【アズールレーン】ヤンデレ測定器   作:そうすけ

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アンケートの回答スピードが怒涛の速さで草でした。

キングジョージ5世級のキャラストもっと増えて()

そういうの作ってみたい。

それではリットリオ編どうぞ。


リットリオ編

「僕からの連絡事項は、数日前にコミュニケしたけど、今日監査が来るんだ。とは言え、普段通り過ごして貰って大丈夫だよ。すれ違ったら軽く会釈するくらいで良いよ。たまに何か聞かれるかも知れないけど、僕への事だと思うから、そのままを言ってもらって構わないよ」

 

朝の陣営ミーティングで、確認事項を伝える。

 

「秘書艦の大鳳さんは、貴重品の場所や重要書類の場所が聞かれると思うから、後で───」

 

「存じておりますわぁ〜、指揮官様ぁ〜。───の場所と───ですよね? 指揮官様の為にいつも把握しておりますもの〜」

 

「す、すごい。そうだよ」

 

「指揮官様の秘書艦であるならば、どうって事はありませんもの〜うふふ……」

 

大鳳さんの仕事能力の高さに素直に驚くと、彼女は恍惚な表情で目のハイライトを消す。ひょっとしたら反応を間違えてしまったか?

 

「……ミーティング中に惚気を見せるのは感心しないわ、指揮官。後で二人きりで、密室で、濃厚に、話し合いましょ?」

 

「密室なのも感心しないけどね、ティルピッツ? 真っ向勝負で行くべきでは? 私の事、好き……? うう……嫌わないでくれ」

 

「ウェールズ……優雅なロイヤルがそんな事で大丈夫か……? やはり、自由といえばユニオンの国だ。指揮官、将来的によろしく頼む」

 

「ははは! ティルピッツもウェールズもエンプラも直球なのは嫌いではないぞ! 指揮官、全裸スケッチを【また】、やろうではないか!」

 

「「「また……?」」」

 

ミーティング中にも関わらず、ギスギスした雰囲気を作り出されてしまった。みんな気付いていないのかな……。

 

 

 

 

 

 

「お前ら! ミーティング中に乳繰り合うんじゃない!! 種付けは後にしろ!!」

 

 

 

 

 

 

「「「「Yes.Mom!!!」」」」

 

「しないよ!? 皆納得しないで!?」

 

監査の人、僕の上司もミーティングに参加している。ただ意見を言う訳では無く、普段通りのミーティングを見るためである。

 

「ったく。私への当て付けか、竹敷?」

 

「何で僕なんですか……ええと、じゃあ全体ミーティングはこれで終わりだね。じゃあ次は───」

 

仕切り直して、次のロイヤルメイド隊へのミーティングへと進める。

 

「メイド隊からは何かあるか?」

 

「はい。──────でございます」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほんじゃ、竹敷の秘書艦の大鳳。貴重品と金庫の鍵の場所はどこだ?」

 

「はい、こことこちらでございます」

 

上司に言われた質問に淀みなく答える大鳳さん。まるでいつも把握しているような手つきだ。

 

「ふむ、ちゃんとKAN-SENとコミュニケーションは取れているようだな。次は防火点検を見させてもらおう」

 

テクテクと、母港内の防火器の場所まで歩いてチェックしてもらう。何人かのKAN-SENの子とすれ違ったんだけど、上司が抜き打ちで質問をされた子が幸か不幸かの人選だった。

 

 

 

 

「ほお、お前が赤城か。こいつにセクハラとかされていないか?」

 

「指揮官様は赤城を含め、この母港内の子達を大切にされております。ありもしない噂があるのであれば、赤城がバラバラにしてしまおうかしら……ふふふ、あははははは!!!」

 

「……普通だな」

 

 

 

 

 

「竹敷のモナーク。こいつの指揮、デタラメだったりしないか?」

 

「普段はメスに囲まれていて、素行に疑問がある指揮官だが、指揮に対しては私を使いこなせるくらいに優秀である」

 

「素行に疑問?」

 

「……指揮官。ロイヤルの同僚の顔に白い液体が掛かっていたのはどういうことだ……?」

 

「……お前、何をしたんだ」

 

「……あれはミルクを溢してしまっただけですよ」

 

