殺意の北陸本線   作:新庄雄太郎

2 / 5
そして、南と高山と小海は立山黒部へ


第2章 立山黒部アルペンルートで殺人

この日、穂乃果は友人の園田海未と東條 希と星空 凜と一緒に立山黒部アルペンルートへ行く事になった。

 

「今日はいい天気で良かったですね。」

 

「ええ、ウチも心配してたよ、天候不良やったら中止になるって。」

 

「うん、海未ちゃんも一緒山登りに行くのは谷川岳以来だよ。」

 

穂乃果と海未と希たちは新宿発特急「あずさ1号」南小谷行に乗っていた。

 

「わー、山登りって久しぶりだね。」

 

「うん。」

 

「凜も楽しみだにゃー!。」

 

そして、大糸線に乗り換えて信濃大町へそこから富山県の黒部へとつながっている。

 

「そこからは管理事務所に行ってくるから。」

 

と、海未は事務所へ行って登山届を出しに行った。

 

「これ、お願いします。」

 

「はい、立山黒部へ登られるんですね。」

 

「ええ、友人と一緒に。」

 

「では、気を付けて。」

 

「はい。」

 

穂乃果と凜は、立山に登るのは初めてなのです。

 

「こんなに登るの。」

 

「それは、厳しいにゃー。」

 

「そうよ、私たちは黒部まで登らなければならないの。」

 

「海未ちゃん、立山黒部初めてなの。」

 

「えっ、私は谷川岳と白馬はあるけど。」

 

そこへ、1人の男が穂乃果と凜に声を掛けた。

 

「やぁ、君たちも立山黒部に来たのか。」

 

「は、はい。」

 

「俺は、大学の登山部の平瀬と言います、毎年立山黒部に行くんです。」

 

「そうなんですか。」

 

穂乃果と海未達は立山ケーブルに乗って黒部へとたどり着いた。

 

「ヤッホー!。」

 

と、穂乃果は叫んだ。

 

穂乃果と海未たちは、標高2000メートルあまりの弥陀ケ原高原へとやって来た。

 

「山頂アタックです。」

 

「海未も張り切るわね。」

 

「希、あとどれ位なの。」

 

「もう少しやね。」

 

「空気も美味しいし。」

 

「もう、凜疲れたにゃー。」

 

一方、穂乃果は。

 

「へっ、きき、キャーッ!。」

 

と、悲鳴を上げた。

 

「ほ、穂乃果の声だ。」

 

「どうしたんや。」

 

「行って見よう。」

 

「どうしたの、穂乃果。」

 

「何があったの、穂乃果ちゃん。」

 

と、希と海未は言った。

 

「この女性、死、死し、死んでるよ。」

 

「えーっ。」

 

「穂乃果、すぐに警察に。」

 

「うん、わかった。」

 

穂乃果は、すぐに室堂警備派出所に駆け込んだ。

 

「何、女性の死体を見つけた。」

 

「そうなの。」

 

「どこなんだ、女性の死体は。」

 

「こっちです。」

 

穂乃果は警官に弥陀ケ原高原へと案内し、駆けつけた。

 

「これは、酷い。」

 

すぐに所轄の上市警察署からパトカーで現場へ駆けつけ、捜査が始まった。

 

「どうも、富山県警の竹中です。」

 

「はい。」

 

「あなたが、この死体を発見したんですね。」

 

「はい、私が歩いているとこの女性が死んでいたんです。」

 

「なるほど、あなたは友人と一緒にこの立山黒部に来てたって事だな。」

 

「はい。」

 

「今日は、この付近の宇奈月温泉に泊まるんです。」

 

「そうでしたか。」

 

一方、南と高山と小海は長岡から北陸本線経由の9時04分発金沢行特急「かがやき2号」に乗った。

 

「凄いのね、この特急「かがやき」って。」

 

「うん、富山には2時間で行けれるぞ。」

 

「今年から自由席導入したんだ。」

 

南と高山と小海が乗った特急「かがやき2号」長岡を9時04分に発車し、途中停車駅は直江津、富山、高岡、終着金沢には11時34分に着く、約3時間58分の旅である。

 

特急「かがやき2号」は富山に到着したのは、10時57分である。

 

「そこからはどうするの。」

 

「富山からは富山地方鉄道に乗れば、立山黒部へ行けれるんだ。」

 

「よくわかったな、高山。」

 

「実は、一度乗ったことがあるんで。」

 

「それでか。」

 

富山から地鉄に乗って、そこからケーブルに乗り、南と高山と小海は弥陀ケ原高原へやって来た。

 

「へぇ、ここが立山黒部アルペンルートね。」

 

「うん。」

 

そして、高山は人の集まりが気になっていた。

 

「何か、人が集まってるよ。」

 

「とにかく、行って見よう。」

 

「ええ。」

 

そして、高山は警官に声を掛けた。

 

「すいません、鉄道公安隊です。」

 

「何か事件ですか。」

 

と、南と高山と小海は手帳を見せた。

 

「女性の死体が発見されたんです。」

 

「何、女性の死体。」

 

「まさか、高山君。」

 

と、小海は言った。

 

「間違いない、捜索願の人だ。」

 

「知ってるんですか、この被害者を。」

 

「はい、名前は小西かおりさん、21歳です。」

 

「うん、しかし随分早く身元が分かったな。」

 

「ええ、昨日から公安室に捜索願の届けがあって捜査をしていたんです。」

 

「なるほど。」

 

と、竹中警部は言った。

 

直ちに、高杉班長に報告した。

 

「何、女性の死体、本当か、南。」

 

「はい、被害者は行方不明の小西かおりに似ているんです。」

 

「今、何処にいるんだ。」

 

「弥陀ケ原高原です。」

 

「弥陀ケ原高原って事は富山県警か。」

 

「はい。」

 

「そうか、富山県警と協力して捜査をしてくれ。」

 

「わかりました。」

 

 




そして、第2の事件が起きる

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。