地上本部を導くことになった男   作:ryanzi

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別作品関連
予告編というか別作品のプロローグ


一匹の蟻が巨大な黒い峰を登っていた。

かつて、その蟻の故郷はそこにあったが、大変動によって、

そこには黒い峰が立つことになった。

こうした黒い峰はこの一帯にいくつもあった。

蟻は気づいていたが、黒い峰の前に巨大な生き物がずっと立っていた。

この巨大な生き物は大変動と黒い峰に密接な関係があるのは確かだった。

 

「生きてるっていうのは驚くべきことだ。それがわからない人間に、もっと深いものなんか探せるわけがない」

 

 

-数時間前-

 

マイク・エヴァンズは深夜の星空の下、黒い絨毯の上をすべるように進む〈審判の日(ジャッジメント・デイ)〉の船首に立っていた。エヴァンズは、はるか彼方のあの世界とこんなふうにして対話するのが好きだった。なぜなら、星空と夜の海をバックにすると、智子(ソフォン)が網膜に映し出す文字列がくっきり見えるからだ。この日もエヴァンズと三体世界はいくつかの対話をした。

そして、その話を切り出したのは三体世界のほうからだった。

 

おまえたちは本当に我々とのコンタクトが、別文明との最初の接触だと信じているのか?

 

「主よ、何をおっしゃられるのです。葉文潔(イエ・ウェンジェ)総帥とのコンタクトが主にとってもわたくしどもにとっても最初のコンタクトではありませんか?」

 

そうだ。確かにそれは我々にとっては最初の別文明とのコンタクトだった。しかし、おまえたちは原初の時代から別文明からの干渉を受けていた。

 

「・・・それはどういうことですか?」

 

我々は智子による諜報行為で、我々やおまえたちとはまた別の文明の端末をいくつも発見した。

 

「主よ・・・大きな問題が進行しているかもしれません。詳細な情報を」

 

まだ調査中だが、いくつか判明したことはある。その文明はおまえたちの第二次成長期の女性個体を・・・魔法少女・・・にすることで、エネルギーを得ているのだ。

 

三体側が言いよどんだのは、それが彼らにとって慣れない単語だったからであろう。

エヴァンズは少し考えて言った。

 

「地球人類は・・・ずっと、その文明の奴隷であったと?」

 

おそらくはそういうことだろう。我々は一つの結論を出した。おそらく、その文明の干渉がなければ、おまえたちは今でも洞穴で過ごしていた

 

「ああ、なんということでしょうか・・・」

 

これは、重大な問題だ。我々やおまえたちを凌ぐ壮大な文明が、我々の遠征を妨害するかもしれない。

 

「主よ、なおさら、あなたがたにはわたくしどもが必要です」

 

わたしはおまえたちが怖い。だが、それ以上に、その文明の存在が怖い。

 

 

まどマギに三体危機をぶちかましてみたwww 近日公開予定!

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