魔法陣グルグル!異世界漫遊記!   作:井上 蒼

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思いつき。エタる可能性も大。設定もガバガバ。それでも良ければ。


プロローグ、始まり

 

 

ここはジミナ村。とてものどかで地味な村である。そこには『勇者』と『魔法使い』が住んでいた。

 

「勇者様勇者様!」

「んー?どうしたククリ?」

 

快活な笑みを浮かべて、金髪でつり目だがどこか抜けた印象の少年、ニケに駆け寄る茶色の髪をお下げにして大きな杖を持ち、黒いローブを着た可愛らしい少女、ククリ。彼らはとてもそうは見えないが、二度世界を救って見せた勇者と魔法使いなのである。

 

「あのね、じつは新しいグルグルができたの!」

「え!?」

 

グルグルというのはミグミグ族という一族が扱う魔法で、本来は子供の頃にしか使えないハートの魔法。躍りながら魔法陣を描くことで、自らの心を表現した魔法を使うことができる。

 

「あ、あー…や、おれちょっと用事が…」

「それでね!魔王ちゃんと一緒に作ったんだよ!あとデキルコちゃんにもちょっと手伝ってもらったの!」

「あ、そうなの?いやでもちょっと…うん?デキルコちゃん?え?どうやって?」

 

魔王ちゃんというのは第二の魔王であるミグミグ族の女の子。とても強い魔力と、多彩で強力なグルグルを使う恐ろしい魔王だった。

デキルコちゃんというのはその魔王を倒して新たなる魔王になってしまった少女。トランクやタッパーなどの箱状のものに世界を詰め込んでしまうという恐ろしい魔法が使える。

 

「それでね、違う世界に行くことができるんだ!」

「…はい?」

「違う世界!ジュジュちゃんとデキルコちゃん、魔王ちゃんも一緒にまた冒険しようよ!」

「えー…」

ジュジュというのはプラトー教の司祭である女の子。聖書を読むことでトランスして様々な奇跡を起こす。ククリの親友である。

ククリはまた冒険に出たくなって、違う世界に行くグルグルを作ってしまったのだ。グルグルはハートの魔法。使用者の心の願望を叶えてしまう。

 

「うええ…いやもういーじゃん、お金も王様からいっぱい貰ったしさあ…」

「えー!勇者様も行こうよお、もうみんな準備してるんだから!」

「うーん…でもなー、めんどくさいし…」

「それにさ!勇者様の呪いも解けるかもしれないよ!」

「うえー…いやいいよ、あれかっこいいし」

 

ニケには夜になると『月を食べる龍』になる、という呪いがかかっている。魔王ちゃんがかけた呪いなのだが、その魔王ちゃん本人が解けないと言って、冒険が終わってもいまだそのままなのだ。

 

「うー…でも…あっ!デキルコちゃん!」

「うぇ?」

 

ククリは唐突にニケの後ろ斜め上を向いて手を振った。ニケが振り向くと、何かの縁を掴んでこちらを見下ろすデキルコがいた。そしてニケを摘まんでククリの家に持っていってしまった。

 

「うおおお?!ちょ、止めろー!」

「わー!デキルコちゃん、ありがとー!」

 

デキルコはククリに向かって、ニヤリと笑って見せた。

 

 

 

 

 

 

「あ、やっと来た。ほらさっさと行くわよ」

「クーちゃん!」

「ジュジュちゃん!久しぶりー!」

「うおおお……」

「あはは」

 

魔王ちゃんはやっと来たククリと勇者に呆れ、ジュジュとククリは再会を喜ぶ。勇者はデキルコによって放り出されて打った頭を抑えていた。

 

「じゃ、行くわよー」

「「おー!」」

「おー…」

「ぬおおお…」

 

魔王ちゃんはグルグルを発動する。桁違いの力を持ったこのパーティーは一体どんな世界に行くのだろうか。

 

ただ一つ言えるのは。彼らにとって、とても楽しい冒険になる、ということだろうか。

 

 

 

 

 

 




はい、こんな感じです。ぶっちゃけグルグルメンバーって設定的にどの世界でもすっげー強いですよね…。後ニケはキラキラが使えます。そうしないと一人だけ足手まといだからね、仕方ないね()
…はい、すいません
最初の異世界はオーバーロードの予定。
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