏、そして何時のメンバーがそこには居たのだ。校門の前に居たのだ。すると、リーナが孝一が歩いて来るのに気付いて孝一に話しかけたのだ。

 

 

「ようやく来たわね、孝一。」

 

 

「孝一、遅いわよ!」

 

 

「まあまあ、孝一さんも遅いのは何時もの事なのですから。」

 

 

「美月、全くフォローになってないからな。」

 

 

「すみません!孝一さん!」

 

 

「気にして無いからな良いぞ。美月。」

 

リーナに続いてエリカが言うと美月が間に入って言うが孝一がつっこんだのだ。彼等は何時もの喫茶店に向かって歩き出した。そして、喫茶店に着いた彼らは喫茶店に入りそれぞれがメニューを見て決めたのだ。因みに穆王は喫茶店に入る前に孝一の中に戻って居たのだ。閑話休題。

 

 

「そう言えば此処の所、軍と警察が街中でよく見るけどどうなってるのかな?」

 

 

「噂では何処かの大公国が反乱を起こすって言う噂があるからね。」

 

 

「それに関しては俺達は何も知らんぞ。そもそも、知って居ても政府からは箝口令を徹底的に敷かれるからな。俺達に聞かれても答えられないからな。」

 

 

鋼がそう言うと幹比古が追加で言うと孝一がその場に居た全員にそう告げたのだ。それを聞いたほのかが孝一に尋ねたのだ。

 

 

「えっと、如何してですか?孝一さん。」

 

 

「理由は簡単な話だ。俺達は政府の重要な情報や機密情報を無条件にその場で最優先で知る事が出来るからな。だから基本的にはそれらの情報を知った場合は箝口令を徹底的に敷かれるからな。」

 

 

「そうなんですか。」

 

 

「ほのか、落ち着いて。これに関しては孝一さんの言ってる事が正しいから。」

 

 

孝一がほのかの質問に答えるとほのかが少し落胆したのだ。その後、彼等は色々話をしてその場を解散したのだ。孝一は何時ものメンバーと別れて姉と弟そして恋人達と家に帰って居たのだ。それから、約一ヵ月後。

 

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2014年2月4日 PM9:24 日本皇国関東州横浜市市内某所皇国魔法協会本部

 

 

この日、魔法協会本部で師族会議と数字付きの会議が行われるのだ。そして、本日ばかりは政府は魔法大学と付属高校は休校になるのだ。簡単な話だ。今日は魔法協会の重要な会議が行われるのだから無理も無いのだ。そして、孝一と夏は今回の師族会議の議題に関して十師族からオブサーバーとして意見を述べる為、魔法協会に顔を出したのだが孝一達犬塚姉弟は貴族である事を理由に基本的には魔法協会関連の事柄には出席をしない様にして居たのだが今回は事情が事情なだけあって出席をしなければならなかったのだ。

 

 

「にしても、此処の奴等は嫌な視線を俺達に向けやがるな。」

 

 

「仕方ねーだろ、兄貴。俺達は魔法協会や魔法師からしてみりゃあ政府側の人間で協会からある程度は距離を取ってるからそう思いたくなるのも当然だぞ。」

 

 

夏が兄の孝一に言うが孝一は少し不機嫌も直ったのだが歩いて居ると二人の近くから誰かが二人に話しかけて来たのだ。

 

 

「お前達、珍しく来ていたのか?」

 

 

「ああ、今回の議題で俺達の意見を聞きたいと言う事で出席を要請されたからな。一条。」

 

 

一条将輝が二人にそう言うと孝一が歩きながら彼にそう告げるとそのまま議場に入って行ったのだ。そこには、十師族の全ての当主と次期当主が集まって居たのだ。今此処に居るメンバーは、

 

 

一条家現当主、一条剛毅 次期当主、一条将輝

 

 

二木家現当主、二木真衣 次期当主、二木結衣

 

 

三木家現当主、三木元 次期当主、三木元治

 

 

四葉家現当主、四葉深夜 次期当主、四葉達也

 

 

五輪家現当主、五輪勇海 次期当主、五輪洋史

 

 

六塚家現当主、六塚温子

 

 

七草家現当主、七草弘一 次期当主、七草智一

 

 

八代家現当主、八代雷蔵 当主補佐、八代隆雷

 

 

