まさかガンダム転生でジーンになると思わなんだ   作:ワッタ~軍曹

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よーし、パパ四連休だから頑張っちゃうぞー



第9話 ガンダム大地に立っちゃった

「で、デニム曹長!て、敵のMSが動きました!」

「な、なに!?みんな部品ばかりだと思ったが……」

 

ま、間違いない。あの攻撃はガンダムのバルカンだ。あの打ち方はド素人。しかし、その

"ド素人"

の中身が大問題だ。あれは絶対にあの鬼畜天パことアムロ・レイが乗り込んでいる。

ガンダムの左足が地面に着く。あっヤベェ、なんかガンダムの足音聞いただけで背筋が凍ってきた。ジオニックフロントや戦士達の軌跡のやり過ぎかな?

ガンダムの上半身がのそっと上がってきたところでマシンガンを放つ。うん、効かないね。カンカンカン!でガンダム爆発したら万歳三唱なんだけどなぁ。まぁ、攻撃が効かなくても、モノアイカメラで録画撮影をして記録を残しているので、これはこれでいいのだ。とりあえず、あのセリフを……

 

「な、なんてMSだ。ライフルを全く受け付けません!」

 

 

 

「見てろよザクめ!」

 

あのザクが、無関係なコロニーの住民や、フラウの家族まで奪っていったんだ!

くそっ、ザクのマシンガンを耐えられる程の装甲があるのはいいけど、どうやって攻撃すればいいんだ?と、とにかく立ち上がらないとこのままじゃ、やられる。右レバーのボタンを押せばバルカンが出るから今はそれでやっつけるしかない。何とかしないと……

 

 

 

 

守ったら負ける!!攻めろ!!!銃身が焼きつくまで打ち続けるんだ!!といったところでデニム曹長の抑止が入る。

 

「少佐が来るまでに殺られては意味が無いぞ!ここは一旦退くんだジーン!」

 

なに言ってるんだコイツ!ガンダムの恐ろしさを知らないからそんな呑気な事が言えるんだ!

 

「何言ってるんです!ここで倒さなければ、ジオンは滅亡します!!」

「な、何を言っているんだ?!ジーン、とにかく落ち着け!……うわっ、立った!」

 

あっ、聞こえる。あのBGMが聴こえてくる。あのガンダムが立ち上がって希望の光が見えてくるあの音楽が。俺達にとっては絶望のどん底に突き落とされる音楽だが。おっと、そろそろまた撃ってくるはずだ。よっと

ズガガガガガガガガ

相手の武装が分かっていれば結構、弾筋って見えるもんだね。にしてもこっちはマシンガンで頭部とか狙っているけど全っ然効いてる様子がない。お、弾切れだ!よっしゃ!こっちもマガジンが空になったから白兵戦に持ち込むぞ!弾が尽きたザクマシンガンをガンダムに投げつける。ガンダムはろくに避けれずに当たって怯む。

 

「遅い!」

 

ザクのタックルがガンダムにヒットする。するとガンダムがバランスを崩してその場で倒れる。俺は、この時を待っていたんだ!すぐさまヒートホークを持ち、ガンダムに振り掛かる。1発、2発と確実にダメージを与える。へへっ、いくら装甲が厚くたって……これ、効いてる?何となく当てた所焦げて傷が付いているけど、これ本当にダメージ通っているの??でも振り続けるしかない。だってアムロが乗っているんだもん。ガンダムを持って帰る前にアムロ君に宇宙世紀から退場してもらわないと、私の第2の人生がここで潰れてしまう。私はヒートホークが使える限り振り続ける。

 

 

 

 

 

「うわぁぁぁぁぁ!!!」

 

なんなんだあのザクは!いきなりマシンガンを投げつけてきたと思ったらタックルしてきて、今度は斧で攻撃してくる!このままじゃガンダムが持たない!どうする?何か武器があるはずだ。武器は……ん?ビームサーベル?これか!よし!

 

 

 

 

 

おらっ!おらっ!はぁ、はぁ、はぁ……

 

おぅらっ!死ねぇ!はぁ、はぁ、…………

 

 

 

なんなんだ!もう!本当に本当にっ!

おかしいだろ!ガンダムの装甲厚すぎ!

化けもんどころの話じゃねぇよ!

くそっ!何がいけないんだ!

もう、訳がわかんねぇよ!!

 

 

 

落ち着け……

戦場で落ち着きを失った奴が先にやられる……

 

 

 

 

よし、見えてきたぞ。

ガンダムが倒れて、ヒートホークを振り下ろして攻撃していたけど、上手く当てられていなかったみたいだ。だからかすり傷みたいな跡しかないんだ。まぁ、対MS戦用の格闘モーションが無いのは仕方ないよね。そんでもってガンダムが今バルカンを切らしていて残っている武器は……

 

 

 

ピィキュイーン

 

 

 

そうそう、ビームサーベル……

 

 

 

 

って、へあぁぁっっっっっっ!!!!

 

 

咄嗟にザクを後退させる。おもいっきりスラスターを噴き、回避を試みる。そして轟音と共に地面に倒れこんだ。ぎ、ギリギリセーフか?ん?なんだ?何でザクの右腕があんな所に……

 

え?斬られた?もしかして斬られたんですか?やばない?あの態勢から上体起こして斬られるって、もう無理ゲやん。勝ち目ないやん。どないせえっちゅうねん。と、とにかく立ち上がってから考えよ。後は何とかなるやろ。知らんけど。

 

「ジーン、スレンダーが待っている所までジャンプ出来るか?」

「バランサーは正常なので行けます。ジャンプします!」

 

 

 

「逃がすものかぁっ!」

斬りつけたザクが逃げようとしている。かなり高くまで飛び上がったけど、絶対に逃がしはしない!知らず内に上昇ペダルを踏みつけて逃げるザクを追いかける。これでトドメだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

 

 

あああああぁぁっ!!!!!

 

 

 

終わった……俺の第2の人生はたった3日で終わった……もう逃げられない。もう、逃げられ……ハッ

 

 

 

 

 

ピィキィン

ジリジリ

バシュイン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダダン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チュドーーーン!!!

 

 

 

 

 

 

「うわぁぁぁぁぁっ……」

 

 

 

 

 

「じ、ジーン!!!応答しろ!ジーーーン!」

『ちいっ、遅かったか!』

「しょ、少佐ぁ!何故遅れたんですか!!今頃来たって遅いんですよ!!!」

『すまない、サイド7のパトロール隊に出くわして対処した為に少し遅れてしまった』

「畜生!俺がちゃんとマシンガンを当てていたらジーンは……」

『よせ、過ぎた事はもう戻らない。』

「しかし……」

『気持ちは分かるが、今はあの白い奴を何とかして倒さねばならない。気持ちを切り替えろ』

「はい……」

『よし、これはジーンの弔い戦だ。ジーンの為にもあのMSを倒すぞ!』

『はい!』

「生きてるよー」

 

 

 

 

 

「『!???!?!???』」




その時、歴史が壊れた!
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