偽物吸血鬼のお嬢様   作:温いうどん

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思ったより早めに書けました。とは言え文字数は相変わらず少ないですが…。


記者、挑発する

side人形

 

「――にゃん!」

うぅ、いきなりスキマに飲み込まれて結構上から落とされてって、ここ紅魔館のすぐ近くの森…ん?

「ええと…どうも?」

目の前には嫌にデカイ銃を構えたおじさんズ三人、あはは…この人たちはさっきまで僕のことを狙撃してきた人たちかな…詰んだ?

「「「………はっ?」」」

「えーと、さよなら!」

あ…大丈夫そう、幸い相手にとっても突然すぎたせいで固まっていたのでこっちは一目散に走って逃げる。

「今のって…。」

「ああ、討伐対象のレミリア・スカーレットじゃあ…?」

「「…。」」

「お、追うぞ!」

「「応!」」

あ、やっぱり詰んでるかも!?

――パァン!――パァン!――パァン!――

「ひゃ、ひゅ、ひょ!?」

本当に待ってホラ今耳元掠めたから!

「待て!待たんか!こら殺人吸血鬼!」

それは多分レミリアだよ!

「ちっ!チビを森ん中でスナイプは無理だ。おい、待機兵、マシンガン持ってこっち来い!」

「ちっちゃくないよ!ハッ…もしかして今の僕結構ちっちゃい?」

言わずもがなちっちゃいか、エターナルロリータボディだし。

けどちっちゃいおかげかおじさんたちは撒けそうだ。

よし!いける、行けるぞこのまま戻って――どうしよう?八雲紫が出てきたってことはもしかして僕がレミリアじゃないってバレた?うー、みんなにちゃんと言おうと決心したところなのに…。多分僕はレミリアの意識を乗っ取った『憑依』だと思う。博麗霊夢何かは神様を体に降ろしていたしそういったことはあるんだろう…。だとしたら僕は――

「ストップだお嬢ちゃんそこまでだ。止まれ。」

う、考え事してるうちに一人が回り込んで来た。しかもこの人後ろの追いかけてくる三人組より怖い。

「ま、安心しな、俺らも鬼じゃねえ。おとなしくしてくれんなら非道い様にはしないぜ?」

あ、もしかしたら話し合いでなんとかなりそうな気が…。

「具体的には?」

「一発で楽にしてやる。悪いが逃がすことはできねえぜ?人を殺した生き物は殺すのが俺たちの世界のルールだ。」

「ま、待って。僕は人なんて殺したことない――パン――ひゃん!?」

ついには後ろの人まで追いついてきた。よし、ここは平和的に誤解を解いて話し合いを…。

「話を聞いてくださ――パン――わふ!?」

どうしよう、話し合いで解決できそうにない。

この人たちさっきののも今のもわざと外してるんだ。――パン!――

今度は頬を掠め羽に穴を開けてきた。

「がっ!…うぅ…。」

「おい、コイツの従者も居るんだからあまり遊ぶなよ?」

「大丈夫ですって、B班が結界貼ってるうちはここら辺では能力使えないんだから楽勝でしょう。」

「ッチ、もの好きめ。残念だったな嬢ちゃん、さっきの提案飲んでくれたらここでいじめ抜かれることもなかっただろうって言うのに…。」

「あ…ぅ…」

怖い怖い怖い!

「た…たすけ…」

「クゥー、堪んねえな。たっぷり可愛がってやるよ嬢ちゃん…まずは手からだ!」

  ――パァン!――

    ――パァン!――

誰か助け――

「颯爽と文ちゃん登場!」

「「「「「はっ?」」」」」

思わず呆けてしまった僕とこの人たちは悪くないだろう。

(見えなかったけど多分)銃弾を横殴りしてそのまま僕に笑顔でたまたま近くに寄ったから話に来ましたといった風の笑みを浮かべて近寄ってるこの烏天狗――射命丸文が飛び抜けているせいだ。

「あややや、所でレミリアな格好をした貴女はどなたでしょうか?」

「ふぇ!?」

「いやー、バレバレですよ?雰囲気とか全然違いますから―パン―おっと、ちょっとどこのどなたかは存じませんが特ネタの予感がしてるんですから邪魔しないでください…雑魚が…。」

「あの…ぼ「雑魚は手前だ!ガキが!」」

そう言って僕たちに向けて拳銃を向ける襲撃者の人たち…って―

「わっ!?」

頭を抱えてしゃがむ、無意識にやったけどこれってカリスマガード?

