無感情の暗殺教室   作:杉本零

1 / 2
どうも~杉本零です。
Fgoでマーリン来たから酷使するつもりです。

では第一話を楽しんでください。


第一話  澪の時間 1

私はある夢を見ていた。その夢は絶対に思い出したくもない夢であり、一年ごとに見るようになっていた。

 

澪「や、やめて!こ、これ以上はむ、無理!」

 

研究員1「逃げようとしても無駄だな、さぁ、来い!」

 

澪「い、嫌!」

 

研究員1「傷つけるなと所長から言われてるが従わないなら気絶させてから連れていくだけだ、ハァ!」

 

澪「あ……が……い、嫌……」

 

この時私は気絶させられ、いつもの実験場所に拘束される。

 

澪「こ、ここは?」

 

所長「ようやく起きたか。実験の再開だ」

 

澪「い、嫌!や、やめて!」

 

私は逃げようとしたけど手足に枷を着けられて、動かない。

そして無慈悲に告げられる実験再開の合図。

 

澪「う……あぁぁぁぁぁぁ!」

 

電流が流され、体が悲鳴をあげる。だがそれでも止める気配はなかった。

 

所長「ほう…高電圧の電流を流してるにも関わらず、体の再生が早いとは、興味深い…この謎が分かれば世界中が驚くな」

 

研究員1「そうですね、所長」

 

また、私は生まれつき、体の再生が普通の人より早い。斬られても、すぐに傷が元に戻る。私はこの能力を恨んだ、そのため、家族は2歳の時に私を研究所に売り、10年間、非人道的な実験をされた。そして、徐々に私は感情と言うものを失くした。

 

だけどある時、研究所が閉鎖されることになった。政府の特殊部隊が主犯である所長を捕まえ、研究に加担していた研究員も取り押さえられ、中にいた子供たちと私は保護された。

そんな中ある特殊部隊の一人が私に声をかけた。

 

烏間「だ、大丈夫か?もっと早く助けていれば……」

 

澪「はい、大丈夫です」

 

烏間(言葉から感情が感じられない!感情を失くしているのか?だとしたら…私の責任でもある…)

「家族はいるのか?」

 

と試しに聞いてみる。

 

澪「家族はいません。一人です」

 

烏間「もし、良ければ私が君の保護者になり、最低限の生活が送れることを保証したい」

 

澪「ありがとうございます」

 

こうして私は烏間さんに引き取られ、烏間さんが私の親となった。

こんな夢を何回も見た。これが私の過去。そのあとは、烏間さんが私のために、中学生活が送れるように手配してくれた。2年後に椚ヶ丘中学校の3-Eに転入することになった。

 

 

 

 

 

 

 

3-E教室

 

 

殺せんせー「皆さん、今日は転入生が来ます。仲良くしてあげてください。それでは入ってきて下さい」

 

澪「はい、先生。烏間 澪と言います。よろしくお願いします」

 

殺せんせー「そ、それだけですか?」

 

澪「はい」

 

殺せんせー「分かりました。それでは1時間目は澪さんにじゃんじゃん質問してください。それと澪さんの席は愛美さんの後ろです」

 

澪「はい、ありがとうございます」

 

 

渚(今日は新しい転入生がきた。烏間さんと同じ名字だったことに驚いた。彼女は特に感情を出さず、黙々と自己紹介を終えて、席に座る)

 

その後澪に質問すべく、クラスの人が集まる。

 

陽菜乃「ねぇねぇ、澪ちゃんは烏間先生と同じ名字だけど何か関係があるの?」

 

澪「烏間さんは私の家族」

 

クラスの皆「え、ええええええ!」

 

不破「ま、まさか烏間先生は結婚してたの…驚いたわ」

 

澪「少し、違う。養子みたいな感じ」

 

それを聞いた

クラスの女子達はほっとした。

 

茅野「私、茅野カエデ、よろしくね」

 

澪「よろしく」

 

茅野「澪ちゃんは何か趣味とかある?」

 

澪「趣味は読書、たまに烏間さんが自分の身を自分で守れるように、武術を少し教えてもらってる」

 

茅野「そ、そうなんだ」

 

と少し驚いてる茅野だった。その後時間が経ち、昼休みに入り、昼休みも終わり、5時間目の体育に入る。

 

烏間「よし、澪、そのナイフを持って、組み手だ」

 

澪「うん、わかった」

 

そう言って澪は対殺せんせー用ナイフを持ち、烏間先生と組み手をする。

 

澪「行くよ」

 

