【完結】がっこうぐらし!RTA/卒業生チャート+α   作:兼六園

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【完結】高校編RTA【全員生存】
甲の回 前


 はーいよーいスタート(棒読み)

 

 手洗いをサボったら人類が絶滅寸前に追い込まれたゲームのRTAはーじまーるよー。前作『まちカドまぞく/陽夏木ミカン攻略RTA』を読み終え高評価を入れて感想を書いてくれてるであろうクソホモの皆さんこんにちは。

 

 今回からは数多のホモを失踪に追い込んだ魔のホラーアクション恋愛ゲーム『がっこうぐらし!』を走っていこうと思います。

 バグ・グリッチ無しに加えて学園生活部の四人+淫ピ生存のまま高校脱出を行う比較的オーソドックスなRTAで、計測はキャラクリエイトを終わらせて『はじめる』を押した瞬間から高校脱出後に画面が暗転した瞬間まで。

 

 それではキャラクリを始めましょう。既存・DLC配信のキャラを選択してもいいのですが、今回は一から作ります。年齢は二十で性別は男性、タイトル通りの卒業生であり、設定上は一応聖イシドロス大学に在籍しています。

 

 まあ今回は高校編のRTAなので関係ありませんが。ちなみにこのキャラクリエイトを行った理由は、単純に大学編のとあるキャラが一番好きだからです。(でも高校編には登場し)ないです。

 

 大学編RTAは走らないので趣味ですね。でも『1677万色に発光するゲーミングやつらMOD』でPCをクラッシュさせやがった悪魔よりはよっぽどマシな趣味だと思います(半ギレ)

 

 

 ──などと言ってる間にキャラクターが完成しました。名前は【大上 古木】くん。大学二年で剣道部に所属しており、高等学校の方でもまあまあな成績を残しているので、その道の学生なら名前だけでも知っていると思います。

 

 身体能力も成人男性としての補正で体力・筋力・持久力が高めで、知力も大学に入れる程度なので平均より高いですね。

 このスペックでクリア出来ないのはそもそもの問題になると思うのでその時はゲオれ。*1

 

 キャラ設定の通り、剣術に精通しているので初期段階で【剣術Lv1】を所持していますが、反して刀系の武器はスタミナ消費が他よりDKSGるので……上手く釣り合いは取れていますかね。

 

 尤も【剣術】はレベル2から『刀系統の攻撃力上昇』に『スタミナ消費量軽減』も付与されるのですがね。レベル3からは『攻撃時の耐久力消費量軽減』まで追加されます。はぇ~すっごい強い。

 

 銃より手に入れづらいという欠点さえなければ最っ強これ、最強じゃん! 

 

 ……まあ、現バージョンの『がっこうぐらし!』は初期スキルに伴った設定を自動で行うので、【剣術】を持ってる場合は家とかにそれらしい設定と共に生えてくるんですがね、初見さん。

 

 やーいお前んち彼岸島ー。*2

 

 

 ──はい。ではそろそろゲームを開始しましょう。トイレ、ヨシ! 部屋の鍵、ヨシ! 妹が親フラしてくる心配、ナシ! 

 

 んだらば『はじめる』を押してタイマーを……計測開始、ロードが終わると画面が暗転して操作開始となるので、何処に居るのかを把握して素早く行動を始めます。今回は──家でした。

 間取りからして武家屋敷ですね。自室らしき場所から始まりましたが……枕元には風邪薬と水差しが置かれてます。もしかしてゲーム開始前に風邪を引いていたのでしょうか。

 

 大学生なのに高校編からのスタートである矛盾をどうにかする為にバックボーンが生えてきたみたいですが──このパンデミックの直前に風邪? 妙だな…………(すっとぼけ)

 

 ──とかやってるうちに、外から異音と悲鳴が聞こえてきましたね。主人公こと古木くんも、それを察してか若干ゃストレスと恐怖のゲージが上昇しました。

 私の遊んでいるPC版(R-18)の現バージョンでは、『ストレス』『恐怖』『性欲』の三種のパラメーターが存在しています。

 

