は、カメラ?なんのこっちゃ   作:くらうす

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以前、書いていた物を幾らか修正して投げてみた


下らないかも知れませんが、お付き合い頂けると嬉しく思います


友人と趣味

突然だが、我が親友が可笑しくなった

夏休みが明けたら、学校にカメラ持ってきた

で、話を聞いたら父親からカメラを譲って貰ったらしい

 

 

 

だが、親友の前田クン、確かお前は中学の時にやれ、ボーリングだ、ビリヤードだ、ダーツだと言っていた様な気がするのだが私の気のせいかな?

 

そのせいで間咲ののかさんより、『ビリー』やら『だっつん』等と言われて複雑な気持ちになった。等と言っていた様な覚えがあるのだが?

 

 

いや、別に怒る理由はないだろう。当時、剣道を始めたばかりの私を無理矢理同行させた事については、少しだけ話をしたいとは思わなくもないが

 

 

そもそもだ。学校にカメラを持ち込むなど部活動でもなければ、問題になろう?盗撮魔の謗りを受け兼ねないだろうに。最も特殊な性癖があるならば仕方ないが

 

何?既に写真部とフォト部から誘われている、とな?

まぁ、どちらかに所属するならば、問題はない

 

む、悩んでいると?

ま、今の今まで部活動に興味を示していないお前にその辺りの事情が分かる筈もないだろうが

何だと?私も帰宅部ではないか、だと?

確かにお前のいう通り帰宅部だが、かといって情報収集を怠る真似はせんよ

 

 

まあいい。簡潔に纏めるならば、マトモな部活動を求めるならば、フォト部。彼方は女子ばかりだが、しっかりとした部活動をしている。ま、悪評を受けてなおも、欲望、間違うなよ、欲求ではない。欲望だ。それに従うというならば、写真部へ入部すればいい。止める理由はないからな

 

出来るならば、小学校以来の付き合いのお前を教員に売り渡したくはないが、な

 

何?大袈裟だと?

よく聞けよ。写真部は盗撮はしない。とは豪語しているが、白か黒と問われるならば、間違いなく黒だ。噂を聞けば、やれ『ローアングル』だ、『ハイアングル』だと言っていると隣のクラスの友人が顔をしかめていたぞ

個性的と言っているが犯罪の贔屓目に見ても半歩手前位だろう

 

当然だが、運動部からは蛇蝎の如く嫌われているとも聞く

当たり前の事だろう。自分たちは必死にスキルアップをおこなっている最中に欲望の視線を向けられてみろ。不愉快になるだろう

況してやその写真を販売しているとも聞く

何故、知っているか、だと?

 

何度も言っているが、物事とは多方面の情報を集め、多角的な視点より見る事が肝要と私は思っている

 

大多数の意見が必ずしも正しい訳でないのは、他ならぬ前田一也。お前がよく知っているだろう

 

 

 

ああ。余計な事だったか。悪いな

 

話を戻すぞ。因みに写真部が一応は正式な部活であるのは、間違いではないな。フォト部はあくまでも、現在の生徒会長の室戸先輩とその友人の紅林先輩だかが写真部の在り方に反発して創ったと聞く

故にフォト部に所属するものは写真部によい感情は持っていないと考えていいだろうな

 

 

あん?お前が写真部に入ったら付き合い方を変えるか、だと?

お前が写真部へ入ってもマトモな活動するなら、別に軽蔑したりはせんよ。あまり見くびってくれるな

 

お前が良識のある奴なのは妹の果音ちゃんを見ても分かるだろう?あの年頃の妹がマトモでない兄に懐くものかよ

 

 

ああ、今日一日ゆっくり考えろ。相談ならば何時でも受け付けてやるよ

 

 

 

 

 

 

前田一也には小学校の時から付き合いのある親友ともいえる人物がいる

 

 

 

野井弘隆。アイツは自分の事を『不細工』とか『ヘタレ』といつも言っている

 

別に顔立ちはそこまで悪くないと思う。妹の果音や友人の、ののかに聞いてもそこまで酷くはないらしい

 

まあ、ヘタレについては否定仕切れないエピソードがかなりあるのでそうなのだろう

 

事実、中学からつるみだしたののかと一緒の時や妹の果音がいる時も直ぐにいなくなる。小学校の時は新見さんともサッカーをしていたが、俺が新見さんとのサッカーを止める時に一緒に止めている

 

 

夏休みが明ける少し前に親父から貰ったカメラ。なんとなく始めようと思って、つい学校に持っていったら紅林先輩と九堂先輩からそれぞれ、フォト部と写真部に勧誘された

 

で、アイツに相談したら、多少の嫌味は言われたが、アドバイスと共に応援された

 

本当にありがたいと思う。中学でしていた剣道も結局引退と共に辞めて、俺とののかの受験勉強に付き合わせもした

 

お陰で危険域だった俺達は揃って光河学園へと入学出来、去年は妹の果音もお世話になった

 

正直何時になったら借りが返せるのか、たまにののかと果音と話をしているんだが、返す前に借りが増えていくんだよな

 

 

前田一也は複雑であった

 

 

 

 

 

 

 

 

新見遙佳には好きな人がいる

 

 

 

前田一也。小学校の時に出会って、三年生くらいまで同学年の野井弘隆や他の男の子に混じって一緒に遊んでいた男の子

 

でも、少しずつ成長するにつれて、男の子達と遊べなくなっていった

 

それでも彼と野井君だけは一緒にいてくれると思っていた

 

でも彼も離れていってしまった。野井君もすまなそうにしながら、彼と一緒に

 

 

それからは、あまり関わりの無かった女の子達の輪の中に入る事が出来た

 

中学では間咲ののかちゃんに出会って友達になった

 

けれど、ののかちゃんは彼とも仲良く出来ていた

私は彼と話も出来ないでいた

 

 

受験が近付くに連れて不安は大きくなっていった

 

小学校と中学校までは引っ越しでもない限り、彼と別の学校になることはない

でも、高校は選択するからわからない

 

 

 

怖かった。好きな彼が、ただでさえ遠くに感じている彼が、届かないところへ行ってしまうのが

 

 

 

そんなある日、野井君から手紙を貰った。わざとラブレターの様にして、女子に渡して私に届ける

 

小学生の頃なら直接渡してくれた事を考えると、野井君とも離れてしまったことを感じてしまった

 

ラブレターと思っていた手紙は、前田君の進路の事だった

 

野井君は知っていたんだ、私の想いを。だから彼の進路を私に教えてくれた

 

嬉しかった。彼と離れないで済むことが

嬉しかった。野井君は私を心配してくれている事が

 

 

 

 

 

 




オリジナルキャラクターによる原作破壊はそうないと、思います


まったりと更新します。
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