またあの夏の雰囲気がほしい。今にはなかったあのワクワク感が懐かしく思えます。幼少期のあの頃は実に良かったものだ・・・。
本編いきます。
この世に『神』はいると考えたことはあるでしょうか?・・・私には分かりません。というより、考えている暇すら私にはなかった。では、もしも『神』が存在するとしましょう。何故苦しんでいる人々を救済してあげないのでしょうか。私はいいのです。どのみち、私は誰にも見放された存在。自力で生きていく道しかないでしょう。
しかし、こともさんのような人は別です。彼らは一生懸命生きている。得体のしれない者を知ってしまった彼女はお姉さんを助けられたとしてもこの先、生きていくことは難しくなってしまうでしょう。昼に活動をする我々と同じ人間によって苦労する運命を辿ってしまう。
障がい者や老人に対してもそうです。産まれながらにして、人生に足枷がついているように決め付けられてしまうなどもっての他です。事故による損失は納得できると思っています。しかし、私は違った。
私は元々親がアルビノを持っていた物を受け継ぎ、髪が白馬のように染まりました。アルビノを持っていたのは母でした。私は母の遺伝子により、髪が染まっているのです。
学校の人や叔父は気味悪がって私を軽蔑しましたが、私は認めたくはなかった。母にもらったこの髪を私は誇りに思っている。そのつもりです。
確かに中には、この髪が美しいと言ってくれる者もいました。アルビノというのは人によっては珍しいものなのでしょう。何度か撫でてもらったこともありました。まぁしかし、その後5、6度程髪をむしり取られそうになったこともありましたが。
私の話はさておき、現在私達はあの田んぼから戻り、商店街へと足を運んでいる途中です。こともさんの自宅から南へ下り、真っ直ぐな一本道を進んでおります。途中、猫が通過したりしましたが、今はそんな事を気にしている場合ではありません。
というのも実は先程、大通りから商店街へと続く道へ入る前に妙な影を目撃したのです。その影は明らかにいつもの徘徊している影とはどこか違った。私達を目撃すると一目散に逃げていったのです。しかも、私達の目的地である商店街の方角へ。
姿はよく見えなかったのですが、少し見えた感じだとあれは『手』でした。真っ黒に染まった腕のような影。これまでそんな影は一度も見ていませんし、かといってそのような生物が存在するなどあり得ません。
もしかしたらあれが、こともさんのお姉さんを連れ去った者を突き止めるための手掛かりなのかもしれません。いえ、もしくは元凶かもしれません。
その影は3つほどいて、全て同じ方向へと逃げていきましたので、現在半分それを追う形でこの大通りを進んでいます。しかし、一体どこへ行ってしまったのか。全く姿が見えません。見た目によらず、すばしっこい奴らです。
さて、語っている内に進んでいると踏切が見えてきました。北側にも線路がありましたが、ここの町には電車が2両も通っていたでしょうか・・・?すると、また列車がやって来るのか踏切の停止バーが下りてきました。赤いランプが交互に点滅し、私達が引かれないように行く手を阻む。
タイヤの金属音を立て、列車がやってきました。しかし、車両は錆び付いており、とても動くとは思えないほど風化していました。そして、そこには電気はついておらず、客が乗っている様子はない。
ですが、最後の車両は電気がつけられていました。中には、田んぼに向かう途中に見たあの、軍服を来た中年の男性がつり革に捕まって佇んでいました。しかし、よく見ると顔の形状がおかしい。黄金の竜のような頭部をしていたのです。
予想はしていましたが、やはり怪物の類いでしたか。でも、やっぱり見覚えがあります。はっきりと覚えている訳ではありませんが、どことなく懐かしい。不思議と人間ではない彼に親のような親近感を感じます。
二度程、顔を会わせただけなのにこれ程まで感じ取れるとは・・・。いずれ、彼のことも調べてみなければなりませんね。実に興味深い。私の中には何か身に覚えのない記憶もあるのかもしれません。
さて、列車が通過していったので踏切の停止バーが徐々に上がっていきます。行きましょう、商店街へ。私達は足を進めようとした次の瞬間、
『ワンワンッ!!』