 食事を取れない、眠れないといった行動が続くと増えるのが『ストレス』で、やつらが近くに居る時間が長く続いたり、襲われてダメージを負ったりすると上昇するのが『恐怖』

 そして異性と同じ空間に長く居続けたり、そもそも時間の経過で勝手に溜まって行くのが『性欲』です。どのパラメーターでも共通しているのが、『溜まりすぎるとバッドステータスとなり基礎能力が下がる』という部分ですね。

 

 特に面倒なのが『性欲』で、好感度が低いヒロインに性的興奮状態にあるのがバレると余計に低くなったり、逆に高いヒロインの場合はいわゆる『処理』を手伝うロマンスイベントに派生したりでどちらにせよロスが発生します。

 とはいってもデメリットばかりではなく、ヒロインとの性欲の処理は、ストレスと恐怖を一度に回復させることも出来るんですね。

 

 ちなみに性欲は一人でトイレにでも行けばゲーム内時間での数分(リアルでは数秒)で抑えることが可能なので大丈夫でしょう。性欲とは神が与えし大罪……のがれられぬカルマ(滑舌)

 ──当然ですが、ヒロイン側にもこの3つのパラメーターは存在します。本RTAはPC版とはいえ子供のホモも見られる健全作品なので、ロマンスイベントで「ふふふ……セックス!」に発展したら当然ですがリセットとなります。祈れ。

 

 

 説明も程々に、縁側から外を見ることで今現在町が大変な事になっている事実を認識します。それから古木くんを操作して、家からアイテムをかき集めましょう。

 

 押し入れからキャンプ用のデカいリュックを出して、タオルや着替え等を押し込み、服の上のスペースに小さい食料などを入れます。

 台所に置かれていた手のひらサイズの羊羮を入れておきましょう。大分渋い好みですね古木くん……確かに羊羮は甘味であり保存も効くいい食料ではありますけども。

 

 あとは武器になるものを探さなければなりません……が、ここで玄関を叩く複数の音が。やつらが人の気配を察知したのかチュートリアルなのか、乗り込んでこようとしていますね。

 

 包丁……は直ぐ折れる雑魚なので没。

【剣術Lv1】があるので長物があるといいのですが──と、隣の部屋に日本刀……ジャパニーズサムライソードが飾られていました。

 マップを見ると『祖父の部屋』と書かれているので、恐らく古木くんの剣の師なのでしょう。遠慮なく持ち出して装備し、やつらを迎え撃ちます。玄関くんは抵抗むなしくバァン!(大破)してしまいました。もう許せるぞオイ! 

 

 玄関くんの仇を討つべく、侵入してきたやつらを相手取ります。流石の古木くんでも死人(やつら)を見てビビったのか、恐怖の値が上昇してしまいました。ゾンビのSANチェックは累計で8減少するまで何度も行うってそれいち。

 

 

 早速、刀を右手武器の欄に登録して構えます。1!2!3!4! 纏めてタイマン張らせてもらうぜ! それでは戦闘開始。

 

 刀はR1で素早い振り、R2で少し溜めてから重い振り、L1でガード、L2では『峰打ちモード』に切り換えられます。やつら以外を相手にするときの非殺傷用ですが、やつら相手では峰打ちだろうと殴ってると普通に死にます。

 

 古木くんもまだ相手は普通の人間だと思ってるし、初っぱなから刃の方でイヤーッ! するのも違和感あるからね、仕方ないね。

 居間の広い空間で相手をしますが、やつらと戦うときは殴られたら感染の危険性が強まり、噛まれたらほぼ確実に感染します。

 

 なのでまず近付いてきた奴を確実に倒します。設定基準ではやつらことゾンビはバラバラにするか、ガンダムファイト国際条約に基づいて頭部を破壊しないと止まりませんが、ゲーム版では攻撃によって体力を削りきれば倒せるのでご安心を。

 

 現在の持久力──スタミナではR1攻撃が2回、R2攻撃は1回しか振れませんが、【剣術】の攻撃力上昇補正と日本刀の素の攻撃力が合わされば、やつらはキッチリR1攻撃2回で沈みます。