九島家現当主、九島真言 次期当主、九島玄明

 

 

十文字家現当主、十文字和樹 次期当主、十文字克人

 

 

孝一は何食わぬ顔で師族会議のある会議室に入室すると多くの者が孝一に対して視線を集中させたのだ。当の本人はどこ吹く風なのだが。そして、孝一は伯母である深夜と従兄弟の達也の近くに立って会議が始まるのを待ったのだ。それから時間が経つと師族会議の議長である九島烈が会議室に入って来たのだ。

 

 

「では、今より師族会議を始める。」

 

 

「その前に先生。一つ宜しいでしょうか?」

 

 

「何だ、弘一?」

 

 

「何故、七武海の人間が居るのでしょうか?」

 

 

「彼に関しては私自ら師族会議の議題に関する事で出席を要請したんだ。問題は無い。」

 

 

「そうですか。」

 

 

九島烈が師族会議の開始を宣言すると七草家現当主の七草弘一が烈に質問をしたのだ。そして、烈が弘一の質問にそう答えると弘一が納得してその場は収まったのだ。

 

 

「その前に一つ私の方から宜しいでしょうか?四葉殿。」

 

 

「何でしょうか?一条殿。」

 

 

「御子息が四葉家の次期当主に決まった事お祝い申し上げます。そこで私の愚息、一条将輝が御息女の四葉深雪殿に婚約したいと申して居るので宜しいでしょうか?」

 

 

「それに関しては本人達の意思ですので私達が関与すべきでは無いので構いませんよ。」

 

 

「そうですか。」

 

 

「では、会議を進めるとしようか。」

 

 

一条剛毅が深夜に対してそう言うと深夜がそう返すと彼は納得して口を閉ざしたのだ。そして、九島烈が会議が進行を宣言して会議が始まったのだ。すると、孝一が喋り始めたのだ。

 

 

「では、今回の議題に関して私から宜しいでしょうか?」

 

 

「構わないぞ。」

 

 

「分かりました、孫。方々に例の資料をお渡しを。」

 

 

「あいよ。よっこらせと。ほらほら。」

 

 

孝一がそう言うと十文字家現当主の十文字和樹が了承して孝一が尾獣の一体である四尾、孫悟空に資料を渡す様に言ったのだ。すると、煙と共に四尾の孫悟空が出て来て十師族の当主達の前に資料を置いて行ったのだ。

 

 

「それでは御当主の皆様方、お手元に置かれている資料を拝見をお願いします。」

 

 

「これは、本当なのか、犬塚侯爵卿?」

 

 

「ええ、それは事実です。我々、七武海と政府の入念な調査と話し合いの結果その結論に至りました。」

 

 

「まさか、一部の大公国の者達がその様な事をしようとして居るとは思わなかった。」

 

 

「しかし、何故今になってこの事を我々、魔法協会に報告をしたのでしょうか。昨年の時点では分かって居た事のはず、何故なのでしょう?」

 

 

「それに関しましては当方としても完全なる物的証拠も無く状況証拠と当該人物の証言だけでは判断するのは難しいと判断して秘密裏に我々が調査をした上でそう断定しましたが幾分調査に少し時間が掛かってしまったので報告が遅れた次第です。そこに着いては私が政府と七武海の代表してこの場にて謝罪します。申し訳ありません。ですがこの一件は我々、政府、七武海そして魔法協会の皆様が力を合わせなければならない事です。大公国の者達が自分勝手な理由で同じ国に住む罪無き同胞を殺そうとして居るのは許されません。どうかお力をお貸し下さい。」

 

 

「それに関しては仕方あるまい。」

 

 

一条家の当主である一条剛毅が孝一に質問して孝一が答えて更に孝一が更にそう言うと六塚家現当主である温子と八代家現当主の八代雷蔵の二人が孝一に対して口々に言うと孝一がそう発言すると七草家現当主の七草弘一が納得した様に言ったのだ。その後、師族会議は進み様々な問題を話し合いを行いその結果として魔法協会としての内乱への対応が決まったのだ。万が一反乱が起きた場合は政府の要請に応じて魔法協会は協力する事になったのだ。そして午後1時から数字付きを始めとした家と古式と一般の魔法師の家が集まって会議を始めたのだ。すると、十三束家の当主である十三束翡翠が口を開いたのだ。

 

 