澪はナイフを振り、それを烏間先生は避ける。

 

烏間「ふっ!はっ!」

 

少しずつ澪のナイフを振る速さが上がり、烏間先生に遂に当たる。

 

澪「当たったら終わりだっけ?」

 

烏間「あぁ、ナイフに関しては教えてなかったが独学で覚えたのか?」

 

澪「うん、烏間さんがあの話をしたとき、使えるようにしたいと思って少しずつ練習してた」

 

 

渚達の視点

 

渚「す、すごい…今まで烏間先生は何とか捌ききれていたのに、それに対して澪ちゃんはナイフを振るスピードが早くなって、烏間先生が追い付かないなんて」

 

カルマ「へぇ、やるじゃん。少し、面白そうだね」

 

杉野「無表情な上何考えてるかわからないから、烏間先生も行動が読み取れないみたいな感じがするぜ」

 

 

などの思考がめぐっていた。

 

殺せんせー「おやおや、これはまたとんでもないのが現れましたね。ヌルフフフ」

 

パァン!

 

殺せんせー「まだまだ甘いですねぇ、澪さん。私には正攻法はあまり、効きませんよ」

 

澪「そうみたい、ならこれはどう?」

 

射撃は避けられたがナイフでは殺せんせーも少し、反応が遅れ、触手を一本切られる。

 

殺せんせー「にゅや!しまった!」

 

澪「はぁ…はぁ…はぁ………うっ!」

 

ばたりと澪は地面に倒れる。

 

殺せんせー「これは早く保健室へ!」

 

と言って殺せんせーは澪を保健室へと運んで行く。

 

 

 

渚達の視点

 

渚「は、速い!あんな動き見たこともない!」

 

カルマ「す、すげぇ。殺せんせーの動きにつ、ついて行けるなんて!」

 

と驚いてた。その後澪は殺せんせーにダメージを与えたあと倒れたのだ。

 

 

 

 

烏間「あんまり使うなと言ったはずなのに…」

 

渚「烏間先生、彼女は一体…どういうことか説明して下さい!」

 

烏間「あんまり、彼女の過去は本人から口止めされてる。だがいずれ知ることになるかも知れないから俺が知っている限りのことを話す。教室で」

 

渚達「分かりました」

 

 

澪以外は、全員教室に戻り、烏間先生が澪の過去について知っていることを話す。

 

烏間「…………………以上が彼女の過去だ。秘密にしてくれるか?」

 

渚達は澪の過去を聞き、自分達以上に辛い体験をしていると実感した。

 

渚「そ、そんなことが…」

 

茅野「可哀想…」

 

磯貝「あの、質問いいですか?」

 

烏間「あぁ」

 

磯貝「先ほど澪が殺せんせーの動きについていけてたのはなぜですか?」

 

烏間「あれはオーバーロードという能力らしい。俺も本でしか読んでないから詳しくは知らん。ただ一つ言えるのは脳の負担が激しいということだけだ。俺も使うなと使用を禁じている。あと使用した場合は糖分を摂取させている。」

 

殺せんせー「オーバーロードですか…いつから使えるように?」

 

烏間「多分、実験の過程で目覚めたのだろう」

 

殺せんせー「にゅや…」

 

カルマ「さっき澪にはオーバーロードってのを使って何かしら体にダメージがあったはずなのに、保健室で見たとき、そのダメージが消えてたのはなぜ?」

 

烏間「それは彼女は体の治りが常人より早いからだ。例えば普通の人なら小さな傷でも治るには約2、3日はかかるが、彼女の場合では約2秒あればすぐに治る。また、骨なども再生できるそうだ」

 

カルマ「何か殺せんせーみたいな能力だね」

 

殺せんせー「そ、そんなことな、ないですよ」

 

茅野「うん、あるよ。だって速く動くことが出来て、体の治りも早いじゃん」

 

渚「そうだね」

 

殺せんせー「わ、私の存在感が!危機的な状況なのでは!」

 

とあたふたしていた。

 

烏間「もし良ければ彼女と仲良く接してくれ。頼む」

 

と烏間先生はクラスの皆に頭を下げていた。クラスの皆は快くそれを受け入れた。こうして、澪の学園生活が始まるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




澪のステータス

烏間 澪
能力は体の再生が速く、骨や内臓が傷ついてもすぐに治る。またオーバーロードが使える。反動がすごいため1日に使用できる時間は短い。(これからの成長で少し長くなるかも)

転入時期はカルマの暗殺が終わった後の次の日

これが澪の設定です。



  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。