ギアもどきでノイズ倒したら、不良娘に懐かれたのだが   作:翔星/とあ

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どうも翔星です。
えーこの作品はあくまで趣味の範囲でするつもりなのでタグにもある通りこのぐらいの亀足投稿で行おうと考えてます。それでもいいぜっ!という快い方は、こんな駄文ですがよろしくお願いします!!
 p.s今回のXDのグレ響&響かっこよすぎません?シンフォギアライブいくために貯金しているのに課金してでも欲しくなるだけど、ふざけるな!(くそ失礼な逆ギレ)
あ、あとシンフォギアライブ当選しました!まじで嬉しい。


やっぱ政界は魔境なんだが

 

「君に二課の外部協力者として響君の保護を頼みたい」

「………………はへ……?」

 

 え?いやマジで驚きすぎて変な声出たしいきなり何言ってんのこの人!

 

「いや待ていや待て、協力するとは言ったが協力者にもなってない上こんなもの持ってるやつに頼むことじゃないだろ」

「確かに我々と君の間に信頼関係はほとんどないし、普通ならそんな君に頼むことではないのも百も承知だ」

「じゃあ何でー」

「ひとまず、訳を話すから質問はその後にしてくれ」

「あ、ああ…分かった」

 

 とりあえず一息入れて彼の話を聞くことにした。

 

「まず、今の響君は誰かが保護しなければならないのは理解してくれてると思う」

「そこに関しては俺も同意見だ」

 

 今の響の状況はお世辞にも良いとは言えない。家族は命に別条はないが意識不明、放火犯も未だ捕まっておらず見通しも立ってないおまけに例の迫害とくれば誰かが保護して安全を確保しなければならないのは火を見るよりも明らかだ。

 

「なら尚更そっちがやる方がいいと思うが…」

「君の言う通りこちらの方が響君の安全面だけで言えばいいのは事実だ、だがそうするとこちらにも問題が出てきてな」

「問題……もしかしてここのことか?」

「ああ、こちらで保護した場合響君の登下校時にここの存在が露見する可能性が僅かだが出てきてな」

「なるほど、出来ればそういう可能性を排除したいと」

「そういうことだ」

 

 二課にとってこの本部は最高機密と言っても過言ではない。もちろん響の行動でばれる可能性はかなり低いだろう、だがそんな可能性も二課にとって避けれるなら避けたいのは分かる。

 

「それにこれは俺が見たところ、響君は和也君のことをかなり信頼しているように見える。そんな君なら問題ないだろうし響君も今回の一件の一因である我々といるよりも良いだろう」

「それは……」

 

 申し訳なさそうにしている響を見た弦十郎さんはフォローを入れた。

 

「別に響君のことを責めているわけではない、だがさっき響君自身も我々に対して複雑な思いを持っていると言われるのは我々が原因だ。そんな我々よりも和也君といた方が響君にとっていいだろう。幸いにも君は腕が立つ上実際今までの生活で彼女に危害が及んでない、もちろん我々もできる限りの手助けもするから安全面でも問題ないはずだ」

 

 恐らくこの言葉に噓はないが多分何か他に狙いがあるだろう。けどこんな言い方されると断りにくいしそもそも協力しない理由もない。

 

「分かった。その話協力させてもらうよ」

「協力感謝する。響君もそれで問題ないか?当事者は君だ、できる限り希望には答えるが」

「大丈夫です、その…和也といる方が私もいいので」

「そうか、もし我々に何か要望があればいつでも言ってくれ」

「はい、ありがとうございます」

 

 まあいつかは通る道だったし予定よりちょっと早いだけだから構わないしな。

 

「和也君、早速で悪いが外部協力者と登録する為の手続きをしてほしい」

「了解、響はその間どうする?」

「私は…お母さん達の様子が見たい。今お母さん達の所に行けますか?」

「もちろんだ、今緒川と翼に案内させる。少しドアの前で待っていてほしい」

「分かりました、ありがとうございます」

「ああ、久しぶりの再会だ。ゆっくりするといい」

「はい、和也また後で」

「おう、終わったら俺もそっちに行くよ」

 

 そう言って響は部屋を出て家族に会いに行った。響が部屋を出てしばらくしてから俺は弦十郎さんに話しかけた。

 

「なあ、司令さん。手続きついでに聞きたいことがあるんだがいいか?」

「丁度いいな、俺も君に聞きたいことがまだあるんだ」

 

 その言葉を機に空気が一気に張り詰めた、こっちもだが向こうもかなり真剣だ。先に弦十郎さんの方から話し出した。

 

「単刀直入に聞くが、何故君はウチに来た?響君のことを心配したのもあるだろうが今までの君の行動から考えるとそれだけではここに来ないだろう」

 

 彼の言う通り今までの俺なら響を二課に連れていくだけで終わっていたし、それだけでも響を助ける上で最低限だが問題ないだろう。今まで接触を避けてきた人間がいくら誰かのためにとは言え接触せずとも最低限助けれるのに接触したとなれば誰でも警戒するだろうし俺もそうする。俺はここに来た理由を正直に話した。

 

