けいおん 恋の物語   作:ロックpm

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今回の話ちょっと胸糞悪いです。
苦手な方はブラウザバックを


6話

「おい!純!なんで俺を指名したんだよ!

お前が持っていけばいいだろ!」

 

「いやーー。今日部活でさー」

 

「終わってから行けばいいだろ!!」

 

「うーん、えーっと。じゃーね」

 

すごい速さで、部活に行ったぞ。もとい、逃げたぞ。

 

「はぁ…行くか」

 

梓宛の、色々なプリントを抱えて、中野家に向かう。

 

「あいつ大丈夫かな。まぁ…ちょーーっとだけ心配だから行くか。ちょーーっとだけな」

 

コンビニに向かう。

ん?なんでコンビニに向かうかって?

中野のお見舞いの品を買うためだよ。

 

「ってあいつの好きな物、分からないや」

 

うーん何を買おうか

 

「無難にプリンでいいか…いや風邪でも食べやすいゼリーにすべきか…」

 

 

 

 

 

「ありがとうございましたー!!!」

 

「はぁ結局どっちも買っちまったよ。」

 

と、コンビニを出たその時、駐輪場の前でヤンキーに絡まれている女子高生が目に映った。制服を見たところ、うちの高校のようだ。って

 

「ゆ、唯先輩じゃないか…」

 

助けに行くか…でも俺が行って何になる?

返り討ちにされるだけじゃないか…

なんかデジャブだな……

前も中野を助けたっけ?

くっそ考えてる暇なんてねぇ。

 

「おい!!!!!唯先輩を離せ!!!」

 

「あ……しゅうくん…」

 

唯先輩は泣いていた。

女の子を泣かせるなんて、こいつら……

頭にきた。

 

「唯先輩!!」

 

唯先輩の腕をつかみ、自分の胸に無理矢理引き寄せる。

 

「大丈夫ですか?」

 

「しゅ、しゅうくん…うん。何もされてないよ…」

 

「よかった」

 

とりあえず一安心…

 

「おいおい誰かと思えば、あの時のじゃねぇか!!」

 

今まで黙っていたヤンキーが喋り出す。

あの時の………思い出した。

なんか見た事あると思っていたが、ようやく分かった。

中野に酷いことをしてたあの時のヤンキーじゃねぇかよ!!

 

「おい。お前…中野に手を出しても飽き足らず唯先輩にも手を出すなんて…

今度という今度は許さねぇぞ!!」

 

「兄貴どうしますか?」

 

「…目標変更だ!!こいつを…その男を潰す。」

 

「あ、あの女は…」

 

「もういい!!あの時の屈辱を晴らしてやる」

 

あの時は2人だったが今は3人いる。

1人増えてやがる

 

「唯先輩、ここは危険です。逃げてください。」

 

「で、でもしゅうくんは……?」

 

「俺のことは大丈夫だ……早く!!!」

 

「う、うん。その怪我とかしないでね…」

 

「ああ……」

 

唯先輩はその場から走って逃げる。

怪我しないで…か。

多分それは無理な約束だな。

 

「かかってこいよ」

 

「うぉぉぉぉ」

 

ヤンキーに殴りかかる。だが呆気なく全てかわされる。

 

「おいおい。そんなものか?大口叩きやがって

パンチって言うのはなこうやってやるんだぞ!」

 

「はやっ……………ぐふぉ」

 

ヤンキーに顔面を殴られる。

めちゃくちゃ痛い。

 

「ふん!俺が出る幕でもないな。お前らやっちまえ。」

 

「了解っす。兄貴」

 

「OK。旦那」

 

部下の2人が秀真に殴り掛かる。

 

「ぐっ。」

 

顔面殴られ、腹を蹴られてとにかく全身が痛い

 

痛い……痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

秀真はバランスを崩した。

 

「トドメは俺がやる」

 

「「了解」」

 

相手のリーダーが足をあげて俺の背中に思いっきり、かかと落としをする

 

「ぐはぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

倒れてしまう

鼻血がいっぱい出て、腹も痛くて、それに加え背中が折れそうな感覚だ。

 

(あぁぁ俺死ぬのかな…やだな)

 

ふと走馬灯のように中野の顔がフラッシュバックする

 

(なんでこんな時に、中野の顔が……あぁそうか俺、中野の事好きだったのか…ごめんな…中野…俺、おれ、オレ)

 

「ふっ。いい気味だぜ。」

 

「ナイスかかと落としっす!!」

 

「旦那。こいつなにか持ってますよ。」

 

ヤンキーのひとりが、倒れている秀真の持っているビニール袋に指さす。

 

「ほぉ。…………ふっこいつ呑気にプリンとゼリーなんか買うなんてよぉ」

 

「どうします?食べますか?」

 

「こいつが買った物なんて口に入れたくねぇよ!!

こんなものこうしてやる!!!!」

 

リーダーがビニール袋ごと踏み潰す。

 

 

 

 

 

 

かすかにだ…かすかにヤンキーたちの声が聞こえる。

何とかまだ意識はあるようだ。

くそ!!!俺が弱いばかりに…

どうすれば、どうすればいいんだ!!

 

(プリンとゼリーの入った袋を取って何をする気だ。)

 

ヤンキーが足を上げてビニール袋を踏み潰そうとしている。

 

(お、おい…や、やめてくれ。やめろ…やめろーー)

 

声が出ない…

くそくそくそくそくそくそ。

踏まれた。中野のために買った品物を……

 

その時何かが切れる音が聞こえた。

 

 

 

 

 

何がどうなったか分からない。

俺の目の前には顔から血が出ているヤンキー3人だ…

俺がやったのだ…

殺さないと…

静かに相手のリーダーの所に行って首を閉めようとする。

 

「お、俺が悪かった……

だから見逃して…く……ぐぅぅ。く、くびが…し、死ぬ…」

 

まだリーダーには意識があるようだ。

だがそんな言葉を無視してリーダーの首を絞める。

やっと殺せるよ…待っててね中野…

その時だ。

警察が来たのは…

 

「しゅ、しゅうくん?しゅうくんなの?」

 

「ゆ、ゆいせん……ぱ」

 

その場で秀真は倒れる。

 

「しゅ、しゅうくーーーーん」

 

唯の叫び声がコンビニ全体に響く。

 

 

 

 




coming soon
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