雷帝の英雄譚   作:Rain one

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過去編story2

2009年5月11日日本皇国首都東京特別市市内某所

 

 

孝一達が中学に入学してから数週間が経ち孝一達は学校の授業を真面目に受けた居たのだ。そして四時間目が終わり給食の時間になり孝一は弁当を取り出したのだ。弁当を食べようとした時に柳原がやって来て孝一に話しかけたのだ。

 

 

「やあ!僕と一緒に食事を取らないか?」

 

 

「断る。お前とは食事を取る気は無い。」

 

 

「君は一体全体何を考えて居るのか分からないよ。」

 

 

「そんなもん俺の勝手だ。」

 

 

「やれやれ入学の時に言ったけど僕と関係を持った方が良いよ?」

 

 

「その時に言ったが俺は自分の力でのし上がった方が良いんでね。お断りするぜ。」

 

 

「それは君の自由だから僕は何も言わないよ。」

 

 

「だったらどっかに行け。食事が取れん。」

 

 

「分かったよ。」

 

 

柳原が孝一に話しかけて来たのだが再び自分と関係を持ってコネを作った方が良いと言うが孝一は断り自分の昼食を取りたいからどこかに行くように促したのだ。それから孝一は弁当の蓋を開けて食事を取り始めたのだ。孝一は弁当を食べ終えると弁当を片付けてから教室を出て図書室に行ったのだ。

 

 

孝一は図書室に入るとそこに孝一の姉の咲と咲の許嫁の五十里啓がそこに居たのだ。咲が孝一に気づいて話しかけたのだ。

 

 

「珍しいはね孝一。貴方が図書室に来るなんてね。」

 

 

「確かにそうだね。でも何かあったの?」

 

 

「ああちょっとな。少し面倒な奴がクラスに居てな。あそこに居るくらいだったらこっちに居た方がマシだからな。」

 

 

「あはは。大変だね。」

 

 

「うふふ。あらあら相手も相手で孝一の性格からしてみれば苦手だしね?」

 

 

孝一は咲と啓の質問に答えてそう言うと二人は笑いながらも孝一に同情したのだ。そして孝一は図書室の中にある本を一つ選んで近くにあった椅子に座って本を読み始めたのだ。それから時間が経ったのを孝一は確認したので本を元の場所に戻してから自分の教室に戻ったのだ。すると五時間目の授業は社会でその担当の先生が入って来たのだ。教師が授業の始めるために日直に挨拶をする様に言ったのだ。

 

 

「はーい、皆さん。今から五時間目を始めます。日直の方、挨拶をお願いします。」

 

 

「起立!礼!着席!」

 

 

生徒達は授業を開始の挨拶をしたのだ。そして先生が授業を始めたのだ。

 

 

「え〜この古墳時代は全国で多くの古墳が多く見つかった事で古墳時代と呼ばれています。この時代は初期と後期では古墳の形が違います。理由は何でしょうか?では皆さん挙手で自分の意見をお願いします。」

 

 

「はい。」

 

 

「じゃあ、宮田さん!」

 

 

「私としては当時の古墳を作る技術が発達したのだと思います。」

 

 

「そうですね。じゃあ次の方どうぞ。」

 

 

「はい。」

 

 

「森田君、どうぞ!」

 

 

「僕は当時の豪族は力をつけたからだとおもいます。」

 

 

「分かりました。それでは古墳が増えた理由を説明します。」

 

 

社会の授業の担当教師が説明を始めたのだ。そして教師が古墳時代と古墳の説明をし続けたのだ。そして五時間目の終了を知らせるチャイムが鳴ると教師が挨拶を終わる為に挨拶をすると言ったのだ。

 

 

「日直の方、挨拶をお願いします。」

 

 

「起立!礼!着席!」

 

 

「「「ありがとうございます。」」」

 

 

