201☓年、約四百年後に地球に侵攻するであろう三体艦隊の存在が発覚し、人類は危機紀元を制定する。それに伴い地球とある文明が同盟関係となる。
「ボクたちと同盟して、三体艦隊を撃退しようよ!」
無論、政治家たちはそのナマモノのいうことなど信用しなかった。だが、その魔法文明は魔法少女という武力を有しており、彼らの言う通りにするほかなかった。
「
だが、地球人類は独自の武器を手にすることになる。面壁者だ。
「ひとり目の面壁者は、フレデリック・タイラーです」
ある者は元米国国防長官。
「ふたり目の面壁者は、マニュエル・レイ・ディアスです」
ある者は現職の南米国家の大統領。
「三人目の面壁者は、ビル・ハインズです」
ある者は偉大な脳科学者。
「四人目の面壁者は、
最後は宇宙社会学者。しかし、誰も彼のことを知らなかった。
「どうして、ぼくなんです?」
「その答えは、あなた自身で見つけてください」
時を同じくして、軍人たちも行動を開始する。
「考えて、そのあとは?」
「北海、わたしに言えるのは、まず最初に、しっかり長く考えろということだけだ」
「宇宙自衛隊宙将補、秋山峰幸だ。よろしく」
「残念、元東インド会社宇宙軍大佐さやかちゃんでした」
「未来に増援してください!」
そして、悲劇が始まる。内戦だ。
「こんな戦い勝てるわけないじゃない。逃げさせてもらうわ」
「
「ぼく、ぼうえいだいじいいいいいん!」
「いろはが・・・殺された?」
「彼女は人類の存続を願いました。彼女の意思を引き継ぐことができるのはあなただけです」
絶望に打ちひしがれる羅輯。だが、彼は立ち上がる。
「宇宙社会学の公理その一、生存は文明の第一欲求である。その二、文明はたえず成長し拡張するが、宇宙における物質の総量はつねに一定である」
「面壁者羅輯、ぼくがおまえの破壁人だ」
そして、それは実行された。
「これは賭けです。ぼくの予想が正しければ、187J3X1は破壊されます」
彼は賭けに出た。そして、眠りにつく。
「なんでもありませんよ、タイラーさま。閣下の計画をわたくしが暴くかどうかに関係なく、主はそれになんの興味も持たれていませんから」
「はははは!それこそが本物の面壁者スマイルだ!面壁者が面壁者に向ける笑み!わたしが面壁者の仕事をしていると思ってるんだろ。これが芝居だと信じ、わたしが世界を救うと思っている!おれたちはなんでこんな莫迦げた状況に追い込まれたんだろうな」
「わたしの答えもタイラーの破壁人と同じです。主は気にかけません」
「そいつの首をねじきれ!首をくくって吊るせ!いますぐに!これは計画の一部だ!聞こえないのか、ちくしょうめ!計画の一部なんだぞ!」
次々と戦略を看破される面壁者たち。
地球文明を待ち受ける運命とは?そして、キュゥべえはノルマを達成できるのか?
「ノルマ達成し放題だよ!ガラーニンのおかげさ!」
「早く同盟を破棄したい」
「無駄よ、諦めなさい」