「しかし、この報告書が本当なら一大事よ。でも何故今になって彼等は反乱を起こそうと考えたのかしら?」

 

 

「ですが、奴等に情けをかけた結果でこうなったのは皇国政府の責任でもあるのでは無いのでは無いのでしょうか?」

 

 

「だが、政府は彼等と融和を図って来たのだ。政府に対して非難をする事は出来ない筈だが?」

 

 

翡翠の発言に十山家の当主である十山信夫がそう言うと七宝家の当主である七宝拓巳がそう言って彼を諌めたのだ。すると今まで黙って居た孝一が口を開いたのだ。

 

 

「これに関してはどっこいどっこいのはすだが。そこまでして自分達の非を認めようとしない奴等はそう言って自分の責任から逃げようとする。だから、そう言う発言をしない方が良いと思うぜ。」

 

 

「どう言う事だ!!」

 

 

「そこままの意味だぜ。俺は事実を述べたまでだ。しかし、嫌な予感がするがまあ良い、それを置いておこう。」

 

 

「ぐぬぬぬ。」

 

 

彼等は孝一の発言を聞いて激昂するが何も言い返す事も出来ずに黙り込んでしまったのだ。すると、巨大会議室の入り口のドアが勢いよく開くと同時に何人かのかなり昔のしかも戦前に日本軍が使用して居たボルトアクション式の銃を装備した集団が入って来たのだ。よく見るとそれは退役済みで国内でその殆どが軍の博物館に飾られて居る99式短小銃であった。孝一はため息を吐いて嘆いたのだ。

 

 

「やれやれ、何してんだ此奴らは。それにどうやってあの99式短小銃を手に入れたんだ?」

 

 

「全員、武器を外せ!さもなければこの場で全員を殺すぞ!」

 

 

その集団のリーダーらしき人物がそう叫ぶと銃口をこの場にいる者全てに突き付けて言い放ったのだ。当の孝一はリーダーの要求を無視して彼等に体を向けたのだ。

 

 

「おい、貴様!俺の命令を聞いて居たのか?何故、武器を外さないのだ!」

 

 

すると、リーダーが孝一に銃口を向けて孝一に向かって叫んだのだ。しかし、叫ばれた本人である孝一は気にせずに居ると口を開いたのだ。

 

 

「やれやれ本当ならもう少し後に俺の力を見せるつもりだったが仕方ないな。」

 

 

「何を言って居るんだ貴様は!」

 

 

孝一のぼやきにリーダーの男が叫ぶと銃を発砲するが孝一はそれを刀で防ぐと同時に魔人態へと姿を変えたのだ。それを見たその場に居た殆どの者達、全員が驚き驚愕するとリーダーらしき男が部下の者達に叫びながらある事を命じたのだ。

 

 

「う、撃って!!撃つんだ!!」

 

 

「「「「は、はい。」」」」

 

 

彼等全員は銃を発砲するが孝一は刀で銃弾を全て弾いて襲撃した者達、全て峰打ちで気絶させると即座に魔人態から人間の姿に戻ったのだ。すると孝一は自分に視線が集中して居る事に気づき彼等の方に体を向けると同時に一条剛毅が孝一に近づき質問をしたのだ。

 

 

「彼等は大丈夫なのかね?そして君は一体、何なのかね?」

 

 

「ああ、此奴ら全員は大丈夫ですよ。峰打ちですから。その質問は後にしてくれませんかね?その前にする事が有ります。」

 

 

孝一はそう言うとリーダーの男の胸倉を掴むと男の顔に一発パンチをお見舞いしたのだ。そのパンチが効いたのか男は意識を取り戻したのだ。それを確認した孝一は男に質問したのだ。

 

 

「おい、お前に幾つか質問がある。一つ目はお前らの目的。二つ目は99式短小銃をどうやって手に入れたそれを答えろ。そうすれば今回の事は俺の方から情状酌量で許す様に政府に言う。さあ、答えるんだ。」

 

 

「誰が、言うものか。我らの誇りを思い知るが良い、グッフ。」

 

 

「ッチ。くそ。」

 

 

孝一の質問に男はそう答えると舌を噛み切って自殺をしたのだ。

 

 

「自殺しやがった。恐らく他の奴らも俺が峰打ちを打ち込むと同時に恐らく舌を噛み切りやがったな。」

 

 