「ミルク(意味深)か?」

 

「文字通りのミルクですよ!?」

 

「……まあいい。普通だな」

 

 

 

 

 

「サディアのリットリオ。こいつに脅迫とかされていないか?」

 

「ボンジョルノ、監査の女史! 勿論、脅迫などのような行為は受けていない。指揮官を24時間監視しているようなKAN-SENもいるから、そんな事は出来ないだろうがな! ははは!」

 

「自信のある答えだ。ミーティングの時に気になっていたんだが、【また】全裸デッサンとはどういう事だ……? それこそ脅迫ではないか?」

 

「指揮官、正直に答えて構わないぞ」

 

「……サディアのリットリオとユニオンのワシントンがお互いを全裸スケッチしていた所に、僕が目撃してしまって、そのまま参加することになったんです。決して強要はしていません」

 

「何で自白みたいに呟くんだ……まあいい。普通、かな……」

 

 

 

 

 

 

「指揮官様ぁ〜お疲れ様ですぅ〜大鳳を食べてみますぅ? 大鳳とベッドインします? 大鳳と寝ますかぁ?」

 

「……飲み物が欲しいな」

 

「分かりましたぁ〜水ですよね?」

 

まるで分かっていたかのようにトテトテと水を持ってきてくれる大鳳さん。本当に何で分かるんだろうか。

 

「苦労人だな、竹敷……」

 

上司は憐みの表情で僕の肩に手を置いた。無意識で妥当な反応をしたからかな?

 

「うーむ……ここの赤城とモナークは大丈夫そうだが、リットリオだけが引っかかるな……」

 

「彼女、いつもどおりですよ。むしろ服を脱がない分、一番正装かな、と」

 

「何で服を脱ぐ前提なんだ……しかし、何故だろう」

 

上司はうーんと頭を捻っている。僕も思い当たる節を考えてみるけど、全裸かデッサンしか浮かんでこない。

 

「指揮官様〜ひょっとしたらリットリオさんを【まだ】ヤンデレ測定していないのではないでしょうか? 赤城さん、モナークさんは測定していらっしゃるようですし」

 

「確かにそうだよね……」

 

言われてみればその通りなんだけど、そんな事で良いのかと不安がある。

 

「ヤンデレ測定?」

 

「ああ、工作艦の明石がKAN-SENとのコミュニケーションを図るために作ったみたいで。結構な数の子たちを測定したんです」

 

「なんか不穏な機械だな……その明石を呼んできてくれ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「にゃ? 監査の女史にゃ〜。明石はどうして呼ばれたのかにゃ?」

 

「お前が明石か。ヤンデレ測定器とやらが気になってな。どれ、私を測定してみろ」

 

「にゃ? 女史はドMなのかにゃ?」

 

「な訳ないだろ! どんな結果でも私は屈しないぞ!」

 

 

 

監査の女史→指揮官

ヤンデレ度:69

 

 

「高い方ですね……」

 

「意味深な数字にゃ」

 

「大鳳の3倍近くありますわね」

 

「測定されて変わった感じはしないな。ところで竹敷、お前年下と年上どちらが好きだ?」

 

僕の見た目で年下好きだと色々ヤバいのではないだろうか。

 

「どちらかといえば年上になるんじゃないですか?」

 

「じゃあ、結婚相手にタバコの喫煙、お酒は許せるか? 子供は欲しいか? 相手に望む体型は?」

 

「何で出会い系アプリのプロフィールみたいな質問するんですか……僕が好きな相手だったら何でもいいですよ」

 

「んにゃ?」

 

「指揮官様、今」

 

「何でもと言ったなぁ?」

 

「ちょっと近いよ、みんな? 大鳳さん、僕の手を自分の胸に押し付けようとしないで!? 上司もキスしようとしないで!? 酒臭いですよ!?」

 

「お? また指揮官、ナンパされてるじゃないか! どちらがモテるか競争しようと申込みに来たが、いい勝負が出来そうだ、ははは!」

 

僕が迫られてピンチな所に、通りすがりのリットリオさんと出くわした。

 

「これはモテに入らないでしょ!?」

 

「リットリオにゃ〜。ちょうどいいから実験に付き合って欲しいのにゃ」

 

「実験?」

 