 

 古木くんの攻撃が肩を砕きましたね、やつらAの体力が半分消し飛びます。演出としては、刀が肩に当たったのにケロっとしている事で疑問符が浮かんでいます。──はい、飛びかかってきたので×ボタンで回避。

 

 本格的に『こいつら人間じゃなくね?』という確信に至るので、容赦なくR1を叩き込みます。経験値を獲得し、やつらAは畳に伏せ動かなくなりました。同時に殺らなきゃ殺られると悟った事で古木くんのストレス値が上昇します。

 

 んだらば残りの3体もサクッと片付けましょう。しかしこのゲームは無双ゲーではないので、囲んで叩かれたら秒で死にます(無慈悲)

 それを解消するのが、この動き。素早くやつらの背後に回って──R1! 

 ──お尻にガムが付いてるから取ってあげる。動くな、走者はバイだ。

 

 背後から心臓を一突きし、大ダメージを与える。これが現バージョンで追加された、致命の一撃及びモーション中の無敵時間を利用した攻撃の回避です。執拗に尻を狙う姿は紛うことなきホモのそれですねたまげたなぁ。

 

 では、残りの2体もさっさとケツを掘って差し上げましょう。

 軽装から繰り出される素早い動きに翻弄されるやつらの背後に回って……R1。最後の1体が思ったより近くに居たので、回避で距離を取ってからスタミナの回復を待ってR1を2回。

 

 これで殲滅完了ですね。峰打ちってなんだよ。──るろうに剣心ってさ、剣豪が鉄の棒で人の頭をガンガン叩いて『不殺』って馬鹿じゃねーの。せめてたけのこだよね。

 

 ──おっと、やつら四人分の経験値でステータスを上げられそうですね。曲がりなりにもRTAなので、持久力を上げて長く走れるように、より多く刀を振れるようにします。

 

 ステータスを上げると同時に入手できるスキルポイントで【剣術】をLv2に……といきたいところですが、Lv2に上げるならポイントを2、Lv3(MAX)では3ポイント必要になるので駄目です。

 溜め込んでドバーッ! と最大までスキルを上げるか、満遍なく習得して器用貧乏になるかは……キミタチシダァイ……(社長)

 私は【剣術】以外にとあるスキルを習得したいから今は溜めておきます。

 場合によっては先に【剣術】のレベルを上げるかもしれないので、この選択は間違いではないと思います。きっとたぶんメイビー。

 

 

 ……いやしっかし刀強すぎるでしょナーフ案件じゃん。とか言われそうですが、もう既に何度もナーフされてこれなので許し亭許して。

 初期バージョンの刀なんて槍か? ってくらいにリーチが長過ぎて、R1攻撃がどういうわけか自分の真後ろの敵に当たるとかいう恐ろしいめくりが発生してましたからね。

 まるで葦名弦一郎をハメる時の失礼剣みたいだ……となってました。*3

 

 リーチ、攻撃力、モーション、スタミナ消費がナーフされまくって今こうなってるので、これ以上の弱体化はRTAに支障を来すからNG。

 

 ──改めて、リュックを背負って外に出ます。居間の仏壇にやつらの内の1体が突っ込んでますが、飾られた写真を見る限り両親と刀の持ち主である祖父は全員お亡くなりになられてますね。お前(の家族構成)重いんだよ! 

 

 屋敷から出たら、裏手にある蔵に向かいバールを取り出しておきます。刀に攻撃力こそ劣りますが、耐久力や打撃武器としての優秀さでは勝るので持ってて損はありません。

 学園生活部の面々と合流すれば、成人補正でまあまあの筋力がある淫ピ先生に装備させられるので戦力がアップするでしょう。

 

 準備もそこそこに家の門をくぐります。

 外は大分酷いことになっていました。煙を吹く車、逃げ惑うモブNPC。悲鳴、喧騒、やつらの呻き声。炎の匂い染み付いて、むせる。

 

 一言で言えば地獄ですね。

 

 時折死体の中に警官が。運が良いと事態の収拾にやってきた陸自の死体が混ざっており銃器をドロップするのですが……まあ必要ないですね。何故なら銃は弾薬が限られており、尚且つ音がでかくてやつら誘き寄せ装置と化すからです。

 

 それでいて筋力を上げようが威力は変わらないので……んにゃぴ、非力なキャラが持てば強力な武器となるでしょう。しかし古木くんには銃などという初心者用武器などフヨウラ! 

