VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた   作:七斗七

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ワルクラ配信2ー3

「ねぇちゃみちゃん、今日は来てくれてありがとうね」

「え、ええ、こちらこそ面白そうな企画を立ててくれてありがたいわ」

「ほんと? ははっ、ちゃみちゃんに褒められると嬉しくなっちゃうな」

「あの、どうしてさっきからそんな吐息たっぷりのイケボ風で喋っているのかしら? 気になって建築に集中できないのだけれど……」

「いや、声フェチなちゃみちゃんのことだからそのうち絶頂するかなーって思って」

「なに自分の声を大人のおもちゃみたいな使い方してるの……」

「まぁ喉も振動で機能するから実質ローターみたいなものだよ、人間だれしも喉と股にローターぶち込まれてるわけだ。ほら、今喋ってる私の声も喉ローターから生み出されているわけだよ」

「神聖なる声を変な言い方しないで頂戴、あと股に入れるのは一部の人だけよ」

「何言ってるんだい? かの有名な西郷ドンは言いました、パンが無ければお菓子を食べればよくて、それもなければローターを入れればいいじゃない、と」

「なに物理的にお腹膨らませようとしてるの……あとそれに近いこと言ったのはマリー・アントワネットだから。ちなみにその声を続けられると冗談抜きで飛んじゃうかもしれないからそろそろ勘弁してほしいわ」

「おっと失敬、土地を開発するはずが耳を開発しちゃうところだったぜ」

 

コメント

:西郷ドンが今のを言ったと思うと草生える

:この雪女さては人体全てを便利なアダルトグッズだと思ってるな?

:流石淡雪、性様の擬人化だな

<宇月聖>:あれ? 私はすでに人のはずだぞ?

:性様はほら、存在が性欲みたいなものだから……

:飛びそうなちゃみちゃまエッ! ¥4545

:何気にマジのイケボで草

<相馬有素>:飛びました。日本の英雄西郷ドンに感謝であります

:おい

 

はい、というわけで二人目の刺客はちゃみちゃんです!

そして建築のテーマは豪邸。時間制限は私の明日の配信時間までだからほぼ気にしなくてオッケー。気が済むまで建築して満足したらその時点で終了、明日の配信で発表の流れだ。

なので光ちゃんの時のように時間に追われる心配があまりないため、お互い緩いムードでおしゃべりしながら伸び伸び建築を進めている。

ちゃみちゃんのことだから先ほどの光ちゃんみたいに突然のライブオン発作による不戦勝が起きるなんてことはないと思うから、今度こそ建築バトルを楽しむぞ!

 

「ふぅ、土台はこんなもんかな。次はブロックを積み上げる作業だから単調になりそうだな。ねぇちゃみちゃん! 集中したいとかなければ一緒にマシュマロ返さない?」

「あ、承知したわ。私も結構時間がかかるけど似たような作業が続いていたの」

「オッケーサンキュー! まずはどれを返そうかなー……これかな!」

 

 

@組長の時といいちゃみちゃんの時といいあわちゃんには人の性癖を解放させる才能があるとみた。

そこであわちゃんには称号「本悩開放」を送ろうと思うのですがいかがでしょう?

 

 

「いいですなぁ、他にも性癖展開(りょういきてんかい)とかもどっすか? メスの呼吸とか変態起動装置とかもありですね」

「そろそろ本気で怒られないか心配だわ」

 

 

@各ホトトギスの俳句は、

織田信長・鳴かぬなら、殺してしまえ、ホトトギス

豊臣秀吉・鳴かぬなら、鳴かせてみよう、ホトトギス

徳川家康・鳴かぬなら、鳴くまで待とう、ホトトギス

ですが、シュワちゃんは?

 

 

「鳴かぬなら、犯してやろう、ホトトギス。ですな!」

「もうこの程度の下ネタなら臆さなくなってきた自分が嫌だわ……」

「それでは聴いてください、犯されるホトトギスの物まね。ホット! ホット! あー! 私のホットなとこがギスギスされちゃってるのぉおおぉぉ!! キョッキョッキョッキョ(喘ぎ声)!!」

「      」

「ふっ、決まったな」

「あっ、ご、ごめんなさい、あまりの衝撃で一瞬意識が飛んでいたわ。流石は淡雪ちゃんね、常に予想を超えてくる」

「照れるぜ。ちなみにちゃみちゃんはどんなホトトギスの俳句詠む?」

「私? そうねぇ……鳴かぬなら、褒めて鳴かそう、ホトトギス。かしらね」

「あーいいねぇ、なんかちゃみちゃんらしい。これって個々の性格が出そうだよね、今度他のライバーにも聞いてみようかな」

 

コメント

:キョッキョッキョッキョでもう駄目だった

:日本の全ホトトギスが国外逃亡考え出してそう

:もうやめて、シュワちゃーん! もう淡雪の清楚ポイントは0よ!

:あ、そういえばこの子清楚でしたね、ガチで忘れてました

:これはV芸人界の天下取ってますわ

 

 

@~美味しいストゼロの作り方~

1:サウナスーツを来たシュワちゃんを用意します。

2:シュワちゃんにストゼロを飲ませ、運動して汗をながさせます。

3:その汗を集めてストゼロの缶に入れて飲みます

4:うまい(テーレッテレー)

※シュワちゃんは特殊な訓練を受けているので、汗がストゼロになります。他の人は真似をしないでください。

 

「エリートストゼロってやつですな! ネタが懐かしい!」

「エリートとストゼロで対義語じゃないかしら?」

「むむむ! 上弦の-196たるシュワちゃんはエリートに間違いないど!」

「また矛盾してるわよ……普通に上弦の玖って言えばいいのに……」




書籍用の原稿作業で中々大変ですが、同時にイラストを貰えるので幸せな日々が続いております。

活動報告にてマシュマロとリクエスト募集中です!
本編に出てくるライバーに質問したいことなどあれば、活動報告『マシュマロ募集』のコメント欄に、やってもらいたいことや見たいシチュエーションがあれば『リクエスト募集』のコメント欄に書き込んでくだされば、本編にて採用されます!
よろしければ是非書き込んでみて下さい!

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