明石さんはリットリオさんに何をするのだろうか。

 

「ああ、新しいVRが出来たのか? 私で良ければ被写体になろうではないか!」

 

「別に脱がなくていいんだよ?」

 

自分の服を脱ごうとするリットリオさんの手を取って、止めさせた。

 

「どんなVRなの?」

 

「それはにゃ〜リアルな現実を体験できるのにゃ! それも現実と区別がつかないくらいの」

 

本来のVRってそういう意味ではないかな。後半が怪し過ぎる。大丈夫かそれ。

 

「ほお! 私に効くかな? 場所を移そう」

 

 

 

 

 

 

 

 

「VRなのにゴーグルはつけないのか?」

 

ゴーグルは人数分あるのに、肝心の被験体のリットリオさんにはゴーグルも何も付けていない。

 

「これは特殊なもので、リットリオには寝てもらうのにゃ。1分くらいしたら目が覚めるから、そこからリアルVRが始まるのにゃ」

 

「ふぅん。じゃあ始めよう!」

 

明石さんはリットリオさんにゴーグルを被せると、あっという間に、眠ってしまったように椅子に座り込んだ。凄い怖いんだけど……。

 

「リットリオ、寝たかにゃ〜? ……落ちたにゃ。指揮官達にもゴーグルを付けてもらうにゃ」

 

「今回はどんなテーマなの?」

 

「その名も、指揮官が死んだ後をシミュレーションするものにゃ! どんな反応するか楽しみにゃ……にゃあああ!? 大鳳、首が締まりそうにゃ!? やめてにゃ!!!!」

 

「明石ちゃん……? 勝手に指揮官様を殺さないでくださいますぅ? 明石ちゃんも害虫の仲間でしたか〜……?」

 

大鳳さんが明石さんの襟を掴んで締め上げているので、止めさせた。ヤンデレ度24とは思えない。

 

「……ふむ、竹敷。これは興味深いな。つまり死んだフリドッキリに近いものだな。是非とも見てみようじゃないか」

 

「何でそんなノリノリなんですか!?」

 

「安心しろにゃ。ゲーム内の指揮官は、リットリオ以外の明石と大鳳、女史には見えるようにしてあるから大丈夫にゃ。明石たちにはセリフが出るから、それを読んでくれにゃ」

 

「またセリフシリーズなんだ……」

 

「大鳳、演技よろしくにゃ〜」

 

「何だか気が進みませんわね……」

 

良かった。今回の大鳳さんはまともだ。

 

「指揮官のためだと「やりますわ〜」」

 

前言撤回。今回もダメそうだ……。

 

 

 

 

 

 

 

※バーチャル内のセリフについて

 

「」→リットリオ、明石、大鳳、指揮官(リットリオには聞こえない)、監査の女史

 

『』→バーチャル内のKAN-SEN

 

でお願いします。

 

 

 

 

 

☆バーチャル内

 

「───ん、ここが明石の言っていたバーチャルの世界か。本当にリアルに出来ているな。重桜の技術は伊達じゃないみたいだ」

 

バーチャル内のリットリオさんは目を覚ましたようで、辺りを見渡している。

 

「僕達は少し離れた場所から始まっているんだね」

 

「そうにゃ。じゃあ早速、リットリオとコンタクトをとるにゃ」

 

「あら? 早速セリフが出ましたわ」

 

僕達一同は少し離れたリットリオさんの所へ行く。

 

「おや、大鳳に明石、女史まで。指揮官は一緒じゃないのか?」

 

僕の姿はもちろん見えていないようだ。セリフが用意された大鳳さんは、

 

 

「リットリオさん? 何をおっしゃいます? 指揮官様はお亡くなりになられたと……何度も言ってるじゃありませんか〜」

 

口調もいつも通りの大鳳さんだけど、口にしたくないセリフなのか、握り拳から血が溢れているくらい堪えている。

 

「なんだ、そういうシチュエーションなのか? 明石、これはゲーム内の話だろう?」

 

流石にシチュエーションだと分かる分、リットリオさんは余裕の笑みを崩さない。

 

「何言うのにゃ。いい加減目を覚ますのにゃ、リットリオ。皆で、KAN-SENたちで頑張って行こうと言ったにゃ!」

 

