夏休みも後半に差し掛かった
ゲームやら、家族とバーベキューなどで満喫出来ている
も、もちろん課題もやってるぜ!
「はぁこれどうしようかなー」
俺の手にはプールのチケットがある。
近くにプールができたらしい
姉貴がチケットをくれたのだ
「うーん。俺プール行くような柄じゃないしなー」
あー。あつーい
アイスもう無かったっけ?
買いに行くのもめんどくさいなー
………………プールで涼む?
うーん行ってプールで水を浴びてもいいよなぁ
でも1人でウォータースライダーやりたくねぇよなー
悩んだ末に来ちまったよプールに!!!!
水着涼しいな
来てよかったかも
よし泳ぐぞー
「な、な、な、なんでいるの?」
「ん?」
後ろの人に声かけられたから振り返った
そしたらちょっと顔を赤めている梓の姿があった
「よ、よぉ中野…」
この前の事もあり
ちょっと気まづい…
「梓ー。………………あ、梓に男が!!?」
「あずにゃんが大人の階段を!!」
「あらあら」
「ち、違いますぅ。先輩!!」
後ろから来た女子が梓をからかっている
………確かけいおん部の人だな
一刻も早くこの場から立ち去りたい。
「えーっと。その中野とはそうゆう関係じゃないですよ」
とりあえず誤解を生みそうなので、言ってみる
「なんだーー。つまんないの」
「で、では失礼しますー。けいおん部の皆さん」
「あれ?私たちのこと知ってるの?」
「はい!新歓ライブで見たので」
「ふむふむなるほど」
「梓は連れてかなくていいの?」
ニヤニヤしながら律先輩が言ってくる
「だからそんな関係じゃないって…
梓もなんか言ってやれよ」
「え……っと」
顔を赤めて、言葉が詰まっている
はぁ。また勘違いされるぅぅぅ
なんでこいつ恥ずかしがってるんだよ!
こういうの慣れてないのかなぁ
「梓の方は満更でもないようだぞ!」
「あ、あ、あずにゃん…私を置いていって大人の階段登っちゃうの?」
「だから違うって言ってるじゃないですか!!
誰がこんな変態おじさんなんか好きになるもんですか!!?」
「誰がおじさんだ!!!!しかも変態って言うレッテル貼るな!!このおばさん!!」
「…おばさん?もう知らない!!」
梓がどっか行ってしまう
先に言ってきたのは、そっちだろ?
「あ、あずにゃんがあんなふうに怒るなんて」
「ほぉ、夫婦喧嘩はやめたまえよ」
律先輩のニヤニヤ顔腹立つぅ
ってか夫婦じゃねぇよ。
「だから夫婦じゃないって……
とりあえず中野を追いかけた方がいいんじゃないですか?先輩。
ってか澪先輩なんでずっと顔赤らめて固まってるんですか?」
ずーっと気になってた事を言う
「え?澪ちゃんのこと知ってるの?」
「唯先輩。紬先輩。律先輩。そして澪先輩。
新歓ライブでメンバー紹介してたじゃないですか!」
「なるほどなーー。まぁ澪は恥ずかしがり屋だから、あーなってるんだよ」
恥ずかしがり屋にしても、そこまでガチガチしなくても……
「とりあえず梓探しに行くか。えーと名前なんだっけ?」
「佐藤秀真です!」
「よーーっし。しゅうくんも一緒に探しに行くよー」
唯に腕を掴まれる。
「しゅ、しゅうくんって俺の事?
でも中野は俺の事嫌いだし、行かない方がいいと思いますよ?」
え?なんでこいつバカ?っていう目でみんな見てくるの?!
「あのな〜。本当に嫌いだったら、喋らないだろ?
喧嘩するほど仲がいいっていうし」
中野と仲がいい?
バカを言え、酷いこと言ってどっか行ったぞ!!
「だから探しに行くぞ秀真!!!」
「いやいいですって!!」
そういい
無理やりその場から逃げる
「はぁ……めんどくさかった。
もう帰るか」
更衣室に行き、着替えて外に出た。
「相変わらず暑いなー
アイス買うか」
アイス自販機に向かう。
そしたらアイスをベンチに座って食べてる梓の姿があった。
「……中野」
「な、なんであんたがここにいるのよ?」
「アイス食いに来たんだよ!」
そう言いアイスを購入する。
はぁぁ。なんでこんなところでまた梓と会うんだよ…
気まずいなぁ
「先輩たちみんな探してたぞ?戻ったら?」
「あんたに言われなくても戻るつもりだもん」
そう言い梓は戻っていく
はぁ帰るか
はぁ…先輩たちに迷惑かけちゃったな
「あーーーーいたいたあずにゃん!!」
更衣室に戻ると着替え終わった唯先輩に会った
「どこ行ってたんだよ」
「心配したんだぞ」
「いっぱい探したのよ」
律先輩、澪先輩、紬先輩が後ろから声をかけてくれる
「先輩…勝手にどっか行ってごめんなさい」
「まったく…なんでどっか行ったんだよ」
「いや…そのえっと」
「まぁ何となくわかるよ
秀真の前だと素直になれずに、罵倒とかしちゃうって感じだろ?」
「は、はい。
なんでか佐藤君の前に出ると……思ってもない事を口に出しちゃって…」
先輩達が真剣に聞いてくれている。
「なるほどな…佐藤君のこと好きなのか?」
澪先輩にそう言われた。
私でもよく分からない。自分のことなのに…
好きってなんだろう?
「好きかどうかわからないです。でも嫌いではないです」
これが私の本心だった。
「あずにゃん、自分の気持ちに向き合ってね!!」
唯先輩が意味の分からないことを急に言い出して抱きついてきた。
いつものスキンシップにしては、力が強すぎる。
もしかして…
「私が遠くに行っちゃうと、思ってませんか?」
「う、うん」
「はぁぁ。安心してください。
私はずっと唯先輩の後輩ですよ!」
唯先輩に顔が明るくなった。
「あずにゃーーーん」
「うぐぅ。く、苦しいです」
抱きしめる力が強くなってきた
けいおん部のみんなも笑っている。
あーやっぱり好きだなこの部活。
「よーーーーっし。晩御飯食べに行こうぜー」
律先輩が元気よく言う。
「お、いいな」
「私も賛成」
「私も行くーーー」
澪先輩、むぎ先輩、唯先輩がそれぞれ返事をする
「梓は?」
聞かれた。
もう私答えはひとつだ。
「私も行きます」
夜中、俺はベッドで寝転がりながら、今日のことを思い出してみる
「濃い1日だったなー」
たまたま中野と会って、けいおん部のみんなにも会って、中野に罵倒される。
中野あの後先輩になんて説明したんだろう?
ってかあいつと会う度に、怒られるんだが?しかも理不尽に!!
この先が思いやられるわ
怒ってばっかだと血圧上がるぞ!まったく……
「ってなんで俺が中野の心配してるんだよ!
………………バカみたい」
次も時間かかるかも知れません