ギアもどきでノイズ倒したら、不良娘に懐かれたのだが 作:翔星/とあ
次の話でプロローグは終わりの予定です。
それではどうぞ!!
時は遡り…………
俺はいつも通りにノイズの発生地に向かっていた、何回か戦う内にレーヴァテインの能力が大体分かってきた、まず基本こちらのイメージした武器になれる手榴弾や銃の弾と言ったものは俺のエネルギーを代用して生み出す、ただある程度制限があり同時に使える数は限られているし聖遺物みたいな特殊なものは六七割くらいの力を出さない。
またエネルギー操作はどうやらドラゴンボールの気のコントロールとほぼ一緒なので割と技をパクっゲフンゲフン模倣している不安定ながら空を飛んだり気配を探ることもできるようになった、そんな感じで最初よりかなり色々出来るようになり戦力はかなり上がった。
「うーん、そろそろちゃんとした拠点を持った方が良いかな〜でも特定されたらヤバイし」
上空を飛びながらこの先の目標を考える、今の時期はライブの惨状からもうすぐ二年くらい原作世界ではもうすぐ一期くらいの時期だ、アパートかなんか借りて腰を落ち着けたいが二課に特定される可能性もあるし、けど正直今のネカフェ生活だと色々不便だからな〜せめてプライベートの確保をしたいし。
「まあ、拠点はもうちょい金銭の余裕が出来てから考えるかっとそろそろ目的地だ」
ノイズの気を感知し高度を落とす、ノイズやフォニックゲインにはそれぞれ生物と全く違う独特のエネルギーを持っていてすぐに判別が付く、ただ距離があると精度がかなり下がるのともしもを考えると目視で探すのも大事だ、上空からノイズを発見出来たが
「やべぇぞ、よりにもよって市街地だ」
今までのノイズの出現地はかなり集中している上間隔が短いことから恐らくソロモンの杖を持ってるフィーネ辺りが二課の本部があるリディアン近くを狙っているのだろうが、今回は恐らく自然発生の方だそれなりに離れているし規模も割と小さいから陽動にしては弱過ぎるだが脅威ではあるし市街地なので早く対処しないと!そう思い降下して迎撃しようとしたら
「えっ!あいつら何やっているんだよ!!」
避難している人達の最後尾くらいで学生くらいの5、6人くらいの集団が同い年くらいの女の子をノイズの方に突き飛ばしていた、あれって完全に囮にして殺す気か!最悪なことにノイズも結構近いとにかく急いであの女の子を助けねぇと!!全速力で降下してノイズに突っ込めば!!
「間に合えぇぇぇぇ!!!!」
???side
「はぁ?なんでノイズがここにいんだよ!」
「とりあえず逃げないと、これ不味いんじゃない?」
「いや、良いこと思い付いたぞ」
「こんな時に何言ってんだ!いいから逃げるぞ!」
「なら、こうすれば生き残れるだろ」
学生の集団が焦る、それもそうだなんせノイズは普通ならどうにもならない相手だ、だが一人が何かを思い付いたのかとてもじゃないがまともとは言えない笑みを浮かべ、一人でいた少女を突き飛ばした
「えっ…… !?」
あまりの突然のことで驚き、そのまま転んでしまう
「はっ!精々最後くらい人様の役に立てよ!人殺しが!!」
「へ、へっ!どうせお前もやってたんだ、文句ないよな!」
「そ、そうよ!むしろ良い気味よ!あんたにお似合いの最後だわ!」
彼女の同級生が突き飛ばしたあと吐き捨てながら逃げるそして、突き飛ばされた彼女は呆然として
『人殺し!!』
『なんで、お前だけ生き残ったんだよ!!』
『この税金泥棒!!』
(ああ、これって走馬灯かてことはもう死ぬのか、ってそりゃそうか私なんかを助ける人なんていないし)
突き飛ばされノイズも眼前にいるそんな絶望的な状況で彼女は諦め、自分の今までの人生を振り返る
(にしても自分の人生ながらロクでもないな、まあ呪われている私が途中まで普通に過ごせただけまだマシか)
彼女が思い出すのは、あの惨状を生き残りリハビリを終えてから待っていたのは理不尽にも責められ物をめちゃくちゃにされるなど間違った偏見からの歪んだ正義感や集団心理から来る壮絶なイジメだった、だが彼女にとって一番辛かったのは
(私が呪われているせいで、私なんかと関わってくれた色んな人を不幸にしてしまった)
彼女へのイジメは彼女自身に留まらず周りの人にも及んだ、幸いにも家族や親友が支えてくれた、だが親友は親の都合で引っ越し、家族は自分のために何度も怖い目に遭わせてしまった、その負い目や日頃されてたことから普通の人なら自分の不幸に怒ったりや嘆いたりするところが彼女は疲れ切っていて、ただ迫る死を待っていた
(死ぬのは怖いけど、もう誰かを不幸にしないし辛い目に遭わない、それに私なんか死んだ方が世の為だ)
完全に死を受け入れ、ノイズが来るのをただ待っていたその時……
「間に合えぇぇぇぇ!!!!」
「えっ……!」
閃光の様なスピードで何者かがノイズを吹き飛ばし、ノイズは消え、残っていたのは白い鎧を纏った変わった格好の青年が立っていた
和也side
「大丈夫か!」
「えっ!あ、う、うん大丈夫……」
「そうか良かった、俺の後ろに隠れてくれ!念のためが後ろから来ないか気をつけて!」
「なんで…呪われている私を……」
迫っていたノイズを殴り飛ばして、手甲を大盾に変えて構え倒れてた少女に振り向いたらそこにいたのは、呆然としていた原作での主人公、立花響だっただが服から恐らく並行世界の響だろうどの世界線かほぼ確定したが、それよりも今はノイズを殲滅するのが先だ、ノイズの方を向き空いてる手にエネルギーを溜め気弾を作っていると空中型ノイズ達が空から突進して来た!