教室に居た生徒達は授業の終わりの挨拶をして教師が教室から出て行くと彼等は休憩に入り始めたのだ。そして生徒達は仲の良い者同士で話始めたのだ。一方孝一は静かに本を読んでいたのだ。孝一は時計を見ると六時間目が始まる直前になったので次の授業の準備を始めたのだ。そして六時間目の授業の担当の教師が教室に入って来たのだ。

 

 

「授業を始めます。挨拶をお願いします。」

 

 

「起立!礼!着席!」

 

 

「では、授業を始めます。」

 

 

六時間目の教師がそう言うと授業を開始したのだ。教師が口を開いたのだ。

 

 

「では教科書の6ページを開けてください。」

 

 

そして授業が進み六時間目が終了に近づきそしてチャイムが鳴り教師がある事を言ったのだ。

 

 

「今日の授業で出た事は復習をお願いします。では日直の方、挨拶をお願いします。」

 

 

「起立!礼!着席!」

 

 

そして教室に居た生徒達は掃除の準備を始めて自分達の掃除場所に向かったのだ。孝一は自分に担当する掃除場所に着くと同級生達と掃除を始めたのだ。孝一達は掃除を進めて掃除場所の掃除を殆ど終えたのだ。その為、孝一達は掃除を終えて自分達の教室に戻ったのだ。

 

 

「少し大変だったね。」

 

 

「そうだね〜。」

 

 

「やれやれだな。」

 

 

「仕方あるまい。そう学校側がそうすると決めている以上俺達はそれに従うしか無いのから。」

 

 

孝一達は教室に戻りながら話しながら歩いて少し愚痴を漏らしながら他の生徒が言うと孝一がそう言い仕方が無いと言ったのだ。そして孝一達が教室に戻り教室に入ったのだ。彼等は担任の伊藤香奈が来るのを待ったのだ。それから数分後に担任の伊藤香奈が教室にやって来たのだ。

 

 

「え〜今から帰りのホームルームを始めます。日直の方お願いします。」

 

 

「起立!礼!着席!」

 

 

伊藤香奈が帰りのホームルームを始めると言い日直が挨拶をすると伊藤香奈が話を始めたのだ。

 

 

「明日の四時間目に今度ある研修旅行の件で学級会を行います。そして五・六時間目は学年集会を行いそこで詳しい説明が行われます。そのつもりでお願いします。では日直の方、帰りの挨拶をお願いします。」

 

 

「起立!礼!着席!」

 

 

「「「さようなら。」」」

 

 

教室に居た生徒達が挨拶をすると生徒達が部活や下校の準備を始めたのだ。そして各自、自由に動き始めて部活に向かう者や下校する者などが居ると孝一は自身が所属する部活である狩猟部の部室に向かったのだ。彼は昔から狩りが趣味の一つでもある為に暇な時間さえあれば実家の土地である野原や山で時々ではあるが狩りなどを行なっているのだ。

 

 

それから校舎内を歩いて孝一は狩猟部の部室にまでやって来たのだ。孝一は狩猟部の部室に入ると先に来ていたであろう先輩達と同じ学年の同級生達が居たのだ。すると孝一が部室に入ると同時に顧問の教師がやって来て部長に始める様に言ったのだ。

 

 

「では、部長。部活を始めましょうか。」

 

 

「はい分かりました。それでは部活を始めます。」

 

 

「今から狩猟の方法と関係の法律を教えます。」

 

 

顧問の教師が狩猟の方法と関係の法律を教え始めたのだ。そして教師が狩猟関係の事を教えながら活動の仕方の方針を伝えて狩猟場に行きそこで動物の肉を使った狩猟を行なった。それから数時間が経つと下校時間が近くなったので部活を終わらせる事になりそのまま下校したのだ。孝一は歩きながら家に向かっていたのだ。すると目の前の方から弟の紅音と夏とリーナが話しかけたのだ。

 

 

「兄貴〜部活終わり?」

 

 

「兄貴、早く帰ろうぜ!」

 

 

