先に言っておきます。
私はにわかです。なので、意味不明な所や、いや違うだろ。と言いたくなることもあると思います。
しかし、そんな私の作品を生温い目で見て頂けると幸いです。
もし、看過できないレベルのものがあった場合感想で伝えて頂くか、もしくはブラウザバックを推奨します。
それでは本編、どうぞ。
少女「おーい!ケリィも早くおいでよー!」
誰かに下から呼ばれそちらを向くと僕はちょっとした高台にいた。
そこから見えるのは一面の青い海。
その海の中に何人かの少年に少女が浮いていて、こちらを見上げている。
僕「うん!今から飛ぶよ!」
僕の意志とは別に口が勝手に言葉を発し、止める間もなく僕の体は空中に躍り出た。
そして、体制が悪かったのか僕は頭を海底に勢いよくぶつけた。
そして流れ込んでくる様々な記憶。
日本。家族。友達。仕事。趣味。上司。部下。先輩。後輩。車。飛行機。電車。etc。
そして僕は気を失った。
少女らしき声「ケリィ!ケリィ!起きて!ねぇ!」
誰かに頬を叩かれながら声をかけられている。
僕「ん・・・」
僕が目を開けるとまず目に入ったのはこちらを心配そうに見つめる子供たちだった。
なかでも、今僕の頬を叩いていたであろう少女は将来美人になるだろうという容姿をしていた。
少女「ケリィ!?起きた!?」
しかし、なんというか、どこかで見たことがある気がする。
飛ぶ前、ではなくもっと前。
そう、先程思い出した前世、とでもいうべき記憶の中で。
しかし、ここまで目を惹く容姿をした少女に会った記憶は無い。どこだ?どこで見たんだ?
僕「んー?んーーー。いつだっけ…」
少女「ケリィ?大丈夫?」
少女が不安そうに僕を見つめる。
思わずその瞳に見惚れそうになるが、頭を振りその思考を追い払う。
一先ずは礼を言わなければ。
僕「大丈夫だよ。ありがとう、心配をかけてごめん」
少女「そう?ほんとに大丈夫?もしなにかあったらすぐに言うんだよ?」
まるで姉のように僕の心配をする少女。
僕は少女のことを未だに思い出せない。
その後、少女の肩を借り家まで送って貰うことになった。
これは大変ありがたい。
なぜなら今の僕は自分の家すらも分からないのだから。
それを言えば余計な心配をかけるだろうと考え、言わないことにしたのだが、失敗したと思う。
なぜなら、今の僕には少女の名前がわからない。
そもそもここはどこなのだ。
僕の記憶が正しければ少なくとも僕の住んでいた所に海はないし、ましてや、そもそも僕は子供ではないはず。
それが今はどうだ。
肩を貸してくれている少女と同様肌は小麦色に焼け、多少細くは感じるがそれでもかなり健康的な体。
しかし、背は低い。
やはり前世の記憶なのだろうか?
いや、だとすればおかしい。
少なくとも僕はこの少女を見たこともないし、幼い頃に女の子と遊んだ記憶もない。
ならば、僕の記憶をチクチクと刺激するこの少女は誰なのだ。
ただの思い違いであれば問題はない。
だが、僕の記憶がその可能性を否定する。
少女「ケリィ?ケリィ!着いたよ。やっぱりまだ調子が悪いんじゃ・・・?」
思いのほか思案してしまったせいで少女にまたもや心配をかけてしまった。
僕「いや、大丈夫だよ。少し考え事をしていただけだよ
」
しかし、見れば見るほど見覚えのある少女。
どこで、いつ、何故見たのかすらも分からない目の前の少女。
このまま尻込みしていても何も変わらない。
ならば、聞こう。
正直に。
君は誰だ・・・と。
少女「ん?どうしたの?ケリィ」
肩を貸してもらったまま、立ち止まった僕に少女は不思議そうな顔を向ける。
僕「さっき頭をぶつけたせいで少し記憶が混濁している。申し訳ないんだけど君の名前を教えて欲しい。」
少し伏し目がちにそう言うと少女は少し泣きそうな目で
「そっか・・・」と呟くと太陽のような笑顔で名乗った。
少女「私はシャーレイ!」
名前を聞いて理解した。
何故彼女を見たことがあると思ったのか。
何故僕の記憶が彼女を忘れなかったのか。
僕「あぁ、そうゆうことか。それは忘れるわけないよな」
彼女がシャーレイなら、ケリィと呼ばれる僕は、僕の名前は『切嗣』、『衛宮切嗣』だ。
これは所謂転生?みたいなものだろう。
『Fate』それは僕の前世で有名なゲーム原作のアニメだ。
様々なキャラクターが出てくるその作品で僕は1人の男性に興味を持った。
それが『衛宮切嗣』。
正義の味方を目指し、世界平和の為に聖杯戦争の勝者になったのに、その願いは破壊という形で齎された。
幸い、人類滅亡とはならなかったものの、多くの人を間接的に殺してしまった正義の味方のなり損ない。
彼の人生は悲劇、と言っても過言ではなかった。
仲良くしてくれた少女を殺せなかった為、島の人全てが死んでしまったり、自らの父親を射殺したり、果ては師匠であり母親がわりであった女性を殺した。
とはいえ、彼は悪人ではなかった。
むしろ、優しすぎたのだ。
故に心を壊し、まるで機械のような男になってしまった。
そんな男に僕は男として、惚れたのだ。
何の因果か僕は『衛宮切嗣』になってしまった。
ならば、僕のすることは1つ。
彼の人生で起きた悲劇を全て未然に防ぐ。
それが、僕の役目だと思うから。
だから、踏み出そう。
例え、それが悲劇への道だったとしても。
まぁ、こんなもんです。
地の文だらけなのは勘弁してください。
なんせ、今までSSは書いたこと無かったので。
まぁ、後は急に話は飛び飛びになるのでご容赦ください。
また、見て頂けると幸いです。