ヤンデレの先輩に囲まれた!   作:ガリュウ432

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長らくお待たせした2話です。

タイトルは先輩に囲まれた!ですので、タイトル通りヤンデレの先輩に囲まれまくります。

羨ましいが羨ましくないね。
命が惜しいもの。

「あんたでしょそんなストーリーにしたの。」

そうだけど反省はしてない。

「ころす!」


2話 アイドルに囲まれた

Roseliaの先輩方に囲まれた私は、懸命な努力(謝罪及び土下座)により18時間後に解放された。土日の休みが吹き飛びましたよ。ええ。

貞操も無事です。

ですが、疲弊しきった私に対して追い打ちをかけるかのような学校。

 

(.......行くのめんどくさいなあ.......。)

 

というか体の倦怠感が凄い。まあ熱ないし、風邪の症状がある訳では無いのでしっかり行きましょう。学校はサボっちゃダメよ。

 

――――――――――――――――――――――――――

 

自転車を漕ぎ、学校へ向かう。

進学に合わせて買った、良い自転車だ。スピードも速いし気分がいい。

 

「あ!夏波ちゃんだー!」

 

おやこの声は.......。

 

「.......氷川さんじゃないですか。」

「もー、日菜でいいって言ってるじゃん!」

 

向かいから走ってきたのは氷川日菜さん。

この人もガールズバンド。昨日居た、氷川紗夜さんの双子の妹らしい。

似てるとこあるよ。うん。ヤンデレなとことか。滅茶苦茶なとことか。

 

「そうは言っても先輩ですからね。呼び方的にはお姉さんと混ざるかもしれませんけど。まあ.......、日菜さんがいいならそれで。」

「えへへ!嬉しいなー。.......でも、どうしてお姉ちゃんの話したの?」

「アッめんどくせえこの姉妹。」

 

そんな会話をしつつ、私たちは並走する。

.......ん?()()

 

「ちょまっ!?日菜さんなんで普通にロードバイクに併走してるんですか!?いま結構スピード出てますよ!?」

「だって夏波ちゃんと一緒に登校したいもーん!」

「無茶苦茶な理由で併走しないでくださいよ!!.......わかりましたよ.......。」

 

私はスピードを落とし、自転車から降りる。

 

「もう学校もすぐそこですし、一緒に行きましょうか。」

「ほんと!?夏波ちゃんやーさしー!」

 

後が怖いだけなんだよなぁ。

 

「ところでさ夏波ちゃん!」

「なんですか。」

「昨日Roseliaのみんなに囲まれてたみたいだね?」

「日菜さんまた学校で会いましょうか。」

 

私は再び自転車に跨り、漕ぎ出そうとする。

学校までのラストの一直線だし逃げ切れる!

 

「ニガサナイヨ?」

「うぐぉ!?」

 

しかし信じられない強さで肩を掴まれ、自転車だけがすっぽ抜けていく。

 

「ああああああああぁぁぁ!!!?私のチャリィィィ!!!?」

 

そのままチャリだけが校門をくぐる。

たくさんの生徒の間を人の乗っていない高速の自転車が颯爽と走り去る。

 

「はいおはよぉー。おはようございます。おはy.......!?今チャリだけ通って行ったんだけど!?」

 

そりゃそうっすよね!!先生も困惑しますよね!

挨拶してたらチャリだけ走っていったんだから困惑しますよね!!

 

「アレ?日菜さん、そのスマホなんですか.......?」

「ん?これはねー、あるところに電話するの。ちょっと静かにしててね。夏波ちゃん♪」

 

Prrrr.......と接続音が聞こえる。

そして、その話し相手はというと

 

「もしもし千聖ちゃん!?」

「」

 

 

月曜からパスパレ。

どうして.......、ドウシテ.......。

正直いってヤンデレ自体みんな怖いけど、千聖さんが一番ヤバイヤンデレだ。ヤバくないヤンデレってなんですかって聞かれてもそれはそれで困りますけれども。とりあえず何とかしたい。いっぱい来るよコレマジで何とかしないと。また4人に囲まれるよコレ。

 

「そうなんだよー!だから来てね!千聖ちゃん!」

「ひ、日菜さん!遅刻、遅刻しますって!!」

「あたし生徒会長だし大丈夫だよー。」

「とんでもねぇ職権乱用しようとしてやがる!!」

「はーい、いいから生徒会室来ようねー。」

「ヤメロォー!シニタクナーイ!!シニタクナァーイ!!シニタクナァァアァイ!」

 

―――――――――――――――――――――――

 

という訳で私は生徒会室の椅子に縛りつけられ、パスパレの3年生組に囲まれている。

 