「まさかな。その前に君のあの姿は何だね?それとあの銃の事を知って居るのかね?」

 

 

「一つ目の質問は後にさせていただきます。二つ目に関しては知って居ますよ。」

 

 

孝一の発言に七草家当主、弘一がそう言うと同時に孝一に質問をしたのだ。すると孝一は銃を拾いながらそう答えたのだ

 

 

「この銃は99式短小銃です。1950年代前半まで陸軍で使用されて居たボルトアクション式の主力銃ですよ。そして、今は殆どが個人所有の奴と反社会勢力でも無い限りは軍博物館に保管されて居る。」

 

 

「そんな銃が何で彼等が持っているんだ?」

 

 

「これはあくまで俺の予想ですが、俺の三つ程の可能性がありますね。」

 

 

「三つの可能性だと?」

 

 

孝一が七草家当主の七草弘一の質問に答えると孝一の言葉を聞いて一条剛毅が反応したのだ。

 

 

「ええ、一つ目の可能性は個人所有の奴が何らかの理由で紛失した可能性です。まあ、これは一番、低い可能性ですがね。」

 

 

「何故そう言えるのだ?」

 

 

「簡単な話です。個人所有の場合銃と言うのはそう簡単にゴミとして出せませんし今のご時世に銃をそのまま状態で理由もなくしかも玩具やエアガンや電動ガンでも無い実銃の此奴を外で持ち歩けば銃刀法違反で捕まりますし持っていても殆ど場合が家の中の誰にも知られない場所に隠すので余程の事が無い限り紛失する可能性がゼロでは無いですが限り無く低いでしょうね。」

 

 

「確かにそうだな。では、二つ目は何だね?」

 

 

孝一がそう言うと十文字家当主の十文字和樹がそう言い孝一に尋ねたのだ。

 

 

「二つ目としては暴力団でしょうね。」

 

 

「何故なのかね?」

 

 

「これに関しては暴力団に関連した法律の影響で彼等の収入源が減った事が一番の要因ですがそれに彼等の武装も最近じゃ自動小銃やオートマチックの拳銃が多いと聞きますからボルトアクション式の銃は狙撃銃でも無い限り彼等はボルトアクション式の銃は使用しなくなったのが大きいですしね。ですが、これも可能性が低いでしょうね。暴力団関係者である事を隠して様々な物の売買や破棄に関しては法律で禁止されていますから彼等もそれをすれば組織に捜査のメスが入ってしまうので余程の事が無い限り行いませんね。ただ、無いとは言い切れませんがね。」

 

 

「確かに言われてみればそうだな。彼等も金に困れば何を仕出かすかわからんからな。で三つ目の可能性は?」

 

 

十文字和樹の質問に孝一が答えて千葉丈一郎が納得したかの様に頷き孝一に質問をしたのだ。

 

 

「三つ目は軍博物館の人間が横流しをした。」

 

 

「そんな馬鹿な!それをすれば下手をしたら終身刑だぞ!」

 

 

「ええですが可能性としてはこれが一番大きいですよ。何せ軍博物館の博物館員は基本的には法律上、公務員として扱われますし武器の横流しをすれば重罪に成りますからね。ただ、公務員の給料は一般企業とは違い法律で決められていますからね。恐らくお金に困ったか賄賂を貰ってのどちらかか両方の理由で武器の横流しをしたんだと思いますけどね。」

 

 

「確かにそうだな。」

 

 

丈一郎を含めたその場に居た物全てが納得したのだ。そして、九島烈が孝一の前まで行きある事を聞いたのだ。

 

 

「では、答えてもらおうかね。先程の姿は何なのかね?」

 

 

「あれは、俺の闇の力であり魔人態でありますよ。」

 

 

「魔人態だと?」

 

 

孝一が烈の質問にそう答えると烈がそう反応すると孝一が更に続けるの。

 

 

「人には必ず心には光と闇が存在する。だが誰もそれに気付かず一生を終える。例え光と闇の力が強くても誰もそれを扱えずに人生を終えるがな。俺の場合は光と闇の力が強すぎるからな。だからこそ俺はそれを使いこなす為に修行をして居たから。」

 

 

「それはどう言う事ですか?しかも貴方は光と闇の力が強すぎるとはどう言う事ですか?」

 

 

孝一の言葉に二木真衣が孝一に聞いたのだ。

 