とたくましい犬の鳴き声が聞こえました。しかも、私達の目の前から。よく目を凝らすと青色に染まった動物のような影が見えます。
「ポ、ポロ・・・?ポロなの?」
恐る恐る、こともさんが影に呼び掛けるとそれは猛スピードで走り去っていきました。・・・しかし、油断はできません。また、先程出会ったような人面犬かもしれません。ですが・・・またこともさんは考えもせず、先へと行ってしまいました。
「全く・・・しょうがない子ですね・・・。」
追いかける途中、やはりここにも北側にはいない姿をした影達が彷徨いていた。下半身がなく、一直線に進むことしかできない者や全身が焼かれている者もいました。しかも、現在進行形で。
幾度も殺しにかかってくる影達を避けながら、進んでいるといつの間にか商店街へと着いていました。しかし、現在は丑三つ時に近い真夜中。当然ですが全ての店は閉店となっていて、シャッターが閉まりきっていました。
いえ、辺り一面に貼ってある貼り紙を確認してみると、どうやらこの商店街はもうじき取り壊されてしまうらしいです。お客さんが来ないのが原因なのか、はたまた近所の人が不便な為なのか定かではありません。
ですが、こんな近くに歴史的な建造物があったとは・・・。一度も来たことがなかった私にとってここが取り壊されてしまうのは少し・・・名残惜しいです。この探索が終わったらこともさんとでも一緒に来てみようとも思ったのですが、仕方ありませんね。
しかし、肝心のこともさんとは現在はぐれてしまっています。おそらく、この商店街へ来ているはずですが・・・。一体どこへ行ってしまったのか・・・。考えていても仕方ないので、商店街に恐る恐る進出しました。
商店街の中は不思議な雰囲気に包まれていた。妙に落ち着く場所ですね。そして、気付きましたがここには影達がいない。何かに守られているように影が彷徨っている姿が見られません。
そして、商店街の所々にはお皿が置いてありました。そこには山盛りの『塩』が盛られていた。
「もしかして、この塩が・・・?」
私はしゃがみ込み、まじまじと盛り塩を観察する。特に力が発せられているわけでもなく、本当に何の変哲もないただの塩です。ただ・・・ここは山の中にある町なので塩はかなり珍しい。
いえ、珍しくもありませんか。今のご時世、交通網が発達しましたので塩はもちろん、海の幸なども容易に入荷できる世の中です。塩など珍しいものでも何でもありませんね。
ですが、塩には悪霊を遠ざける効果があると言い伝えがありますが、まさか本当なのでしょうか・・・?でも事実、ここの周りに影達はいない。ここならば安全に探索ができそうですね。
顔を上げ、足を進めようとすると目の前にあの『黒い手』がいた。姿は真っ黒に染まった腕なのですが、手首の辺りに白い窪みがある。そして、手首から上は途切れており、本体があるかどうかすらわからない。
私は脚を後ろに踏み出し、逃げようとしました。しかし、とてつもない速度でそれは接近してきて、私を追い越していきました。
「・・・え?」
思わず、疑問の声が漏れる。そして、それはどうやら『塩』が狙いのようだった。それは塩に覆い被さるようにのし掛かり、盛り塩を崩してしまった。すると、手は消え失せたが、周りに嫌な暗い気配が出始めしました。
やはり、盛り塩が崩れてしまったからなのでしょうか。なんということをしてくれたのでしょう、あの手の怪物。折角、安全地帯を見つけることができたと思ったときにこの様ですよ。
なんとか私は盛り塩を皿に戻せないかと試みましたが、何故かどうやっても元の形に戻りません。ただの塩かと思いましたが、どうやらそういうわけでもないようです。
すると、近くから電話の鳴る音が響き渡りました。しかも、無数になっているようで微かに遠くでも鳴っている音が聞こえます。
しかし、家の中から鳴っているわけでもなく、もちろん商店街からなっている訳でもない。さらに言うならば私は携帯電話を所持していない。というより、まず持ち物を何一つ持っていません。そういう訳で手持ちからなっているという訳でもなさそうです。
またくぅーッとお腹が鳴った。こんなときに・・・!。辺りにこの音が聞かれてしまったようで影達の動きが活発になりました。影達に気付かれないように慎重に行動し、電話の鳴り口を探します。すると、その音は公衆電話から鳴っていることが分かりました。