「おいおい、随分手が凝ってるな。まあ、明石なら出来そうだとは思っていたけどな! ははは!」

 

「おい、竹敷のリットリオ。現実を受け入れられないのは分かるし、お前が一番指揮官を好きなのは理解しているが、冗談なんかじゃないんだ」

 

監査の上司のセリフに不満がある大鳳さんは、どこからか小刀を出そうとしていたので、手を取って阻止した。

 

「監査の貴女までどうした……それに今は……!?」

 

リットリオさんは懐中時計を出すと、うろたえる。

 

「半年後だと!? 明石、私はどのくらい寝ていたんだ?」

 

「……寝ていたのは数分にゃけど、指揮官が亡くなったお知らせを聞いて、それから半年近く意識を失っていたのにゃ」

 

「指揮官様は引き継ぎ書を簡素に纏めていらっしゃったので、おかげさまで艦隊の業務は早めに安定してきましたわ」

 

「……あなたたち、冗談が過ぎるぞ。ついてきてくれ。私の部屋に日記がある。流石にゲームでもそれは再現できるまい」

 

「明石さん……まさかだけど、私物までも再現してるとか……?」

 

明石さんは渾身のサムズアップをかました。翔鶴さんじゃないんだからさ。

 

「おや、前にいるのはティルピッツではないか。指揮官を知らないか?」

 

『……貴女もまだ事実を受け入れてられないのね。私も時間は掛かったわ。ゆっくりと受け入れていきましょう? それとも明石のお店の指揮官ディ◯ドを使う?』

 

「本当か……? ティルピッツまでもどうしてしまったんだ……?」

 

「(指揮官様、落ち着いて下さいまし! 明石ちゃんを三味線にするのはまだ早いですわ!)」

 

「(にゃあぁぁぁぁ!? 指揮官早まらないでにゃ!)」

 

「大鳳さん、何だかここは止めておかないと良くない事が起きる気がするんだ!」

 

何で僕のモノの型をとっているんだ!  

 

「(竹敷! 消化器を振りかざそうとするな!)」

 

「リシュリュー、聞いてくれ! 指揮官はどこだ?」

 

『リットリオまで……貴女が取り乱してはサディアも混乱を招きます。落ち着かないのであれば、あなたから借りた同人誌【指揮官をオトす108の方法】をお返ししておきましょう』

 

「何でその同人誌を知っている!? この場に指揮官がいなくて良かった……くっ、リシュリューまでもか。本当に私は意識を失っていたのか……?」

 

「明石さん、その同人誌描いたのって誰?」

 

「(誰だと思うにゃ?)」

 

「……ひょっとしてこの母港のKAN-SEN全員だったり?」

 

「(勘の良い指揮官は嫌いだにゃ)」

 

「ぼく、もうおうち帰る……」

 

「(指揮官様!? 泣いてる姿もそそられる……じゃなくてリットリオさんを追いますわ!)」

 

何でゲームの主人公のリットリオさんよりも、僕の方がダメージが多いんだ。

 

「エンタープライズ……指揮官は……」

 

『よーしよし……私はあなたの子供を授かったぞ。ん? リットリオか。今、指揮官と夫婦ごっこをしているんだ。うっ……つわりが……! 失礼する!』

 

「エンタープライズ……人形相手に何をしているんだ……しかもそれ、ダイドーが持っていなかったか?」

 

「(お前、マジでヤッたのか……くっ、爆ぜろ)」

 

「やってませんし、ここゲーム内ですよ!?」

 

「ふう、色々あったが私の部屋に着いたぞ。私は普段、日記を付けているんだが、まさかあるわけ……!?」

 

「だから現実なのにゃ。ゲームだったら私物までは再現しないのにゃ、普通」

 

普通じゃないから再現しているんだね……。

 

「毎日の母港の出来事、料理のレシピ、指揮官への【仮】でやってみたい事……全て私が、筆跡そのまま書いた通りだ……」

 

「明石さん、よく再現できたね」

 

「(リットリオが寝てる隙に、全部スキャンしたのにゃ)」

 

「さすがですわ〜」

 

「本当に何してるの!?」

 

半分犯罪じゃないかな……。

 

「指揮官……あなたは本当に……うぅ」

 

「(指揮官! 今がチャンスにゃ! ヤンデレ測定にゃ!)」

 

「弱らせたモンスター捕まえるみたいに言っちゃダメだよ!?」

 

 

 

 

リットリオ→指揮官

ヤンデレ度:0

 

 

 

☆0ボーナス発動です! 

