RE:LyricalxHunter   作:ティファールは邪道

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二十六話:誘

 

「新くん、ミッドチルダ観光したくない?」

 

昼休み…

何時ものようになのは達とお昼を食べていた新に、なのはがそう声をかける

 

「…はい?」

 

突然の言葉に頭に?を浮かべる新…

それを見たフェイトとはやてが、苦笑を浮かべながら説明する

 

 

「この間、義母さんが本部に新の事を話したんだけど、上層部の一部が信用出来ないってごねてるみたいなの…」

 

「んで、"自分たちの眼で確かめるから連れてこい!"って騒いだらしいんよ」

 

フェイトとはやての説明を聞いて、納得した新…

先日、リンディから上層部には魔力至上主義者が多いと聞いていたので、別段おかしくはない…

 

 

可笑しくはないのだが…

 

「俺、極力関わるつもりはないって話したはずなんだけど?」

 

解析したいなら勝手にやれば?とは言ったのを覚えていることも含めて話す

それを聞いて、はやてとフェイトも困り気味で話す

 

「そうなんやけど…」

 

「こちらに来る際と、滞在する間の費用は向こうが全部持ってくれるみたいだよ?…解析をするためにも、新のこと呼びたいってのもあるみたい」

 

「マジか」

 

それを聞いて、安直ながらも行こうかな?と考えてしまう新…

スマホのカレンダーを見ながら、話を進める

 

「行くかどうかは別として、もし行くとしたらいつ行く予定になるかな…?」

 

「そう言えば、ゴールデンウィークも近いわね?」

 

「あ!私達、ゴールデンウィークに行く予定だからそれに合わせようよ?」

 

「へ?二人も行くの?」

 

アリサとすずかの言葉にキョトンとする新

それを見たなのは達が頷く

 

「ミッドチルダに観光してみたいって言うから、誘ったの」

 

「管理局も見学する予定なんだ」

 

「本来は一般人は見学出来ないんやけど、二人は外部協力者やから、特別に見学出来るんや」

 

へぇ…と声を上げる新…

 

「それじゃあ、ゴールデンウィークに行く…ってことでえぇかな?」

 

「いや、行くかどうかは別、って言ったんだけど!?」

 

はやての言葉にそう返す新

 

「で、でもほら…ね?ミッドチルダ、というか異世界に行くなんて中々無いんだし、貴重な体験になると思うな?」

 

-だからさ、ね?行ってみない?と、不安げに誘うフェイト…

 

う"…と、それを見て言葉に詰まる新

 

フェイトのような可愛い女の子が、そう言いながら不安そうな眼で見つめてくるのだ…

少し心に来るものがある

 

「なぁ、新くん…少し考えを変えてみたらどうや?」

 

そんなことを思ってると、はやてが突然そんなことを言う

 

「?どういう…」

 

新の問いに対して、はやてはたたみかけるように話す

 

「あんまり断り続けていると、周りから要らない恨みを持たれる可能性もあるし、下手したら犯罪組織に狙われてしまったりしたら、"護る代わりに協力しろ"って言われる可能性もあるかも知れへんで?」

 

-まぁ、これはリンディさんが言ってた言葉やけどな

 

そう言ったはやての言葉に「一理あるな…」と思う新…

父からも"常に最悪を考えて動け"と言われてもいるので、その可能性も考慮すべきだろう…

 

それに、うまく行けば自身に魔力があるかも調べて貰えるかもしれない…

 

そこまで考えた新は

 

「…解りました、ゴールデンウィークの時に観光旅行するということで」

 

ミッドチルダに旅行する旨を伝えるのであった…

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