そうとなれば、早速公衆電話に向かい、中に入りました。誰かは知りませんがもしかしたら助けの電話かもしれません。かなり確率は低いですが、その可能性にかけて私は受話器を取りました。
「もしもし・・・?どなたですか・・・?」
警戒心を強めている為か、多少小声になっているのを感じる。どんな人かわからないのも加え、きっと今までの癖も入り混じっているのでしょう。父は家に帰るとき、必ず電話を一本くれた。ですが、今では家族は叔父しかいない私の家。
そういえば、父は死亡したとは言われていなかった。正確には謎の失踪を遂げているだけで死亡したかすら分からないと母は言っていた。その当時は、私も幼かったため、何かの事故に遭遇したのだとばかり思っていましたが、もしかしたらこの影に襲われたのでは・・・?
ですが、決め付けるにはまだ早いです。謎の事件は全て怪異が関わっているとは限らない。その可能性は一旦置いておき、目の前の事実に集中しましょう。
しかし、何度呼び掛けても受話器の向こう側からは雑音しか返ってきませんでした。私は諦めて受話器を置こうとした途端、いきなり意識が朦朧とし始めた。景色が赤く滲んでいくように見える。確かに受話器は取りましたが、この接し方は予想外でした。
「ちょ、ちょっと・・・は、話が違う・・・じゃない・・・ですか・・・。」
私は何を言っているのでしょうか・・・。まるで誰かがいるかのように独り言を口走り、私は立ったまま意識を失った。
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気が付くと辺り一面がインクで染めたかのように赤く歪んでいた。そして、上空から響くがさがさと蠢く音が聞こえる。
これは・・・、私は唯、気を失わされたわけではないらしい。 そうでもなければ説明がつきません。誰のせいでもないのなら、 今、私は幻覚を見せられていることになります。
もし、そうならばもっと意識は朦朧としていてもいいはず。私は心の中でそう確信し、一歩ずつ足を進める。辺りは赤く歪んではいますが、地形は通ってきた商店街と対して変わりない。というより全く一緒だった。
強いて言うならば鍵がかかっていたはずの青色のフェンスの鍵が開けられていて、南京錠がコンクリートの地面に転がっていた。私はこの世界の主に導かれているとでもいうのですか・・・?
謎は深まるばかりですが、今は進むしかありません。私はフェンスの扉を開け、商店街の北側へと向かう。
しかし・・・このがさがさとなる音は一体なんなのでしょうか?不気味な音です。まるで巨大なムカデかヤスデか何かが屋根を這いずっているような多数の足が動き回っている音です。嫌な予感がします。私は歩く速度を速め、走り出した。
この商店街は何かがおかしい。今回に限ったことではありませんが、特にこの場所は異質です。影達とは違う意味での不気味さが辺り一面に漂っている。
だが、走っても走ってもこの蠢く音は消えない。流石に気になって真上を見上げてみました。そこには予想していた通り、巨大で長いムカデの胴が張り巡らされていました。胴は不気味なほどに黒光りしており、足は朱色に染まっています。しかし、長さが尋常ではない。今にも頭部の部分が姿を現して、まるごと捕食されてしまうかもしれません。
ないとは思いたいですが、仮にここにこともさんが来ているとなれば相当危険ですね・・・。もちろん、私も含めてですけど。ですが、ムカデの化け物の胴はどこまで伸びているのか確認できないほどとてつもない長さをしています。
そして、所々その胴体で道を塞いでいる。これは・・・。すると、そのムカデの先端であろう頭部がこちらに姿を現した。
「グッ・・・!?」
長さで推測はできましたが、それ以上でした。巨大で全体的に輪郭がゴツゴツしている。目の部分は黒く変色しており、瞳は存在している様子はありません。さらには、口に当たる部分に鋭利な牙が二本並んでいて今にも喰われてしまいそうです、もし噛み付かれでもしたら、ひとたまりもないでしょう。
まるで映画に登場する怪獣のような大きさです。影よりもよっぽど恐ろしい。すると、ムカデの化け物は頭部を少し引き下げた後、噛み付こうと此方に向かって突進してきました。まるで商店街のゴミを掃除をするかのように