 

0〜20……リットリオが正気を取り戻し、ゲームから目を覚まします。

 

21〜49……若干の不安があるものの、何とか持ち堪えます。

 

50〜74……見た目は普通なものの、ちょっとヤバい行動に出ます。

 

75〜99……闇落ちします。

 

100……他の陣営が止める程、手が付けられなくなります。

 

 

 

「0か……確かホーネットさんもこの数字だったね」

 

「サバサバしたKAN-SENは0になるにゃ」

 

「うん……? サバサバ?……?」

 

「竹敷……」

 

とりあえずもう一回画面をタッチしろと書いてあるのでタッチしてみた。

 

 

 

ボーナスの数値:24

 

何とかリットリオが持ち堪えます。

 

 

 

何か不穏な文字が出た……正気は取り戻してくれるのか。

 

「そうだ。日記と共に指揮官への【仮】でやってみたい事を読み上げよう……どうせ、周りにいるのはゲーム内のKAN-SENだから、聞かれても関係あるまい───じゃあ、いくぞ。

 

 

 

 

×月×日

 

私は竹敷の鎮守府に着任した。指揮官と顔合わせをしたら、見た目は幼い子だった。可愛いな。早速アプローチしてみよう。

 

 

 

 

 

×月×日

 

どうやら指揮官の周りには、成熟した女性が多いようだ。中には下心を隠せていないKAN-SENが、トイレで◯◯◯ーをしている。女所帯の職場である程度は、泥沼化しているとは思っていたが、ある意味、良好なようだ。私もスタイルには自信がある。ハプニングを装って触ってもらおう。

 

 

 

 

×月×日

 

重桜の厨房を借りれるみたいなので、指揮官にサディアの料理を振る舞った。彼は驚きながら『美味しい』と言い、食事が盛んに進んだのをみて、私もつい笑顔になってしまった。胃袋を掴むつもりが、指揮官の笑顔に心を奪われてしまった。しかし、残念なことに、料理服をロイヤルのメイド隊、シリアスから露出の多い、というかほぼ布の服を借りて、胸と太ももを露出したが、指揮官は見てくれなかった。あと、指揮官の使った食器を舐めたら、身体が火照ってしまった。この欲望を指揮官の体にぶちまけてみたいものだ。

 

 

×月×日

 

どうやら母港内でロイヤルのウェールズとモナークが喧嘩をしている。キングジョージ5世からも、仲は良くないと聞いていたが何があったのだろう。その後の緊急会議で、クィーンエリザベスが指揮官に処罰を命令していた。物事の中心は彼のようだ。彼女達の喧嘩を止めたのは私でもあるので、この恩を使えば好き放題出来るかもしれない。何にしよう。まずは私の◯◯◯を舐めて貰おうかな。

 

 

 

×月×日

 

イラストリアスから、執務を代われと脅された。彼女は中々武闘派はもので、彼女の妹達を見れば納得がいった。執務をやる分には構わないが、どうせなら指揮官から言って欲しかったな。多分、アレはイラストリアスと◯ッ◯◯しているんじゃないだろうか。執務室に来たユニコーンに見てきてもらったら、指揮官の股間に顔を近づけるイラストリアスと汗だくの指揮官がアヘ顔ピースしていた、と。フェ◯チ◯の方か。確かに、誰かが来るかもしれないシチュエーションならば背徳感が得られるかもしれない。今度、母港内の木陰で誘ってみよう。

 

 

×月×日

 

指揮官が急遽、有給休暇を取ることになった。今回の付き添い人はジョージアか。彼女はこの母港内では珍しく、友好な距離感を保つ人だ。

だが、何だか安心ができない。女の勘だろうか、寝ている指揮官にキスでもしてそうだ。【仮】を使って指揮官と一緒に寝て貰おうかな。寝ている間に【ナニカ】してしまえば、問題は無い。問題は、問題にしなければ、問題ではない。ベルファストが、アフターヌーンティを積んだ台車のカーテンに指揮官を隠しながら、そう呟いていたな。そういえば、明石の売店に睡眠薬が仕入れたと聞いたな。

