けいおん 恋の物語   作:ロックpm

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10話

「よし、こんなもんか!」

 

俺は今、修学旅行の準備をしていた。

 

「秀真ご飯だよ。」

 

姉貴の佐藤優香が部屋のドアを開けて入ってきた。

 

「おう。今行く!あとノックしてから部屋入ってね!!?」

 

俺が病院で眠っていた頃、姉貴はずっと閉じこもってたらしい。

母さんが何とか話をして、閉じこもりを辞めさせたらしい。

そのせいか……………

 

「あ、姉貴?だ、抱きついてこないで!」

 

元々、ブラコン気味だったのだが、さらに酷くなった。

この前なんて、寝てたら姉貴が添い寝してきたんだぜ?

風呂も一緒に入ろう!とか言ってくるし……

 

「ダメ!秀真の匂いを堪能しなくちゃ!」

 

そう言いながら匂いを嗅いでくる。

あ、あと胸が当たってる……

姉貴の胸でかいからな。

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃー行ってきます!!!」

 

修学旅行当日!!!!

ドアを開ければ、梓が待っている。

髪の毛なんか気にしちゃって可愛い

 

「いってらしゃい!」

 

玄関に母親と姉貴がいる。

 

「あれそっちの子は?」

 

母親が聞いてくる。

 

「あー。お、俺の彼女」

 

その瞬間、姉貴が固まった。

俺は察してしまった。これはヤバいやつだと……

 

「へ、へぇ。彼女さんかぁ」

 

あ、あの?姉貴?目が笑ってないですよ!

あれ?お母さんが知らない間にいなくなった…

母さんが地雷だけ落としてどっかに消えやがった!!

梓もオロオロしてるし

 

ぎゅっっっ

姉貴に抱きつかれた。

いい匂いだし、気持ちいい…じゃなくて!!

 

「ちょ、あねきぃぃ??」

 

「秀真は渡さないもん!!」

 

姉貴がドヤ顔しながら、梓に言う。

 

「ムムム。ちょっと秀真のお姉さん!!

羨ましい!!!!」

 

へ?普通、秀真は渡さないもんに反論するよね???

何が羨ましいだよ!!

あ、梓?抱きつかないで!!

バランスが崩れるから。

 

今、秀真は姉貴に後ろから抱きつかれ、前から梓に抱きつかれてる状況だ。

梓が抱きついてきたからなのか、姉貴の押す力が強くなった。

 

「ちょ、姉貴ーー!!倒れちゃう!力が強いって!!」

 

そのまま秀真は後ろの姉貴に押されて、倒れてしまう。結果、前の梓を押し倒す形になってしまった。

 

「しゅ、しゅうま/////」

 

梓が顔を真っ赤にしている。

 

「ンチュ……………んはぁ」

 

梓とキスを交わした。

 

「秀真……//////」

 

「梓…ご、ごめん我慢できなくてつい//」

 

「もっとしよ////」

 

完全に俺たちの世界に入っている。

 

「…………ちょっと秀真…お姉ちゃんにはないの??」

 

「そもそも姉弟だろ!!!ないわ!」

 

「うわぁーーーーーん。私の秀真がーーー!!取られたーーーー」

 

そのまま叫びながら、どこかへ走っていっちゃった。

はぁ…忙しいヤツだな。

 

「負けません」

 

ボソッと、梓は言う。

 

「なんか言った?」

 

「な、なんにもです////さぁ行きましょう!!」

 

「ってもうこんな時間か!!!急ぐぞ!」

 

こうして2人は走る。

 

 

 

 

 

 

 

「ぜぇぜぇぜぇ」

 

「はぁはぁはぁ」

 

バスはもう来ていて、俺たち待ちだった。

いわゆる遅刻というやつだ。

 

「遅いぞ!!」

 

「「すみませんでした!!!」」

 

必死に謝る。

 

「みんなバスに乗ってるから、早く乗れ!」

 

「はい!!」

 

バスに乗る。

もちろん俺は梓の隣の席だ。

さぁ、出発だ!!!

 

「梓…ちょっと眠たいから横になっていい?」

 

「へ?私の膝の上に!?ま、まぁ、いいよ//」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秀真は寝ている。

私の膝の上で!

もっと沢山おしゃべりしたかったんだけどな。

こうなったらしょうがないか……

ほっぺをつついてみる。

や、やわらかい……

ふふ。寝ている秀真可愛い。

 

「秀真寝ちゃったの?」

 

後ろの席の純が聞いてくる。

 

「う、うん。可愛いでしょ!!写真撮らなきゃ!」

 

私はカバンから、カメラを取り出して、カシャッと写真を撮る。

 

「あ、あずさ…顔を凄いことになってるよ…」

 

純が引き気味に言ってくる。

そんな変な顔してたかな?

秀真の頭を撫でる。

ネコみたいだな。

 

「はぁ。ダメだこりゃ。」

 

なんか純が言ってるけど、聞き流して頭を撫でる。

 

もうすぐ、目的地に着くようだ。

 

 

 

 

 

 

 




修学旅行編頑張ります
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