「実は響を助けた日に恐らく人工的に作られたノイズに出会った」

「何だとっ!?そんなことあり得るのか!?」

 

 弦十郎さんがこれでもかというほど動揺していた、ノイズをよく知っている彼からすれば普通ありうる話じゃない上その脅威は計り知れないから当然だが。

 

「そっちで反応は拾えているとは思うが、俺がノイズを倒した後ノイズがいないのにレーヴァテインを使ってた時あったはずだ」

「ああ…その時に未確認の反応も複数探知したが、まさかそれが?」

「多分それが俺たちが出会った奴らだ」

「特徴は?」

「見た目はほぼノイズまんま、ただ一部分光っていて全体的に少し暗めだから違いはなんとなく分かると思う。倒した時に炭素じゃなく赤い粒子みたいなものをまき散らしていた」

「普通に考えると新種の可能性の方が高い、人工的なものと思う根拠はあるのか」

「出現する直前ガラスが割れるような音がしたんだ、終わった後周りにガラスが割れていたところもなかったし」

「なるほど……確かに君の言う通り人工的なものである可能性が高いな」

「ああ、しかもRN式に当てるくらいには完成しているってことは何かRN式やシンフォギアへの対抗策が出来ているかもしれない」

「確かにな……情報感謝するこちらでも調べておく、何か分かれば逐一教えてほしい。それで目的はこれだけか?」

「おう、まあ俺が言いたいことはこんだけだ」

 

 レーヴァテインは対ノイズではシンフォギアにそこまで劣らないが単純な戦闘力では劣る、アルカノイズにシンフォギアがやられると戦力が半減どころではないからかなりマズイ。

 

「で、俺の聞きたいことだが…なんで響の保護を俺に任せた。さっき言った理由もあるだろうがそれだけであんたらが俺に頼むとは思えないが」

 

 俺が響の保護をすることで二課は響を接点にして俺のことを繋ぎ止めることができる、もし響をだしにして俺を二課が監視しやすくすることが狙いであり、そうした理由次第ではこの件の後の付き合い方を考えないといけない。

 

「確かに君の言う通りだ。うすうす気づいてるだろうが、我々は響君の存在を言い方は悪いが君を繋ぎ止める鎖のようなものにする為に持ちかけた部分もある」

 

 俺の質問に意外なほどにあっさりと認めた。

 

「なんでそうしたんだ?」

「まず先に言っておくがこれは我々が君にやれる最善だと考えている」

 

 俺のため?話が見えなさすぎるが大人しく話を聞く。

 

「実は俺の上…要は国のお偉方が君を早く自分たちの監視下に置けと少し前からかなり急かされていてな、それだけでなく最近裏で君自分達の元に置こうとしている動きも見せていてな」

「マジで…?」

「残念ながら事実だ、まだ動いてないが時間の問題だろう」

「わざわざ俺にそこまでする必要があると思えないが…自分で言うのもあれだが危険な行動はしてないし」

「恐らく建前上平和のためと言って君の持つRN式の力を得るのが目的だろう。君自体は危険因子ではない、割り込む様なことをしてまでする理由もないしな」

「もしかしてだけど、そのためにか?」

「その通りだ、元々この手の仕事は我々の役目だ。我々で対処したとあれば動けば確実に越権行為だ、そこまでしてする者もいないだろう」

 

 なるほど…確かに鎌倉とかやりそうだしそれと似た奴がいても不思議ではないな。割とこの世界の政治家って結構自分の利益目的で黒いことやるし。政界とか近いとこって魔境みたいだな。

 

「そうならありがたい話だけど、なんで俺にそこまでするんだ?」

 

 正直二課との協力を拒んでおいて今になって協力するって結構都合がいいことしといて、普通に考えたら配慮してもらえるようなことはしてないしな。

 

「まずさっきは君のことを危険因子でないと言ったが、流石に一般人が完全聖遺物を持っているのは看過できないのが一つ」

 

 それもそうだろう、完全聖遺物の力はとんでもないものだ。物にもよるがどんな人でも悪用すれば大事件が簡単に起こせる、そんなものを一般人が持っているなんて二課にしてみれば放置はできないだろう。

 

「二つ目は、個人的な理由だが君のような子供が大人の勝手な都合で利用されるのを大人として見過ごすことはできなくてな。」

「なるほどね…二十歳手前で子供って複雑だが……」

「俺からすれば子供と変わらんさ、それよりこれで納得してくれるか」

「ああ、そういうわけなら協力できる。変に勘ぐって悪かった」

「いや、君の疑問は最もだ。それに俺としては安心したしな」

「?さっきのどこに安心する要素があるんだ?」

「君がさっき怒ったのは響君を利用したと思ったからだろう?」

「まあ、確かにそれもあるが」

「響君のためにそこまで怒れる君なら響君のことを安心して任せられる。俺が言えた立場ではないが改めて彼女のことを頼む」

「任せろ、乗り掛かった舟だしな」

 

 こうして、俺は二課の外部協力者となった。手続きも終えて響の所に向かい、響の家族の病室前に着くと響を案内した翼と緒川さんがいた。向こうもこちらに気づいて話しかけてきた