「・・・ちょっ!!?」
私は間一髪、頭を抱えすぐ近くにあった脇道に飛び込むことで、突進を回避しました。しかし、出会っていきなり襲い掛かってくるとは・・・。初対面なのに勘弁してください・・・。
だが、これではきっと別の意味で命を散らすことになってしまう。それにこの血のように染め上がった空間は、恐らくこのムカデが作り出したものでしょう。そうでなければ、影達がいない説明がつきません。
ならば、尚更死ぬ訳にいきません。こんなところで死んでしまっては、きっと誰にも発見されないだろうし、ひょっとしたら遺体を発見してすら貰えないかもしれません。正直、一人で死にたくないですし、死んでも家族のところに戻ることすらできないなんて想像もしたくありません。
・・・そういえば、私に家族なんてもういないでした。少し虚しい気持ちにはなりましたが、私はムカデとは反対方向へと向き、全速力で走り出した。どこへ逃げているかは分からない。でも、進まなければ。
何度も襲われながらも、ムカデの猛攻を掻い潜り商店街の外に抜けだしたその先にあったのは、神社でした。風化して所々が剥げている小さな神社。こんなところに神社があったとは・・・。私は神社に入れば助かるのではと考え、走って神社に逃げ込みました。
そして、逃げ込んだその先にはこともさんが怯えて、その場に立ち尽くしていた。斜め上を見るとあのムカデがこともさんを睨み付けている。まさか、こともさんを捕食するつもりでは!?
「こともさん!!逃げて下さい!」
決死の思いで私はこともさんに向かって大声をだした。びっくりしたのか、彼女は驚いた表情をして此方を向いた。
「お、お姉ちゃん!後ろに・・・!」
後ろから巨大な物体が立ち塞がったような音が聞こえ、振り向くとあのムカデの胴が逃げ道を阻んでいました。しまった、これではこともさんを連れて逃げることができない・・・!?
そして、ムカデはこともさんにゆっくりと顔を近づけている。逃げてほしいのですが、不味いことに彼女は恐怖に固められ、動けなくなっている様子です。
「た、食べないで・・・。」
彼女が巨大ムカデに対して、命乞いをすると願いを聞き入れたかのようにムカデは頭部を引っ込め、後ろにあった胴を退かし、私達を開放してくれた。何故・・・?すると、近くでまたあの公衆電話が鳴り響いているのに気が付いた。やはり、あのムカデと商店街は繋がっている・・・?
ムカデが立ち去ったのを確認したのを見て、こともさんが駆け寄ってきました。そして、太ももに抱き付かれる。
「ルキアお姉ちゃん・・・怖かったよぉ。」
それもそのはず、あの大きさのムカデです。普通の人なら失神してもおかしくなかったでしょう。しかし、こともさんはそれに向かって話し掛けて助けを乞うことまでしていました。それだけでも十分勇気があると言えます。
私は少々、不格好だったがそっとこともさんの頭を撫でてあげました。柔らかい髪がとても心地よいです。子供ならではの独特な柔らかさですね。
こともさんを暫く撫でた後、私達は再び公衆電話の受話器を取ってみました。すると、やはり意識が朦朧とし、やがて失なった。そして、気が付いた元の世界に戻ってきた。
目がチカチカするような赤い雰囲気はなく、ただただ闇がどこまでも続くいつもの光景が広がっていました。あれは夢だったのではと思ったのですが、2つだけ先程とは違うところがありました。
1つはまだ、公衆電話が鳴り響いていること。もう一つは、私達二人は塩を握り締めていることだった。何故塩を・・・?まさか、盛り塩を戻してこいとでもいうのでしょうか。しかし、現に握り締めている塩の量を比べると、4つある商店街の盛り塩を納めるには丁度良い量でした。
「もしかして、塩を戻してこいって言われているのかなぁ?」
「おそらくそうでしょう。この商店街には4つほど盛り塩が置いてありました。早速、置きに行きましょうか。また、ムカデに襲われたくありませんし。」
「うん。」
△▼△▼△▼△▼△▼△
よし、これで全ての盛り塩を元に戻しましたね。まさか異次元空間を行き来して、塩を戻すことになるとは想像もできませんでした。あの公衆電話はもしかして、異次元への入り口だったとでもいうのでしょうか?