「孝一、待ってたは。」

 

 

「お前ら馬鹿か?それともその頭は飾りか?」

 

 

「兄貴、それ酷くね?」

 

 

「そうだ!そうだ!」

 

 

「二人とも落ち着いたら?」

 

 

彼等三人は会話をして居るが孝一が二人の弟に少し悪い言い方をするが彼等は気にせず聞き流して四人は歩き出したのだ。すると紅音が孝一に尋ねたのだ。

 

 

「なあ、兄貴。明日確か研修旅行の事で話が行われるんだろ?」

 

 

「ああそうだ。」

 

 

「でも俺達としては関係無いけどな。」

 

 

「それは仕方無いわよ。私達でもどうにも出来に無いからね?」

 

 

「ふん。どうであれ俺達は俺達だ。何が起きようとみ関係無いから気ままに居るぞ。」

 

 

紅音の質問に孝一がそう答えると夏が隣から話に加わりリーナも追従する形で自分の意見を述べると孝一が彼等に対して相変わらずの反応を示したのだ。それから数分後。孝一達は自分達の住んでいる家に帰って来たのだ。すると家の前にある大きな門が開くとそこに居た者達が口を開いたのだ。

 

 

「「「「お帰りなさいませ。若様、お嬢様。」」」」

 

 

「いつもありがとうな。お前達。紅音、夏、リーナ、家に入るぞ〜。」

 

 

「「「おう(ええ)」」」

 

 

彼等は屋敷に入り自分達の部屋に入ると制服から私服に着替えたのだ。孝一は自室で着替えて居るとヴァイスとシュバルツがやって来ると孝一の両足に頬ズリをし始めたのだ。

 

 

「ニャア!」

 

 

「ニャア〜!」

 

 

「ヴァイス、シュバルツ。よしよし、今日も良い子だったか?」

 

 

「ニャア!」

 

 

「ニャア〜!」

 

 

孝一はヴァイスとシュバルツの頭を撫でながら着替えを終えると二匹と一緒にリビングに向かうとそこに私服に着替えた姉の咲が居たのだ。それに気付いた孝一は咲に話しかけたのだ。

 

 

「姉貴、帰って来てたのか?」

 

 

「ええ、そうよ?あらヴァイスとシュバルツじゃない。ヴァイスの方、お願い出来るかしら?」

 

 

「ああ、ヴァイス。姉貴の所に行ってやれ。」

 

 

「ニャア〜!」

 

 

孝一は咲に促されるとヴァイスを咲の所に行かせるとヴァイスは咲の膝上に飛び乗りあくびをして丸くなったのだ。すると咲が孝一にある事を聞いたのだ。

 

 

「ねえ、孝一。明日、研修旅行の事で時間があるのね?」

 

 

「ああそうだ。」

 

 

「確か私は台湾だったけど今年はどうなのかな?」

 

 

「さあな。俺にもよく分からんな。」

 

 

「あ!兄貴に此処に居たのか?それに姉貴まで。そろそろ晩御飯だから親父が呼んで来いって言われたから。」

 

 

「ああ分かった。」

 

 

「分かったは。」

 

 

孝一と咲はヴァイスとシュバルツを撫でながら会話をしているとそこに紅音がやって来て晩御飯である事を伝えて二人はヴァイスとシュバルツを下ろしてダイニングへと向かったのだ。

 

 

「ようやく来たな。咲、孝一。すぐに席につきなさい。」

 

 

「分かった。」

 

 

「分かったは。」

 

 

ダイニングにやって来た二人は父である総一に席に座るように言われて席に座ったのだ。二人が席についたのを確認すると彼等は食事を食べ始めたのだ。そんな中、父の総一が孝一にある事を聞いたのだ。

 

 

「そう言えば孝一、学校の研修旅行で行き先は伝えられたのか?」

 

 

「嫌、まだだ。ちょうど明日、その件で授業の枠組みの中で行われるからその時に伝えられると思うぞ。」

 