 

「轟木か、手続きは終わったのか?」

「おう、ちゃんと二課の外部協力者として登録したぞ。これからよろしく頼りにさせてもらう」

「こちらこそよろしく頼む、あなたのような人が味方なら心強い」

 

 そう言い翼と握手する。その後俺は緒川さんの方へ向き

 

「えーと…緒川さんだよな?改めて俺は轟木和也、これからよろしく」

「合ってますよ和也さん、僕は緒川慎次といいます普段は翼さんのマネージャーをしています」

 

 互いに自己紹介した後、握手した。というか緒川さんと初めて会ったがこの人ヤバいほどなんとなく感じる程度だが隙がない仮に今襲われても即座に対応してしまうと思うくらいない、あと雰囲気が違う強いという感じがする翼も似た感じだけどこの人の場合レベルが違う。話が逸れたが、響が見当たらないので翼たちに聞いてみた。

 

「響は今病室か?」

「ああ、立花にとって無事かどうか分からなかった家族との再会だ。一人にした方がいいだろう」

「それもそうだな」

 

 そうして少し待っていると病室から響が出てきた。

 

「あ、和也そっちはもう大丈夫なの?」

「おう、響の方こそもういいのか?」

「私は大丈夫、あまり居てもみんなに悪いし」

「そっか、それじゃあやることやったし帰るか」

「なら、僕たちが送ります」

「いいんですか?」

「元々私たちがやるべきことを頼んでいるんだ、これくらいさせてほしい」

「そういうことなら、お願いします」

「そうだな。正直な所今日は疲れたし」

 

 申し訳なさもあるが、こう言っているのを断るのも悪いと思い俺と響は緒川さんが運転する車で家まで送ってもらった。そうして家に着き車から降りた後

 

「和也さん響さん少しいいですか」

 

 窓を空けた運転席の緒川さんに呼び止められた

 

「問題ないけど、何かあるのか」

「明日響さんの件の細かい点を詰めたいので明日本部に来てほしいと司令から伝言が」

「俺は問題ないがどうやって本部まで行けばいいんだ?」

「その辺は僕が案内します、今後使っていくルートになるでしょうし」

「私はどうすればいいんですか?」

「響さんは今日と同じように放課後翼さんと来てください」

「分かりました今日はありがとうございました」

「いえ、僕たちのやるべきことをしただけです。それでは失礼します、和也さん響さんのことお願いします」

「もちろんだ、それじゃまた」

 

 緒川さんたちとも別れ、俺らは家に向かった。

 

「さて早く家でゆっくりしようぜ。今日は色々あって疲れたしな」

「うんそうだね……あのさ、和也」

「うん?どうした」

「ありがとう、その…今日のこともだけど今までのこととかも含めて」

「……気にすんな、乗り掛かった舟だしな。それとこれからもよろしく響」

 

 そう言い、俺は拳を響に向ける。響は俺の意図を汲み取ったのかしょうがないなと言いたげな顔で笑いつつも俺と同じように拳を構えて。

 

「うん、よろしく和也」

 

 そして俺たちは拳を突合せた。その後響はからかうように

 

「にしても、照れ隠しになんでグータッチ?」

「うっ…そこまで気づいてたのか」

 

 と聞いてきた、意外とこういう時の響は意外と楽しそうにニマニマする。まあそんな響も可愛いのだが。

 

「気づくも何も和也、耳真っ赤だし」

「え!?そんな真っ赤だった?」

「うん、でなんでグータッチなの?」

「えーと…何となく?」

「ぷっ…何それ変なの」

「笑うなよ、自分でも思ったけどさ」

「和也って普段しっかりしているのに、変なとこ抜けているよね」

「いやいやそんなことなー-っ!」

 

 響と話していると後ろからすごく鋭い気配を感じて振り向く、がなにもなかったあの気配殺意としか言えないような物騒な感じがしたが気のせいか……?

 

「和也?」

「っ!いや、何でもない早く入ろうぜ」

「?うん、そうだね」

 

 一先ず異変はなかったので、そのまま俺たちは家に入った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この時の俺…いや俺たちは知らなかった、或いは侮ってた

 

「………あれがターゲットか……」

 

 人の歪んだ正義感(悪意)の恐ろしさを…………

 

 

 

 

 

 




 <豆知識的な裏設定>

 和也が途中DBみたく気配や雰囲気で実力をある程度分かったのはレーヴァテインで気配や相手の実力を測るうちに第六感が鍛えられ、レーヴァテイン使用時の一割以下くらいだが気配や相手の実力が分かるようになった。だが、まだそこまで正確ではないので分かるのは相手が素人かどうかくらいで、OTONAやNINJAレベルじゃないと強さまで分からない、気配もそこまでハッキリと分からない。
 あとうちの響はたしかにベースはグレ響ですが本編と違い和也の影響で本編より早く人とつながりたいという想いに気付いているので原作世界線の様に茶目っ気が若干あります(信頼している人限定)なんで原作響3グレ響7くらいの感じの性格という感じで書いています。

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