「あややや、見えっ張りなレミリアとはやはり違いますね。一枚失礼。」

いや、ちょっと…文さん?いま絶賛発砲され中だよ!?なんで平然とパシャパシャ撮ってるかな…。

「無視すんなや、オラっ――パン!――」

「はい残念。そんな遅いものが当たるはずもないでしょう。」

うわぁ、すんごく軽く避けてる…四人掛りの銃撃なのに…。

「ほい…危ないですよ?おお、レミリアと体重は同じぐらいですね。ん~、胸は無し…レミリアでもAAぐらいはあったはずですが?ちなみにここだけの話、フランさんはここ最近でAにまで成長したので相当に悔しがってましたね。これがその時の貴重な写真です。さて…うん、匂いは似てますね。むっ…このもち肌はやや貴女の勝ちでしょうか。」

「にゃ!にゃ!にゃ!」

ちょ、待って、ひゃん…あ、そこはダメ…。

「いいですね。さすがにこの年になってきますとハリこそあれさすがにもち肌とまではいかないんですよね…それにしても無いですね。ここまでないのは毒人形や閻魔様ぐらいですよ?」

むにむにむに

「あ…ダメ…!うぅ…ぐすっ。」

「ああ…これ可愛いな…何だろこれ、ドッペルゲンガー?でもそれにしてはお粗末な妖力ですし…ほっぺた柔らかい…伸びるなー。」

「ふひはふ、ひひはへふはふひほはひほはひほほっへはふほ?」

「あややや、これはハマりそうですね。むにむにレミちゃんの刑とでも呼びましょうか。」

何故にその名称を知ってる?

「手前ら…調子に乗るなよ…。」

わあ…人間てあんなにわかりやすく青筋が出るものなんだ…。

「四人でのマシンガンだ。死に晒せ!」

「仕方がありませんね…。退治して差し上げましょう。」

そう言って右手に僕を抱きかかえ、左手に扇を持って不敵そうに笑う文…ここまで怒らせたのは戦術的なものではなく性格的なものなんだろうなぁ。

「ふふ…さあ、この偽物のお嬢様にはあとでお話を聞くとして、雑魚の皆様――その雰囲気からして外来人の方でしょうか?さすがに避けるのがウザくなってきたので幻想郷流の歓迎、弾幕ごっこでお相手して差し上げましょう。」

幻想郷最速の翼が大きく羽ばたいた。




幻想郷最速の射命丸ちゃん、すごく…動かしづらいです。
補足:紅魔館のすぐ近くの森=作者のイメージとしは森に囲まれたい丘に建つ一軒の洋館が紅魔館
   デカイ銃=この時構えていたのは紅魔館を狙撃していた狙撃銃、作者は銃は詳しくないので特に銃の型は決めてませんが…
   ちっちゃくないよ!=北海道のファミレスの巨乳店員さんの口癖、同じ漫画なら猫組の方が好きです
   よし!いける=フラグ
   三人組より怖い=団長のアルベルトさんです。どうでもいい
   『憑依』だと思う=違います。
    結界=後で詳しく解説させます
    銃弾を横殴り=マッハの速度で横から殴ればいけるって(夜桜四重奏のネタ)
    カリスマガード=かわいい、気になる人は検索してみよう
    むにむにレミちゃんの刑=元ネタは生徒会の一存からむにむにアカちゃんの刑
    AAぐらいはあったはず=↓原因のやり取り
人形作成中

「おい、パチェ、私の胸はここまでちっちゃくないぞ?」
「こんなもんでしょ、時間がないんだからいちゃもんつけないでよ。」
「だめだ。もう少しでかくしろ。」
(面倒くさいわね。)
「わかったわよ。アリス、お願いできる?」
「え?でも…。」
「やれ。」
「はぁ、仕方がないわね。」

数時間後

「ほら、これでいいでしょ。」
「うむ、これでい――
「どうしたのレミリア?」
「ほっときなさい、今のレミィは人形に負けたことに対してショックを受けただけだから…。」
「――。認めん!」
「あ、動いた。」
「そうだったな、失念していたよパチェ。こいつは自我を持って動くんだったな、だとすれば認められん!この私よりも数ミリとは言えでかいことは!」
((数十センチは違うわよ!!))
「さあ、もっと削れアリス!」
「嫌よ。」
「削って!」
「嫌。」
「うー。」
「アリス、削ってあげてくれる?このままだとすぐにバレそうな上にレミィがうるさいから。」
「もう増やさないからね。」

数時間後

「ほら、これで同じくらいよ。」
「いや、もっと削れ。」
「レミィ、今度は人形に勝ちたいのね…。」
「やっても虚しい勝利しか得られないと思うけど?」
「構わん。人思いにってくれアリス。」
「…増やさないからね。」

数時間後

「…。ぐすっ」
「…アリス、咲夜に頼んでレミィは別室に運ばせるからこのまま無乳で進めちゃっていいわよ。」
「分かったわ。…だから虚しいだけと言ったのに…。」
「うー!」


誤字・感想などございましたらいただけると嬉しいです、ではでは
次回、出来る限り早くはしたいです。
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