Side 赤城 シンヤ
~これまでのあらすじ~
神も仏もいないFallout4の世界(アメリカ北西部、マサチューセッツ州)に飛ばされた俺。
しかしその世界は何もかもが狂っていた。
サメやマグロは普通に浮遊して喋る。
ペニー・ワイズはいる。
最初の町の近くにあるガソリンスタンドにいったら軽く要塞化していて谷村 亮太郎と言う謎の高校生が好き放題している。
他にもワニが武器を売っていたりとか、乗り物にUFOとか黒いベンツとか魔改造幼稚園バスとかあったり、宇宙人やハムスターがいたり、挙げ句の果てには桐生 一馬までいる。
ベリーハードなのかベリーイージーなのか、Falloutとして何かが終わってる気もしながらとにかくコンコードの町の博物館に立て籠もっていると思われるプレストン達(主人公を将軍に任命してパシリにする人)を助けにいくべく、幼稚園バスにのっていざ出発したのであった。
☆
ノーラさん
ドッグミート(犬)
ペニー・ワイズ
サメのジェームズ
マグロのサイトウ
ペニー・ワイズ
桐生 一馬
谷村 亮太郎
そして俺と言うメンバーでコンコードに向かう。
パワーアーマーはXー01のままで武器もサメシューターとかサメバズーカ(核バズーカ)で武装している。
コンコードでのイベントは序盤でのプレイを想定しているだけあってか、そう難しくはない。
だがMOD補正により、レイダーじゃなくてガンナーになっているかもしれないし、デスクローが強化されているかもしれない。
なので油断せずに突っ込む。
「あちらもおっぱじめているみたいだね。飛ばすよ」
と、谷村君はバスの速度をあげた。
路面状況が最悪で武装載っけまくって運転し辛いであろう幼稚園バスをよく運転できるものだとちょっと感心してしまった。
そうこうしているウチにコンコードに到着。
町中でレイダー達がゲームで見覚えのある博物館を包囲していた。
谷村君はバスで武装を乱射しながらレイダーを肉片に変えつつ突っ込み、博物館に横付けさせる。
「では諸君、中のことは任せたよ。赤城さんはチート武器とX-01アーマーなら楽勝だろ?」
と言われて事前に話した段取り通り、幼稚園バスは一旦離脱することになった。
降りたメンバーで救助に向かう。
ノーラさんは息子の手掛かりを探すために必要なことだと割り切った(谷村君に言いくるめられた)ようでやる気満々のようだ。
自分も――この手の状況で元の世界に帰る方法の定番は――この世界が現実に近いゲームの世界だと仮定して――ゲームをクリアすれば元の世界に帰れるのではないかと言う部分がある。
そのためにもプレストンの救助は外せないイベントであるし、人情的に見捨てられないイベントでもある。(例えパシリにされる運命だとしても)
そして俺はX-01アーマーを身に纏い、サメやマグロ、ドッグミート、ノーラさん、ペニー・ワイズ、桐生一馬と一緒に自由博物館に乗り込んだ。
どういう面子だこれ。
☆
誓って殺しはしていません。(白目)
桐生 一馬さんが強すぎてやる事がなかった。
誓って殺しはしていません(白目)
一撃で相手の頭を砕いたり、腕をへし折って鳩尾に膝蹴りかました後、壁に叩き付けて赤い染みに変えたり、ショットガンの銃身を掴んで相手の射撃を反らし、肘撃ちで相手の胸板を粉砕して吹き飛ばした後、飛び蹴りを入れてとどめを刺したり、壁に何度も顔面を叩き付けた後、三階から一階の広間へ叩き落としたり――
三度も言うが誓って殺しはしていません(白目)
プレストンさん一行とノーラさんはまるで「ヤベェもんを見た」かのように口をパクパクさせている。
どうしてかな――(棒)
ともかくこれでプレストンと合流できた。
外では景気よく谷村君が幼稚園バスで暴れているのか爆音や銃声が響いている。
「タニムラ君から事前に聞いていたがなんかよく分からない一行だな・・・・・・」
などとプレストンが言う。
女性と男性のミニッツメン隊員もコンバットライフルやアサルトライフル、ミニガン、パワーアーマーなどで重武装して立て籠もっていたようだ。
入り口の広間にレイダーの死体が大量にあったのは彼達が抵抗したおかげだろう。
武器は話の流れから察するに谷村君が事前に接触して提供したに違いない。
プレストン達はペ二ー・ワイズやサメのジェームズ、マグロのサイトウなどに警戒している。
ノーラさんは何やらママ・マーフィーと言う老婆と話し込んでいる。
この世界、実は魔法とか超常能力がある世界でママ・マーフィーはサイトと呼ばれる超能力を持っている。
的中率は100%だ。
「この世界の運命は変わりつつある。あなたの運命も、息子の運命でさえも――」
「どう言うこと?」
ノーラとママ・マーフィーは早速そう言う会話をしていた。
どうやら俺達のせいでサイトにも変化が生じているようだ。
「サンクチュアリやレッドロケットで出会った人達がアナタの息子の元へ導いてくれる――それよりも――死の顔――それよりも恐ろしい何かが近付いて来ている」
(死の顔? デスクローのことだろうけど――それよりも恐ろしい何かが?)
などと言っていた。
「頭が三つある――四つ足の恐ろしい何かが――」
(なんか凄いイヤな予感がする)
などと思いつつ俺は屋上から外に出ることにした。
☆
外に出るといるわいるわレイダーが。
ゲーム中よりも増加している。
片っ端からサメシューターで灰にしていく。
出番の無かったサメのジェームズも目からのレーザーで敵を灰にしていく。
マグロのサイトウは俺の剣となり、盾になってくれる。
桐生 一馬とドッグミートはまだ戦い慣れてないノーラさんの援護だ。
ペニー・ワイズも「本気見せてやんよ!!」とか言ってドラゴンボール式エネルギー弾を発射する。おまえ強くなってない?
あとやはりと言うか桐生さん強すぎなんですけど。「よくここまでの数を揃えたな」 とか言って次々と"素手で"倒していってるんですけど。軽くクロックアップ(時間制御式高速移動)したりしてんの気のせいかな?
三階のバルコニーからの援護射撃や谷村君の幼稚園バスの火器もあって順調に数を減らしていき、追い詰められていくレイダーたち。
そしてコンコードの入り口付近。
地下から物音とともにデスクローが現れて――
「「「グルォオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」」」
デスクローの上半身を口で持ち上げながら三つ首のサメが現れた。
しかも四足歩行。
名付けるとするならサメベロスが現れた。
アサイラムの新作映画の化け物かな?
ノーラさんは「何あれ・・・・・・」と白目向いて唖然としている。
無理もない反応だ。
『いやーまさかのサメの化け物までいるなんてね――仕方ない。僕が相手しよう。見るからに普通の人間では荷が重すぎる。パワーアーマーとチート武器があってもキツイだろう』
そう言って幼稚園バスを停車させて――
「いや、俺が行こう――」
桐生さんが歩み出る。
何だろうこの安心感は――
「俺もいこう。桐生ちゃんだけには任せておけない」
そしてペニー・ワイズが・・・・・・あっ(察し)
――ともかくサメベロスとの戦いの火蓋が切って落とされた。