高杉の命令で、香川と松本と梶村は京都から8時39分発の特急「雷鳥13号」新潟行に乗った。
「京都からは4時間で富山へ行けれるんだよな。」
「ええ。」
「黒部へ着くのは12時12分か。」
「結構、長旅になるぞ。」
黒部駅
香川と松本たちが乗った特急「雷鳥13号」は12時12分に黒部へ到着した。
「やっと、黒部か。」
「あっ、南主任も来てたんですか。」
「ああ。」
「公安特捜班の方ですね。」
と、黒部署の警官が迎えに来ていた。
南と香川達はパトカーに乗り、黒部署へ向かった。
黒部署
「何だって、男に頼まれて赤いスポーツカーを運転してくれって。」
「それで、顔覚えているのか。」
「ああ、34歳ぐらいの男だよ。」
「もしかして、この男か。」
と、松本は写真を見せた。
「この男だ、間違いない。」
「名前はわかるか。」
「確か、堀田、堀田雅之だよ。」
「その堀田正幸って言う人に頼まれたんだな。」
「ええ、俺は殺してないし、犯人じゃねぇぞ。」
そして、香川と松本たちは南主任と会議を始めた。
「という事は、犯人は堀田と見て間違いない。」
「どんなトリックを使ったんですか。」
「犯人堀田は、黒部へ行くにはこの列車に乗ったと考えられる。」
南主任の推理は。
上野から特急に乗る。
上野発 8時30分 特急「白山」に乗車
9時 高崎で下車
高崎発 上越新幹線「あさひ309号」に乗車
長岡着 11時41分 長岡で下車
北陸本線を使う
長岡発 11時49分発 特急「かがやき4号」に乗車
富山着 13時43分着 富山で下車
富山から黒部 北陸自動車道を通る
宇奈月温泉に到着
「なるほど、高崎で「あさひ」に乗り換えて長岡で「かがやき」に乗り、富山で下車。」
「その通りだ、高山。」
「その後の調べで、赤いスポーツカーは盗難車だった。」
「盗難に遭ったのはいつです?。」
「おとといの富山市で盗難に遭ったものだ。」
「堀田はその男に車を運んでくれと頼まれた。」
「じゃあ、犯人は堀田か。」
「よし、早速堀田を逮捕に向かうぞ。」
「了解。」
黒部署では、赤いスポーツカーの中を調べていると、被害者の男性の血痕が見つかった。
「やはり、堀田か。」
「はい、堀田の指紋が検出されました。」
車の中の指紋を取った結果、堀田雅之と判明した。
「これでな。」
「ええ、ピッタリと。」
「堀田を目を放すな。」
「はい。」
南と高山と小海と6人で堀田の逮捕へ向かった。
「堀田雅之ですね。」
「アンタ、誰?。」
「鉄道公安隊です。」
「や、やべぇ。」
と、堀田は逃走した。
「そこまでだ!、堀田!。」
「おい堀田、もう逃げられねぇぞ!。」
「くそー。」
こうして、黒部で起きた連続殺人は解決した。
劇中の列車時刻は92年のダイヤを使用しています