今はその事はさておき、後は・・・ムカデに報告すべきなのかそのままでいいのか・・・。いえ、報告しに行きましょう。あの感じではあのムカデは恐らく神様のような立場なのでしょう。ムカデは神社に巣食っていた。その可能性は大いにある。
「こ、これで全部かな・・・?オバケムカデに報告しに行こう。」
ええ、その方がいいでしょう。神様などにわかには信じがたいですが、存在そのものを見てしまった以上、無視はできません。しかし、怨霊というものはありそうですが、まさか神様までいるなんて・・・。
暫く歩き、私達はあのムカデがいた神社のところまで戻ってきました。しかし、あのムカデはどこにもいません。辺り一面が巨大なムカデがいたとは思えないほど静まり返っていた。
神社の鳥井には何か真っ赤な物が落ちていました。鳥井まで足を運び、何かを拾い上げるとそれは御札でした。真っ赤な御札に百足の絵が描かれているもの。これが・・・せめてもの礼なのでしょうか。
それと、少量の塩の塊が御札が置いてあった隣に置かれていた。影達の撃退に使えるかどうかは分かりませんが、少なくとも家に盛り塩として盛っておけば、影が近寄ってくることは防ぐことができそうですね。
そして、背後から心なしか犬の鳴き声がした気がしました。力強い犬の鳴き声が私達を呼んでいる。こともさんの愛犬『ポロ』が呼んでいるのかもしれません。
私達はそれが奥の林から聞こえてくると思い、林へと足を進めた。そして、道中にはあの奇妙な物体が立ち塞がっていました。『よまわりさん』です。しかし、今回は出会ってすぐに行方を眩ましました。
ふむ、やはりあの者だけ行動の予測がつきませんね。子供をさらうということは事実なのですが、どうやらそれは気分によって決まるようです。必ずしも徘徊する子供を一人残らず誘拐していくわけではないようです。
法則性がない、それが『アレ』の良いところでもあり悪いところでもあるのでしょうか。そして、道中に出会った怪物は『アレ』だけではなかった。
「お、お姉ちゃん・・・あれ・・・。」
こともさんが道路の前方を指差しています。そこには蜘蛛のようなナニカがいた。身体は青く、赤い眼球を持ち、巨大な牙が二本並んでいる。しかし、身体を支える脚は4本しかなく、胴の部分に無数の脚が生えていた。どちらかというと蜘蛛というよりアメンボに近いです。
しかし、そいつも此方をじっと見詰めた後、煙のように姿を消した。そして、そいつは私のことを見詰めているように思えました。しかし、そのようなことは今はどうでもいいです。一刻も早く、ポロを追いかけなければ。
怖がっていることもさんを励ましつつ、私達は闇に包まれた林へと向かった。そして、心なしかまた気温が上がったように思えた。しかも前回感じたときよりさらに暑い。火が近寄ってきているみたいでした。それでも・・・それでも私は
足を止めなかった。自分の為、友の為に。
あ、徐々に世界観ぶっ壊れ始めているのは内緒です()
皆が知っている魚など水生生物が大好きな『さかなクン』では、彼の被っている帽子の魚の正式名は?
答えは次回まで。