「甘いっ!これでも喰らえ!繰気弾!!」
大盾でノイズを弾き繰気弾を放つ、ドラゴンボールのヤムチャが使ってた技だが正直威力とか結構弱いし普段使わないが、咄嗟かつ片手で出せるので響を守るためにこの場から離れられないこの状況では一番適している、気弾を操作してノイズを殲滅して未だ呆然として座り込んでいた響に手を差し出し話しかけた
「立てるか?とりあえず周りにはノイズがいないけど一応避難所まで行けそうか?」
「……んで……の」
「へ?どうした、怪我でもしー」
「なんでっ!私なんかを助けたの!!」
「っ!!」
顔を上げ涙を流しながら彼女に言われ、あまりの勢いに思わずたじろぐ、
「どうせあんただって私のこと知ったらあいつらみたいになるくせに!どうせいなくなるのだから関わらないで!もう私に無駄な期待させないでよ!」
「………」
返事が出来なかった、返事を言うのは簡単だ、けど彼女の苦労を知らない俺が簡単に言うことでない、彼女が今までずっと耐えて我慢してとうとう溢れたものだからこそ、俺が簡単に言っていいのか迷っていた
「生きていても誰かに迷惑をかけ続けるのももう嫌なのに!あのまま死なせてくれたら良かったのに!」
「……その言葉だけは絶対に言うな」
「えっ……?」
だが彼女のこともよく知らない俺だが、その言葉だけは絶対に言っちゃダメだそれは俺にでも分かる、急に喋った俺に驚いたのか口を止めたその隙に突いて俺は言った
「俺になら幾らでも文句を言っていい、君の言う通り俺は君のことを知らないし初対面だ、助けたのもただノイズに襲われて危なそうに見えただけだ、次も助けれる保証なんてないし、もし君が悪人なら助けないと思うまあその感じだとそうは見えないけど、だがなその言葉は言っちゃダメだ」
「あんたに何がわかー」
「ああ、わからないさ俺は君がどんな目にあったのかなんでそうなってるか分からないでも、君が迷惑をかけた人はきみに生きて欲しいから幸せになって欲しいから助けたと思う、違うか?」
「………」
無理矢理にだが言い切った、響は思い当たる節があるのか少し俯いていた
「もしそうなら、その人達にとって君の言い方を借りるなら一番の迷惑と言えるのは君が死んでしまうことだ」
「っ!」
「その人達は君に生きていて欲しいのに死んだらそれは叶わない、ついでに言うなら俺もその人達ほどではないが君にそう思ってる、助けた人が自殺でもしたら夢見が悪いし、第一そう思ってなきゃ助けないさっきも言ったけどロクでもない奴を助けるほどお人好しじゃないし」
「…………」
「だからそんなこと言うな、それはただその人達を悲しませるだけで何もいい事はない」
「……ごめん…つい、言ってしまって……」
「気にすんな、俺になら全然構わないし、あとちょっと偉そうに言ってごめんな」
「あっ……」
落ち着いて俺の言葉を考えたのか少し落ち込んだ響を励ますために頭を撫でる、あっついしたがこれかなり馴れ馴れしいんじゃ!
「ご、ごめん!励まそうとしてつい…嫌だったよな本当にごめん」
「いや……大丈夫……その、ありがとうさっきのも含めて……」
恥ずかしそうにしながらも響はお礼を言ってくれた、その姿はすごく可愛いのと純粋に嬉しいのもあって
「…ああ、どういたしまして、とりあえず移動するぞ、立てるか?」
「うん、大丈夫……」
そう言い響と避難所に向かう、その道中響に話しかける
「なあ、そういえば名前は?」
「立花響……というかそっちも言ってないじゃん」
「あ、悪い俺は轟木和也、で響なんでこんな時間にあの場にいたんだ?」
「えっ……そ、それは……」
そう今響は中学三年だ夜7時頃にノイズが発生したから、あの場に響が一人でいるのは少し考えづらい、響の反応から普通の理由ではなさそうだし、あいつらはまあ恐らく遊んでいた帰りだろう、少なからず一人の響よりはあり得るだろう
「いきなり、ごめんでも響くらいの子があの時間帯でいたのが気になって、もちろん言える所だけでいいから教えてくれないか?」
「………うん、そうだよね…分かった説明する」
少し考えた後そう言って響は俺にこれまでのことを話してくれた
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