 道路はやつらと逃げ惑うNPCでごった返しているので、ブロック塀から屋根へと登ります。あとは簡単、屋根から屋根に飛び移りましょう。

 

 先ほど持久力を上げたときのスキルポイントを【跳躍】に振って【跳躍Lv1】を習得します。これは高いところに登る際のスタミナ消費を抑え、落下ダメージを25%軽減するスキルで、加えてダッシュジャンプ力が1m延びます。

 ダッシュからのジャンプで前に跳ぶだけなら、これで3mは行けるようになりました。上に跳躍する際は出っ張りや縁を掴めて且つ登る速度が上がる【登攀】も習得するとよいでしょう。

 

 それでは屋根から屋根へと跳びます。助走をつけて……L3! ×ボタンでは回避に派生しがちで最悪屋根から落ちますので気を付けて。

 

 上手いこと隣の屋根に着地出来ました。

 スタミナを回復したらそのまま次の屋根に跳び、それを繰り返して目的地である高等学校へ向かいますよ~イクイク。それでは長くなってきたので一旦ここまでにして、後編に続きます。

 

 ……まだ原作キャラが一人も出てないってマジ? これが……がっこうぐらし!RTAなのぉ……?(ナナチ)なんか侵されてるよぉ! 

 

 

 

 

 ──屋根の上を駆ける男、大上 古木が見下ろした先に広がっている光景は、凄惨という言葉すら生易しい地獄だった。

 人が人を喰らい、死んだはずの人間が起き上がりまた別の人間を襲っている。

 

「……町がこうなってるなら、大学は──っ」

 

 古木はそこまで言って、頭を振る。

 ここから大学までは電車でも時間が掛かるため、直ぐ様向かうというのはあまりにも無謀である。今すべきことは、かつて在学していた高等学校に向かうこと。

 

「確か発電設備と浄水装置があった筈。籠城するならあそこだ、他に人も居るだろう」

 

 そこで区切って、次の屋根に跳び移る。

 着地の際、瓦が剥げて音を立てながらアスファルトに落ちた。ふと視線を辿ると、その先で、一人の女性が複数の死人に追われている。

 

「────!」

「っ……不味い──!」

 

 即座に降りようとして、踏み留まる。

 腰に差していた祖父の刀──銘を一心。それを抜こうとして、先の居間の戦いを思い出し、やつらの肉の感触を想起する。

 あくまで剣道、あくまで剣術。人を斬るために学んだわけではない技術を、獣に心をやつしたとはいえ人に向けるのか。

 

「……お前ならどうする?」

 

 ポケットから取り出した携帯の待ち受けを見る。仏頂面で、不機嫌さを隠そうともしない女性の写真。古木は深く息を吸って、吐き出した。

 

「──いや、お前なら逃げるか。でも人が困ってるんだ。迷ってる暇は無い」

 

 充電を惜しんで電源を落とし、仕舞ってから刀を鞘から抜いた。あちこちから聞こえてくる、悲鳴と喧騒入り交じる音を無視して呟く。

 

「俺は戦うぞ、──」

 

 屋根からブロック塀を経てアスファルトに着地すると、古木は女性の元へと駆けていった。

*1
ある実況者がダークソウルをプレイしているときに放った造語。要するに『こんなのもクリアできないならゲーム売ってこい』という煽り

*2
彼岸島では島の至るところで刀や丸太を拾えた為、『刀と丸太は群生してる』とまで言われていた

*3
葦名城で弦一郎を扉と甲冑の間に誘い込んだ状態であらぬ方向を向きながら攻撃すると、『狼の向いてる方とは違う方向から攻撃が来ている』と処理されて弦一郎がガードも弾きも行わなくなる現象




次→7月26日00時00分
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