 

×月×日

 

指揮官からの電話だ。嬉しくて、普段の私を忘れそうになった。内容はダンケルクの服を持ってきてくれ、か。他の女の話をするのはマナー違反だと言いたかったが、真面目な内容だったので目を瞑ってやろう。どうやら指揮官は大浴場には入れない制限が掛かっているようだ。後日、監査の女史が解除方法を教えてくれるようだ。風呂に一緒に入れたら、何をしよう。まず、私のトイレに付き添って貰い、おしっ◯を掛けて、そのまま大浴場に行こう。あそこのシャワー室は情事を致すのに最適であろう。私のシャンプーに媚◯を入れて、指揮官にその気になって貰おう。私はいつでも準備万端だから、汗だくになりながら何時間でも、シよう! 指揮官がのぼせて、私の部屋で続きをヤろうじゃないか!

 

 

 

 

 

……ふぅ、あやうく気が狂う所だった。

 

不安になった時はこうやっていたな。着任当初は、こんな事が無かったのに、指揮官の事を好きになるたびに心が揺さぶられる……罪な男だよ」

 

「ほ、本当に0なのかにゃ? 大丈夫なのかにゃ?」

 

「リットリオさん怖いですわ〜」

 

これ、ゲームなんだよね? ゲームだよね……? 現実とは違うよね……あやうくこちらまで気が狂いそうになった。

 

「……竹敷。怖くなったら近くのコンビニに駆け込むんだぞ?」

 

「そのコンビニ、アダルトなグッズ売ってませんか!?」

 

これはゲーム、これはゲーム……そう思い込むしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「──────っは! これが重桜のゲームの世界か……」

 

正気? に戻ったリットリオさんが目を覚ますと、僕達もゲームからログアウトされた。

 

「んにゃにゃ……本人の目が覚めるとログアウトしちゃうにゃ……ちょっと改良が必要にゃ」

 

「指揮官。明石のゲームは凄いな! まるで現実かのように引き込まれてしまったよ! ははは!」

 

いつものダイナミックなボディランゲージで話すリットリオさんは高らかに笑った。

 

「そ、そうなんだ。明石さんのゲームって技術が凄いよね」

 

「指揮官もやったことがあるのか。(それならば【仮】リストに加えておこう)」

 

彼女は、何か思案したように呟いた。

 

「そういえば監査の女史。大浴場の解除はどうすればいい?」

 

「ああ、それならば───」

 

電子端末でピコピコ入力すると、ピーっと解除されたような音がした。

 

「ロックの開け閉めは秘書艦がする事ができる。くれぐれも悪用するなよ?」

 

「悪用できるんですか……?」

 

「他の母港では大浴場で籠もってヤりまくっていたらしい」

 

「「その手があった……」」

 

大鳳さんとリットリオさんの声が重なった? 明石さんを見ても、自分じゃない、と手を横に振った。

 

「ふう、少しばかり汗をかいてしまった。指揮官、私と風呂に入らないか?」

 

「あらら〜? 何だか大鳳も胸に汗をかいてしまいましたわ〜指揮官様ぁ、お身体を洗いっこしませんかぁ?」

 

リットリオさんと大鳳さんの間には見えない沈黙と緊張が走った。

 

「それならば大鳳も一緒に入ろう! 三人で洗えば効率も良いだろう!」

 

「えぇ……?」

 

リットリオさんの両腕で僕と大鳳さんをガッチリホールドされて、さすがの大鳳さんも予想外の反応に困惑していた。

 

「さて、お風呂の道具を取ってくるとしよう。二人は先に入っていてくれ給え」

 

リットリオさんの歩く後ろ姿は、まさにエレガントだった。彼女の器量は伊達じゃない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、洗面用具には、シャンプーと、リンス。クレンジングオイル、コンディショナー。ナチュラルメイク道具。着替えもバッチリだ。

 

 

 

 

……おっと。シャンプーには明石の店で買った【アレ】を入れなくてはな。今回は付き添い人に睡眠薬をいれる為に、容器を二つ持っていこう。楽しみだな、指揮官。ははは!」

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