 

「光と闇は人によってどの様に具現化するか個人差があるからな。俺の場合は光は光の巨人として闇は魔人態として具現化して居るからな。」

 

 

「魔人態は先程の姿であるから分かりますが光の巨人とは一体何なのですか?」

 

 

六塚家当主の温子が孝一の言葉に反応して孝一に聞いたのだ。

 

 

「それは今からある映像を見せますのでそれかた光の巨人の説明をしますので。」

 

 

孝一がそう言うと会議室全体を光で包み込んだのだ。余りの光の輝きに全員が目を瞑るが輝きが収まると全員が目を開けるとそこは光の空間に居たのだ。すると、深夜が孝一の存在に気付き孝一に聞いたのだ。

 

 

「孝一さん、此処は一体どこなのですか?それに先程の映像を見せると言っていましたが説明をお願いします。」

 

 

「此処で映像とある事を説明しますよ。」

 

 

深夜の質問に孝一がそう答えるとある事を言い始めたのだ。

 

 

「その前に一つ多次元宇宙論は知って居るか?」

 

 

「ええ、知っているわよ。確か観測不可能な複数の宇宙があるっていう理論物理学の筈だけど。それがどうしたの?」

 

 

「今から説明に関係があるんでね。まずに映像を見せながら説明をしますよ。」

 

 

孝一の質問に真由美が答えて孝一がそう返して手を前にかざして映像を出したのだ。すると、そこから高速で大量の星々の間を抜けて一つの惑星が出て来てそれを見た八代雷蔵が孝一に尋ねると孝一が喋り始めたのだ。

 

 

「あれは何だね?」

 

 

「あれはM78星雲にあるとある惑星ですよ。そして、この惑星こそ今から光の巨人に関する説明と関係する惑星ですよ。」

 

 

「M78星雲。確かオリオン座にある地球から約1600光年彼方にある反射星雲のはずだが。」

 

 

「ええ、そうですよ。ですがこの宇宙では違いますよ。この宇宙では地球から300万光年離れた場所にある星雲ですよ。そして、この宇宙の地球時間で27万年前のこの惑星ですよ。」

 

 

「27万年のこの惑星か。」

 

 

孝一の発言に雷蔵が嘆くが孝一は気にせずに続ける。

 

 

「当時のこの惑星の住民は現在の地球人とは殆ど変わらない姿をして生きていました。」

 

 

「何と!しかも我々の文明レベルが違いがありすぎるでは無いか!」

 

 

「しかし、この惑星を照らす太陽の輝きに終わりが近づいていました。そして太陽が遂に爆発をしてしまいこの惑星の住民は絶望の淵に立ちました。」

 

 

「そんな太陽が爆発しちゃうなんて。可哀想。」

 

 

孝一の説明に十三束翡翠が文明レベルで驚きエイミィが悲しそう顔をするが孝一は説明を続けたのだ。

 

 

「だが、当時の住民達は諦めなかった。彼等は長い時間をかけて人工太陽プラズマスパークを開発したんだ。そして、この人工太陽の開発がこの惑星と住民にとって新たな歴史の始まりでもあった。」

 

 

「凄い。人工太陽を開発しちゃう何て。」

 

 

「しかし、新たな歴史の始まりと言ったな。その歴史とは何だね?」

 

 

ほのかが人工太陽の開発に驚いた表情をして七草智一が孝一の尋ねたのだ。

 

 

「プラズマスパークを開発して起動した直後に事故でプラズマスパークから発せられる放射線、ディファレーター光線が出てしまい二人の研究員が被曝してしまったんだ。しかし、直ぐに分析と調査が行われたが結果としては二人の研究員への悪影響はない事が確認されたんだ。それと同時にその彼等の身体は強化され、必要に応じて怪力を出せる、破壊光線を発射できる、巨大化できるなどの超能力を得た事が判明してな。星を治めていた、優れた政治家にして科学者であるウルトラの長老はこのことを受けて人々にディファレーター光線を照射を決めたんだ。」

 

 

孝一がそう言うと映像を続きを見ながら説明をするとプラズマスパークの光が星の住民達に照射されると人々の姿が変わり赤と銀とそして青の色をした体にそして巨大化したのだ。それを見た十師族を含めた魔法師達、魔法協会のメンバーが驚いて十文字克人が孝一に尋ねたのだ。

