Side 赤城 シンヤ
サメのジェームズ。
マグロのサイトウ。
クソ雑魚ピエロのペニー・ワイズ
本編主人公、金髪ショートヘアーの爆乳人妻ノーラ(エロMOD搭載型)
などと一緒に俺達はまずコンコードに向かう前にレッドロケット・トラックストップ(一種のガソリンスタンド)に向かう。
そこで待ち受けていたのは周囲を壁で囲まれた砦と化していて周辺をプロテクトロン、アサルトロン、セントリーポッドなどのロボットが徘徊し、外壁には幾多のタレットで武装された場所だ。
周辺にはガンナーやレイダーの死体が転がっている。
そしてその周囲にいた二足歩行で歩くワニ、サングラスをかけている――ハモンドと言うらしいワニに喋り掛けられた。
「どうも。ワニのハモンドだ。武器はどうだい?」
『今度はワニかよ!?』
マグロ、サメ、ペニー・ワイズ、次はワニ。
なにがどうなってやがるんだこの世界。
Fallout4の二次創作でチートMODを使った奴があったがこんなカオス状況じゃなかった。
ノーラさんも半泣きになって「どうなってるのこの世界!?」と泣き崩れていた。
ごめん、気持ちは痛いほど分かる。
俺も内心では「もう一回滅んだ方がよくねえのか?」とか思ったりしている。
「おや、来客者かな? ともかく中に案内するよ」
と、ここの砦を魔改造した主と思わしき黒髪の高校生が現れた。
「僕の名前は谷村 亮太郎。関西の高校に通う高校生さ。いや~気がついたらこんな神も仏もいない世紀末世界に飛ばされて――核兵器で滅んだわりに人類って逞しいんだねってちょっと感動したよ」
そう言いながら血に濡れた、両手に持つ逆手持ちの二振りのアサルトロンブレードの血を払う。
「あの、その血は?」
「ああ、ガンナーとかレイダーとかの血だね? そんな驚くことかい? まあ色々あって人を殺してなれてるからね」
あっけらかんとそう言ってのける。
「・・・・・・君、本当に高校生?」
とても普通の高校生とは思えなかった。
「ははは、よく言われるよ。まあ僕はいわゆるなろう系チートキャラって奴さ」
「な、なろう系? 神様転生とかしたの?」
「うーんちょっと違うけど少なくとも神様転生とか神様に出会ってチートを貰ったとかじゃないかな。親友のシノブ君もなろう系さ。まああっちは正統派だけどね」
「はあ・・・・・・」
嘘か本当かは分からないが普通の人間ではなさそうだ。
「まあともかくコンコードに向かうんだろう? 武器を整えてから向かうといい。もはやこの世界は何が起きるか分からないからね」
そう忠告されてレッドロケット内部に案内された。
☆
恐らくだが建築エリア拡張MODなども使われているのだろう。
内部は建築物に生活するための家に畑、ロボット作業台にパワーア―マーまで置かれていた。
パワーアーマーはエンクレイヴパワーアーマーやTー65、Xー03、エクスカベーターパワーアーマーなどFallout3やFallout76で登場した奴などが並んでいた。
それだけでなく武器や防具を製造出来る作業台にこの世界には本来ありえない戦車や動物を摸した幼稚園バス(武装済み)に黒いベンツ、UFOなどの乗り物まで置かれていた。
Fallout世界にまるでメタルマックスシリーズの要素を足したようだ。(UFOや黒いベンツは見なかったことにしよう)
「その様子だとコンコードで人助けしにいくんだろう? ならこの乗り物は必要だね。問題は運転手だけど――君運転できるかい?」
「いや――ペーパードライバーでして」
「なら僕が運転しよう。道中は危険がいっぱいだからね。それに交渉とかも得意なんだ。君はともかくサメやマグロにペニー・ワイズを連れてプレストンに会ってみたまえ。へたすればレーザーマスケット撃ち込まれるぞ」
「ですよね――」
確かにこの子の言う通りだ。
自分の立場ならドン引き、絶句して、間違いなく引き金に指をかける段階までいくだろう。
「そう言えばノーラさんは?」
「ああ、ドッグミートに懐かれているようだね。重大な今後の方針は一旦保留して今はプレストンを助けることを優先しよう。彼女が現れたと言う事は彼も襲われているのだろうし」
「そうだな・・・・・・」
「ともかく立ち話はここまでにして武器を用意しよう。モヒカンランチャーとかどうだい?」
「なんだその名前からしてクレイジーな武器は?」
「見た目はただのロケットランチャーなんだけど、発射すると全身裸のモヒカンのレイダーが飛び出て相手に直撃すると核爆発が起きるんだ。他にも攻撃力1000を越えるテディベアレールガンとかもいいよ」
「知らない間に随分カオスなMOD増えたな――」
「まあ僕もMODの制作者の一人で試しに大量にぶちこんだらこのザマだしね。今は留守にしてるけど二足歩行で歩いて喋るハムスターとかもいるよ」
「まじかよ・・・・・・」
ハムスターも歩いて言葉を喋るのか。
この世紀末の世界はどうなってしまったんだ。
☆
ノーラさんに不審がられながらも武装を分け与え、入れ替わりに帰ってきた大きな可愛いハムスターにゼータ星人ぽいなにか、HALOのエリートに似た奴とかスターウォーズに出てくる帝国兵の一般兵みたいな奴とか、さりげにいた桐生 一馬とか――
それを見てノーラさんは泣き崩れながら「この世界はどうなってしまったの!?」と嘆いてしまった。
うん、なんかごめんなさい。
谷村さんのカオスMODのせいなんだ。
帰ってきた谷村さんの親友の藤崎 シノブさんにも「この人、こう言う人だから――」と同情されてしまった。
君も苦労してんだね。
てか桐生 一馬までいるんかい。
俺は谷村君の運転による魔改造幼稚園バスと一緒にコンコードに向かう。
中にはノーラさんとドッグミート、ペニー・ワイズ、サメ、マグロ、桐生 一馬が乗っていた。
なんで桐生 一馬が乗ってるかと言うと「俺も手を貸そう。黙って見てはおけない」と渋くてカッコイイ声で言われたら断れないじゃないですか(歓喜
だけど桐生ちゃん誓って殺しはしない人だけど大丈夫かな?
生身でスーパーミュータントどころかベヒモスとかデスクローとかは普通にKO出来そうだけど。
さて、続きどうしようか・・・・・・