「千聖さんと彩さんは来ちゃダメでしょぉ.......。校外の人間なのにぃ.......。というか仕事はどうしたんですかぁ.......。」

「大丈夫よ。撮影と言って抜けてきたわ。」

「この大うそつき!!彩さんはどうしたんですか。」

「わたしは体調不良とか適当な理由つけて抜けてきちゃった!」

 

「この大ウソつき共!!社会なめてんのか!!そんな馬鹿なことが通用すると思ってんのか!!」

 

「椅子にしばりつける人間に常識が通用すると思ってるんすか?」

「オゥン.......、ソッスネ.......。」

「ナイスよ麻弥ちゃん。正論には理不尽よ。」

 

――――――――――――――――――――――――

 

「ところでみなさん何するんですか私に.......。」

「ナニするのよ。」

「脳内ピンクか貴様ら!何がパステルパレットだ!ピンク系統しかねえじゃねえか!!」

「彩りを求めたら夏波ちゃんに行き着くんだよね。」

「行き着くな近づくな。」

「はーい1回静かにしようねぇー。」

「アダダダダダダダダダ!!!!!!!!キツいっ!キツいって!!なぜ紐をきつくするの!?愛するならまともに愛して!!」

 

やばい.......。

早く何とかしないと今度こそ私の貞操を失う羽目になってしまう。

だけどどうやって脱出すればいいんですかぁ!!

パスパレ4人に囲まれて縛り付けられて.......。

 

「.......!」

 

な、何故か都合のいい感じに私の足元に私のスマホが.......!

さっき椅子をがたつかせた時にポケットから落ちたかな.......。

 

「.......やるしかない.......!」

 

私はバレないように靴を脱ぎ、靴下も脱ぐ。

そして裸足の右足でスマホを器用に操作する。

この危機的状況を助けてくれるのは彼女しかいない。

 

「.......送信っ!」

 

―――――――――――――――――――――――

 

「さぁーて、縛られてる夏波ちゃんをじっくり見ることが出来たし、あとは私たちで味わうとしましょう.......♡」

 

アッレェー!?なかなか来ねぇなおい!!

先輩が出やすいこの作品で数少ねぇ出演チャンスだぞぉ!!

 

「そうだね千聖ちゃん.......♡みんなで、アイシテアゲルカラ.....♡」

「ほらカナミサン.......。チカラヌイテ.......♡」

「大丈夫.......。ワタシタチニ.......♡」

「カナミチャン.......♡」

 

 

ああああああああぁぁぁ!!服に手をかけるなぁァァァ!!付いちゃう!!R指定ついちゃうううううううう!!!!!!

 

ガラガラガラバァンッ!!

 

「センパイ方!乱暴はメッ!!ですよ!!!」

 

「い、イヴさん!?」

「イヴちゃん!?」

 

「皆さん夏波さんが好きなのはわかります!!でもこんな乱暴はしちゃダメです!!」

「で、でもねイヴちゃん.......!」

「千聖さん!!.......言い訳はダメですヨ.......?」

 

さすがパスパレ最年少.......。

上目遣いで千聖さんを牽制する。

 

「あうぅ.......。」

 

「夏波さん、解きますよ!」

 

イヴのおかげで開放される。

ああ、手足が痺れまくってる。でも逃げなくてはならん。

 

「肩、お貸しします!.......皆さん、もう、こんなことしちゃダメですよ!」

 

――――――――――――――――――――

 

夏波が消えた生徒会室。

 

「.......。」

「.......。」

「.......。」

「イヴちゃんには.......、弱いよねー。」

「そうすよねー.......。イヴさんには流石にかなわないっす。」

 

「次は.......。」

 

「「「?」」」

 

 

「次は連絡手段を断った上で拉致るわよ。」

 

 

「「「「了解ッ!!!!!!!!」」」」

 

反省無しである。




「イヴぅぅぅ!!怖かったよぉぉぉぉ!!!!!」
「よしよし、もう大丈夫ですよー夏波さん。」

「それにしても、千聖さんたちは強引すぎです!!押してもたまには引かないとダメです!」
「そうだよぉ.......。私もう怖い.......。」
「大丈夫です!!ワタシが武士の名にかけて夏波さんをお守り致します!!」

イヴにギュッとハグされてついつい落ち着いてしまう。
ああ、しゅきぃ.......。

(ふふ.......。ワタシガ、ズットズット.......。御守リシマスカラ.......。ハナシマセンヨ.......?夏波サン.......♡)

―――――――――――――――――――――――

ヤンデレの魔の手は先輩からだけに留まらない。
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