 

 

「犬塚あれは一体、何なのだ。」

 

 

「彼等はウルトラ一族。そしてこの星の名前はウルトラの星。しかし、ディファレーター光線は自然の恒星にもわずかながら放射しているんだが超人化かつ変身後のウルトラ族にとってディファレーター光線の少ない場所では生命維持にすら支障をきたすようになってな。その為にカラータイマーが開発されてこれ以降ウルトラ族の者達は他の惑星や恒星に赴く際はエネルギー配分を目安をカラータイマーの点滅で判断する様になったんだ。それから二十数万年後。後に全ての多次元宇宙に恐怖と混乱をもたらしたウルトラ大戦争が起きたんだ。」

 

 

「ウルトラ大戦争?」

 

 

「エンペラ星人率いる宇宙人、怪獣連合軍がウルトラの星に侵攻した事を発端に始まった戦争でウルトラの星が陥落寸前まで追い込まれたが後のウルトラの父と呼ばれるウルトラマンケンとウルトラマンベリアルなどの初めとしたウルトラ戦士達の活躍で陥落せずに済んだがそしてウルトラマンケンがエンペラ星人との一球撃ちによって互角に渡り合いそして引き分けに持ち込んだ事とウルトラの星の長老達が開発したウルトラベルによって宇宙人、怪獣連合軍はほぼ壊滅した事でウルトラの星側の勝利で終わったんだ。」

 

 

「その後はどうなったのだ?」

 

 

ウルトラの父とエンペラ星人の剣劇が繰り広げた後に二人は同時に走り出して同時に斬り合い同時に二人は脇腹を押さえて倒れ込んだのだ。孝一の説明に映像を見ながら一条剛毅が聞き孝一が質問に答えると剛毅の息子である将輝が孝一に聞いたのだ。

 

 

「戦後、ウルトラの星ではこの戦争の結果として平和を愛する惑星の星々と協力して宇宙警備隊を結成したんだ。そして初代隊長としてウルトラの父ことウルトラマンケンは就任したんだ。しかし、それがいけなかった。宇宙警備隊が発足してから時が経ってから一人のウルトラ戦士がウルトラの星で最も禁忌とされるプラズマスパークの力を独り占めしようとした。だがプラズマスパークの力は彼の力を超えていた。そして、彼はウルトラの星から追放されたんだ。」

 

 

「彼は確かウルトラマンベリアルだった筈だが。」

 

 

「ああ、そして彼は宇宙の彼方に消えたが一人の宇宙人が彼の目の前に現れたのだ。」

 

 

ウルトラマンベリアルが宇宙の彼方に消えて行くと何処か小惑星に居ると一人の宇宙人が現れたのだ。孝一の説明に達也が映像を見てさらに聞いたのだ。

 

 

「あの宇宙人は一体何者なんなのだ?」

 

 

「あの宇宙人はレイブラット星人、かつてこの宇宙を数万年もの間も支配した宇宙人だ。そしてレイブラット星人が自分の遺伝子をベリアルに打ち込んだ。」

 

 

レイブラット星人がベリアルに入り込むとベリアルの姿が悪魔の様な姿になり一つの武器の様な物が現れてベリアルはウルトラの星に舞い戻ったのだ。

 

 

「レイブラットの力を手に入れたベリアルはウルトラの星への復讐の為にウルトラの星に戻るがその際にウルトラの長老の一人であり伝説の超人であるウルトラマンキングによってベリアルは封印されたのだ。」

 

 

「まさかその様な歴史が有るとは。」

 

 

ウルトラの星で暴れるベリアルがウルトラマンケンが彼を止めて説得するベリアルは彼を吹き飛ばすがウルトラマンキングがベリアルは念動力で動きを止めて周囲の建物の瓦礫でベリアルを封印したのだ。

 

 

「その後、様々な多次元宇宙で様々なウルトラマンが現れてその宇宙の平和を守っているんだ。そして彼等は時として様々な方法で他の多次元宇宙へ行きそこで多くの宇宙の平和を乱す者と戦って居るんだ。」

 

 

「何故、彼等はそうまでして平和を守ろうとしているんだ?」

 

 

「さあな俺でも分からんな。ただ一つだけ言える事がある。彼等は彼等なりに平和を守ろうとしているんだと思うぜ。」

 