 

「そうか。」

 

 

彼等は会話をしながら食事をしてそのまま進めて全員が食事を終えてそれぞれが各自の自由に過ごし始めたのだ。そして孝一は自宅にある望遠鏡と陰陽道関係の道具を自室で夜の星空を見ていた。しかし孝一は難しい顔で羅針盤らしき物を睨んでいたのだ。すると夏が部屋に入って来たのだ。

 

 

「兄貴〜。ちょっと良いか?」

 

 

「夏、用件があるなら後にしてくれ。」

 

 

「ああ分かった。それに兄貴どうしたんだ?そんな物を出して何をしてるんだ?」

 

 

「ああちょっとな。少し悪い予感がしてな。だから少し陰陽道で調べていてな。」

 

 

「そうなんだな。」

 

 

「少し休む。夏、用件があるなら今のうちに聞いて行け。」

 

 

「ああ、兄貴。此処の所で教えて欲しいと思ってな。」

 

 

「ああ、そこか?此処はこうするんだ。全くお前は少し位自分で解こうと思わんのか?」

 

 

「良いじゃね〜かよ。兄貴。」

 

 

孝一が休憩にした際に夏が宿題の事で聞くと孝一が教えると少し愚痴を漏らすと夏が言い返したのだ。そして夏は部屋から出て行ったのだ。そして孝一は少し悩みながらも言ったのだ。孝一はそのままベットに横になって寝る事にしたのだ。

 

 

「しかしこれから何が起きるというのだ?まあ考えても無理か。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

2009年5月12日AM8:07

 

 

日本皇国首都東京特別市市内某所市立中学第一校舎屋上

 

孝一は少し早めに学校にやって来て居たのだ。何故、彼はこんな早くに学校にやって来ているのかと言うととある目的の為に早くに学校に来て屋上に来て居たのだ。ちなみに彼の左手にはダークリングを手にして居たのだ。閑話休題。

 

 

「ーーーーーーー。」

 

 

『テレスドン!』

 

 

すると孝一がカードを取り出してカードに何か呪文の様な物を唱えてダークリングにリードしたのだ。そしてカードがエネルギーになりそして地下深くに何処かに行ったのだ。すると孝一が口を開いたのだ。

 

 

「後は火の魔王獣の復活を待つだけだな。」

 

 

孝一がそう言うと屋上から立ち去り教室に戻ったのだ。教室に戻った孝一は自分の椅子に座ると柳原がやって来たのだ。

 

 

「犬塚君、少し良いかね?」

 

 

「何だ柳原。要件があるなら手短に頼むぞ。」

 

 

「そろそろ僕の誘いに乗らないかい?」

 

 

「何度も言って居るが断る。」

 

 

「やれやれ本当に後悔しても知らないよ?」

 

 

「とっとと去れ。俺は俺の手で自分の未来を切り開くだけだ。」

 

 

「じゃあ戻るよ。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 




え〜発表があります。

雷帝の英雄譚は今回の話を持ちまして終了とさせていただきます。


理由としましてはオリジナルストーリーをこだわりすぎて話の内容が思いつかないのと今後のストーリー展開上、オリジナルストーリーになるの予定でしたがオリジナルストーリーで話を進めるのは大変になると思いこの様な判断をさせていただきました。

つきましてはこの作品を楽しみにしていただいた方や応援していただいた方には本当に申し訳ありませんし応援していただきありがとうございます。

ただ今後としましてはこの作品のリメイク作品を投稿しようかと考えて居ます。

リメイクとは言っても登場人物や世界観の大部分は本作の設定を引用しますが主人公の一部設定の削除とヒロインの追加そして登場人物の追加並びストーリー自体は概ね原作通りしようかと考えています。


但し世界観の設定は本作同様第二次世界大戦からのIFですが戦争終盤までは史実通りですが終盤以降からのIF設定になって居ます。


ではリメイク作品を楽しみにして下さい。

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