 

「そうか。お前の光の巨人の姿はまさかとは思うがウルトラマンの姿なのか?」

 

 

「ああ、そうだぜ。」

 

 

達也の質問に孝一はそう答えると続けてこう言ったのだ。

 

 

「世界や宇宙は広い。未来は誰にも分からない。そして未来は変える事が出来る良いようにも悪いようにもそれを成すのは俺達自身の力でだがな。」

 

 

その後、孝一はウルトラマンが存在する宇宙を説明して続けたのだ。するとそのタイミングで大きな振動が起きたのだ。

 

 

「何が起きた!」

 

 

「大変です!外で巨大生物が出現しました!」

 

 

「なんだと!」

 

 

いきなりの振動で慌てるが一人の魔法協会のスタッフが会議室に入って来るなりそう言うと一人の一条剛毅が叫び全員が外に出るとそこには茶色の巨大なトカゲが居たのだ。それを見た孝一が口を開いたのだ。

 

 

「あれは地底怪獣テレスドン。」

 

 

「テレスドン?知って居るのか?」

 

 

「ええ、あれは別の宇宙に出現する怪獣ですよ。仕方ないな。」

 

 

孝一は摩利に聞かれてそう答えると魔人態に姿に変えて刀を抜いて次元の穴を開けたのだ。そしてそこから尻尾の様な物が出て来たのだ。それを見た何人かは驚き孝一が喋り始めたのだ。

 

 

「達也達は覚えているか?古代遺跡の件を?」

 

 

「ああ、覚えているぞ?」

 

 

「あれはあの時お前達に妨害されて封印できなかったマガオロチの尻尾だ。」

 

 

「何だと!?」

 

 

「まあ良い、折角だからな。こいつの力を使わせて貰うとしようか。」

 

 

孝一はそう言うとダークリングを取り出すと何かカードらしきものダークリングにリードしたのだ。

 

 

「ゼットンよ!」

 

 

『ゼットン!」

 

 

「パンドンよ!」

 

 

『パンドン!』

 

 

「お前達の力、頂くぞ!」

 

 

『超合体!』

 

 

孝一がダークリングを掲げると光が彼を包み込んで次元の穴の中に入っていきそこから光と共に巨大生物が現れたのだ。

 

 

「超合体!ゼッパンドン!」

 

 

孝一はゼッパンドンになるとテレスドンに向かって攻撃をし始めてテレスドンと戦い始めたのだ。そしてゼッパンドンはテレスドンを圧倒するがテレスドンが炎を吐くがゼッパンドンがゼッパンドンシールドを展開して防ぐと火炎弾を三発ほど放ってテレスドンを撃破したのだ。そして孝一はゼッパンドンの超合体を解除したのだ。

 

 

「あー疲れた。」

 

 

「にしても何故あんなのが出て来たのだ?」

 

 

「知らないな。だが何か原因だと思うがな。」

 

 

克人が孝一に質問すると孝一はそう言ったのだ。その後、話がずれたの魔法協会の会議が進行して反乱への対応が決まり魔法師達がそれぞれの家に帰路に立ったのだ。孝一は家の帰り自分の部屋に入り本を開いて机の上に置いて読み始めたのだ。すると、亜夜子が孝一の自室のドアがノックされたのだ。

 

 

「孝一さん。少し宜しいですか?」

 

 

「どうした、亜夜子?話なら手短に頼むぜ?」

 

 

「孝一さん。実は昔から貴方の事が好きだったんです。私を側に居させて下さい!お願いします!」

 

 

「亜夜子、俺で良いのか?」

 

 

「構いませんよ。貴方のそばに居れるなら構いませんよ。」

 

 

亜夜子がそう言うと孝一は本を閉じると彼女に近づきキスをしたのだ。亜夜子は顔を赤くしているが孝一は彼女を頭を撫でたのだ。

 

 

「可愛いなお前は。」

 

 

「少し人を揶揄うのはやめた方が良いですよ?」

 

 

「分かったよ。でも、覚悟は良いな?」

 

 

その後、孝一と亜夜子との婚約を魔法協会を通して発表したのだ。余談だがこの事を知った文弥は大喜びをしながら孝一と亜夜子に抱きついたのは別の話である。




今回は此処までです。

前書きでも書きましたが次回は過去編です。
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